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マルティーナ・フランカ 1. カタチもさまざま。いろんな三角帽たち

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カラッとよく晴れたプーリア日和 (?!)
今日は目まぐるしく走って回る怒濤の観光日デス。

詰め込みなんとかツアー状態だが、どこまで知力体力が持つだろうか…と
まずはマルティーナ・フランカへと向かう。
今朝の運転&ナビ担当はY夫婦なので、車窓から写真を撮りまくる。

ぐわんぐわん!と広がる広大な土地は、
それでも、こっからあっこまではジャンニの土地…と、ちゃんと区分があるのだろう。
子供が遊んで作りました…というような、無造作に石を積みあげただけのかわいらしい石塀が、
緑の平野の中を、白い境界線となり突っ切っている。

オリーブ畑は数え切れないほどあるが、思えば「山」がない土地だ。
土地も肥沃なワケでは決してなく、地面を掘ればすぐ岩盤に突き当たるそうな。

だから昔から人々は、石や岩と戦いながら土地を耕してきた。
その掘り起こした石や岩がこの塀となり、トゥルッリの材料になってるんですね。




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カワイク白い三角帽なトゥルッリばっかじゃなく、
いろ〜んなトゥルッリを見ることができるのも興味深い。

間違えて乱入したお隣さんは、馴染み深い石積みトゥルッリだったが、
こちらのトゥルッリは、屋根がなぜか塗りつぶされている。

まぁ言ったらそれだけの違い?…なんだけど、
お隣さんがムーミンの家なら、こっちはマスターヨーダが住んでそう(笑)

で、隣にあるその古墳みたいな蔵?みたいのは一体なんなのよ?!
と、こっちも「朝食まだですか〜」って、間違って訪問してみればよかった(違)
by 21giova | 2010-05-25 23:54 | ├ マルティーナ・フランカ | Comments(0)

チステルニーノ 3. アナタは誰?

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必ずしも屋根の数だけ部屋があるワケじゃなく、
下でアメーバーのように部屋がくっついてるトゥルッリ。

屋根の上だって、ご覧のとおりの合体マシーン。
ご丁寧に「階段」まであって、
怪盗ルパンには大助かりな?作りになっている(笑)

さてこのお宿。まったくの放任主義で、
到着時も、オーナーというより庭師のような人から鍵をもらってハイ、終わり。
車はあるが、他の宿泊客もお宿の人も全く姿が見えない。

翌日、朝食はどこで取るんじゃ?とウロウロしてたら裏に母屋風の家があった。
きっと管理人が住んでるんだ〜とのぞきにいくと、運良くおばさんに出会ったので聞いてみる。

「おはよ〜ございマス♪ 朝食はどこでとるんですか?」
「ええ?ああ、ココで飲めるわよ」

飲める…って言うのが「?」だったが、やれやれよかった♪と思うも、
「カッフェでも飲む?」なんて聞いてくる。
じゃなくて、そのカッフェを飲みに来たんですけど? 

ますます疑惑が広がるが、
「ええ、ミルクもお願いします」って答えても、
彼女はニコニコ我々を見てるだけで一向に用意する気配がない。

「で、カッフェはアナタが煎れるの?私が煎れるの?」と彼女。

ますます?で会話が噛み合わないけど、
あぁ〜あ、セルフなんですね。自分たちでしますよ…と思ってたら
「ま、いいから入ンなさい」と“母屋”に我々を迎え入れる。

なんかなんか……やっぱなんかオカシイ〜〜!!!???


とことん低レベルなイタ語を総動員して聞き出すと、、、、

アハハ!!!彼女は管理人でも何でもなく、ホテルとは全く関係ない
タダの隣人 だったのでアル (≧▽≦)///




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だってさぁ〜ほんとに同じ敷地なお隣だったんだもん!
いやいやスイマセン!!!

それでも気にせず、息子の部屋や自分たちの寝室まで
丁寧に見せて回ってくれたおばさん、ありがとうございマス!

