人気ブログランキング |

タグ:見所なハナシ ( 114 ) タグの人気記事

レ・カステッラ 青き海に浮かぶ美しき城

f0205783_20335660.jpg




次の町に行く前にちっくら寄り道。サンタ・セヴェリーナから南下した Le Castellaという海岸線の町に、なんとも幻想的なお城〜Castello aragonese le castella があり、ひと目見た瞬間、行く行く行く〜〜!! と、恋に落ちゃったからだ。

前の投稿で、カラブリアの沿岸沿いには数え切れないほど城や要塞があったと書いたが、この城もその名の通り、アラゴン人が防衛のために築いたもの。こんな突端にあったら、さぞかし矢面に立たされだろうと思うが、それは遠い昔の話。

平和な今、その特異なシチュエーションゆえ、オヤジ度MAXなアテクシでさえ身をよじって悶えるほど美しい〜(//∇//) 青い海に浮かぶお姿は、イタリア屈指の“美城”と言っても過言ではあるまい。




f0205783_20543537.jpg




でね、決めてたんデス。ここでカラブリア初泳ぎをしよ〜と。
さらには、iPhoneに高価な防滴カバーをつけたからには海中撮影もしたかったのでアル(^^ゞ

ちゃんと泳げるアテクシですが、ぷぅぷぅ浮き輪を膨らませ、ザブンとプカプカ〜♪
海から見るとまんまインフィニティキャッスル。伊国のいろんな海に入ってきたけど、こんな贅沢な眺め、初めてデス♪

で、iPhoneは…というと、海中ではボタン押されへんや=ん!!と、アホな事に気が付き、プカプカ撮りだけして早々に断念。だって「肉眼」で見るこの景色の方が断然キレイなので、iPhone にうつつを抜かしてるなんて勿体ない!

海もたいへんキレイで、足元にピヨピヨ泳ぐ小魚がハッキリ見えるほど。
それもそのはず。この一帯はイタリア最大級の海洋保護区〜Area Marina Protetta Capo Rizzuto に指定されているからだ。

普通、こ〜ゆ〜場所は立ち入りが厳しく制限されているが、約40kmに渡る海岸線の中でガイドの引率が必要不可欠なエリアはごく限られており、残りは自由に出入りできるという、規制がゆるい希有な?!保護区になっている。だからこ〜して入れるワケで、オンシーズンともなるとパラソルの花が咲き乱れるほど(笑)




f0205783_22400730.jpg




と、お城と共に初泳ぎを楽しんだのだが………
まだ午前中で海が温まってなかったようで、美しい景色ほど水温はやさしくなく、実は唇青いよ?なサブイボ泳ぎであった(ガキんちょか〜いっ!!!)

そ〜ゆ〜時はコレっ!!!!
昨日、タンクからペットボトル(!!)に入れてもらった赤い液体の出番デス。
水温と反対に、毛布みたいにあったかい砂浜に座って飲む。これもまた至福なり。

アントニオもまさかこんな所で飲んでいようとは思わないだろ〜が(笑)
ありがとう〜〜リブランディ〜!!!




f0205783_22074775.jpg

お城とタツノオトシゴのロゴがカワイイ♪♪


海岸線の町はどこも小さく素朴で、キャンピング場や長期滞在用のレジデンスなどが点在。それでも数はそう多くない。例えば外国人も入り乱れて良くも悪くも大賑わいなトロペーアに比べると、ず〜っとのんびりできるだろうと思うと、実はとっても穴場エリアじゃないかと思った。たとえ喰っちゃ寝して海で過ごす、行動範囲500m以内な毎日になったとしても…だ(笑)

だからといってアクティビティがないワケじゃなく、オンシーズンには海底が見えるグラスボートが出たり、ガイドと一緒に潜れば、城の近くに沈んでいるという難破船の残骸やマリア像なども見れるらしい。きゃ〜!それってかな〜りステキ♪♪

…というのは後付けで知った事で、 この時はまだシーズンインしてなかったんだけど、お宿の資料でたまたま知って、それでも来てヨカッタ〜♪♪




f0205783_22392285.jpg



こっから別のオマケ話として……

実は城まで行く時、あんま道がわからんけど、こんな1本道やけど、ホンマにお城に辿りつくんかいな?と、結構アドベンチャーだった。

最近ようやくwifiをレンタルし、Googleマップをカーナビとして使うようになったけど、レンタカーで伊国を回り始めた2002年以来ず〜っと、この時も、地図といえばズバリ紙の地図を意味し、ミシュランのイタリア全土を網羅したロードマップが良き相棒だったからだ。

しかしこの地図、縮尺が小さいので、ローカルな地域のローカルな道を辿るのが難しい。しかもそ〜ゆ〜場所ばっか好んで行くから始末が悪い(笑) それでも道路標識を信じれば(!!)、大抵行きつくのだが、経験上、迷ってエライ事になるのがイヤなので、アタシはいつも自前の紙地図も用意する。

Googleマップ上で調べた小さな町への入り方や駐車できる場所、目当ての店などをメモと共にプリントアウトしていくのだ(意外に用意周到派(笑) これはGoogleマップなカーナビと併用してでも、今でも必ず用意する。特に最近読んだ記事に、うんうんと頷いてしまったので、城までの“これで大丈夫かロード”事件(!!)を思いだしたのだ。その記事はコチラ↓


GOD!!!ってくらい便利なツールだけど、Googleマップに頼りすぎるのも問題ってこと。ルート検索だって結構トンチンカンな時があるし、万が一、wifiやスマホが使えなくなったらど〜すんのさ?そんな時、大いに役に立つ紙の地図。それはまるで、出来は良いけど奔放な息子を見守る母のような存在。だからね、必要なんです。大事なんです。…と、思ってマス。

但し…この時のように突発的に行き先を変えると少々困る上に、エラソに言ってるわりにはだいたいアテクシ、あんまし地図が読めない人間なのだ(爆) だから「母」と共に助手席も大事なんだよなぁ〜(笑)







