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ヴィエトリ・スル・マーレ マジョルカ焼きで彩られたフォトジェニックな町

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プルマンに乗ってる時ですら、ヒエエ〜!とおののいた狭い道をちゃんと走れるか「?!」だが、
石橋叩かず…いや…叩き割って泳いで渡っちゃう無謀なA型、なんとかなるでしょう(^^ゞ

ちょっとドキドキ…でも楽しみ♪♪
アマルフィ海岸に突入ですvv

まず最初に立ち寄ったのは、サレルノから数十分。
道の狭さを感じる間もないほどすぐ現れる Vietri sul Mare 〜ヴィエトリ・スル・マーレ
何度もつぶやき噛みしめたくなるような美しい名を持つ町である。

シチリアをはじめ、南イタリアにはチェラミカ(陶器) を特産とする町がいろいろあるが、
ヴィエトリ・スル・マーレもその1つ。
もぅ〜ホントに町中が、色とりどりのマジョルカ焼 で彩られている。




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さっそく通りに繰り出すと、
あっちにこっちにと、左右に首振りすぎて寝違えそうになるほど (笑)
マジョルカ焼のタイル画がそこここに溢れている。

アレってアレだよね?!(なんやねん?!) ほら、理髪店の前でクルクル回ってるヤツ!
→正式名称:サインポール 理髪店の世界共通マークなんだそうだvv

日に焼けたのか色が飛んでたけど、絵柄をよぉく見て見ると…
石けん塗りたくられてヒゲ剃られてる場面がちゃあ〜んと描かれていました。

なるほど!タイル絵で業種を表してるんだなvv




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ってことは、こちらは食料品屋さんですねvv

見りゃあ〜わかるだろ?!
と、オヤジさんの背中がそう語っております(^^ゞ

マジョルカ焼きで町中を埋め尽くそう♪♪な運動があったのか (ないから!多分)
どの店先にも創意工夫を凝らしたタイル画が飾られており、見ててホント楽しい♪♪





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これは珍しくプリミティブな絵柄でカラフルな色使い。
他とはちょっと違いまっせ〜感をふんぷんと醸し出しているのは、雑貨店。

う〜ん こうゆうのもイイねvv

ラファエロやダヴィンチの絵が続いた後で、
突然ピカソが出てきて、おおぉお〜!って視覚が一層される感じ(笑)





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えぇ〜い!面倒だ!(違)

教会に水飲み場、門扉前に通りの壁などなどなど…
撮り始めたらキリがないほどのタイル画の「一部」をどうぞ♪♪

絵師もたくさんいるのだろう。
一部「怖い画」もあるが… (スイカにかぶりつく子ども…ね(笑)
どれ1つとして同じタッチがないのがスゴイ!!!

見るからに年期の入ったモノもあり、これはそう…ちょっとした美術館だね。





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町のシンボル Chiesa di S. Giovanni 〜サン・ジョヴァンニ教会 の装飾も、もちろんマジョルカ焼。

控えめな?! ファサードと比べ、後陣のクーポラ はというと、
黄色に青に緑という (何か意味があるのか?! も…)日本人には思いつかないような組合せで覆われ、
大変キュートなお姿をしておりマスvv





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と、見た目もうつくし、楽しきマジョルカ焼のオンパレードだが、
よくよく見ていくと、この町の営みや歴史が垣間見れるのも興味深い。

例えば目抜き通りの壁にあった巨大な画。
当時、度々あっただろう他国からの襲撃の様子が描かれている。

「昔はな、海からこんな風に敵がやってきて、ご先祖さまが闘ったのじゃ」
なぁ〜んてジイさまが孫に指差し教えてる光景が目に浮かぶ。←またまた出ました妄想癖!(笑)

でもそれって大事な事だと思う。
毎日毎日目にすることで、町の歴史が忘れられる事はない。

オラが町をとことん愛するイタリア人の強烈なカンパリズモ (郷土愛) は、
もしかしたらこ〜ゆ〜所から生まれるのかもしれない。




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さてさて、せっかくだから自分のも買わないとねvv
大皿は重いし、悩みに悩んで小皿をチョイスしたが、
もちょっと買っておけばよかったな〜とは、帰ってからの決まり文句である(TOT)//

日本でも取扱があるのだろう。帰国してイタリア料理店に行った時、
あれ?あれれ?!これってもしかして?!と、何やら「ヴィエトリ臭」がする絵皿が出てきて、
裏を見ると大当たり!だったことも(^^ゞ

で、なぜにちんまりと「ロバ君」が立っているのか?というと…
海辺の町にも関わらず、町のシンボルが大漁旗でも魚でもなく「ロバ」だからだ (//∇//)
これはインフラが十分でなかったその昔、物資を運ぶロバがたいへん貴重で大事にされていたからで、
どの店にも、このような陶器のロバが大小取りそろえられている。
もちろん、絵柄に登場する頻度もはんぱなく多い(笑)

と教えてくれたのは、永久に弾切れしない機関銃のようにしゃべくり続けたインフォメのおじさん。
良い人だったけど、1時間近く熱弁ふるわれ逃げ出すのに一苦労だったわい。。。





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というインフォメのおじさんの長話に、散策や陶器店巡りが楽しく、
思った以上に時間をくらい、ランチもせずに慌てて出発したのだが、
泊まってゆっくりしたいくらいフォトジェニックな町だったヴィエトリ・スル・マーレ。

観光客も多くないし、町のサイズ感もちょうどよい。
主要観光地に比べて物価もずっとエコノミコだと思う…多分 。
アマルフィやポジターノを避け、近隣の小さな町でゆっくり過ごすのも手だと思った。




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〈オマケ〉

帰国してから小ネタな情報を知り、しまったチクソ〜!と地団駄を踏むのは毎度の事ながら、
これはちょっとシュン太郎になってしまった。。。

ヴィエトリの町に入る前に見かけたガウディもどきの変な建物。
工事中な廃墟みたいで (実際ちょっと工事中だったのだ)
きっと資金難で頓挫、ほったらかしにされたホテルだよ〜なんて言ってたアホなアタシたちだが、
実はこれ、町で一番大きな陶器メーカー〈Solimene〉 の巨大ファクトリーだったのだ!!!