宿とは違う、生活してるトゥルッリの様子を見るのは大変興味深かったし、
ご夫婦の寝室なんて、ちょっとしたホールくらい広くて天井が高かったよvv

しかも、そこら中、ピッカピカ!とてもキレイにしてある。
彼女に限らず、伊国のマンマは掃除好きでキレイ好きだが、
見も知らずの挙動不審な異国の人間を通せる度量に拍手!!でアル (TOT)//

アホな日本人が突然押しかけて…ホント、ゴメンなさい…と
ダイソーで買った浮世絵柄の扇子を渡してきました。

エラソに「ラッテもお願い♪」なんて言ってたんですからね〜なんやねんソレ!です(笑)

*和柄の手拭いとか、子どもにはお菓子とか、喜んでもらえるかはおいといて
ダイソー品は、なかなか役に立つんです(^^ゞ

   


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こちらが朝食用のトゥルッリ練。
なんでぃ!アタシらの部屋の向かいやん!!(笑)
つぅか、昨晩ちゃんと聞いておけよ!って話ですね(^^ゞ

このころ「やぁやぁ、昨夜はよく眠れたかい?」とオーナーが登場。

眉毛が一直線につながってて、濃度200%!な強面だが、
メールの対応もこまめにしてくれた親切な御仁でアル。

「日本から取材の申し込みもあったんだよ」って言ってたから、
帰ってからプーリア関係の雑誌をチェックしまくったけど、記事は見つからなかった・・・(笑)
見落としたかボツったかわかンないけど、ココで宣伝してるから大丈夫?!
チステルニーノから近いし、イイ所だったよ〜♪

↓↓↓朝食に出で、チョ〜美味だった「皮が青い」イチジク



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by 21giova | 2010-05-15 23:03 | ├ チステルニーノ | Comments(0)

チステルニーノ 2. 憧れのトゥルッリに泊まる

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一度は泊まってみたかった trulli 〜トゥルッリが今宵のお宿vv

アルベロベッロでなくても、宿泊できるとこがたくさんありました。
なンだけど、、、またわかりにくい場所ンとこをチョイスしてるのよね〜(TOT)/

それでも、宿泊客も少なく静かなのはベリベリグ〜♪
夜の雰囲気もベリベリナイス♪
ポチンとある宿なので、朝晩ほんとに静かだった。



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アハハ!ドア開けたらすぐベット!!
広くないけど、必要なモノがコンパクトにきっちり収まってて
目に届く安心感というんでしょうか。
広い部屋だとかえってお尻がモゾモゾしてしまうアタシにはちょうどイイ感じ ←貧乏性(笑)

そしてっ!!!
コロンとベットに寝っ転がって見えるのは、まぁるく高い白天井。
ああ、トゥルッリだトゥルッリだ!って実感できマス♪

屋根と同じカーブを描くソレは、灯りをやわらかく反射させ、
室内をとても明るく広く見せている。
それがとってもイイ雰囲気♪

また、曲線な形状と空間があいまって、
母親の胎内にいるかのような安心感がある。
う〜ん、妙に落ち着くなぁ〜♪

清潔なタオルがたっぷり置いてあって、
お湯もふんだんに出たバスルームもキレイだったし、とても快適な部屋でしたvv

せっかくのトッルッリ、もっと室内の写真撮っておけばよかった〜(TOT)/
朝になるともぅ部屋ン中がグタグタになってるし → 散らかし性対決「アテクシ < K嬢」
■だの▲だの飛び散った部屋なんて、アタシも見たくないし撮りたくないし…な (笑)

でも_写真撮るために旅してるワケじゃないから、
ちょっと曖昧な、頼りない思い出でもイイんです。


*Masseria Cappuccini (住所 OSTUNI ですけど…)
by 21giova | 2010-05-12 23:01 | ├ チステルニーノ | Comments(0)

チステルニーノ 1. アッチまで行かなくても…ウマイもんあり!

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アタシに負けず劣らず食いしん坊なダンナT
彼が行きたい行きたい!と身をよじらせ連呼していたのは
プーリアの隠れた美食の街、Ceglie Messapica 〜チェーリエ・メッサーピカ

アタシも行きたかったんだけど、
今日はヴィエステからの大移動に加え、マテーラでゆっくりしすぎて
ありゃりゃ、もぅこんな時間やん?

しかも宿が、夜中に走って帰ったら確実に〈黄泉の国〉にいってまう!
ちゅう〜わかりにくい場所で、泣く泣く諦めてもらいました…スマン!