最後にもぅ1度、お城を思い出してもらうために貼っておこう♪♪





by 21giova | 2019-10-28 23:23 | ├ レ・カステッラ | Comments(0)

サンタ・セヴェリーナ3. 先ずは城に登ってパノラマ大地を感じるべし

f0205783_13133345.jpg




ではでは、サンタ・セヴェリーナを歩いてみよう。

町の起源は古く、2500年前から居住が始まったとされており、ココで毎回登場するお馴染みの I Borghi Più Belli D'Italia にも選ばれている。そんな町の「顔」は、4つの丸い塔を持つCastello di Santa Severina だ。別名カラファ城とも呼ばれるのは、金と軍事力を使って城を手に入れ、専制政治で良くも悪くも町を発展させた Andrea Carafa にちなんでいる。

それはともかく…1994年に大がかりな修復改装工事が入ったとはいえ、南イタリアで最も保存状態のよい城の1つとして知られている。




f0205783_22390602.jpg




もともと軍事的な要塞として作られたので一見無骨な作りだけど、城壁が段々ギザギザになってる所やリンゴ型?!になっているとこなど、密かに造形が凝ってるところがイイ(//∇//)

内部もキレイに整えられており、現在は考古学博物館や武器&衣装博物館などになっている。





f0205783_20374219.jpg




ネジや滑車みたいのもあるしサソリもいるよ〜!と、物珍しくて思わず撮ってしまったのは、スコーピオンならぬスカルコ家(Sculco)の紋章 (さぁ〜どこにサソリがいるか探してみよう!!(笑) カラファ家の後、城を継いだスカルコ家は、ナポリの名家だったが後継者に恵まれず、最後は城を競売にかけて手放した。

18世紀当時、既に要塞としての役目を終えていた城を購入したのがグルッサー(Grutther)公爵家。画家を呼んで天井画を描かせ、エレガントなサロンを作るなど、貴族の邸宅として城内を改装。それが現在、博物館になっているんだが、もしかしてもしかすると、城壁をリンゴ型にしたり、小さくもオサレなイタリア式庭園を作ったのも、洒落者な公爵だったのかもしれない(by 妄想)




f0205783_14073763.jpg




最上部の平面地にいると、さほど広いとは思わない。しかし、斜面に沿うよう幾重もの城壁が連なっており、外から見ると岩でできたビルディングのよう。ほぼ360度見渡せる絶好のロケーションも、なるほど築城にはもってこいだ。そしてカラブリアには、一時このような城や要塞が100以上あったという。

思うにそれは、カラブリアがイタリア本島とつながってる北を除き、全て海に面していたからじゃないだろうか。三方「海=侵入者」に囲まれ、まんま裸ん坊状態。そのため、他民族の侵攻・侵略が日常茶飯事で、アホほど要塞を作る必要があったのだ(と思う)



f0205783_14155488.jpg



城内にあるカアブリア歴史展示ゾーンでこんな地図を発見してビックリしちゃった。ご近所と糸電話で通信できるんじゃね?ってくらい、要塞や城が建ち並んでいる。

ってことは、今も遺っているかは別として、カアブリアには城が多いはず。お城も嫌いじゃないアタシ。イイ具合に朽ちてるのなんて大好物なので、寄り道調べしてたらこんなサイトを発掘!その名もズバリ i Castelli.it (≧▽≦)//

こらぁ〜イイわ。これから大いに参考にしたい(//∇//) でね、イタリア全体で見てみると、小さなTorreも含め圧倒的にシチリアが多い。これも歴史と周辺地理が影響してるんだと思う。そのすぐ対岸に位置するワケだから、カラブリアも大変だったのだ。うむ。




f0205783_19523458.jpg




と、中も外も見応えがあったお城は、昨日、車窓から見た通り、気持イイくらい周囲に何もない。ホントにココだけ「町」なのだ。それがなんかとっても不思議。

サンタ・セヴェリーナのビザンチンの宝石と言われる Chiesa di Santa Filomena o Pozzoleo のかわいらしい鐘楼越しに、遠くイオニア海が見える眺望も眼福に値する。城内見学をパスしてでも、この町に来たら先ずココに立ってみるべきである。





f0205783_21071653.jpg




さて…お城見学の後に市中に降りてみると、何やら人々が動き回っており、70年代の映画に出てきそうなレトロな遊具が設置されていた。聞いてみると、今日6月13日は聖アントニオの祝祭日なんだそうだ。

“パドヴァの聖アントニオ”としても有名なので、かろうじて知っていてヨカッタ〜。ココでヘッ、それ誰?となると冷たい目で見られる…事もあるし、反対に知っていると株が上がる…事もある(笑) 無理して覚える必要は全くないが、主要な聖人や町の守護聖人を知っておくと役立つ時があるかも!…しれません(^^)

でも…聖アントニオって、イタリア人ではなく、ポルトガル人なんだよね。本国では2日に渡りそれはそれは盛大な祭りが開かれる。しかしサンタ・セヴェリーナのそれは、町の規模にあわせてか、のんびり感ハンパない。それがまたイイのである。





f0205783_20590813.jpg




祭り前の間隙を縫って「ペッコリ〜〜ノにプッロシュウゥウ〜〜ト!!」と、大音声なアナウンスを流して商売に励む、その名も“Frigo VAN” こ〜ゆ〜冷蔵販売車は、山頂の町では重宝されるだろう。アタシも覗きたかったのだが、漏れ聞こえる会話に不穏な空気が漂っていたのでコソッと盗撮して(違!!) スルー(笑)

そんな2人の背後に見えるのが町の守護聖人アナスタシアを祀る大聖堂〜Concattedrale di Sant'Anastasiaだ。こちらの洗礼堂( Battistero )も10世紀のビザンチン様式な大変古いもの。2層ドームの中に8本の柱が並ぶ、厳粛な空間になっている。

