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アマルフィ この町の誇りは、レモンと紙と陣内センセである

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Amalfi〜アマルフィに初めて来たのは、世界遺産になる少し前のこと。
今の賑わいぶりが信じられないほど閑散としていた冬のある日であった。

それでもプルマンを降り、ひと筋抜けて、目前にDuomo di Amalfi〜ドゥオーモが現れた時、
たまらず唸ったことを、今再びその姿を見て思い出した。

王冠のように輝く黄金のモザイクに、シマシマのポルティコ。
タカラヅカ顔負けの大階段なアプローチ。
そんな素晴らしくダイナミックで美しいドゥオーモが、なんて窮屈そうに鎮座してるんだろう…と(笑)

まるで、岩陰にひっそり隠された宝石箱みたい。
お陰で、数ある伊国のドゥオーモの中でも、特に印象に残るソレとなった。




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独特な様式美は、ロマネスクをはじめ、バロック、イスラム、ロココ、ゴシック、ビザンチンなど、
まぁ〜よくこんだけ「合体」させましわね!な、チャンコ鍋状態!(笑)

中世イタリアにおいて、ヴェネツィアより、ジェノバより、ピサより、
海洋貿易都市として栄華を極めたアマルフィ。
異国の文化や芸術、技術がとめどなく流れ込んでは熟成されていったのだろう。

何ひとつケンカすることなく融合してるのは見事!というしかなく、
どこ見ても、いつまで見てても飽きない。
ディテール好きにはホントたまらない建物だと思う♪♪




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夜からイベントがあるらしく、ドゥオーモ前に大がかりなステージがセッティングされ、出入りが制限。
大階段に立つ事も、天国の回廊にも入れなかったのは至極残念だったけど、
その分(?!) ショッピングでウサを晴らしましょう♪♪

よって、ドゥオーモな写真ばっかになってマス (^^ゞ




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アマルフィコーストの中で一番大きく、人が集まる街だからお店も充実♪
ピンキリまんべんなく物色するにはピッタリなんですvv

手描きの絵皿や名産のリモンチェロといった鉄板土産の他に、実は手漉きな紙も有名。
それは、イタリアに初めて手漉き紙の製法が伝わったのがアマルフィだからだ (と言われている)

農耕に適した平地に恵まれなかった代わりに、豊かな水源を利用して発展したアマルフィの製紙業は、
瞬く間に町の主要産業となり、一時は40近い工場があったらしい。

現在はというと、ご想像通り、工場がわずか1軒残るのみ。
しかし、伝統に裏付けられた品質は折り紙付きで、
今でも、最高級手漉き紙はアマルフィ産〜Carta a mano Amalfitana といわれるほど。

メインストリートを山の方へズンズン上がっていくと〈紙の博物館〜Museo della Carta〉 があるので、興味がある人は行ってみるとよいかと思います。

ちなみに、ユネスコ無形文化遺産にも選ばれている〈美濃和紙〉の産地、美濃市は、
手漉き紙繋がりで、アマルフィと姉妹都市関係を結んでいる。

*“うだつ”な家並みが残るとても感じの良い町だよ〜♪♪ 美濃市観光サイト




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製造過程を知ってると、ホンモノの和紙の高価さに納得するが、アマルフィ紙も決して安くない。
が、ぽってりとやわらかく、インクでも墨でも「黒々」と受け入れてくれそう。
手紙なんてここ数年書いた事ないのに、思わず誰かに一筆したためたくなってくる。

と、物思いにふけってたら、店のマダムが声をかけてきた。

「ねえねえ あなた日本人よね?」
「ええ、そうですが?」
「じゃあ〜ジンナイを知ってるかしら?」

こんな場所で聞かれる「ジンナイ」といえば、イタリアの都市研究者である陣内センセに間違いない!!

「ええ、ええ、もちろん!本も読んだ事ありますよ!」
「ンまぁ〜すばらしい〜!!!! 彼が街の歴史を調べてにきてなんたらかんたらやんたらほんたら・・・・・・・・

以下 タンクローリーが制限速度完全無視で爆走するがごとくエンドレストークがはじまり、
アテクシ、跳ね飛ばされて複雑骨折!

ウッウッウッ……と意識が遠のくなか

うわ〜〜っと、たんまたんまシニョーラ!!!
そんな爆裂専門トークついていけませんっ!!

氏への愛をとうとうと語りたいマダムは、しかし、アタシの伊語が3歳児以下なのがわかると、
スイッチが切れたようにトークを終了(笑) 無言で微笑んで見送ってくれました。チ〜ン!
口惜しいけど、わかりやすいな、その反応 ( ✧Д✧)// チッ




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今でこそ南イタリアの小都市が雑誌の特集を飾るほどになったが、
これらの地域に最初に光を当て、世に知らしめたのは陣内センセじゃないかと思う。

10年以上前、プーリアの白い町に初めて飛んだ時、センセの著書がどんだけ役にたったことか。
それほど当時は彼の地の情報がなぁ〜んもなかったのです。

アマルフィについても10年近く研究を尽くした陣内センセ。その功績を称え、2011年、
アマルフィ名誉市民〜La Cittadinanza Onoraria di Amalfi の称号が贈られた vv

コレって、す、スゴイよね〜〜!!!!!

そら、マダムも話したかっただろうしアタシも拝聴したかった。
スイマセン、またいつか出直してきます。。。


*陣内 秀信 著書一覧





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さてショッピングの続き……(笑)

え”っっ?! ソレ買うんですかい?! 

だってね、アマルフィのレモンはソフトボールサイズ。とにかくデカイ!!
物欲より、重量やカサにビビってしまうアタシには目もくれず 1個2個3個と手に取る友人に目を剥く。
アンタってば………スゲ〜というより…尊敬するね、もぅ。うん。

でもでもいいですか。製品の原産地を厳格に定めた
〈 I.G.P. 〜 Indicazione Geografica Protetta 原産地名称保護制度〉 に、
アマルフィコースト産のレモンが入っているのだ。いうなれば、国が認めたブランドレモンなんである!

わかった、わかった。アンタはエライ! 好きなだけ買いなはれ!!!
でもって、美味しいリモンチェッロを作りなはれ (๑•̀ㅂ•́)و✧

→ 実際すごくおいしいチェッロができたよ♪♪

伊国内で I.G.P.認定レモンはカンパーニャとプーリアの計3つだけ。

*Limone Costa d'Amalfi
*Limone di Sorrento
*Limone femminello del Gargano

だから、例えばローマやミラノ、その他世界各地、日本でリモンチェッロを買う時は、
もぅ〜もぅ〜絶対、アマルフィかソレント産を選んでくださいvv
ってか、それ以外はリモンチェッロと言ってはいけません!ハイ。 (注:自家製除く (笑)

それとこちらは、、、、
レモン栽培の歴史や見学ツアー、レモンを使ってフルコースができるレシピが載っておりますvv

IConsorzio di Tutela Limone Costa d'Amalfi I.G.P.