アウトレットなB品も置いてあるというから、ホントしまった(TOT)//
入って見たら楽しかっただろうな〜







f0205783_2105061.jpgCittà di Vietri sul Mare
by 21giova | 2015-05-20 23:16 | ├ ヴィエトリ.スル.マーレ | Comments(0)

チレント海岸 ドライブも怖し楽しな青い海!

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今日は気が向いた所でドボン♪な海三昧な日とする!! (by チレント宣言)

昨日食べた分消費するぞ〜!と言いながら、
朝食もたんまり頂いたので、このままだとブクブク沈みそう(笑)
そ〜なったら重力には逆らえない…ってことで、海の藻くずになるとするか…(違!!!)

というワケで Palinuro〜パリヌーロ までチレント海岸を往復してみました。
よって写真はあまり撮れてません。m(_ _)m

自動車道は山手の高台を通っているので、
時折、眼下にパァ〜ッ!と紺碧の海が広がり、タメ息もんの美しさ♪♪
経験上、海は絶対イタリアの東、アドリア海側の方がキレイ!って思ってたけど、
どっこいチレント海岸、とってもキレイじゃないの♪♪ ←エラソウ!

遠くに見える岬の辺りがちょうどパリヌーロで、
その向こう、20キロも走れば、バジリカータとの州境の町 Sapri〜サプリがある。
せっかくだから(ほぼ) カンパーニャ最南端まで行ってみたかったんだけど、
時間が足りませんでした…ハイ…



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という絶景を楽しめる道が続くと思いきや、
左手、崩落岩だらけ。右手、斜めにかしいだガードレール、その下断崖絶壁!という、
「走行注意!」な標識も意味をなさないウソやろ〜!ってな道もあり、
「カミサマど〜か岩が落ちてきませんよぅに!脱輪しませんよぅに!」と、
南無南無しながら通り抜ける(TOT)//
さすが南イタリア。良くも悪くも一時も心休まるヒマがない…(笑)

こんな状態ですので、海岸線は山が迫り険しく、海は見えど下へ降りる道が見つからない。
おあずけくらった犬みたく、上から海を眺めるだけの状態に悶々としてたのだが、
あ、ココは?地名に「マリーナ」ってあるから行けるんちゃう?!

狭いつづら折れの道を、おっかなビックリ降りて辿り着いたのは、
Marina di Pisciotta 〜マリーナ・ディ・ピショッタという小さなビーチ。




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やったやった〜!ついに辿り着いたぞ〜〜♪♪

海 キレ〜っ!!!!

ジモティ専用な、のどかなビーチだけど、
有料パラソルがズラリと並ぶいかにも…な所より、こ〜ゆ〜雰囲気の方がずっと好き♪
大のオトナが何持ってンねん?! と、白い目で見られるが (笑)
気にせず「でっかい浮き輪」抱えて飛びこみマスvv

だって…今こんな所で泳いでるんだな〜と、
頭ン中でイタリアの地図を思い浮かべながら波間に漂ってるのが大好き!なので(^^ゞ
ちなみにちゃんと泳げますよっ!フンっ!

前世は海女だった(断言! ) 友人は、さっそく岩場を見つけて素潜りごっこしております。
しもた!!!(๑•̀д•́๑)!!! これじゃあ〜消費カロリーに大差がつくじゃないのさ?!

後で知ったのだがこのビーチ(ピショッタ) って
Bandiere blu (ビーチとマリーナに対する環境認証) に選ばれていた!
それによると、カンパーニャのキレイな海はチレント海岸に集中してるのがよくわかる。
カザールヴェリーノもそうだし、その隣にある Acciaroli〜アッチャローリは、
かのヘミングウェイも愛した美しい港町だという。

う""〜!!! やっぱたった1日でチレント見るなんて無謀すぎました…
もっと時間とってのんびり回るべきだよな〜(>_<)//





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ビーチから離れた高台に人の営みがあるのは、サラセン人など海からの外敵から身を守るため。
これって海沿いの町の宿命とも言えるだろう。
結構大きく (城跡や宮殿もあるみたい)、歩いてみても楽しそうなPisciotta〜ピショッタの町。

昔からオリーブオイルの名産地として知られており、
良質のオイルは、スローフード協会で紹介されるほどなんだってvv

ここではひと泳ぎ…もとい、ひとっ風呂浴び…ってなくらいの運動量だったけど(笑)
次行ってみよか〜vv






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こんな遠くからでも海底がキレイに見えるよ〜♪と、
ワキ見運転要注意!な景色に見とれながら車を走らせて行くと、、、





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パリヌーロの町が見えてきました〜♪♪

こぢんまりしてるが、ナポレターナを含むジモティがこぞって訪れるので、
ホテルやら海の家やら別荘やら土産物屋やらがたくさん並んでおり、
いかにもバカンスな町!ってな雰囲気と活気があり、賑やかしい。

そんな通りを眺めつつ、ビーチと駐車場を探していると…
あれ?アレレ?!もしかして町出ちゃった?!だよね?ガ〜ン!!バカ〜!!