また大聖堂の前の楕円形の広場〜 Piazza Campo は、コンパスローズウインドローズに基づいて作られており、占星術や錬金術のシンボルも記されているカッコいい広場だ。 これは城壁から見るとイイですよ♪




f0205783_22425945.jpg




後半、ガイド本みたいな説明ばっかになっちゃったけど…(^^ゞ
お城や教会巡りなど歴史に触れるモノも多く、プラプラ町歩きしてもステキな風景に出会える。とても感じのよい町だったサンタ・セヴェリーナ。

祝祭日のミサが終わり、椅子の主人たちが定位置に戻る頃には、町も祭りらしく賑わっていることだろう。




f0205783_20544414.jpg



Bye Bye サンタ・セヴェリーナ。
今度は反対側。違う角度から。

どこから見ても、ステキすぎ(//∇//)
その姿、その名前、忘れないから。




by 21giova | 2019-10-09 23:19 | ├ サンタ・セヴェリーナ | Comments(0)

サンタ・セヴェリーナ1. またもや絶景の町 現る

f0205783_13164621.jpg




チェルキアーラ・ディ・カラブリアからチーロへとずっと海岸線を走ってきたが、途中、イオニア海に流れ込むネート川沿いに内陸に入る。なんなら眠気を誘うほど行き交う車もまばらな快適道を30分ほど走った頃だろうか。うひゃあ〜〜!! あんな所に町があるよ?!と、いっぺんに脳ミソを叩き起こされてしまった。

そう…今回の表紙にも使った風景。
それが、モラーノ・カラブロに続く壮麗なる丘状都市、Santa Severina〜サンタ・セヴェーリナとのファーストコンタクトであった。




f0205783_13272252.jpg




ポッカリ隆起した陸の孤島。
なんなら大ガメの甲羅の上に町がのっかってるみたい。
ようやく傾いてきた西日に照らされ黄金色に輝いている姿は、神々しいほど美しい。

モラーノ・カラブロで十分ビックリさせられたけど、まだまだ絶景Cittàがあったのです。
カラブリア、恐るべしべし〜っ!!!





f0205783_13423613.jpg




前見て運転しなきゃダメですよ〜!それでも、ついつい見惚れてしまうそのお姿。
この角度から見るのはこれが最初で最後だろうから、目に焼き付けておこう。

できれば夕陽に染まる姿も見てみたいが、今宵の宿に急がなければ…。





f0205783_13461969.jpg




孤島のように見えても町への道はちゃんと続いている。

旧市街にあたる甲羅の町(!!)は明日ゆっくり見るとして、一旦町を通り過ぎ…っと、お〜っとココ、ここだ。今回の旅で唯一のアグリトゥーリズモ、Le Puzelle.

確かめないとどうにも落ち着かないので(!!)懲りずにやってもいいでしょうか?

・・・・・・・・

おぉ〜っ!! カストロヴィッラリに続き、ココもまだ存命してた♪♪
これで今のところ3戦3勝!実にイイ勝率や=ん!(大違!!)
って、宿がまだあって当たり前の話なんだが、これで宿潰しの異名が晴れるだろうか?( ̄o ̄)





f0205783_14072138.jpg




さてさて、ここね〜と案内されたのは、2人なのにイイの?という大きな離れ。

車をすぐそばに横付けできるから、荷物の出し入れにとても便利だった。





f0205783_14221046.jpg




石造りの家屋はひんやり気持がよく、裸足でベタベタ歩きたいほど。

天井が高くてイイね〜と部屋を見渡すと、あや〜っ、階段があるよ?なロフト付きであった♪♪





f0205783_14305573.jpg




大きなベットを2つ共散らかす必要はないし、それより何より絶対こっちがイイよね?!と、満場…いや、2人一致でココを寝室とする!

寝っ転がると天井の梁が迫ってきて、ハイジの家みたい。下に向かって、お〜い!と身を乗り出す事も、もちのろんでやってみる(笑) 子どもか〜いっ!! と言われようが、ロフトってテンション上がるから仕方ないのである(^^ゞ





f0205783_14374127.jpg



シャワーを浴びてサッパリしたところで、夕食までお宿内を散策。
母屋や宿泊練から成りたつ広々施設には、小さいながらもキレイなプールがある。アタシにしたらあってもなくてもカンケ〜ね〜!なプールだが(笑)アグリにとっては1つの“売り”になるのか、山中のアグリほどプールの保有率は高いのだ。

赤い果実が生る庭から、立派な城壁を抱くサンタ・セヴェリーナの町が見える。
明日、明日ね、ゆっくり町を見てみよう。
先ずは腹ごしらえだ〜!ということで、食堂に向かうのであった。





by 21giova | 2019-08-22 23:20 | ├ サンタ・セヴェリーナ | Comments(0)

チェルキアーラ・ディ・カラブリア2. なんと温泉がありました!!

f0205783_13140677.jpg



「お目当ての場所」とは……
クックック〜〜なんと温泉があったんデス113.png
ブラバ〜!! チェルキアーラ・ディ・カラブリア!!

その名もニンフの洞窟〜 Grotta delle Ninfe
悪魔の次はニンフって、いろいろ忙しいわ!! ってのはともかく、国内国外問わず、行く先に温泉があるかどうか必ず調べるアテクシ。大発見に大喜び(//∇//)

“Terme”とあっても単なる地名だったりする事も少なくないので、コムーネのHP見て確認してみてよかった♪♪手間でなければ、市や町、州の観光サイトを覗いてみると、思わぬ情報がゲットできるのでオススメです。




f0205783_21120860.jpg



オンシーズンにはちょっと早いこの時期。
重機が入って工事をしてるわ、BARらしき店は閉まってるわ、客は…というと、だぁ〜れもおらず、ホントに入っていいの?な状態だったけど、チケット窓口はちゃっかり開いていた(笑)

このために水着を予め着込んで気合い十分だったので、見るだけ見て入れなかったら大泣きだった。フリーで入れる野渓温泉をヨシ!とする我々ではあるが、とにかく入れてひと安心である。

プールですが、中身は温泉です。
温度はちょっと低め。真夏ならちょうどイイ水温だと思う。

こんなでっかいハコを満たすだけの湯量が本当にあるかどうかはハッキリ言って謎だが(笑) ほのかながら硫黄臭が後々までしっかり身体に残ったので、たとえ薄くても(!!) “温泉”であることは間違いないだろう。なにより、こんな大きなプールを「2人占め」してるなんて、居心地が悪いくらい贅沢(//∇//)





f0205783_21354948.jpg




これは予想外!! なんと“ゾンビ変身ゾーン”もある!!