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せっかくのアマルフィで夕食をとりたい所だが、
今日のお宿は明るいうちに着いておきたいので、ピッツァや総菜を買ってホテルで部屋食にしよう。

必ずしもドルチェ女子じゃないけど、お疲れモードには甘い物!
ドゥオーモわきにある老舗Pasticceria 〈Andrea Pansa〉 で三種の神器も購入♪

さぁて、無事ホテルに着けるかな。



f0205783_118494.jpgCittà di Amalfi
by 21giova | 2015-10-16 23:38 | ├ アマルフィ | Comments(0)

ラヴェッロ2. ミューズに愛され ミューズが舞い降りた町

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着いた早々、大汗かいたが、久しぶりのラヴェッロを楽しもう♪♪

海岸沿いの町に比べ、山あいにあるからか、どこか秘密めいた静けさがあり、
ちょっと姿勢を正して歩きたくなるようなノーブルな雰囲気が漂っている。
観光客も多く、くだけた土産物屋もあるのに…だ。

それはきっと、素晴らしい眺望や庭園といった、
他の町とは一線を画すスペシャリテを持っているからだろう。

だから、普段はもちょっと生活感溢れる町を好むアテクシでさえ
柄にもなくレースのワンピースで花を摘んでるような心持ちになる。

↑ 書いてて恥ずかしくないか?!エエおい!(笑)

……想像した人が、ゲッ!となるような戯言はさておき……




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そんな秘密の花園ラヴェッロは、旅人だけでなく、多くの芸術家をも魅了してきた。

一見、他の町とさほど変わらぬ佇まいながら、
作家のアンドレ・ジッド(知らない!) や E・M・フォースター (知ってる!(笑)
が滞在したVilla がさりげなくあったり (↑)
おっと、ワーグナー通り〜 Viale Richard Wagner ってのもあるよ♪





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これはワーグナーがラヴェッロで、
オペラ〈パルジファル〉の第二幕を書き上げた事に由来するのだが、
大ワーグナーにインスピレーションを与えたのは、町にとって栄誉な事だったのだろう。

ワーグナーに関係するコンサートが没後70年 (中途半端だな(笑) から始まり、
それがやがて大きな音楽祭になり、今日ある Ravello Festival になっていく。






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屋外・室内、ありとあらゆる場所で、約2ヶ月間に渡り繰り広げられる音楽と芸術の祭典。
今や世界中から聴衆が集まる夏の一大イベントになり、
ラヴェッロは Città della Musica 〜音楽の町と呼ばれるようになった。

椅子を並べただけなのに、町そのものが素晴らしい舞台セットになってるのがニクイ。
耳を澄ませば、今にも音楽が聴こえてきそう♪♪





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そんな景観を存分に活かしたこちらのステージでは、
音楽祭名物〈 Concerto all'alba 〜 夜明けのコンサート 〉が行われる。

ポチポチ設営が始まってて、観光客的にはちくと残念な眺めだが、
明けゆく日の光が海岸線を染めていくその瞬間を、オーケストラの音色でさらに彩る…という
とんでもなく贅沢なひと時を味わうことができる。









初めて映像で見たけど……

ひぇええ〜! な、なんですのん?! この美しさ! 荘厳さ! ( ✧Д✧)///

もし機会があったら音楽祭に行ってみてもイイな〜って思ったこともあるが (なぜか上から目線(笑)
この夜明けコンサートは一見の価値があるね!! 誰か連れてって〜♪♪





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と、音楽祭の話ばっかになってしまったが、、

別に音楽祭じゃなくても、歩いて歩いて、楽しく楽しいラヴェッロの町。
本能のまま小径を辿っていこう♪

トンネル抜けたら ほら、海が見えたっ!





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下っていく視線の先で、海と空が溶け合ってるのって、大〜好きっ!!
このまま歩を進めたら、蒼の世界にダイブできそう♪

ちなみに、どっかの(?!) 散歩道を小一時間ほど下り降りれば
I Borghi più belli d'Italia〜イタリアの最も美しい村〜 にも選ばれている
Atrani アトラーニ へ降りることもできマスvv





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そして…ラヴェッロといえば、ここ〈Villa Rufolo〉 からの眺めは外せない。

雑誌の表紙などに使われ、目にすることも多い代表的なビューポイントだが、
全てが、ホントに全てが、匂いや色や空気までもパーフェクトに納まってて、一幅の絵となっている。

そうだね、この眺めは「下界」にいると拝めない。
ラヴェッロとっておきの奥の間といったところだろうか。

ワーグナーに天啓を与えたともいわれるこの景色。
しかしここでは、誰も彼もが、詩人に、音楽家に、作家に、画家になれるだろう。
なぜなら、この町にはミューズが溢れているからだ。





f0205783_1656074.jpgCittà di Ravello
by 21giova | 2015-10-01 23:39 | ├ ラヴェッロ | Comments(0)

ラベッロ1. 一難去って二難、三難。いろいろツライぜよ。

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今日はいろいろ寄り道が多くて慌ただしいが…
幹線道路からツツい…と外れて、山側、Ravello〜ラヴェッロ へ。

ぐんぐんぐんぐん道を登り、だんだんだんだん海が下になっていく。
ホッホ〜♪ 絶景かな 絶景かな♪♪

途中カンティーナを発見!どらどら、ワインでも買っていこう♪
クスクス♪ アマルフィ海岸にもワインの道〜 Strade del vino Costa d'Amalfi があったねvv
サイトはちょっとショボイけど…(^^ゞ

ところが……

「◎×◎◎■■□▲▼▲〜〜!!!」
「◇××●◎●?!?」

うげ〜!!!なにコレ?!ガチな夫婦ゲンカ???

カミさん圧倒的優位!なバトルの真っ只中に入ってしまった我々。
お薦めなワインの話も聞けず、クラシカルなエチケットが美味しそうな白を買い、逃げるように出てきた。
(現在はすごくオサレなエチケットになってマス!)

あ〜コワかった……( ✧Д✧)// イタリア女性を怒らせちゃあ〜ダメっすよ。

Gran Caruso Costa d'Amalfi D.O.C. Bianco

と、ここまではよかった……

ラヴェッロってこんなに遠かったっけ?