過去2度駐禁にあい (それも結構不当な取られ方(怒)
その度豪華なランチがよゆ〜で食べれる罰金を払ってきたアタシたち(TOT)//
以来、駐車にはすご〜く気を遣うようになったのだが、
完全確実なパーキング探すのに必死で、そう大きくもない町をパリラ〜ン♪と抜けてしまったのだ(笑)

車ってどっかに停めなきゃいけないし、急に止まれない。
その間もドンドコ進んじゃうし、迷路のごとき狭い道に入り込もうもんなら、全身ビッショリ冷や汗をかく。
これでいつも苦労する=車のデメリット…ですね。

ああ〜でも今日はツイてるかも!!
そのまま進んでいくと、道路沿いに青空駐車区域があり、その奥に…ビーチがあるじゃんじゃんvv

そう…ココこそが、これもまた Bandiere blu に選ばれているパリヌーロのビーチだったのだvv

……やれやれ……





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約2キロほど続く白浜ビーチは、シーズンともなるとパラソルの花と人で埋め尽くされるのだろうが、
今はまだバカンス前の静かな雰囲気が漂っており、エエ感じvv
とにかく暑いのでパラソルを1つ買って、お昼でも食べよう。

朝食の時、これから海に行くからパニーニ作って持っててもいい?って聞くと、
なんでそんな事わざわざ聞くんだい? (一応お伺いたてておきたい小心民なもんで(^^ゞ
好きなだけ作っていきな♪ と言ってくれたので、今日はお弁当付き、フルーツ付きなのだ♪(嬉)
もちろんワインもあるよvv

結果……お腹が満たされ、クゥクゥとキモチよくお昼寝に突入……

( ✧Д✧)!! ハッ!

これではイカン!ちょっと泳いで浸かってこよう…パシャパシャ…
海からあがって、ふぅ〜よっこらしょっと! → デッキチェアでダラダラ〜クゥクゥ〜♪♪

( ✧Д✧)!! ハッ!

結局、町も見ず、ビーチでノンベンダラリン♪と過ごしただけのパリヌーロ。
これじゃあ〜カロリー消費大作戦!どころじゃないが(笑)
たまにはこんな時間もイイでしょうvv

その中でちょっとだけ心残りなのは、
カプリのソレに負けない青が拝めるというパリヌーロ版 Grotta Azzurra〜青の洞窟
プーリアの Grotta Zinzulusa に行った時、これでもぅ「青の洞窟」は満喫したよね!って思ったけど、
せっかくココまで来たんだから、トライしてみる価値はあったな。

入口も大きく、入れる確率もカプリよりずっと高いらしいので、
パリヌーロに行ったら (あたしの代わりに(笑) 是非どうぞ♪♪

*クルーズ船情報 Palinuro Porto


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あの「崩落道」を通りたくなかったのと違うルートを走ってみたかったので、
山中を走るSP430号線で帰ってみることにしました。
おお〜〜!!! こっちは fun to drive!!! なチョ〜快適な道だよvv

さすがに海は見えないが、岩山や広大な山野など海岸線とは全く違った風景が広がっていて、
「カンパーニャ=海」ってイメージが強いけど、
一歩内に入ると、豊かで険しい自然があるんだな〜と、違う一面を知ることができたvv

お陰で睡魔に襲われることもなく楽しくドライブしながらアグリに戻ることができたvv
さ〜て。今日の夕ご飯は何かな??


〈チレント海岸情報〉
www.cilentopark.it
www.turismonelcilento.com
www.cilentoturismo.it
by 21giova | 2014-12-12 23:47 | ├ チレント海岸 | Comments(0)

パエストゥム 2. お隣の博物館もお忘れなく!

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暑い時はムリせず、途中でオツムを冷やしましょうvv

広大な遺跡の発掘はまだ1/4にも届いておらず、掘れば掘るほど何かが出土する入れ食い状態(笑)
なのに「遺跡内」に「立派な」考古学博物館を建ててしまったオバカさんは一体誰だ?!
と、後に非難の対象になってしまったという
パエストゥム国立考古学博物館〜Museo Archeologico Nazionale di Paestum

それでも出土品は増える一方で、仕方なくそのまま増設され、
今ではイタリア屈指の巨大博物館になっている。

多分この下にも「何か」が埋まったままなんだろうな〜と突っ込みたいのを我慢しつつ(笑)
ある意味、南イタリアらしくてイイかも…と大らかに微笑むことにする(^^ゞ

しかし我々観光客にすると、遠く移動することなくスッと行けるのは大変便利♪
中もキレイだし、ノーフラッシュで写真撮影もオウケイvv
何より人が少なく、予約不要でゆっくり見て回れるのが三重マルである。





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こぅやってマッサージしながらスカルプケアするのよ♪
へえ〜こんな感じでいいかしら?

ゴッシゴッシ キュッキュキュ♪♪

ではなく…

頼んでた小麦買ってきてくれた?
OMG!!!!〜忘れちゃった!
ひえ〜〜!!!! ど〜すんのよアンタ?!

でもなく…

何かしら躍ってる…と思われる絵(^^ゞ
キレイに色が残ってるよね〜♪♪

収蔵品が多すぎて収まりきらないのだろう。
剥きだしで立てかけてあり、
大喜利のお題目のように、見る者の創造力を存分にかき立ててくれる(笑)

他にも、神殿の一部や神像、生活用品に装飾品などなど…
玉石混交…というか、とにかく見るモノが星の数ほどあり、たいへん見応えがある。





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ワハハ!こ〜ゆ〜の大好き!!!(≧▽≦)//

説明書きによると…
(アタシのイタ語ボキャブラリーは悲しいほど乏しいが、食べ物の名前はわかるのだ(笑)

赤いテラコッタの皿に乗っかってるのは、ザクロにブドウ、イチジクといったフルーツに、
何かしらのお菓子、木の実、そしてチーズらしい。
そうか!ツブツブの塊は「ブドウの房」なんだな♪
じゃあ〜あれはイチジク?とニヤニヤしながら見てしまった。

石棺に一緒に入れたのか、神事に使われていたのか不明だが、
今、我々が口にしてるものと大差ない事に今さらながら驚く。

肉を焼くだけといった原始的な方法から
「調理」を施し「料理」にしたと言われている古代ギリシャ人。
デザート付きのフルコースなんて、さすが元祖美食家である。

ちなみに「ガストロノミー」という言葉は、
古代ギリシャ語の「gastros=胃」と「nomos =学問」から成る合成語でもある。

なんか小腹が減ってきたぞ!!!(>_<)//




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さてこちらは、ここに来たからには、これだけは見逃すな!という逸品、
石灰岩から切り出した5枚の石板からなる ダイバーの墓〜Tomba del tuffatore である。