ご丁寧な事にファンゴが入ったBOXがあって、
いつも手順〜塗って、乾かして、落とすと、ほらほら、お肌ツルッツル〜に♪♪

ファンゴエリアは別に設けられており、泥落としなシャワー通路(↓)を通らないとプールエリアに入れない、伊国にしては(!!) なかなか賢い作りになっている。





f0205783_21403459.jpg




実は密かに温泉がたくさんある伊国。

但し、美容や療養を兼ねたキレイめ施設がほとんどで、そ〜ゆ〜所は敷居が高いし、お呼びじゃない。日本のように、ただシンプルに温泉だけに浸かりたいアタシにとって、気軽に温泉が楽しめたコチラは最適最高条件だった。来れてヨカッタよかった♪♪うん。




f0205783_22512096.jpg


その名の通り、洞窟がある Grotta delle Ninfe.
昔はこのようなステキシチュエーションで入れたのだが、今は、安全面の理由から立ち入り禁止になっている。

その事実が明確に発信されていなかったようで、Tripadvisorでは、洞窟に入れなくてプンプン!! と、見当違いな口コミもある(笑) そら、アタシだって入れるなら入ってみたいが、さっき買ったグリッシーニをプールサイドでかじりながら、マタ〜リ過ごせただけで大満足v そうそう、レストランにBARもあるけど、飲み物や軽食は持参するのが絶対イイと思う。

入場料は€6。オープンは5月から9月末まで。
もしかして現在はあるかもしれないが、当時見た限り、ロッカー・更衣室などなかったのでそのつもりで。混雑時には貴重品に注意。

【オマケ】
カラブリアの温泉を調べた中で、ビーチにも近く、ココなら泊まって温泉入ってもいいな〜と思った所があったので記しておきマスv

Terme Luigiane Acquappesa (CS) 
温泉プールのみなら1回 €15 (8月は €18)
周辺には松竹梅ランクなホテルが揃っており、宿泊者はプール利用が半額。






by 21giova | 2019-07-15 23:10 | ├ チェルキアーラ・ディ・カラブリア | Comments(0)

チヴィタ2. クラクラ目眩な “悪魔の橋” を見逃すな!!

f0205783_15345585.jpg




町の入口にあった胸像にこの壁画。
チヴィタに限らず、アルベレッシュの町に必ずあると言ってもいいだろう。
彼の名はスカンデルベグ
アルバニア人にとって神格化されてると言ってもよい英雄だ。

当時、破竹の勢いでバルカン半島を席巻していた最強軍団オスマン帝国に対し、徹底抗戦。
小国アルバニアを25年もの間、独立国家として守った。

城には副将を置き、自らは遊軍を率いオスマントルコ軍をゲリラ作戦で奇襲するなど、
アレキサンダー大王にちなんだ“スカンデル”という名を持ちながら、
大胆不敵に大国に挑んだスカンデルベグは、幸村のような知将でもあったようだ。

彼の死後、結局オスマン帝国に併合されてしまったけど、
アルバニアの歴史を語る上で、無くてはならないヒーロー、スカンデルベグ。
ちなみにチヴィタには Vico Scanderbeg という路地もあります(๑˃̵ᴗ˂̵)و




f0205783_22271812.jpg




さて…町の様子はというと、
なんとなく身体が広い道の方へ流れてしまい、
町の中央から南側だけの散策になってしまった(^^ゞ

しかしこの選択はある意味正解!
なぜならこの道の先に、ドえりゃ〜モノがあったからだ。





f0205783_20062115.jpg




おや、展望台があるよ?!と、足を進めていくと、
大渓谷がグワ〜ンと広がっていてビックリ!!

まるで地面が真っ二つに割れたかのようで、
高所は全く平気なアタシでも思わず立ちくらみがしたほど。
これが全長13キロ、イタリアで最も長いラガネッロ渓谷〜Gole del Raganelloだったのだ。

でね、下のほ〜〜〜に目を凝らすと、ポッチリ橋が架かっているのが見える。
その名もPonte del Diavolo〜 悪魔の橋!!である。

橋まで行くには600段!もの階段を下っていかねばならず、
それ考えただけで萎えちゃって、1段も下りなかったアタシ……( ̄o ̄)

代わりに、果敢に途中まで(それでも1/4も降りてないはず)
トライした友人を激写するだけに留まちゃったけど、
渓谷を下るキャニオニングが、近年人気のアクティビティになっているそうだ。





f0205783_20112898.jpg




遠くから見ても、えっれえ〜所に架かってるな〜!!という橋は、下から見るとご覧の通り。
1度崩落して再建されているそうだが、最初に手がけたのは古代ローマ人(伝)だ。
彼らの優秀さは周知の事実だけど、よくもまぁ〜作ったものだと、感心を通り越して呆れるほど。

実は伊国には “Ponte del Diavolo〜悪魔の橋” と呼ばれる橋が結構ある
素晴らしく美しかったり、ありえない場所に架かってたり、ありえない構造だったり。
つまりは人智を越えた要素を持つために、まるで悪魔が作ったようだと言うワケだ。
かくいうチヴィタの悪魔橋にも、こんな伝説が残っている。