これぞホンモノのヘアピンカーブ!ってなつづら折れの道は、どんどん狭くなってきて、
前からバス来たらどうしたらイイのん?と不安になるくらい(TOT)//

以前はプルマンに乗って来たからお気楽大名気分だったけど、
この道走るのは、海岸沿い走るよりデンジャラスかもしれない。。。




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はぁ〜やっと広い道に出たよ♪と思ったら、また問題…

斜面に沿うよう町が成り立つアマルフィ海岸では、貴重な平地を駐車場に費やす事はしない。
よってパーキングエリアは路肩〜道なりに設けられているのだが、
人気の観光地とあって、空いてる所探すのに一苦労。

奇蹟的に見っけた所は、まぢ1台入るか入らないかギリギリしかない。
それはまるで「これだけあったら十分でしょ?!」ってなくらい挑戦的なスペースで、
意味もなくムカついてくるくらい(笑)

イタリアの路駐は「縦列駐車」が命!ってつくづく思うけど、
幸い、自宅では縦列でマイカーを停めてるから、慣れてるといえば慣れてる。
こら、覚悟を決めてトライせなあきまへんな。

ほないくで〜 後見といてな〜♪

ハンドル切りながら既に「どっか」をこすってるような気がしたが
みんな前後バンパーにぶつけてムリクリ停めてるんだから、エエやろ…vv
それにしても、バンパーにしては「派手な音」がしますねvv  ← この時点で気づけよ〜〜!!!!! (笑)

「ねえねえ〜どっか当たってる?」後で見てる「はず」の友人に声をかける。

「う〜ん “ちょっと” 当たってる」

「どれっくらい?」

「あのね〜 “ちょっと”」

(ふむ…“ちょっと” なら大丈夫やろ)


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がしかし、停め終わって後を見に行くと……

ゲゲゲゲゲゲっ!!!!

こ、これのどこが “ちょっと” やね〜んっ〜〜〜!!!

こすったとか、当たったとかのレベルでは到底なく、
子リスがチャオ♪と顔出せそうなくらいエグれてるではないかっ!!
ぶつけていたのはバンパーではなく、ゴツゴツ突起だらけの崖だったのだ!アーメン。。。

こんだけ当ててて気付かないアタシってば、銀河系一のアホだが、
岩壁に当たってるのを、平然と“ちょっと”と言い放った相方も同罪である。

自分の車だったらガックシ膝つくくらいの損傷だけど、
とりあえず走行に支障はないから見なかった事にしよ〜!
と、欠け落ちた塗料の欠片を蹴飛ばしながら「納得」することにした ( ̄▽ ̄)
こ〜ゆ〜時のために「保険」があるンだしvv (by 開き直り)

しかし最後にとどめの一発が…

駐車料金1時間3ユーロなり!た、たかぁ〜〜〜〜!!!(@Д@)!!!
日本円にしたら騒ぎ立てるほどの金額ではないかもしれないが、
今までせいぜい0.8〜1ユーロだったからちょっとビックリ。バリバリ観光地値段ですね…

諸事情を経験し後日出した結論として…
ラベッロ・アマルフィ・ポジターノは、プルマン(バス) で行くのが賢明だと思います…(合掌)
by 21giova | 2015-07-17 23:24 | ├ ラヴェッロ | Comments(0)

ミノーリ 法皇サマにケーキを献上した職人が生んだ もう1つのアマルフィ銘菓

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道がクネクネだろうが狭かろうが、それさえ乗り越えれば、
自然と次の町に辿りつける1本道のアマルフィコーストって、ドライブにピッタリ♪

今度はちゃんと停めますよ〜♪で、降り立ったのは、
アマルフィの3キロほど手前にある Minori〜ミノーリ
そう…これっくらいスペースがあれば楽勝で駐車できるんだけどな (^^ゞ





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この日は猫の目天気でドヨヨ〜ンな空模様だったが、
シーズンになると船やヨットがたくさん停まり、一気に華やぐことだろう。

以前、船上からチンクエテッレを臨んだ時、
ああ〜こうゆう町は海から眺めるに限る!と改めて思った。
なぜなら、背後に山を抱える町の表の顔、
すなわち、一番美しい姿を見ることができる場所は「海」だからだ。

もちろん!ドライブも悪かないが、季節がよい時期なら船で回るのもお薦め!ですvv





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アマルフィ海岸の中では比較的大きいビーチがあり、
小さくも感じのよい町、ミノーリに立ち寄った理由は…というと、
珍しくスイーツ目当て〜〜でございマス (//∇//)

BabàSfogliatella が有名なように、ドルチェも美味しいカンパーニャ。
アマルフィといえば、特産のLimoncello を使った Delizia al limone をまず思い出すが、
それらに引けを取らぬ名物ドルチェを生み出した店がここミノーリにあるという。

あたしゃ、喜び勇んでケーキバイキング行くほど甘党じゃないけど、
そらちょっと食べてみたいじゃない?!





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小さな広場に面した〈Sal De Riso〉は、一見どの町にもあるようなフツ〜の Pasticceria だ。

が、侮るなかれ。パテシィエの Salvatore De Riso は、数々の受賞歴を誇るだけでなく、
Giubileo 〜聖年 という特別な年に、彼の手がけたケーキがローマ法皇に献上され、
一躍ミノーリと彼の名を全国に知らしめた実力者。
(クスクス…法皇サマもケーキを召し上がるのね(笑)

ひゃあ〜〜なんか肩書きスゴイけど、お目当てのドルチェはいたって素朴デスvv

その人の名は…
リコッタチーズと洋ナシのケーキ、Ricotta e pere 〜リコッタ・エ・ペーレ。

恐らく、近隣の大概の店に置いてあると思われるトラディショナルなケーキだが、
その生みの親と言われてるのが、この店、彼なんである。






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おっ!!既にお姿がお上品 ♪♪ 第一印象非常にヨシ!

リコッタ・エ・ペーレって今まで強いて食べた記憶がないけど、どらどら……

サクサクホロホロな生地に、リコッタチーズとコンポート?! された洋ナシがサンドされております。
こら、ケーキというよりタルトっぽいかな。

いや…それより、ムムっ!!!こいは……

う、ウマイっ!!!!! (✧Д✧)// 

日本で同じモノ食べたら目眩がしそうなほど甘い伊国のドルチェ。
それでも滞在中、美味しく食べれるのは、
料理に砂糖を使ってない分、身体が糖分を要求してるんだと思ってるのだが (そ、そ〜なのか?!)
それでもまぁ〜「甘い」(笑)

ところがどうだ。こちらのリコッタ・エ・ペーレは、お姿同様、たいへん上品な甘さ。

生地、リコッタ、洋ナシ。三位一体。素材の持ち味がシンプルに融和してる。
だから過剰な甘さが必要ないんだね、きっと。

やられた〜〜!これはかなり…いや…すっご〜〜くっ美味しい!!
思い切って告白しちゃうと…大っ好きデス!!!