ね、明らかに展示状態が「別格」でしょ?
他のは触れるくらい近くにあったのに、いきなりそんなに遠くですか?って。

……のわりにはこれまた「剥きだし」でワイルドな展示vv
この博物館の目玉なのに、日光や埃とか大丈夫なん?って心配しちゃうけど、
パエストゥム的にはこれでいいんでしょう、多分。またまた大らか(笑)

それぞれ絵の面を内側にして、立方体な石棺となるワケだが、
内部に水や土が浸透するのを防ぐために (と考えられている) 漆喰が塗られ、
その上に画が描かれている。そう…フレスコ画だ。

意図的ではなく結果的に「フレスコ画」になったのかもしれないが、
同時代に漆喰上に掻かれた画は一切なく、
これが唯一無二のモノとされており、たいへん貴重なものとなっている (でも剥きだし…(笑)





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墓の名ともなった「ダイバー」は、
死者の頭上に乗せられた「蓋」の部分に描かれたこの絵から引用されている。

これは埋葬者が三度の飯よりダイビングが好きだった!…ではなく、
「生」から「死」の世界へ飛びこむ(生き変わる) 死生観を表したもの…なんだそうな。

うぅむ…なるほどね〜

しかし、なんというかとても朴訥、人間的な表現方法で、明らかに他と一線を画している。
いい意味で、オレは描きたいように描く〜!な、吹っ切れた感も感じられる(そ、そうなのか?!)
描いた絵師は、豪放磊落なアーティストだったに違いない。うむ。

とにかく…他に類を見ないフレスコ画だった事も含め、
発見当時、え〜らいこっちゃ!!と騒がれたそうな(^^ゞ

館内を自由にいろいろ見て回り、あ!ココにあったんだ〜!と、感動的な?! 対面をしてもいいし、
直行したい人は、1階の第5室に展示されているので、是非見て帰ってください♪♪






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敷地内には、神殿以外にも幾多の時代と民族の手を経て作られてきた遺物が点在しており、
博物館と合わせても数時間では見て回れないほどお楽しみアイテムが満載vv

これも南イタリア的放置プレイで神殿以外はお触り自由!
古代遺跡に登るも抱きつくも、座禅を組むもかくれんぼするも、好きなように散策ができマス(笑)

アクセス至便とは言い難いけど、がんばればナポリから日帰りで行くことも可能(らしい)
モッツァレッラ工場見学とセットになったツアーもあるようなので、
機会があれば絶対行ってみて〜!!と、声を大にしてオススメしたいデスvv

〈観光資料サイト〉*日本語版HP *La Città di Paestum
by 21giova | 2014-11-11 23:54 | ├ パエストゥム | Comments(0)

パエストゥム 1. こらぁ〜スゴイ世界遺産だぞ!!!!

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モッツァレッラな〈Tenuta Vannulo〉から1キロほど南に走ると、
まるで平城宮跡のような広大な野っ原が視界に飛びこんでくる。
いや…ただの野っ原ではない。
よくよく見ると、礎石や石柱がそこら中に立っている。

こぢんまりと並ぶ土産物屋通りの中にひっそりに掲げられた標識は、
気付かず通り過ぎてしまうほど控えめで、小さい。
恥ずかしながらこんな所に世界遺産があるとは、今回、初めて知りました…

正式名、舌噛みそうなほどややこしくて長い。
3秒で言えたら………何もでないが、自慢はできる…と思う(笑)

パエストゥムヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含む
チレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園(1998年認定)

長いだけあってその範囲も広域だが、その中で、古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡が
混然と遺っているのが、ここパエストゥムである。




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古代ギリシャ人が植民地としてこの地を支配したのが始まりで、
海の神ポセイドンに捧げるために作った Poseidonia〜ポセイドニアという街の名が、
その後ラテン語訛りの Paestum〜パエストゥムになり、今に至る。

ポンペイ のように整然と街並みが遺ってるワケじゃないが、大きさはほぼ同じ。
なので、すっごく広い!草木が茂り、緑が多い分、のんびり大らかに広い!(笑)

そしてココの「キモ」はというと、1つでも大したモノなのに、
目をむくほど立派なギリシャ神殿が、なんと3つも遺っていることで、
当時、最も美しいと讃えられた街の栄華をしのぶことができるのだvv

そのうちの1つ、木々の間から一幅の絵のように美しい立ち姿を見せるのが、
ネプチューン (ポセイドン) の神殿〜 Il Tempio di Nettuno o Poseidone だ。





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近くに寄って見ると、直径約2mもの柱が立ち並ぶ姿にア然!となる。
とにかく… デカイ!! こらぁ〜まさに「王」の神殿だなvv
そして次に、保存状態の良さにホゥ♪と声をあげる。

当時は彩色された彫刻板で飾られされていたと思われるが、
柱の上部〜ペディメントエンタブラチュアに、
ギリシャ建築の特徴であるドーリア式の柱のタテ溝もキレ〜に残っている。

別にマニアじゃないが(笑)
ほぼ同時期 (紀元前5世紀前後) に建てられたアテネのパルテノン神殿に、
シチリアはアグリジェントセジェスタセリヌンテ(これは8世紀) の神殿を見てきたアテクシが思うに、
このネプチューンの神殿は、断トツイチバン!で保存状態が良いんじゃないかと思う。

アグリジェントのコンコルディア神殿も同じくらい巨大で素晴らしいが、
なんとなく砂まみれ!っていうイメージが残っていて、
緑の地に雄大に立つこの神殿がことさら美しく見える。
ま、とにかく…よくぞこんなにキレイに残ってたもんだvv

南イタリアって結構地震が多いし、他国からの侵略や戦争も多かった地である。
その中で、2000と500年以上もの間、こぅやって建ってるなんてね。
しかもっ!そんな神殿が3つもあるんだから、こらもぅ〜ビックリである。




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ネプチューンの神殿のすぐ隣に仲良く並んでるのが、2つ目となる Hera〜ヘラの神殿だ。
Il Tempio di (H)era (detto Basilica di Paestum)