代わりにお宿で教えてもらったのが、
車で10分(近いってステキ!) チステルニーノの町中にあるリストランテ  Taverna della Torre
見てくれも感じイイ店で、ココでええやん、ええやん♪と、Tをなだめる(笑)

 


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実際、店内の雰囲気も良く、
アペリティーヴォにロゼのプロセッコでノドを潤しながら
一皿づつドンドコ!出てくるアンティパストに舌鼓♪♪

関西人大喜び!のタコ焼きボール?! に、フワフワのリコッタ。
甘い玉ネギのオープン焼き…などなど…
素朴な味ながらも手がこんだ料理に、話もワインもすすみマス♪

おすすめの羊もうめかったし大満足!!
と、閉店までグタグタ飲み喰いしてしまいました(^^ゞ
いやいや美味しい店でした♪
   

店を出る頃は12時も回って、すっかり「夜中」のはず…なんだが、
人は結構歩いてるし、フツ〜に肉屋がまだ開いてて仰天!
みんな宵っ張りやなぁ〜〜(笑)

って、コレが南イタリア人の〈当たり前〉なんだろうが、
明日仕事ないん?…と心配…いや…うらやましく思う「日本人」デス(^^ゞ




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*写真は2001年の旅より




チステルニーノは1時間もあればクルリと一周できるほど小さな町である。
向こうに広がる漆黒の闇は、一面オリーブの木の海だ。

頭をぶつけそうなほど低く狭い路地をたどり、探検するのが楽しいのだが、
そんな白い迷路の町も、夜はオレンジ色の街灯の下で、昼とは一味違う町の顔を見せている。

今回は結局、太陽の下で町を見ることなく、
この夕食とその後の散歩だけになってしまったのは残念だったが、
ま、旅程が厳しいから仕方ないですかね…(TOT)/
by 21giova | 2010-05-09 23:39 | ├ チステルニーノ | Comments(0)

アルタムーラ 4. フェデリーコ2世が建てた唯一の大聖堂は、細部を凝視して微笑むべし♪

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偉大な王だった以外にも、プーリアに残した数々の足跡により
この地においてその名を抜きには語れないフェデリーコ2世

カステル・デル・モンテを筆頭に、プーリア中に城を建てまくった彼が、
唯一、建立した大聖堂が、旧市街の中心にぬっくと建っている。

トラーニの大聖堂 もそうだったが、外見はとってもシンプル。

でもでもよぉおぅうく見ると__

ここぞ!という所には、ほれみんしゃい!とばかりに手がかかってる(笑)

その表情がなんともいえずエエ味出してて、
ホラホラ〜と見つけては、眺めるのが楽しいンですな〜




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正面扉の上部を飾る細やかなレリーフ。
左端でユダがキリストに接吻してる_そう、最後の晩餐のシーン。
ひぃふぅみぃ〜と思わず数えてしまいまったわい(^^ゞ

ここで注目すべきは…

最後の晩餐〜食卓に並ぶ魚や杯を、立体構造を無視して手前に見せる…という
すばらしいアイデアである(笑)

なんかスゲ〜!!と感嘆してしまった恐るべき職人魂!
まさに感動の食卓でアル。




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いやん、見ないで♪ ってか撮らないで!(怒 by Eve)
コレはアダムとイヴの楽園追放ですね。

なんでアンタ (Adam) が胸隠してるのさ!って
ツッコミたくなるのが関西人の悲しいところ(笑)

じゃなく_

扉回りには、聖書のワンシーンがいろいろ掘られており、
そのどれもが、素朴でユーモラス。
思わず頬が緩んでしまう。

こんな「見方」してたら信者に怒られそうだが(笑)、
こんなトコ見つけてはニヤケられるのも、街が持つのんびりとした空気のせい。

ほんじゃま、そこのBARで
冷たいグラニタでも飲んで一休みしましょうか♪



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Città di Altamura
by 21giova | 2010-04-01 23:29 | ├ アルタムーラ | Comments(0)

アルタムーラ 3. そっちは行き止まり!がいっぱい!な旧市街

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alta (高い) mura (城壁) の名の通り、
最高、高さ6mほどに及ぶ城壁に囲まれた中に、趣ある旧市街が広がっている。

狭い道が迷路のように入り組み延びているのは、イタリア各地の旧市街の風景と似ているが、
アルタムーラのソレには、他にはない特徴がある。
それが建物と建物の間にある凹んだ空間、小さな広場とも言うべき Claustro〜クラウストロだ。

謎の八角形〜カステル・デル・モンテ を造った勉強熱心なフェデリーコ2世が、
諸国の最新技術を取り入れよう!と、ギリシャやイスラム、アラブ諸国から技術者を呼び寄せ
ここアルタムーラに住まわせた。