ある時チヴィタの領主が、最初に渡った人間の命と引換に、橋を架けるよう悪魔に依頼。
喜んで引き受けた悪魔はひと晩で橋を築き、翌朝、手ぐすねひいて渡る者を待っていた。
ところが、キツネに化けた男がまんまと橋を渡りきってしまった。
激怒した悪魔は橋を壊そうとしたが、あまりに上手く作ってしまったためビクともせず、
呪いの言葉を吐きながら川底に消えていったという。

う=ん、このシチュエーションだもの。うんうんと納得してしまうよぅな伝説である。
まさに「悪魔が降り立ち、一夜で架けた橋」
下まで行っても行かなくても(‼︎) 一見の価値、あります。





f0205783_20480334.jpg




そんな橋以外にもココからの眺望は素晴らしく、
キラリと光った方向に目をやると…あれって、そう…海だよね?!
ちょうどイタリア半島の土踏まずの部分〜イオニア海がつくる湾が、かすかながら見えるのだ。

後で調べてみると海岸線まで10キロ足らず。
もしかしてアルバニア人たちもそこから上陸し、
こんな山奥に逃げ込んできたのかもしれないね。




f0205783_20575265.jpg




町の中で1番の賑わいをみせるPiazza Municipioに、仲良く並んだFIATのパンダとチンク。
(*赤いパンダの横に、スカンデルベグの胸像がある)
古いイタ車が大好きなアタシ。盛大にニヤけながらスマホを向けていたら、
小さな町にはそぐわない大型バスが乗り付け、観光客がゾロゾロが降りてきた。
ううむ、チヴィタって、密かに人気なようです。

この規模の町としてはB&Bなどの宿泊施設が結構あるので、
1泊して、アルベレッシュの歴史や料理、大自然に触れるのも悪くないだろう。





f0205783_21194250.jpg




「小さな村の物語」の主題歌 L'appuntamento が聞こえてきそうなチヴィタ。
番組的ナレーションを流すなら、、、、、

四方を山に抱かれた小さなこの町で、
遠く祖先の志を受け継ぐ者たちが、静かに暮らしている。

ってところでしょうか…(^^ゞ













by 21giova | 2019-05-09 23:02 | ├ チヴィタ | Comments(0)

チヴィタ1. アルベレッシュの町は、イタリアの中の小さな別世界

f0205783_20483285.jpg




イタリアにおいて“チヴィタ”というと、
チヴィタ・ディ・バーニョレージョを思い浮かべる人が多いかもしれない。
“死にゆく町”としてすっかりメジャーな存在になってしまったけど、
実際素晴らしい所で、訪れた時は大いに感動したものだ。

そして、カラブリアにも“チヴィタ”という町がある。
シンプルにただチヴィタ。しかし特別なチヴィタが。
お馴染み?! I Borghi più Belli d'ItaliaLe Bandiere arancioniにも選ばれているが、
もっと特異な顔がこの町にはある。

冒頭写真の道路標識を見て欲しい。
イタ語の〈Civita〉の横に、見慣れぬ文字〈Çifti〉とある。
これは〈アルバニア語〉なのだ。





f0205783_21261618.jpg




この町では公的な表記の全てに、イタリア語とアルバニア語が併記されている。
それは15世紀当時、地震で廃村のようになっていたこの地に、
オスマン帝国の支配から逃れたアルバニア人が辿り着き、自分たちの町として再建させたからだ。

アルバニアはアドリア海を挟みちょうどプーリアの対岸、
“欧州の火薬庫”と言われる多難なバルカン半島(西部)に位置する。
ギリシャ正教とイスラム教の宗教対立も激しく、多くの難民がイタリア南部に渡ってきた。

時を経て、今ではイタリア人として生活をしているが、
その祖先はアルバニア人で、アルベレッシュ(arbëreshët )というコミュニティーの中で、
言語も含め、祖国の歴史や伝統を守り続けている人たち(地域)もある。

特にカラブリア北部には、中世からの起源を持つアルバニア集落が数多く存在する。
その1つが、ここ、チヴィタなのだ。





f0205783_22042751.jpg




その姿はもちろんフツ〜にイタリアの町の1つである。
人々も町の様子も何ら変わりはない。

がしかし、中世以来、山奥の小さな町で秘やかに護られてきた祖国の歴史は、
現代の本国アルバニアより、ずっと濃密で重いに違いない。

見慣れぬ文字が並ぶ2つの言語表記や、ひょんな拍子に、こんなモノを見つけると、
伊国ではないどこか遠くの町に来たような心持ちになる。

それが最も如実に表れていたのが教会だ。





f0205783_22105784.jpg




実際はカトリックの教会なんだけど、
元来のアルバニア人の信仰〜ギリシャ・ビザンチン典礼に従い作られたそうで、
磔刑像の代わりにイコンが飾られていて仰天してしまった。
こんな合わせ技ってあり〜?!ってね。…あるんです…(笑)

とにかく、こんなの今まで見た事ありませんっ!!





f0205783_22221356.jpg




だから他のカトリック教会では見られない不思議もいっぱいあって、
細部を観察すると、とても楽しく興味深い。

ギリシャ正十字はわかります。でも……

「米(コメ)」と「※」に見えるこの印は一体何なんでしょう?!