ポセイドンに捧げた街だというのに、守護神がヘラ神だったことから真っ先に建てられた。
じゅ、順番おかしくないか?!って思うけど(笑)
それも含め、今でもこの街の起源がハッキリ解明されていないそうだ。

それと…ギリシャ建築の定義ってよくわかんないが、
普通、正面の柱は「偶数」が基本なのに、ヘラ神殿は9本「奇数」になってて、
一般的な神殿とはちょっと違うらしい。

う〜ん、これはニオうね!(なにが?! )
いやほら、ミステリーハンターの登場かと…(^^ゞ





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古いだけあって柱列だけが残るヘラ神殿だが、3つの中で一番大きく、
幅の倍以上の奥行き (24.35m × 54m ) に沿って整然と並ぶ柱列のシルエットが大変美しい。
いろんな物が無くなったせいで、日本の石庭のようなわびさび感が滲み出ている。
美しさを誇った女神も、今や媼(おうな) になってしまった…ってところだろうか。

それでも…

数え切れないほどの雨に打たれ、風に吹かれ、日に焼かれ、
数え切れないほどの生と死を見守ってきたんだな〜と思うと、
人の営みとはなんと儚いものか…と手を合わせてしまいそうになる。

がしかし、間違いなくこれは「人」の手で作られたもの。
知恵と工夫と創意の結集が、こうやってカタチとなって遺っている。
ああ〜それもやっぱスゴイことだよね!!人って偉大!

二度と装うこともなく、朽ちていくばかりだけど、
どうかこのまま、千年も万年も後世に遺ることを願わずにはいられない。





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ネプチューンとヘラの神殿を守り仕えるように、
少し離れた所にポッチリと建っているのが、3つ目となるアテナ神殿である。
Il tempio di Atena o tempio di Cerere

なるほど、こちらは正面柱が6本だ。
全体的なプロポーションといい、朽ち具合といい、バランスが良くて好みだわ♪
と、3つのうちでお気に入りを見つけるのも楽しいvv

と、言いながら、炎天下な現地で見てると、どれがどの神殿かワヤになってくる…
今も写真整理しながら、コレは一体「ナニ神殿?」って(笑)
多分あってると思うけど、間違ってたらゴメンなさい(^^ゞ

遺跡巡りって大好きだし面白いが、逃げ場 (日陰) が少ないから、暑い時はホント頭上要注意!(>_<)//
でも反対に、周囲に余計なモノが一切ないシチュエーションが、遺跡の素晴らしさを際だたせてるのも確か。

例えばフォロ・ロマーノは、こんな場所に?! と、街中にあるのが大きなサプライズだが、
恐らく当時とそう変わらぬであろうこんなにも牧歌的な風景のなかに、
時の忘れ物のように3つもの神殿が残ってるなんて、すっごくミラクルだし、ロマンティック♪♪
目を閉じなくても、古の時代へとタイムスリップできそうだ。




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大きさがわかるように、左下に人物が写ってるカットをば…

かろうじてのっかってる?!くっついてる?!ってな具合のギリシャ風な「破風」が、
あの状態で今日まで遺ってることが不思議でならない。

他が崩れた時にどうして一緒に倒れなかったんだろう?とか、
柱だって、1本倒れたらドミノ倒しだし…とか。
こぅゆうモノを見てると、子どもみたく「なぜ?なぜ?」が止まらなくなる(^^ゞ






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木造建築と違い石造建築物には有無を言わせない迫力や圧力があるので、
1つでもお腹いっぱいなのに、3つも見ると大変デス。
ってか、1ヶ所で3つも楽しめる!って、とってもお得!(ちゃうやろ〜!!!!!)

じゃなくて、、、、

こんなにも力強くプリミティブな美が、サレルノ南部の平野にある事に驚いた!
地域的マイナー感と神殿の素晴らしさのギャップにノックアウトされちゃったvv

数あるイタリアの世界遺産の中では、知名度、かなり低いかもしれないが、
これほど見事な神殿が3つも見れるパエストゥムって
神殿マニアの人もそうでない人も必見!な、隠れた名所なんじゃないだろうか。
3つ3つとしつこいが(笑) 世界中探しても、こんな場所ないっ!…と思う…(多分)

正直、どのみち通るから寄ってみよう♪な、軽い気持で足を運んだのだが、
来てみてホント〜によかった〜♪と思いました(>_<)//
by 21giova | 2014-10-27 23:38 | ├ パエストゥム | Comments(0)

カパッチョスカーロ1. 寄り道より腹の虫

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ナポリでエア取ってたら、この間走らなくてもよかったのにぃ〜と思いつつ、
モンテコンパートリからサレルノのもぅ少し先
Battipaglia 〜バッティパーリアという街まで、爆走約260キロ。

途中、工事渋滞があったものの、平地をまっすぐ南下するアウトストラーダは総じて走りやすく、
快調ノンストップ、約2時間で到着vv ならし運転にはちょうどよかったかな。

運転手としては標識を注視しながら走るので、
時おり出くわすオモロイ地名に突っ込み入れるのがドライブ中の楽しみの1つなんだが…

見た?見た?見た?!
生ハムピッツァな“パルマカンパーニャ”って地名があったよ〜♪♪ と、得意気に指差すと、

その後、標識を見た上で、人間翻訳機の友人が冷静にひとこと…

「パルマ・カンパーニャ 〜 Campagna」じゃなく
「パルマ・カンバーニア 〜 Campania」でしょ? って

ニャア〜ニャ〜ニア?? え"っ??