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反対にちびっと「残念でした賞」だったのは、リモンチェッロクリーム入りのババ。

ヒタヒタシロップの受け皿付きはナイスっ!だが (笑)
もそっとリキュールが効いてる方がアタシは好きだなぁ。 ←酒飲みめ!
白いおっぱいことデリツィア・アル・リモーネも食べてみればよかった(>_<)//

なんでも日本の雑誌で大々的に紹介された事があるようで、
相変わらず我が国の取材力ってばスゴイわ〜 (@∇@)
「アマルフィ特集」ってだけで、売上伸びそうだし…ね(笑)

とにかく…他にも迷うほどお菓子があるので、ひと休みするにはイイ所です。
ってか、絶品マイウ〜なリコッタ・エ・ペーレ食べにくるだけの価値はあるかもしれない。
と、すっかり心奪われてしまったアタシ。
他と食べ比べしてないから大口叩けないけど…(^^ゞ

*向かいに陶器の店もあるよ ♪♪ (by ミノーリ@エセにわか観光大使)




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夏が、海が大好きなイタリア人。
思わず入ってしまうその気持、笑っちゃうほどわかります(笑)

アマルフィまであと3キロ余。
そう、あの突端の向こうに広がっている。
でもその前に、もう1つステキな町によって行こう。





f0205783_14453134.jpgCittà di Minori
by 21giova | 2015-06-24 23:14 | ├ ミノーリ | Comments(0)

チェターラ  漁師町で作られる 古代ローマ人も愛した味

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クルマは急に止まれない… は正解だが、
停める場所がないと止まれない… も正解。

よって、あれよあれよという間に通り過ぎてしまったのは、
ヴィエトリ・スル・マーレのお隣の町、Cetara〜チェターラ

教会のクーポラがやっぱマジョルカ焼きでカワイイね〜♪ と
そこだけかろうじて愛でて、さらばじゃ〜 ( ̄o ̄)//
駐車事情が楽でないアマルフィ海岸では、止まるなら予め調べておかなきゃダメだな。

チェターラは、アマルフィ海岸唯一の漁港であると共に、
とっても有名なスローフードあるので、それだけ書き留めておこう。

それは…カタクチイワシで作った魚醤
Colatura di alici di Cetara〜コラトゥーラ・ディ・アリーチ である。

創業1950年の老舗 Delfino にこんなPVがあったので貼っておこう♪♪
町の様子もちょっとわかるかな?









材料はイワシと塩だけ。う〜ん。実にシンプル。
キモとなる塩は、苦みの強いティレニア海の塩が使われているそうな。

そうか〜エキスを獲った後の身がアンチョビになるんだね。
今でも頑なに創業当時の製法にこだわり、
約5ヶ月発酵させて作るコラトゥーラは、1つの樽から年間200本ほどしか取れないそうだ。

そ〜いえば「テルマエ・ロマエ」でしょっつる を舐めたルシウスが
「これはガルム だ!」って唸ってたが、
もちろんのこと、コラトゥーラのルーツとなっているのが、ガルムである。

古代ローマ人ってホント食いしん坊だったんだね(笑)
そして、日本にも同じ魚醤があるって事が、ちょっと嬉しく思うのであります。

と、エラソにごたくを並べているが、ううむ。しまった!
タラリラ〜♪ と、通り過ぎてしまったことが悔やまれる(TOT)//
せめてイルカマークのコラトゥーラだけでも買っておくべきだった。。。。

ちなみに…町章にもイルカ君があしらわれているので、
隣町のロバ君のように、何らかの理由があるのかも…しれない。
このアニマルシリーズがどこまで続くか、乞うご期待!である (^^ゞ



f0205783_1911237.jpgCittà di Cetara
by 21giova | 2015-06-09 23:40 | ├ チェターラ | Comments(0)

ヴィエトリ・スル・マーレ マジョルカ焼きで彩られたフォトジェニックな町

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プルマンに乗ってる時ですら、ヒエエ〜!とおののいた狭い道をちゃんと走れるか「?!」だが、
石橋叩かず…いや…叩き割って泳いで渡っちゃう無謀なA型、なんとかなるでしょう(^^ゞ

ちょっとドキドキ…でも楽しみ♪♪
アマルフィ海岸に突入ですvv

まず最初に立ち寄ったのは、サレルノから数十分。
道の狭さを感じる間もないほどすぐ現れる Vietri sul Mare 〜ヴィエトリ・スル・マーレ
何度もつぶやき噛みしめたくなるような美しい名を持つ町である。

シチリアをはじめ、南イタリアにはチェラミカ(陶器) を特産とする町がいろいろあるが、
ヴィエトリ・スル・マーレもその1つ。
もぅ〜ホントに町中が、色とりどりのマジョルカ焼 で彩られている。




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さっそく通りに繰り出すと、
あっちにこっちにと、左右に首振りすぎて寝違えそうになるほど (笑)
マジョルカ焼のタイル画がそこここに溢れている。

アレってアレだよね?!(なんやねん?!) ほら、理髪店の前でクルクル回ってるヤツ!
→正式名称:サインポール 理髪店の世界共通マークなんだそうだvv

日に焼けたのか色が飛んでたけど、絵柄をよぉく見て見ると…
石けん塗りたくられてヒゲ剃られてる場面がちゃあ〜んと描かれていました。

なるほど!タイル絵で業種を表してるんだなvv




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ってことは、こちらは食料品屋さんですねvv

見りゃあ〜わかるだろ?!
と、オヤジさんの背中がそう語っております(^^ゞ

マジョルカ焼きで町中を埋め尽くそう♪♪な運動があったのか (ないから!多分)
どの店先にも創意工夫を凝らしたタイル画が飾られており、見ててホント楽しい♪♪





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これは珍しくプリミティブな絵柄でカラフルな色使い。
他とはちょっと違いまっせ〜感をふんぷんと醸し出しているのは、雑貨店。

う〜ん こうゆうのもイイねvv

ラファエロやダヴィンチの絵が続いた後で、
突然ピカソが出てきて、おおぉお〜!って視覚が一層される感じ(笑)





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えぇ〜い!面倒だ!(違)

教会に水飲み場、門扉前に通りの壁などなどなど…
撮り始めたらキリがないほどのタイル画の「一部」をどうぞ♪♪

絵師もたくさんいるのだろう。
一部「怖い画」もあるが… (スイカにかぶりつく子ども…ね(笑)
どれ1つとして同じタッチがないのがスゴイ!!!