1度そう見えたら最後「米屋の前掛け」にしか見えなくなって、
神聖な空間で笑いを堪えるのに、大いに苦労したのであります(^^ゞ




f0205783_15144792.jpg




豪華な金糸の刺繍で、ビザンチン紋様を華やかに取り入れた伝統衣装や、
町とアルバニアの歴史を紹介するMuseo Etnico Arbëreshもあるので、あわせて是非どうぞ♪




by 21giova | 2019-04-01 23:12 | ├ チヴィタ | Comments(0)

カストロヴィッラリ4. 好き?嫌い?カラブリアの最上級リコリス

f0205783_20520007.jpg





1人食事をしていた常連らしき男性が、
我々が食べ終わるのを待っていたかのように、声をかけてきた。
「君たち、日本から来たの?食事はどうだった?」

辛くて美味しかった!と答えると、
「ハハハ!!! じゃあ、digestivo〜食後酒も試してみるといい。ここのは美味しいんだ」
と、オーダーしてくれた。

テンテンテン…と並べられた全5種類。うわ〜!!! こんなにたくさん?!
これってご馳走?! になってイイのかしら。
うん、いいとしよう。アタシたちいちお“乙女”だから(爆)

紫色のスミレ
漆黒のリクイリッツィア
緑色のベルガモット
黄色のオレンジ
無焙煎のコーヒーは透明に…

グラスを弾けば、ド・レ・ミ〜♪と音を奏でそうなくらいキレイな色は、
見てるだけでウットリしちゃうほど(//∇//)

スミレ以外(すまぬ)どれもとても美味しくて、
ちょこちょこ口にしてるうちにすっかり酔っ払ってしまった。
表向きは消化を助けると言われるdigestivo.
しかしその実態は… “もっとアタシを酔わせて♪”な、キケンな飲み物なのだ。かなり。

さて……この備忘録を書く時に改めて調べ、知る新事実があると、
現地で知っていれば〜〜!!!と、口惜しい思いをすることが(多々)ある( ̄o ̄)
今回いろいろ味見したdigestivo の中で、シマッタ〜!! があったので、
アウトプットとして記しておきたいと思う。

それは…リクイリッツィア。またの名を甘草、リコリスという。



f0205783_22242994.jpg



ここではリコリスと呼ぶことにするとして…
イタリア人…いや、多分、欧州人全般が大好きであろうリコリス。
アタシにとっては、嫌いじゃないが好きでもない…というビミョ〜な立場で、
好んで手を出す…ましてや買ってまで口にすることは……ないっ!!(笑)
*こんな記事見つけたよv → 日本でなぜ受けない?欧米の人気菓子

しかし今回口にしたリコリスの食後酒が、とても美味しかったのと、
カラブリア産のソレは世界最高品質といわれているのを知り、興味が沸いて調べてみたのだ。
ちなみにカラブリア産のベルガモットリクイリッツィアは、共にD.O.P.認定品でもある。

まずビックリしたのが原料。これって、やん!や〜ん!!!(≧▽≦)!!!
じゃなくて…この正体はリコリスの「木の根っこ」で、
こっから抽出したエキスを練り固めた物がリコリスになるんだって!! ヒエエ〜!!!!

“甘草”という名の通り、根っこエキスに含まれる甘味成分はショ糖の50倍もあるといい、
豊かなカラブリアの大地で育ったリコリスは特に甘みが濃く、
現地では“根っこごと”売られて、サトウキビのようにかじったりもするそうだ。

また、抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用などなど、いろんな効能も併せ持ち、
古くは“あの”ツタンカーメン王の副葬品に、大量のリコリスが供えられていたらしい。
リコリスが世界最古の生薬と言われるのも納得である。

でもって話を戻すと…
その自然な甘味ゆえ、ピュアなリコリス(キャンディー)には砂糖が一切入ってないんだが、
そんな“ホンモノ”を作り続けて290余年。
イタリアでその名を知らぬというのが、カラブリア北東部に居を構える Amarelli だ。

2001年には、家業とリコリスの歴史を辿るMuseoも設立。
場所を確認してみると、まさにその前をシレ〜っと走り過ぎていたという、悲しき新事実。

リコリスが特に好きじゃなくても、こ〜ゆ〜食文化の事には大いに興味があるし、
い〜っぱい商品があるから、新たな“出会い”があったかもしれないと思うと、
口惜しく、後悔しきりである。



f0205783_22064487.jpg



今までアウトオブ眼中だったので気がつかなかったけど(笑)
レトロな缶カンパッケージがカワイイじゃあ〜ないですか♪
BARのレジ付近に、チョコバーやガムなどと一緒に置いてありそう。

左上の赤い“Rossano”が、最もポピュラーな商品(プレーン味)で、
コンフェッティ風にコーティングしたもの、ミントやアニスなど、いろんなフレーバーがある。
うぅむ、それなら口にあいそうだし、独特な風味も慣れればきっとクセになるに違いない。

日本でも、何気にKALDI 成城石井が取り扱ってそうなので?!
カラブリアの事を思い出しながら、今度探してみようと思う。






by 21giova | 2019-03-10 23:05 | ├ カストロヴィッラリ | Comments(0)

カストロヴィッラリ3. 辛くて美味い“ンドゥーヤ”の洗礼を受ける

f0205783_14265617.jpg




お待ちかねの夕食はまずワインを選ぼう!!
これはコンマ0.1秒たりとも迷わない。“地の料理には地のワイン” です。もちろん。
カラブリアの土着品種で知られるガリオッポは飲んだ事があるけど、
これは初めて口にするマリメッコ…じゃなく…“マリオッコ”
*カラブリアのブドウ品種TOP5

カストロヴィッラリが位置するカラブリア北部は、東沿岸部と並ぶワインの産地で、
高い山々に囲まれた寒暖差、トスカーナに似た平均気温、
ピエモンテと同じようなミクロクリマ…と、ワイン作りに最適な条件が揃うんだとか。

日本にも入ってる Tenute Ferrocinto は、ココからわずか数キロ先にあるし、
おすすめされたこのワインは、シェフのGaetanoが持つ畑で作った1本でもある。

吞兵衛なだけで詳しいワケじゃないけど…
なるほど。南のワインに多い果実味溢れる豊満ボディと違い、上品でキレイな酸がある。
それでいて、個性の強いカラブリア料理〜唐辛子をまろっと包み込む度量の広さがある。
まるで窓際の読書を好む良家の子女と、ギンギンエレキをかき鳴らすパンク野郎な彼。
美女と野獣のカップルのよう(笑)