正解 → 「Palma Campania〜パルマ・カンバーニア」 す、すんまへ〜ん…
そんな…確認のためにわざわざ写真撮らなくても……クスン……

Clinique (クリニーク) は 数字の5 Cinque (チンクエ) に「見えて」
化粧品の Dove (ダヴ) はドーヴェ (伊語で何処?という意味) と「読んで」しまう右脳なアタシ
やっぱアホでした…。多分ね、生ハムピッツァが食べたかったんだと思う。。。(言い訳)

って…読んでる方は全然面白くないでしょうが、
こんなしょ〜もない事が、オマヌケ漫才のネタとなり、道中の笑いの友となってくれるのであります…
もちろんアテクシは、いつでもどんな時でも「ボケ役」ですが…(^^ゞ





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さあ〜国道に降りますよ〜♪

高速の出入口に GSがあるのはどの国でも一緒…だと思われるが、
負けじ!と、のどかなトラック屋台が並ぶのは、南な風景のひとつ。

「チェリー食べたいな〜♪♪」

「ダメダメ!今朝のイチゴ食べてから!!」

ココは形勢逆転、アテクシがビシッ!と注意!
放っておくと見境なく買い込むのが、人間翻訳機の悪い癖なのだ。



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さて、このバッティパーリアの北にそびえるピチェンティーニ山中に
9世紀の美しいフレスコ画が残る「洞窟教会」がいくつもある…ということで、
ちょっと行ってみる?!って事になったのだが……

ジモティにちっくら道を聞いてみると、

「300m先の薬屋を右折して3つめの角を左折、2キロほど直進したら看板があるよ」(←例えね)
と、あ、あなたサマは人間ナビですか?ってくらい的確に説明してくれたものの、
渓谷を5キロ以上歩く事になると知り無言になる2人…

う〜ん それだと行って帰って3時間以上かかりそう…

「あの山がそうかな?」
「いちお、写真だけ撮っておくか」

パシャっ!

「……じゃ、行く?」
「だな……」

ブロロ〜vvvvvvv  さらば洞窟教会!( ̄o ̄)//

運転してると結構脳内カロリー使うので、既にアテクシ、エンプティー状態…
この後行く所の事思うと、よだれな妄想でオツムがいっぱい!! (笑)
スイマセン…また今度……


といっても、そうそう気軽に来れない場所である。
日本でいうところの平安時代!の頃の画が、
色鮮やかに残っていることは興味をそそられるので、情報だけでも貼り付けておこうvv

Olevano sul Tusciano という町が散策拠点となる。

おおっっと!今ちゃんと確認してみると……

単独で行かずガイドと一緒に行くこと。
一番の見所と思われる〈Grotta di San Michele Arcangelo〉を見学するには、
前もって申請が必要と書かれている(多分…)

ううむ…ポイと行ってホイと歩くワケにはいかないんだな。
この時行っても見れなかったかもしれない…と思うとちょっと気が楽になった(笑)

じゃあ〜こちらのフォトギャラリー で「気分」だけでも味わっておくとしようvv
by 21giova | 2014-09-10 23:22 | ├ カパッチョスカーロ | Comments(0)

モンテコンパートリ 2. お山なマークがいっぱいのキュートな町

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すご〜〜い!!!まだ7時 (2分) 前だよ?!ど〜しちゃったの?ってくらい早い!
本人全く自覚ないけど、やっぱコレは時差ボケか?
でも、バク転できそうなほど絶好調なのは良いことでもあるvv ←多分、今だけ(^^ゞ

寝るだけに寄った町だから、朝食食べたらすぐ出発だ。
それじゃあ〜もったいないし、少しでも歩いて街を見てみようvv

外に出ると……うっへ〜〜こら冷える!!
6月の半ばとはいえ、この寒さは一体なんだなんだ?!

標高576mの丘陵地に建つモンテコンパートリの町。
それほど高くないが、周囲に遮るものがない丘陵都市なので、
時おり吹き抜ける風がダイレクトに突き刺さり、カフェインより目覚ましに効く。



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ということは、夏はローマより随分と過ごしやすいはず。
なんでそんな所に泊まるん?と言ってたN子のダンナだが、
友人がモンテコンパートリにセカンドハウスを持ってるそうだ(笑)

街から2キロほど離れるがFSの駅もあるし、車だとローマから40キロ足らず。
これは、だいたい大阪から有馬温泉に行くくらいの距離と時間である。

フラスカーティより物価も安く、のんびりできそうなモンテコンパートリは、
ローマっ子のちょっとした避暑地なのかもしれない。





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通りは既に人がいっぱい!
みんな早起きさんだね〜♪♪ (特にご老人たち(笑)

おはよ〜ボンジョ〜ルノ♪♪ と挨拶を交わしながら、
急な登りの石畳を、エッチラヤッチラ上がっていく。

地図もなんもないけど、登りきったら降りる。
それだけで一周できるほど小さな旧市街は、朝の散歩にうってつけvv

時々、家々の扉に混じって、城壁に出る秘密のアーチが現れる。
朝の光をいっぱいに浴びて、向こうが天国のようにキラキラ光ってます♪





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町の中心、頂上にそびえ建つドゥオモ、
Chiesa di Santa Maria Assunta は、どこまでもシンプルで清楚。

キンコラカ〜ン♪と鐘の音が鳴ればパーフェクトなんだけど、
その代わりに、ハトたちが鐘楼の回りをクルリと1周してくれました。





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冒頭の写真、時計の下にも入ってるが、
フィンガークッキーを3枚重ねたような、小山が3つ連なったようなかわいいマークが、
モンテコンパートリの市章である。

どっかの町もこれに似たフォルムだったなぁ〜と、余計気になったのだが、
形状をアレやコレやと変えながら、町中至る所で目にするので、
思わず探し撮りまくってしまった(^^ゞ

こんなにたくさんあるなんて…
なんか愛されてるよね〜フィンガークッキー♪♪ (違!!)