見るからに年期の入ったモノもあり、これはそう…ちょっとした美術館だね。





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町のシンボル Chiesa di S. Giovanni 〜サン・ジョヴァンニ教会 の装飾も、もちろんマジョルカ焼。

控えめな?! ファサードと比べ、後陣のクーポラ はというと、
黄色に青に緑という (何か意味があるのか?! も…)日本人には思いつかないような組合せで覆われ、
大変キュートなお姿をしておりマスvv





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と、見た目もうつくし、楽しきマジョルカ焼のオンパレードだが、
よくよく見ていくと、この町の営みや歴史が垣間見れるのも興味深い。

例えば目抜き通りの壁にあった巨大な画。
当時、度々あっただろう他国からの襲撃の様子が描かれている。

「昔はな、海からこんな風に敵がやってきて、ご先祖さまが闘ったのじゃ」
なぁ〜んてジイさまが孫に指差し教えてる光景が目に浮かぶ。←またまた出ました妄想癖!(笑)

でもそれって大事な事だと思う。
毎日毎日目にすることで、町の歴史が忘れられる事はない。

オラが町をとことん愛するイタリア人の強烈なカンパリズモ (郷土愛) は、
もしかしたらこ〜ゆ〜所から生まれるのかもしれない。




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さてさて、せっかくだから自分のも買わないとねvv
大皿は重いし、悩みに悩んで小皿をチョイスしたが、
もちょっと買っておけばよかったな〜とは、帰ってからの決まり文句である(TOT)//

日本でも取扱があるのだろう。帰国してイタリア料理店に行った時、
あれ?あれれ?!これってもしかして?!と、何やら「ヴィエトリ臭」がする絵皿が出てきて、
裏を見ると大当たり!だったことも(^^ゞ

で、なぜにちんまりと「ロバ君」が立っているのか?というと…
海辺の町にも関わらず、町のシンボルが大漁旗でも魚でもなく「ロバ」だからだ (//∇//)
これはインフラが十分でなかったその昔、物資を運ぶロバがたいへん貴重で大事にされていたからで、
どの店にも、このような陶器のロバが大小取りそろえられている。
もちろん、絵柄に登場する頻度もはんぱなく多い(笑)

と教えてくれたのは、永久に弾切れしない機関銃のようにしゃべくり続けたインフォメのおじさん。
良い人だったけど、1時間近く熱弁ふるわれ逃げ出すのに一苦労だったわい。。。





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というインフォメのおじさんの長話に、散策や陶器店巡りが楽しく、
思った以上に時間をくらい、ランチもせずに慌てて出発したのだが、
泊まってゆっくりしたいくらいフォトジェニックな町だったヴィエトリ・スル・マーレ。

観光客も多くないし、町のサイズ感もちょうどよい。
主要観光地に比べて物価もずっとエコノミコだと思う…多分 。
アマルフィやポジターノを避け、近隣の小さな町でゆっくり過ごすのも手だと思った。




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〈オマケ〉

帰国してから小ネタな情報を知り、しまったチクソ〜!と地団駄を踏むのは毎度の事ながら、
これはちょっとシュン太郎になってしまった。。。

ヴィエトリの町に入る前に見かけたガウディもどきの変な建物。
工事中な廃墟みたいで (実際ちょっと工事中だったのだ)
きっと資金難で頓挫、ほったらかしにされたホテルだよ〜なんて言ってたアホなアタシたちだが、
実はこれ、町で一番大きな陶器メーカー〈Solimene〉 の巨大ファクトリーだったのだ!!!

アウトレットなB品も置いてあるというから、ホントしまった(TOT)//
入って見たら楽しかっただろうな〜







f0205783_2105061.jpgCittà di Vietri sul Mare
by 21giova | 2015-05-20 23:16 | ├ ヴィエトリ.スル.マーレ | Comments(0)

カパッチョスカーロ 4. 美味しさ続くよどこまでも…なモッツァレッラロード

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アマルフィ海岸に向かう前に、
先ずは「例のお約束」を果たして行こうじゃあ〜ないの!(by 腕まくり)

リベンジモッツァレッラぁああ〜!!!!

と、再び Tenuta Vannulo にやってきましたvv

時刻11時前。既に駐車場は車でいっぱいだが急いで裏手に回ってみると…
やったやった〜!まだ作ってる最中だよ〜♪♪
よっ!兄チャン、オトコマエ〜!!




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これは レンネット で固め、ホエーを抜いた状態 (凝乳 カード) …と思われる。

お乳ってこんなになっちゃうんだね〜
なんかもぅ〜美味しさと栄養の固まりだな。

ソレを兄ちゃんがマシンに入れて細かく砕いていきます (冒頭写真ですね)





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細かくしたものを熱湯内でかくはん、餅状になってきたものを
2人1組で器用にちぎり、成型していく。

TV番組などで見たことがあるが、実際目にするのは大違いで、
のばしてちぎって丸めてポイポイ♪ という流れるような作業に見とれてしまう。

“モッツァレッラ”という名の由来は「mozzare 〜 (引き)ちぎる」からきているのだが、
なるほどな♪と大いに納得できます。

注:ガラス越しゆえ、背後霊のように「誰か」が映っているが気にしないように(笑)






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おっと!こぅしてるバヤイではない。早く買いにいかねば!!
ぎょえええ〜〜なんかスゴイ人!!なんじゃこりゃ。

え?なに?番号取れって??!!
OMG〜〜!!!! 銀行みたく番号呼び出し制になってるよ?!
ふええ〜イタリア人でもこんなしてまで並ぶんだね〜(@▽@)//

ま、この方が混乱しなくてよいけど、
人の多さもだがみんなスゴイ量…「トロ箱」にガバ〜!って詰め込んで買っていく。

そしてなぜだか圧倒的に「オヤジ率」が高い。
広くない店内にクマのように毛深いオッサンがひしめきあって、とにかく「濃ゆい」 (笑)

Vannulo 行くなら、アレとコレ買ってきて。
ついでに叔父さん家と妹ン家の分もね。ハイハイ早く行く!!
なぁ〜んてマンマに尻叩かれたのか、これは俺の仕事だ!と出張ってきたのか、
オヤジさんたちと似た面構えの紙袋の水牛さんとにらめっこしながら順番を待つ。




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Burro di bufala〜水牛乳のバターなんて美味しいだろうなぁ〜♪♪

じゃなくて…どんどん商品がなくなっていく……(TOT)//

売り場奥にある作業場から、次々商品が入ってくるんだけど、
文字通り「飛ぶように」なくなるので、ケースに置く間もない…って感じ。
これでも「1人5キロまで」と制限されているそうだが、ご、5キロって…どんだけ〜 ( ✧Д✧)//

そうか…だからトロ箱があるんだな…

まぁ〜それも仕方ない。
水牛の飼育から製造・販売まで一貫して手がけている数少ない店。しかも小売りは一切しない。
まさに「ココでしか買えない」んだからね。

そして……



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やった〜〜!!!!!!!