同じ土、同じ空気を吸って育ってるからかな。
地の料理には地のワイン。これって鉄板の掟だけど、フシギだよね。




f0205783_14262177.jpg


メイン(Buonricordo)にあわせてカラブリアらしい料理を…とオーダー。
旬だから…とオススメされた何とかというキノコは(笑)、生でべるのも初めてだけど、
針唐辛子が飾りじゃなく、ちゃんと辛いっ!!
そして…カラブリア料理では欠かせない、真っ赤なンドゥーヤ〜'Nduja

“ンドゥーヤ”とは、豚肉に塩と唐辛子を練り込み発酵させたペースト状のサラミで、
パスタソースやパンに塗ったりするカラブリア的万能調味料のようなモノである。

これがね〜辛かった〜〜〜!!!!
唐辛子単体の単純で尖った辛さじゃなく、もっと濃くてうま味がある。
それがジワ〜っと効いてきて、体温が軽く2℃上がる…って感じ。
辛いのは知ってたけど “ンドゥーヤ” 只者ではないとみた(笑)




f0205783_15381638.jpg




時々、えらごっついボリュームの皿が出てきて真っ青になるけど、
これなら(量的に)大丈夫!と胸をなで下ろしたメイン料理。
もちろん、ンドゥーヤ?! 唐辛子が使われており、ヘルシーなヒレ肉は感動的にやわらかい♪♪

食欲をそそる色のソースはハチミツ入りなので、辛味の質がパスタとは全く違い、
パンよりご飯が進みそうなほど甘辛く、そう……まるでコチュジャンみたいだったの!!!
こぅ〜いっちゃあ〜なんだが、知らずに食せば韓国料理と思ってしまうほど(笑)

アタシにとっては馴染みのある味つけで、とっても美味しかったが、
州や南北地域で、レシピがガラッと変わるイタリアとはいえ、
こんな“味”、未だかつて口にしたことがないからビックリしてしまった。





f0205783_15513138.jpg



Carne “ncantarata” in salsa di miele e peperoncino

わ〜い♪♪ お皿、カワイイ〜♪大当たりっ!!
往々にしてある事なので仕方ないが、現在はBuonricordoに加盟していないようで、
でもその分、希少価値もあるというもの(違!!)

“ncantarata”というナゾの呪文は、
ギリシャ語の「kantaros」に由来するテラコッタの容器のことで、
この中で豚肉を塩漬けしたり調理する伝統的な方法らしい。
ヒレ肉があんなに柔らかかったのは、もしかしてコレで蒸したのかもしれない。

そして、恐らくは母親のレシピを受け継いだAlia兄弟が、
オレンジを隠し味にしたソースを用い、洗練された一品に仕上げた。
だからほら、ちゃんとオレンジが添えてある。うん。

一見シンプルに見えるけど、実は密かに手のこんだひと皿だったのだ。
韓国料理みたい…なんて言って、心底ホントにゴメンなさい!!!

そんな料理のレシピはこちら




f0205783_23140994.jpg




翌日の朝食で再びビックリ!
もしかして…と思ったら、やっぱ唐辛子!(笑)
とことんどこまでも、ジャムまでピッカンテ〜♪♪( ✧Д✧)//

ペコリーノと共に食すと、甘いのに……辛い。
味蕾が混乱するが……クセになりそう(//∇//)

日本でもなかなかお目にかからない品なので(と思う)
カラブリアのお土産にはピッタリじゃないだろうか。
もちろん、アテクシも買って帰りました(๑˃̵ᴗ˂̵)و








by 21giova | 2019-02-05 23:38 | ├ カストロヴィッラリ | Comments(0)

カストロヴィッラリ1. エリア超限定な見所デス(^^ゞ

f0205783_22273423.jpg




今宵のお宿はモラーノ・カラブロの隣町、Castrovillari〜カストロヴィッラリ
絵本のようなモラーノ・カラブロとはガラリと代わり、整然としたキレイな町だ。
チェントロには入らず、クルマを停めやすい町外れをサクッと散策してみる。

だるま型(?!)の窓がかわいくて撮ってしまった Chiesa della SS. Trinità には、
軍が教会や修道院から略奪収集した物品の保管場所として使われた事があり、
あるものは返還され、あるものはそのまま残った事から、
木像や十字架、絵画など、宗教的価値の高い作品が多く揃っているという。

この「軍」とは、1806年の征服以後1815年まで。
イタリア南部を支配していたナポレオン帝国下のナポリ王国 を指す。
そっか〜カラブリアも支配下だったのね〜と、ここで発覚する無知の固まり( ̄o ̄)

教科書にはカラブリアの「カ」も出てこないと断言できるが、
ナポレオンのヨーロッパ支配について、世界史でチラッとでも触れたはず。
授業中に大富豪なんかせず(爆)ちゃんと勉強しておけばよかった〜!!って、
こ〜ゆ〜時、つくづく思うわ(笑)






f0205783_22075918.jpg




教会のすぐそばには、四隅に4つの円塔を持つCastello Aragonese〜アラゴン城趾がある。
当初は城塞だったけど、その後、1495年からつい最近、1995年まで。
実に500年もの間、刑務所として利用されていた。

秘密の通路や地下牢など複雑に改築された内部では、
主に中世、夜な夜な響く悲鳴や鎖を打つ音など、かなりヒドイ拷問や刑罰が行われ、
長い間 “Torre dell’Infame〜悪名高き塔”と呼ばれていた。