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初日は嬉しくて「コ〜フン」してるので、
被写体探すオツムも、シャッター押す指もいやに元気vv

なンてこたぁ〜ない石畳も、
やっぱキレイだわ〜♪♪ と写してはニヤけてる (笑)
こ〜ゆ〜普通のディテールが、見れば見るほど美しく楽しい国なんだよね、イタリアって。

と言いながら、、、

旅の終盤になると、暑さと疲れから撮る枚数がド〜〜ッ!!って激減するので、
今のうちに載せておきマス(^^ゞ

*実際、今回はそんなに写真を撮ってなくて、今ちょっと凹んでおります…(TOT)//




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早速店を開けていた働き者の青果店のマンマが、
「今日はイチゴの日だからどう?」(そ、そんな日があるんだ?!)
と薦められて買ったソレは、芯の芯まで、見事に真っ赤っか!
のわりには、アタリ(甘い) は1/5の確率だけど(笑) 道中のお供にするとしようvv

さあて!今日からカンパーニャに向けて本格的に出発!である。

もう来る事はない…かもしれないけど、これも旅先での一期一会のひとつ。
丘の上の風の町。モンテコンパートリでありました。



f0205783_15575017.jpgCittà di Monte Compatri
by 21giova | 2014-08-31 22:07 | ├ モンテコンパートリ | Comments(0)

ヴィテルボ 4. ラストの食事は3人の王様と共に…

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アグリにご飯が付いてるので、なかなか外で夕食を取る機会がないが、
なんといってもイタリア最後の夜である。
宿の女主人が教えてくれた店に、いそいそと出かけてみた。

Tre Re とは「3人の王様」という意味で、
1622年創業という、街で一番歴史があるリストランテなんだそうだ。
ワーオ!すごく王道な店を教えてくれたんだな。

さっきのBARもそうだけど、
2〜300年の歴史なんて、この国にとったら屁!みたいなモンなんだろうね(笑)





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昔は宿屋兼メシ屋…いわゆる旅籠だったそうで、
思ったよりずっとこぢんまりとした店内は、その分家庭的で居心地がよく、
壁には、店のシンボルである3人の王様の画 (看板) が掲げられている。

ひと癖もふた癖もあるような王様たちだが、何かしら意味があるのだろう。
由来をちゃんと聞けばよかったのだが、
当時は触れると幸運をもたらす…と言われ、
大戦中は英米の兵隊たちもが、触ってから戦地へ赴いたそうだ。

その後、売ってくれ〜!という声を頑なに拒み、今に至るという、
ヴィテルボの歴史遺産?!みたいになっている。

Ristorante Tre Re





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さて料理…
写真はちとマズイが(笑) 料理はウマイ!

お約束の前菜盛りに、
プリモは本日のお薦めラビオリ、メインに仔牛とスカモルツァのグリルをオーダー。
うわ〜!!!なんかモリモリ食べてる!!

今日って、お昼にチヴィタでブルスケッタ食べたっきりで、
ジェラートも食べずカッフェも飲まずひたすら車を走らせ、
ぱちゃぱちゃ温泉遊びしては、以外と体力知力を使うスーパーを徘徊したもんだから、
お腹ヘリヘリだったのであるvv





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ココで何回も書いてるけど(笑) まだまだマイブームなスカモルツァ焼き♪
嗚呼〜やっぱ美味しいわ〜♪♪
チーズとパン、チーズとワインの往復が…うぐ〜〜止まらない!!
セコンドとして食べれるから重宝するんだが、カロリーは絶対肉より高いはず(笑)

日本でも買えるけど目ン玉飛び出るほど高く、なかなか手が出せないんだけど
最後に食べれてシアワセでした〜〜vv
by 21giova | 2014-04-27 23:50 | ├ ヴィテルボ | Comments(0)

ヴィテルボ 3. 最後の夜は異種格闘技なパッキング勝負だ!

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テルメでまったりしすぎて、
一番の見所〈Palazzo dei Papi〜教皇の宮殿〉すら見なかった我々…

というより、、、、

最後の買い物!と称してスーパーで埋没してしまったのが一番の敗因かと…(^^ゞ
ココでは書けないような(笑) 食材とか食材とか…
とにかく…土産はスーパーで買うに限る!なんでありマスvv

 



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うぅむ…コレはメディチ家の紋章ではなかろうか?!
(球体の数に特に決まりがなく、年代により5つや8つバージョンもある)

ラツィオ北部の最大都市ヴィテルボは、お隣フィレンツェに一番近い。
そもそも教皇の街だし、いろんな関係性があったと思われる。





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感じのよいBARがあったので、後でドルチェでも買っていこうか〜と言ってたんだが、
どこにあるかわかんなくなってワヤになってしまった…

後で知ったのだが、創業1818年!という老舗カフェであった。
イタリア人のクチコミが悪いのが気になるが、
ヴィテルボの歴史を刻んだ店内を愛でるだけでも価値はある…はず…多分…うん(^^ゞ

Gran Caffe Schenardi




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最後のお宿の事も書いておかなきゃねvv

ヴィテルボって結構大きな街なのでチェントロを外し、
でもってもぅ「寝るだけ」なので、ちょっと郊外のB&Bを予約したんだけど……

Str. paliano

うへえ〜?住所ってこれだけ??
それって通りの名前だけやんや〜んっ!!!(TOT)//

そう…郊外の宿は往々にしてこぅゆう事が起きる。
でもこんな事でへこたれていたら、田舎の宿には泊まれない。

幸い、広く見通しの良い道だったのでなんとか「発見」できたが、
住所すら間違ってる事も多いので、ホント気が抜けない…( ̄o ̄)
ベッドに横たわるまで決して安心できないのが、伊国の宿の恐怖であり楽しみの1つなのだ(笑)

HPの感じを裏切る事なく、清潔で居心地のよいB&Bで、
夕食食べにチェントロに向かう時「私も帰るから〜」と車で先導、
ジモティが使う無料駐車場まで送ってくれ、ホント助かったよvv

B&B Le Beccacce



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宿泊客は我々だけで、
照れちゃうような4柱ベットの広い部屋を用意してくれたのだが、
スイマセン…今宵は夜を徹してやるべき「大仕事」が………

はあ・・・・考えたくもない帰国の準備。
毎度のことだが、車のトランクに好き放題放り込んできたこのおびただしい荷物の山を
一体どうやって「1つの」スーツケースに詰め込めばいいのだろう?!