Bocconcini 無事ゲット〜〜!!
カミサマありがとう〜〜〜♪♪♪ (>_<)///

*Bocconcini とはゴルフボール大の小さなモッツァレッラで
伊語の「ボッコンチーノ〜ひと口サイズ」から命名されている。

さっそく1つ味見したいところだけど、たっぷり朝食の後だし、
ホエーがパンパンに入ったこの袋を開け、また閉じるのはムリっ!!これは今夜のお楽しみにvv

ちなみに…
固くなり風味が落ちるので、このようなできたてモッツァレッラを冷蔵庫に入れるのはNGなんだそうだ。
産湯のようなホエーに浸かってる状態なら常温で2〜3日は保存できるらしい。
だから、まぁ〜暑いけど、このまま持ち歩いても大丈夫でしょう。うん。

一緒にヨーグルト (冷蔵ケース入り) も買ったけど……

結論から申し上げますと…
ずっと出しっぱなしで (おいおい!) 「翌朝」食べても大丈夫だったよ〜〜(笑)
ま、ココは自己責任ってことで。チャンチャン♪♪




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伊国ではご自慢のワインを紹介する「Strada del Vino 〜ワインの道」が各々の産地に設けられているが、
この SS18号線は、さながら「モッツァレッラの道」
広い道路沿いの左右そこら中に「Mozzarella」の文字が踊り飛び跳ねてる。
助手席@カメラマンの激写も、あまりに店が多くて途中で飽きちゃったほど。

もしや…と思い調べてみたら、、、、ワハハ!!!やっぱあった〜 (≧▽≦)//
見てるだけで生ツバごっくんなレシピもいっぱい載ってるよ♪

〈Le Strade della Mozzarella〉

Vannulo にあれだけ人が押しかけるのは美味しいからに違いないのだが、
魅惑のモッツァレッラロードの店を片っ端から食べ歩いてみたいわ ( ✧Д✧)//

水牛を飼う事も手作業で作っていく事も今や簡単な事ではない。
牛の乳で作ってもモッツァレッラと呼んでいいことになってるが、
絶対ゼの字で Mozzarella di Bufala 〜「水牛」ってとこがココでは大事!
その始まりは12世紀と言われており、食する伝統や作り手の誇りが綿々と受け継がれているからだ。
まさに食は文化なり。美味しさにはちゃあ〜んと理由があるのだ。


日本で購入する時も是非このマークを目印にvv (た、高いけど…)


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f0205783_1823845.jpgCittà di Capaccio
by 21giova | 2015-04-22 23:18 | ├ カパッチョスカーロ | Comments(0)

カザールヴェリーノ3. アグリではぢめてプールに入ったなり♪

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衣…はないが「食住」たいへん居心地が良かったこのアグリ。
良い思い出となったと共に、今回晴れて「はじめて♪」を体験してきたvv

それは………

プールに入ったぞ〜!!!

あたし自身、日本で温泉宿を探す時に「露天風呂」がついてないと却下!するように、
プールがないとマイナスポイントになるようで、大抵どのアグリにも併設されている。
それはもぅ〜たとえ目前に海があっても…だ。
が、あたしとしてはのんびりプールに入る時間なんてないから、今だかつて使ったことがなかった。

しかし今回、海から帰ってきて、プールのすぐそばにある離れの部屋に戻る時、フト思ったのだ。
(そ〜だ!このままザブンと入れば、水着も洗えてちょうどよいではないか!) …と…(違!!!)

ジャっポ〜〜ンッ!!!

ワハハ!!!こりゃあ〜〜イイわ〜♪♪

プールサイドにたわわに実るレモンの木や、緑の山々に囲まれて水に浮かぶのは
海とはまた違った心地よさがあり、たいそう気持がよい。

しまった ( ✧Д✧)// どうして今まで入らなかったんだろう?!
せっかくあるんだから入らないと損やん! ←関西人気質(笑)
とにかく…だ。海から帰ってきたらそのままプール。これ、決まり!デスね。
あ、ちなみに水着は後でちゃんと水洗いしましたので…(^^ゞ




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プール脇にも咲きほこってたけど、
ミルト酒の原料にもなる 銀梅花〜ギンバイカ (英名マートル) という花の名がついた我々の離れは、
内装も備品も水回りも、アテクシ的基準でいうところの200点満点!

特にテラスにデッキチェアがあったのは◎で、トカゲの来訪にビビりながらも
朝に夜に…と、部屋にいるより長く過ごしたくらい。
しかも物干しスタンドまで完備!という用意のよさで、洗濯物が瞬く間に乾いて大いに助かりましたvv

あえて「問題」を言えば…
裏手で飼われてる「ロバ」が、周囲の静寂さをいっぺんに破ってしまう鳴き方をすること(笑)
聞いた事ある人はわかると思うがロバのいななきって、
なんちゅうか、出刃包丁持った狂女が泣き叫ぶ…みたいなすさまじさがあり、ほんとビックリするのだ。

たまたま夕食時にそのロバがヒステリックに鳴き始め、みんなギョッ!ってしたんだが、
隣席のドイツ人が放ったひと言がふるってた。

「あれはだな、うん。今まさに殺されかけてるんだよ」

ブッ!!!

こ〜ゆ〜冗談って世界共通なんだ!!って、アテクシずっこけそうになりました (≧▽≦)//
おっちゃん、おっちゃん、大阪でも十分やっていけんで!!