刑務所閉鎖後、2011年には、キレイに手が入り、
内部見学や、コンサート会場にも使われる場として生まれ変わったが、
それまできっと絶対、彼女連れのヤロ〜共が、肝試ししに来たんじゃないだろ〜か(^^ゞ






f0205783_22083517.jpg




たまたま停まった市の南端。なんかいっぱい見るモノがあるわ。

こちらは Archeological Museum〜考古学博物館。





f0205783_22122783.jpg




既に閉館してたので、回廊だけ回ってみよう。

って、勝手に入っていいのかな?うん、イイみたい。





f0205783_22214920.jpg




たいそう立派で美しいキオストロは、前述の教会と続いてるように思うのだが、
カラブリアで一番最初にできたサン・フランチェスコ会の修道院跡…みたい。

戦時中は兵舎や軍の病院として使用され、
現在は自治体の管轄の元、ギャラリーや劇場として利用されている。

この南端?!エリア、尻尾のようにピョ〜ンと伸びており、
もそっと先っちょまで行くと、高所からの眺望もたいへん美しく、いろいろ見所もある。
城の近くには、同じ名を取った評判のよいオステリアもあるので、
カストロヴィッラリを散策するなら、ランチも含めて目指しても良い所だと思いマスv







f0205783_23071746.jpg





説明ばっかで面白くなかったので最後にこんなショットを。。。。

アテクシが熱心にアングル狙っているのは。。。





f0205783_23190446.jpg




ペッタンコに潰れたピッツァの箱だったりする(笑)

でも…撮らずにはいられないカワイイさ…でしょ?!

こんなモノまで「絵」になるイタリア。やっぱタダ者ではないのであります。









by 21giova | 2018-12-16 23:49 | ├ カストロヴィッラリ | Comments(0)

モラーノ・カラブロ2. 天空の城のてっぺんを取れ!!

f0205783_20455198.jpg




あっこまで行きまっせ〜!!! と息巻いたけど、ヒィこらヒィこら情けなや。
移動はクルマで楽してるから、がんばれアタシ!! (笑)

頂上には、ローマ時代の要塞にはじまり、
その後、城となった Il Castello Normanno-Svevo が遺っている。

歩いてる途中、全く人気がなくて淋しかったけど、
あんな所で写真撮ってる人いるね♪♪
意味もなく、よかったヨカッタ〜(//∇//)




f0205783_21183132.jpg




城壁のすき間から見えるのは、外から眺めた時、城跡の隣にあるように見えた教会。
思ったよりずっと高低差があったことに驚く。
言うまでもなく町の中で1番高い所にある教会でもある。

既に海抜約700mに位置するモラーノ・カラブロ。
そのまた上だから、風がビュンビュン、帽子が飛ぶほど強い。






f0205783_12571852.jpg




オマケにバジリカータとカラブリアの2州をまたぐ広大な国立公園、
Parco nazionale del Pollinoで、ベスト3の高さを誇る2000m超の山(↓)に囲まれている。

山間部で風も巻くだろうし、南なカラブリアといえど雪景色な町の写真があったのも納得だ。
まさに天空の城!だったんだね〜。

とはいえ、今の季節、頂上からの眺めは素晴らしい!
ほらほら、風に吹かれた雲が、気まぐれな影をあっちにこっちにと映しだしている。

そして…要の東西問わぬ“瓦フェチ”な身としては、
年期の入った屋根瓦にも密かに萌えるのであった(笑)





f0205783_21344124.jpg





現実に目を向けると……
人々の暮らしは快適さと便利さを求めて、下へ下へと移っていく。

廃墟とまでは言わないが、この旧市街、明らかに人気のない家が多い。





f0205783_12291737.jpg




そんな中、ココにいるよ!!とばかりに声を上げる家が。

モノクロームの景色の中でこの家を見つけると、きっと誰もがホッとするに違いない。
そう…アタシがそうだったように。
まるで Casa gialla di felicità〜幸せの黄色い家。

不便も多いだろうが、こぅやって町の灯を護り続ける人たちがいる。
血肉が通わない美しさは虚しいだけ。
人が住むということは、町が生きるということなのだ。




f0205783_22261451.jpg




そうそう、フト思いついて、Googleマップで町を360度見てみたら…
(当時のMAPはこんな機能がなかったのだ)
OMG〜〜!!!!! 北側は見事なまでに家がないではないかっ!!

日当たり悪そうだし、わかる…っちゃあ〜わかるが、
あの素晴らしい遠景のウラ側がこんなだったとは!…ね。

だからといって、この町の素晴らしさが損なわれるワケじゃないけど、
手品の種あかしされたみたいにビックリした(^^ゞ





f0205783_21424785.jpg



散策中、唯一出会ったジモティは、
珍しくチネーゼではなく、お前はジャッポネーゼか?!と、一発大正解を出したオヤヂ。
じゃあ〜写真を撮ってくれよ、と、そそくさ座ってポーズを決める。

昨今、言われる事が少なくなったお約束フレーズに、喜んで!! とカメラを向けると、
う〜ぬ。前歯が抜けてまんがな!!!
でもでも、これも鉄板な“お約束”の1つなんだよね〜〜(笑)

(心の中で) そうそう、口は閉じて…カシャッ!!
一見強面オヤヂもイイ笑顔。
アタシもイイ写真撮れて嬉しいよ。チャオチャオ、バイバイ♪♪





f0205783_21352421.jpg





斜面に沿って渦巻き状に続く道は、決して楽な道のりではないけれど、
ショートカットな秘密の階段もあるので、
迷路な探検気分と少しの(?!) 体力気力で、是非てっぺん、とってみてください。

途中、眼下に広がるパノラマや、周囲に広がる雄大な山々の尾根が、
ひと時の清涼感とご褒美を与えてくれるはず。





f0205783_20025877.jpg




同じ“最も美しい村”でも、アルトモンテとは全く趣が違ったモラーノ・カラブロ。
去り際、いつまでもバックミラーで姿を追ってしまう、記憶と印象に残る町であった。

さあさ、前を向いて。アクセル踏んで。
次の街が待ってるよ。







by 21giova | 2018-11-26 23:40 | ├ モラーノ・カラブロ | Comments(0)

il-vento 2つめの別館デス♪本館に代わり、旅の記憶を辿ります。Copyright(C) Giova21. All Rights Reserved.


by 21giova
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る