彼らは同じ民族、家族同士で集まり、住居を作ったのだが、
ソレが独特の「コの字」型になったのが始まりらしい。

違う文化や習慣を持ったいろんな人間が集まるワケで、
もしかしたら、ちょいとしたいさかいも起こるかもしれないし、
町自体が襲撃されることもあるかもしれない。
そんな時の防御のための「袋小路」でもあったそうだ。

そして_

洗濯物を干したり、井戸端会議したり、子供が遊んだり…と、
みんなで使う共有スペースでもあった。

ちなみに写真(↑)のココは……
サルヴァトーレ兄弟のクラウストロ(↓)



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なんでそれぞれに名前がついてるのか?だが、
中には「裏切りのクラウストロ」なんて物騒な名前の所もあるんだと。

きっとソコで、アイツは親方から余分に材料をもらってるんだ…とチクられ、
恨みを買った石膏職人が、グサリ!と刺されておっ死んでしまったに違いない。。。

ってのはアタシの勝手な妄想だが(笑)
そんな大小さまざま、ネーミングも多岐に渡るクラウストロが、なんと80以上もあるそぅだ。
スゲ〜!!デス!!


同じように「クラウストロ」と呼ぶのかわからないが、
レッチェでも、凹んだスペースがある住居群を見たことがある。

双方に言えるのは、まんまみんなで使う広場、居間みたい…ってこと。
スペースが潤沢にあるワケじゃないから、
限られた空間を仲良く使おうじゃないの、という和やかさがある。
きっとそこには、長屋的な親密な人間関係が成り立っているんだろう。




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カンケ〜ないけど、大好きなチンクを発見したので激写!(笑)
年期が入ってボロいのが多いけど、コレはとってもキレイに乗ってるねvv

昔はそこら中をプルプル♪おもちゃみたく走ってたのに、
今じゃホント見かけなくなった…(TOT)/
こんな狭い通りの中じゃあ〜
ちびっこチンクは、王様みたいにズイズイ走れるだろうvv

と思うとなんかホラ、次元とルパンの乗ったチンクが
目に浮かぶようじゃあ〜ありませんか。

こちらはすっかり「変身」 してしまった今のチンク(>_<)//
by 21giova | 2010-03-27 23:18 | ├ アルタムーラ | Comments(0)

アルタムーラ 2. パンの聖地での一騎打ち その結果や如何に?

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ぽっくり割ると、中が黄色っぽいのが特徴デス。

それはパスタの原料と同じ、硬質小麦〜セモリナ粉を使ってるから。
キイロというより、、、
こんなに陽の光が輝かしいプーリアだから_ゴールド、黄金色に見える。

皮はパリッととても香ばしく、薪で焼かれた小麦の香りがたまらない。
噛めば噛むほど、ジュッジュッとウマミが広がる_そんなパンである。



そんなアルタムーラでこんなオモロイ事件があったそうな。

プーリアの玄関口、バーリの空港から市内に行く道すがら、
IKEAやカルフールといった、
およそイタリアらしからぬ外資系の建物が並んでいてギョッとしたことがある。
市内に入れば、バーガーキングやマクドナルドがあるのは当たり前。
ま、ソレはそれでいいだろう。バーリは大きな街だし。

ところが、決して大きくないアルタムーラの町に
ある時 (2001年) マクドナルド (以下略マック) ができたんだそうだ。

当初はとっても繁盛してたが、近所に老舗のパン屋が2号店を出してから状況が一変。
老いも若きも、どんどんそっち_パン屋に流れてったらしい。

パン屋にしたら、別にマックに対抗したワケじゃなく、
ホントにたまたま、店を構えた場所が近所だっただけ。

それでもマックの客足は遠のく一方で、結局アルタムーラから撤退したんだと。



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アハハ!!!スゴイ話やなぁ〜〜〜!!(≧▽≦)!!
例えばこの反対_マックができたから店が傾いた…なんてのはありそうだけど。

いったら、イタリア南部の小さな町の小さなパン屋に
大企業が負けてスゴスゴ撤退した…ってことだわな。

マックの出店にあたり、スローフード協会 が反対キャンペーンするほどだから
ほら見てみぃ〜!な痛快事件として当時はずいぶんと話題になり、
「パンの聖地アルタムーラの戦い マック撃沈!」
なんていぅニュースが、本国イタリアはもちろん、世界中に発信されたそうだ。

さすが500年以上食べ続けられてきた Pane di Altamura
たかがファストフードでは、その歴史ある牙城を突き崩す事はできなかったのである。
   
マックに勝ったパン屋〜 Antica Casa di Gesù

マックも出店する場所、選ぼうね (^^ゞ



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残念ながら帰ってきてからこの話を知ったんだけど、
知ってたら「バンザイ!アルタムーラ!」って食べてたかもしれないフォカッチャ。