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という絶叫@ロバのオマケがあり(笑)、海からちょっと…いや…ずいぶん山の中にあるが、
Tripadvisor の評判もすこぶるよい Agriturismo I Moresani

今サイトを見ると、Mezza Pensione 〜1泊2食付き〜で1人€ 60 となっており、
アレレ、これって我々が利用した時 (2010年時) と同じ値段じゃ〜ん!
あれから値上げしてないなんて ファンタァ〜スティコ♪♪
これって南イタリア値段と考えても、かな〜りお得だと思う。

一般的な旅行サイトではなく、州や県の観光サイトかなんかで見つけたと思うのだが、
よいアグリに当たってラッキ〜だった。
いくらステキHPでも実際行ってみないとわかんないので、
予想以上だと、自分の勘が当たったみたいで嬉しさ倍増なんであります。
お世話になりましたvv
by 21giova | 2015-04-10 18:28 | ├ カザールヴェリーノ | Comments(0)

カザールヴェリーノ2. 2日目の夕食はやさしくパーフェクトに

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海行けど浮かぶだけ(笑)
後はドライブ三昧だったので、全然全く摂取カロリ〜分が消化できてない気分だが、
夕げのイイ匂いに、早くも腹が鳴り出した (ダメダメじゃ〜ん!)

でもでも…昨晩みたいなボリュームだと食べきれないかも。。。
というワケで、ちょっと量を減らして持ってきてもらうことにした。

今日のワインは、こちらで作ってる赤をボトルで。
品種は忘れちゃったが、食事にピッタリあう美味しいワインでしたvv




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少なめにして…と言うと、おやおや…って顔されたけど、
「これなら大丈夫だろ?」って、笑いながら持ってきてくれたのは…
わ〜い!なんか野菜がい〜っぱい!いいねいいね〜♪♪

白菜の煮浸しみたいな、コレはなんだろう?
見た目通りのやさしい味に頬が緩む。

ガツン系なイタリアンは大好物だが、こ〜ゆ〜料理を口にするとやっぱホッとする。
150キロのストレートがガンガン来たところに、フォークでストン!って落とされる感じ…かな。
なんでもメリハリ〜「強弱」って大事なのだvv

って、まだ2日目。情けない。これってズバリ!歳…なんだろうな〜(T_T)


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パスタその1は、昨晩の菜箸巻き付けパスタのトマトソース。

なんでバジルがないの?だったが、
トマトの酸味がしっかり効いてて、素朴に普通に美味しい♪♪

100万回くらい言ってるけど(笑)
イタリアに星の数ほどあるパスタの中で、アタシはポモドーロが1番好きだvv

毎日食べてもオウケイ!飽きない。ごまかしが効かないシンプル・イズ・ベストの極致!
あたしの辞書にはこぅ書いてある。
パスタはポモドーロに始まり、ポモドーロに終わるのだ…と。( ✧Д✧)//





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パスタその2はズッキーニのクタクタ炒めソース(と命名) で、これもやさしいお味。
なんだなんだ、今日は野菜の日なの?
昨日みたく肉づくしだったらどうしよう?!ってビビらなくてよかったみたいである(^^ゞ

これは我々のみの特別コースじゃなくてみんな一緒。
これじゃあ〜モノ足らん!という人は、生ハムやサラミをもらったらよいし、
パスタも好きなだけお代わりしたらいい。
そこんとこ、案外融通効くのがアグリのいいところでもある。




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それでもメインは肉じゃないと、みんな暴れるよね(笑)
アウトコースでのけぞらせといて、最後はインハイストレートで空振り三振!ってとこですな。

ちょっと焼きすぎだけど、サルシッチャは大好物だから遠慮なく?1本いただこう♪♪
ドルチェはカスタードとチョコレートのカンノーリを1本づつ。

うぅむ、今日はちょうどよい塩梅〜被安打5、12奪三振の完封勝利でご馳走サマです(笑)
*なんで野球用語が多いかというと、高校野球とプロ野球開幕のせい…(^^ゞ




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朝食もボリューム満点!
リコッタが1台ド〜ンと置かれており、思わずヨロコビ@ダンス、ラララララ〜♪でありマスvv

なんせ朝が早く、小心者な日本人。
連日ウェディングケーキ入刀よろしく1番ナイフを入れたのだが、
他の人たちの分も残しておかなきゃ…と、最初は遠慮がちにカット。。。
でもでも、お代わりが無尽蔵に出てくるのを知ってガンガン食べちゃった(笑)

甘いイチジクやマーマレードと一緒でも、オリーブオイルと塩で食べても、
何味にも何色にも染まるニクイやつ!それがリコッタvv
夕食のお供にももちろんよいが、軽くてヘルシーだし、すごく朝食向きなチーズだよね。

自家製オリーブオイルもこってり美味しく、土産に2本買い、
パンはまたしてもお持ち帰りしてしまった(^^ゞ
いやぁ〜ここの焼きたてパン、ホント〜に美味しかったのだ ♪♪
by 21giova | 2015-04-01 23:34 | ├ カザールヴェリーノ | Comments(0)

チレント海岸 ドライブも怖し楽しな青い海!

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今日は気が向いた所でドボン♪な海三昧な日とする!! (by チレント宣言)

昨日食べた分消費するぞ〜!と言いながら、
朝食もたんまり頂いたので、このままだとブクブク沈みそう(笑)
そ〜なったら重力には逆らえない…ってことで、海の藻くずになるとするか…(違!!!)

というワケで Palinuro〜パリヌーロ までチレント海岸を往復してみました。
よって写真はあまり撮れてません。m(_ _)m

自動車道は山手の高台を通っているので、
時折、眼下にパァ〜ッ!と紺碧の海が広がり、タメ息もんの美しさ♪♪
経験上、海は絶対イタリアの東、アドリア海側の方がキレイ!って思ってたけど、
どっこいチレント海岸、とってもキレイじゃないの♪♪ ←エラソウ!

遠くに見える岬の辺りがちょうどパリヌーロで、
その向こう、20キロも走れば、バジリカータとの州境の町 Sapri〜サプリがある。
せっかくだから(ほぼ) カンパーニャ最南端まで行ってみたかったんだけど、
時間が足りませんでした…ハイ…



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という絶景を楽しめる道が続くと思いきや、
左手、崩落岩だらけ。右手、斜めにかしいだガードレール、その下断崖絶壁!という、
「走行注意!」な標識も意味をなさないウソやろ〜!ってな道もあり、
「カミサマど〜か岩が落ちてきませんよぅに!脱輪しませんよぅに!」と、
南無南無しながら通り抜ける(TOT)//
さすが南イタリア。良くも悪くも一時も心休まるヒマがない…(笑)

こんな状態ですので、海岸線は山が迫り険しく、海は見えど下へ降りる道が見つからない。
おあずけくらった犬みたく、上から海を眺めるだけの状態に悶々としてたのだが、
あ、ココは?地名に「マリーナ」ってあるから行けるんちゃう?!