実際、全ての荷物を持って上がったら (2往復する(笑) 部屋ン中、足の踏み場もないほど!
なんで靴を3足も買ってンねん!と毒づきながら、箱はポイポイ!
ああ〜そうだ…アウトレットにカバン置き忘れて大変だったよな…と、
なんかあの史上最悪の事件が、今となっては他人事のように思えてくるから現金なモノである(笑)


手に余計な荷物持ちたくないから、なんとかスーツケースに全てを納めたい。
空間と入れるモノの1本勝負!パッキングってパズルみたいなモンだよね。
大変だけど結構好き!で、得意!
誰もこの中にワイン2本と靴が3足+ビーサン+モロモロ…が入ってるとは思うまいvv

次開けたら二度と閉まらないでしょう…という密閉度280%状態で、
スーツケースは悲鳴あげてると思うけど(笑)

じゃなくて…ギャボ〜!! もぅこんな時間!!

明日…ってかもう「今日」だけど(TOT)//
早く出発するので少しでも寝ておきたいのだが、寝た記憶がない(笑)
せっかくの?!4柱ベットだったのに……



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Città di Viterbo
by 21giova | 2014-04-24 23:38 | ├ ヴィテルボ | Comments(0)

ヴィテルボ 2. とってもキレイ♪ ダンテも詠んだ由緒あるテルマエです

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きゃ〜♪なんて広いプール!

ではなく…

こちらはヴィテルボの野外温泉のひとつ、ブリカーメ〜Le Terme del Bullicame

もちろんフリ〜!!(無料)

もちろん脱衣所も、ない…(笑)

が、「この時」のために
怪獣庭園を犠牲にしてまでも水着を着込んで、チヴィタをも観光したのだ!

ササっスイっ♪とワンピースを脱ぎ、
やぁやぁ〜ゴメンなすって!と、先客に挨拶をし、トポン♪と浸かれば……






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うへぇえ〜〜〜!!! なんて極楽♪♪

湯温もちょうどよく、
サラサラとたいへん気持のよい湯のうえ、このシチュエーションでしょ?
心地よさ問答不要の2800万%!!!! でアル (≧▽≦)///

量は多くないけど、底を漁るとミルク色の泥が沈殿しており、
ちょっとしたファンゴ(もどき) ができるのもグ〜♪♪







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湯質はとても穏やかでスタンダード。
すンごくキレイな色をしてるが、源泉は無色透明デスvv

どうしてこんなバスクリン色になるのかは不明だが、
そんな事に頭を悩ませるのは無粋というもの。

なるんだからなるんデス!!!
   





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開放的な浴場と違い、柵で囲われ厳重に守られている源泉。

それもそのはず。古くはダンテの神曲、地獄篇第14歌にも出てくる由緒ある温泉で、
後に見える石塔は、その碑になっている。

ダダダ、ダンテってスゴイな〜!って思うけど
地中から無尽蔵にボッコボッコ湧き出してる源泉がダイナミックすぎる!

源泉が何度かわからなかったけど、
水路を通ってるうちに適温になり、浴場に流れ込む。

なるほど、うまいことできてますvv






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幸い大きな木が1本生えていて、木陰があったので、
湯というよりお天道さまに脳天焼かれて暑くなると、そこに退散。

寝酒に余ったワインを飲みながら風に当たってると、
言わずもがな…だが、至福の極み♪♪ でありますvv

ジモティ率が高く、観光客はほぼ皆無だが、
清掃も兼ねて係員が巡回してるので安全だし、ゴミひとつ落ちてない。
無料施設なのになんて行き届いてるんだ!さすが教皇の街であるvv

以前入ったワイルドなトスカーナの温泉 (ソレはソレでとてもステキ♪) に比べると、
とってもクリーンで入りやすい野外温泉だと思う。








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こちらはもっと浅い膝下、お子様用。

嬉しくなっちゃうくらい広いでしょ?左手にもまだまだ続いてるの♪
だからか大人も遊んでたけど(笑)

というヴィテルボには、他にも、有料無料、たっくさんの温泉があり、
温泉大国ニッポン顔負けの充実度を誇ってる。

しかもローマから約70キロ…と、アクセスも全然悪くない。
だからまた絶対行きたい!!!と思うvv

というのも……

温泉でまったりしすぎて、ほとんど全く!街を見てないから(爆)
ヴィテルボ観光局の人、ゴメンなさい…(^^ゞ
それと、怪獣庭園も行きたいしね……え?しつこい?(笑)
by 21giova | 2012-06-08 23:10 | ├ ヴィテルボ | Comments(0)

ヴィテルボ 1. 教皇が愛した温泉地

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   ボマルツォの怪獣庭園〜Parco dei Mostri にすんごく!!行きたかったんだけど、
   時間が押して断念…(道にも迷った)… 本当に残念だわ…(>_<)//
   またいつか絶対!!トライしてみる!!うん

   そしてやってきたのが、最後の宿泊地となるViterbo〜ヴィテルボである。

   現在はバチカンで行われるローマ法王選出も、昔はここヴィテルボで行われており、
   決まるまで皆が部屋に缶詰状態になる
  「コンクラーベ (鍵がかかった) 」という言葉が生まれた街でもある。

   教皇の街として、魅力的な要素を持ってるヴィテルボだが、
   個人的にはこっちの方が大事!(笑)

   それは…

   温泉!! があること〜〜!!!!(≧▽≦)///

   実際、この地の温泉は既にエトルリア時代に発見されており、
   歴代ローマ教皇たちも湯治に訪れていたという〈テルマエ・ロマエ〉を地でいく歴史を誇っている。

   写真は、その名も Terme Dei Papi 〜法王の温泉

   もちろん我々もフツ〜に入れる、一大スパ施設である。
   巨大な温泉プールが有名で、それにも心が動いたけど、
   近くに「もっと楽しい」温泉があるというので、ココは車から眺めて素通り。

   さてさて「ソレ」はどんな温泉なんでしょう??

   >> つづく… (^^ゞ
by 21giova | 2012-06-05 23:25 | ├ ヴィテルボ | Comments(0)

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