空腹だったことを−1万ポイント差し引いても、
ソレはソレはホントにホントに美味しかったのでありましたvv




f0205783_17521845.jpg現地で味わうのが一番だと思うが、
イタリア各地に運ばれ売られているそうなので
この D.O.P. マークを確認して (類似品が多いらしい)
見つけたら「マックに勝ったパン」として、
ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

Consorzio per la tutela del Pane di Altamura

イタリアの D.O.P. ほか お役立ちサイト
by 21giova | 2010-03-24 23:02 | ├ アルタムーラ | Comments(2)

アルタムーラ 1. 唯一無二のパンの町

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道中の標識に「Città del Pane 」と書いてあるように
Altamura〜アルタムーラは、知る人ぞ知るパンの町である。

名前は聞いたことあったけど、
あたし以上に食い道楽なY夫婦が是非とも行きたい…ということで寄ってみました♪

古代ローマより、食いしん坊のDNAをしっかり受け継いできているイタリア人。
ワインやチーズ、ハムにオリーブオイルなど、さまざまな食分野で
産地の認証を厳しく定めた D.O.P.(原産地保護名称)を設けている。

パンにもちゃあんとソレがあって (パンに!ですよ?)
アルタムーラで作られるパン〜Pane di Altamura はその指定を受けている「唯一のパン」なんだそうだ。

街でいちばん歴史が古い店〜 Forno Antico S.Chiara
恐ろしいことに創業1423年!!
室町時代から変わらぬレシピと方法で、延々とパンを焼いてマス!マンマミア〜vv

*ちなみに世界史で見ると_ジャンヌ・ダルク、オルレアン包囲破る!な頃デス(^^ゞ




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店を閉めるその寸前に入ったからか店のお姉さん、ちょっと機嫌が悪い。
(もぉ〜早く帰りたいのにぃ〜)なぁんて心の声が顔に出てマス(^^ゞ

でもって、老舗の店らしからぬパンクな風貌に恐れをなして
この背後にあった、たいへん年代モノの釜を撮るのを忘れてしまいました(^^ゞ

全ての情熱は「パンを焼くため」だけに注がれているような店内は飾り気がなく、
焼いたパンも、無造作に「積んで」ある。

そう〜!!一見してビックリしたのはデカイの!!!パンが!!

写真にあるピッツアはともかく、伝統的な Pane di Altamura は
ハート型の Classico と、円形型の Capello di prete の2種類のみ。

[Capello di prete 〜牧師の帽子]とはよくいったもので
(牛肉にも同じ名前の部位があるらしい)
一抱えもあるような巨大なソレは、こんがり焼けた皮とあいまって、まるで岩のよう。
それがガンゴンと積んである(笑)

なんでも運搬に便利なカタチにしたらこぅなったそうで、重さも1キロ以上ある。
日持ちも良いので、アルタムーラで焼かれたパンの多くが、
イタリア各地に運ばれ店頭に並ぶそうだ。




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思わずこの画を思い浮かべました。

ル・ナン兄弟の「農民の家族」 (部分)

この絵はフランスだけどイタリアも同じだろう。
デッカイこのパンを、そのつどナイフで切って食べるんですね。今も昔も…

鼻息荒く[牧師の帽子]を買ったY夫婦。
道中、後生大事にパン…というか「岩」を抱え、帰国後、何日もかけて味わったそぅだ(笑) 
いやあ〜、よかったね〜♪♪♪
by 21giova | 2010-03-20 23:34 | ├ アルタムーラ | Comments(0)

ヴェイステ 5. 伝説の岩は想像とは違ったけれど……

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ビーチにぬっくとそびえたつ石灰岩〜Il Pizzomunno

ヴィエステやガルガーノ半島を紹介するにあたりよく使われてる写真で、
ヴィエステのシンボル…ともいえる…かもしれない。
さぞかし巨大で立派なんだろうなと、ワクワクしながら行ってみると。。。。。

がぁ〜〜ん!!