狭いつづら折れの道を、おっかなビックリ降りて辿り着いたのは、
Marina di Pisciotta 〜マリーナ・ディ・ピショッタという小さなビーチ。




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やったやった〜!ついに辿り着いたぞ〜〜♪♪

海 キレ〜っ!!!!

ジモティ専用な、のどかなビーチだけど、
有料パラソルがズラリと並ぶいかにも…な所より、こ〜ゆ〜雰囲気の方がずっと好き♪
大のオトナが何持ってンねん?! と、白い目で見られるが (笑)
気にせず「でっかい浮き輪」抱えて飛びこみマスvv

だって…今こんな所で泳いでるんだな〜と、
頭ン中でイタリアの地図を思い浮かべながら波間に漂ってるのが大好き!なので(^^ゞ
ちなみにちゃんと泳げますよっ!フンっ!

前世は海女だった(断言! ) 友人は、さっそく岩場を見つけて素潜りごっこしております。
しもた!!!(๑•̀д•́๑)!!! これじゃあ〜消費カロリーに大差がつくじゃないのさ?!

後で知ったのだがこのビーチ(ピショッタ) って
Bandiere blu (ビーチとマリーナに対する環境認証) に選ばれていた!
それによると、カンパーニャのキレイな海はチレント海岸に集中してるのがよくわかる。
カザールヴェリーノもそうだし、その隣にある Acciaroli〜アッチャローリは、
かのヘミングウェイも愛した美しい港町だという。

う""〜!!! やっぱたった1日でチレント見るなんて無謀すぎました…
もっと時間とってのんびり回るべきだよな〜(>_<)//





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ビーチから離れた高台に人の営みがあるのは、サラセン人など海からの外敵から身を守るため。
これって海沿いの町の宿命とも言えるだろう。
結構大きく (城跡や宮殿もあるみたい)、歩いてみても楽しそうなPisciotta〜ピショッタの町。

昔からオリーブオイルの名産地として知られており、
良質のオイルは、スローフード協会で紹介されるほどなんだってvv

ここではひと泳ぎ…もとい、ひとっ風呂浴び…ってなくらいの運動量だったけど(笑)
次行ってみよか〜vv






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こんな遠くからでも海底がキレイに見えるよ〜♪と、
ワキ見運転要注意!な景色に見とれながら車を走らせて行くと、、、





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パリヌーロの町が見えてきました〜♪♪

こぢんまりしてるが、ナポレターナを含むジモティがこぞって訪れるので、
ホテルやら海の家やら別荘やら土産物屋やらがたくさん並んでおり、
いかにもバカンスな町!ってな雰囲気と活気があり、賑やかしい。

そんな通りを眺めつつ、ビーチと駐車場を探していると…
あれ?アレレ?!もしかして町出ちゃった?!だよね?ガ〜ン!!バカ〜!!

過去2度駐禁にあい (それも結構不当な取られ方(怒)
その度豪華なランチがよゆ〜で食べれる罰金を払ってきたアタシたち(TOT)//
以来、駐車にはすご〜く気を遣うようになったのだが、
完全確実なパーキング探すのに必死で、そう大きくもない町をパリラ〜ン♪と抜けてしまったのだ(笑)

車ってどっかに停めなきゃいけないし、急に止まれない。
その間もドンドコ進んじゃうし、迷路のごとき狭い道に入り込もうもんなら、全身ビッショリ冷や汗をかく。
これでいつも苦労する=車のデメリット…ですね。

ああ〜でも今日はツイてるかも!!
そのまま進んでいくと、道路沿いに青空駐車区域があり、その奥に…ビーチがあるじゃんじゃんvv

そう…ココこそが、これもまた Bandiere blu に選ばれているパリヌーロのビーチだったのだvv

……やれやれ……





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約2キロほど続く白浜ビーチは、シーズンともなるとパラソルの花と人で埋め尽くされるのだろうが、
今はまだバカンス前の静かな雰囲気が漂っており、エエ感じvv
とにかく暑いのでパラソルを1つ買って、お昼でも食べよう。

朝食の時、これから海に行くからパニーニ作って持っててもいい?って聞くと、
なんでそんな事わざわざ聞くんだい? (一応お伺いたてておきたい小心民なもんで(^^ゞ
好きなだけ作っていきな♪ と言ってくれたので、今日はお弁当付き、フルーツ付きなのだ♪(嬉)
もちろんワインもあるよvv

結果……お腹が満たされ、クゥクゥとキモチよくお昼寝に突入……

( ✧Д✧)!! ハッ!

これではイカン!ちょっと泳いで浸かってこよう…パシャパシャ…
海からあがって、ふぅ〜よっこらしょっと! → デッキチェアでダラダラ〜クゥクゥ〜♪♪

( ✧Д✧)!! ハッ!

結局、町も見ず、ビーチでノンベンダラリン♪と過ごしただけのパリヌーロ。
これじゃあ〜カロリー消費大作戦!どころじゃないが(笑)
たまにはこんな時間もイイでしょうvv

その中でちょっとだけ心残りなのは、
カプリのソレに負けない青が拝めるというパリヌーロ版 Grotta Azzurra〜青の洞窟
プーリアの Grotta Zinzulusa に行った時、これでもぅ「青の洞窟」は満喫したよね!って思ったけど、
せっかくココまで来たんだから、トライしてみる価値はあったな。

入口も大きく、入れる確率もカプリよりずっと高いらしいので、
パリヌーロに行ったら (あたしの代わりに(笑) 是非どうぞ♪♪

*クルーズ船情報 Palinuro Porto


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あの「崩落道」を通りたくなかったのと違うルートを走ってみたかったので、
山中を走るSP430号線で帰ってみることにしました。
おお〜〜!!! こっちは fun to drive!!! なチョ〜快適な道だよvv

さすがに海は見えないが、岩山や広大な山野など海岸線とは全く違った風景が広がっていて、
「カンパーニャ=海」ってイメージが強いけど、
一歩内に入ると、豊かで険しい自然があるんだな〜と、違う一面を知ることができたvv

お陰で睡魔に襲われることもなく楽しくドライブしながらアグリに戻ることができたvv
さ〜て。今日の夕ご飯は何かな??


〈チレント海岸情報〉
www.cilentopark.it
www.turismonelcilento.com
www.cilentoturismo.it
by 21giova | 2014-12-12 23:47 | ├ チレント海岸 | Comments(0)

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