なんかスゲ〜小ちゃいんですけどぉおおお〜〜〜〜(TOT)/

↓ ビーチとの対比(笑)




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これでも充分大きい…とは思うが、
もっともっとデカイと思ってたんで、ちょっと拍子抜け(^^ゞ

この岩には_

愛した漁師の若者が帰ってこず、
嘆き悲しんだ恋人の声が、岩となり海から突き出た…
という、悲しくもロマンティックな伝説が語り継がれているのだという。

きっと昔はもっと大きかったのに、
長年、海風にさらされ、削られ小さくなってしまったのだろう。

恋人を呼ぶ声がだんだん小さくなるなるように
この岩もいつか手のひらサイズになってしまうのか…と思うと切ないな。




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ここから先はずぅ〜っと一直線な白浜ビーチが続いている。
(白浜というにはタダ黒いが(笑)

背後には、悪く言えば俗っぽいホテルがニョコニョコと建ち並んでおり、
まさに大衆的なビーチリゾートになっている。

それはそれでイイのだが、やはり旧市街の方がグンと風情があってよろし。




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ちょうど部屋の真下に止まるので、のぞきにいった青果トラック。

今が旬でウマいんだぞ〜と言われ買ったチェリーは
てんこ盛りの大袋で、たったの1ユーロ。さすが“旬”ものデス (笑)
皮も薄く、甘くてホントに美味しい♪

日本人って「果物=甘い」って絶対的に信じてるが、この国じゃあ〜そうはいかない。
その中でこのチェリーは、比較的甘い確率が高く、安心して食べれる(笑)

車からプップッとタネをまき散らせながら (スイマセン)
名残惜しいけどガルガーノ半島を離れ、Uターン。
プーリア中部へ車を走らせます。




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Città di Vieste


Parco nazionale del Gargano
by 21giova | 2010-03-16 23:37 | ├ ヴェイステ | Comments(0)

ヴェイステ 4. 豪華な朝食にノックアウトされるの巻

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友人にプライヴェートビーチ付きのおすすめホテルを教えてもらったのだが、満室で断念。
せっかくだから海沿いで…と探した今回のB&B。

施設はちょっとくたびれてるけど、水着を乾かすのに最適なベランダに出れば
朝に夕と、色とりどりの青果を積んだトラックがポレポレ走り、旧市街へもすぐ。
夫婦の部屋なんてかくれんぼできるくらい広かったし!と、とても居心地のよい宿であった。

そして_小さな階段を登れば、こんなステキな屋上があってグ〜グ〜グ〜!!!

泳いでた時、あっこまで泳いで行ってみよか〜なんていってた灯台島が
アララ、はるか遠くに見える。
行かんでよかったね〜絶対ムリやで〜あっこまでは!!




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増築繁殖したように入り組んでる内部や
狭い道に車で入るのに一苦労したり、入口まで急な階段登らなくちゃダメだったり、
まぁ〜多少の不便はあったけど、そんなのどこでもあるハナシ。

何より最高のもてなしだったのは、フレンドリーな若いスタッフたちの笑顔である。
帰りに素焼きの水差しをプレゼントしてくれたんだけど
コレ、誰が持ってるの???(笑)

そして_それ以上に声を大にして言いたいのは、ココの朝食がスゴかったこと!!  




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普通は、パンに (バター・ハチミツ・ジャム) カッフェ。あれば果物。
運が良ければヨーグルトがついてるかも…てぇ〜のがポピュラーだけど、
このお約束セットの他に ブルスケッタ が出てきたのにはブルった!!
何かの間違いかとおもた(笑)

きゃ〜きゃ〜!朝からこんなん食べてイイんですか? → イイんです♪
パンも焼きたて〜カリカリ〜ウマ〜ウマ〜♪♪(幸)
てか、コレはチョ〜反則!イイ意味で。

さらにマチェドニアが出てくる…という強烈な反則技が繰り出されたとき、
アタクシ、完全にノックアウトされてしまいました(@^@)~

四つ星ホテル、いや…他でも、こんなメニューがあるのかもしれないけど、
少なくともアタシが泊まり歩いた数あるホテルの中で、
ブルスケッタが出てきた記憶はないっ!たらないっ!!

もしかして、、、
昨日のアタシたちの貧しい朝食を知ってたのか?(笑)
(貧しい…って、アレが普通ですから…)



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天然岩場のプライヴェートビーチまで徒歩約3分。
お散歩に便利、快適なお部屋に、気さくなスタッフたち。そしてこの朝食♪(笑)
お1人、たった35ユーロ (!) 也

値段だけじゃなく、とっても掘り出しモノのB&Bだった。
ガゥディな塔も見れるしね (笑)


*B&B ROCCA SUL MARE
by 21giova | 2010-03-11 23:19 | ├ ヴェイステ | Comments(0)

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