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チェルキアーラ・ディ・カラブリア1. アルトモンテと並ぶパンの町

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今度の標識にアルバニア語表記はありません。
でも… “Città del Pane 〜パンの町 ” ココに注目〜っ!!

イタリア全土のパンの中で唯一D.O.P.に認定されているパンの町、
アルタムーラにも行ったくらいだ (その時のパンの話 その1. その2. )

パンの町だなんて、こら見逃せないわ♪と、
チヴィタから下って、またグルグル山道登って〜と、
チェルキアーラ・ディ・カラブリアという町にやって来ました。




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チヴィタと同じように山や渓谷を抱く町は、とても感じがよかったんだけど、
13時になろうというこの時、昼休みで閉まると困るので、兎にも角にも店に急ぐ。

向かう先は、町の北外れにある “Panificio Vito Elisa”

これでも精一杯急ぎました。
な、なのに……





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OMG!!!!! 人はいないし、ショーケースはスッカラカン。
お昼にしようと、そらもぅ〜楽しみにしてたフォカッチャすらナイナイナッシング(T_T)
あまりの呆然顔に、呼びかけてようやく出て来た店員さんが、
んじゃあ〜コレは?と、奥から巨大な塊を持ってきた。

ワハハ!!! そうそう!! アルタムーラのパンもこんなだったわ!と膝を打ったのが、
この町の伝統的なパン “Pane di Cerchiara”(Panificio Vito Elisaより) だったのだ。

代々受け継いできた天然酵母と長時間の発酵、そして薪釜でじっくり焼く。
その際生じる頂上部の割れ目というかコブが、Pane di Cerchiara の特徴の1つらしい。


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通常の家庭サイズでも1〜5キロほどあり、大きなもので15キロ。
法皇サマがカラブリアを訪れた時には、25キロのパンも登場したという。
注:25キロ分のパン…じゃなく、1個が25キロね(笑)

この時出してくれたモノは、3キロほどあるといい、
見てくれまんま、ばーちゃんが長年愛用してるよな漬物石である(笑)
2週間以上持つよ〜と言われても、う〜んう〜ん、どうしよう?!

自宅のPC前でふんぞり返ってる今なら、ンなもん迷わずゲットしょ?!って即答!!
今でも買っておけばよかった…と思ってるけど、
始まったばかりの旅の身に“漬け物石”はちくと重い。

だいたいだな〜単純に『パンの町』だって〜♪と、お気楽にやって来たアタシたち。
こないな重量級とは、当時は知らなかったのだ (バカめっ!!)
結局、唐辛子入タラッリと玉ねぎグリッシーニを買って、昼メシに当てる事にした。

1/4だけ買えない?とかなんとか頼んでみなかったのか、今となっては思い出せず、
じゃあ〜何のために行ったのさ?!と、当時の自分にゲンコを振り上げたいけど、
その時の気分気分で仕方ないンだよな〜こ〜ゆ〜のって。ハイ…( ̄o ̄)//

車を停めやすいという理由で、Panificio Vito Elisaに行ったけど、
町内には他にも評判のよい店がある。

Panificio Mauro (Facebook)

また町の西はずれに、古い製粉所を利用した“Museo del Pane”があり、
パン作りの歴史や古い器具などが展示、紹介されているそうだ。
ちょっと珍しいパンの博物館。お時間のある方は是非どうぞ♪





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気を取り直して……

伊国の伝統的なパンの保護や普及に努める協会によると、
現在、15の州の中で、53の市町村が “Città del Pane” に認定されている。
カラブリアではココ、チェルキアーラ・ディ・カラブリアとアルトモンテの2つのみ。
偶然とはいえ、どっちも行ってたんですね〜(//∇//)

ワインと同じで郷土料理にピタリと寄りそう、その地のパン。
無塩な “Pane Toscano” なんて、実にわかりやすい例と言えるだろう。
とにかくコレは絶対!
地の料理とパン、ワインが揃えば、向かうところ敵無しのマスケティアーズ〜三銃士ってこと。

個人的には南部のパンが好きなアテクシですが、
この3つに言い寄られたら、どの州のどの町でも、一瞬で恋に堕ちると思いマス(笑)




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ということで、パンについてはちょっと惜しい、残念な結果になっちゃったけど、
チェルキアーラ・ディ・カラブリア、もぅ1つ別の“お楽しみ”が残ってる。

チヴィタから遠く臨んだ海がどんどん近くなってくるのを横目で眺めながら、
「その場所」へと急ごうではないか。
 





by 21giova | 2019-05-27 23:40 | ├ チェルキアーラ・ディ・カラブリア | Comments(0)

チヴィタ2. クラクラ目眩な “悪魔の橋” を見逃すな!!

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町の入口にあった胸像にこの壁画。
チヴィタに限らず、アルベレッシュの町に必ずあると言ってもいいだろう。
彼の名はスカンデルベグ
アルバニア人にとって神格化されてると言ってもよい英雄だ。

当時、破竹の勢いでバルカン半島を席巻していた最強軍団オスマン帝国に対し、徹底抗戦。
小国アルバニアを25年もの間、独立国家として守った。

城には副将を置き、自らは遊軍を率いオスマントルコ軍をゲリラ作戦で奇襲するなど、
アレキサンダー大王にちなんだ“スカンデル”という名を持ちながら、
大胆不敵に大国に挑んだスカンデルベグは、幸村のような知将でもあったようだ。

彼の死後、結局オスマン帝国に併合されてしまったけど、
アルバニアの歴史を語る上で、無くてはならないヒーロー、スカンデルベグ。
ちなみにチヴィタには Vico Scanderbeg という路地もあります(๑˃̵ᴗ˂̵)و




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さて…町の様子はというと、
なんとなく身体が広い道の方へ流れてしまい、
町の中央から南側だけの散策になってしまった(^^ゞ

しかしこの選択はある意味正解!
なぜならこの道の先に、ドえりゃ〜モノがあったからだ。





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おや、展望台があるよ?!と、足を進めていくと、
大渓谷がグワ〜ンと広がっていてビックリ!!

まるで地面が真っ二つに割れたかのようで、
高所は全く平気なアタシでも思わず立ちくらみがしたほど。
これが全長13キロ、イタリアで最も長いラガネッロ渓谷〜Gole del Raganelloだったのだ。

でね、下のほ〜〜〜に目を凝らすと、ポッチリ橋が架かっているのが見える。
その名もPonte del Diavolo〜 悪魔の橋!!である。

橋まで行くには600段!もの階段を下っていかねばならず、
それ考えただけで萎えちゃって、1段も下りなかったアタシ……( ̄o ̄)

代わりに、果敢に途中まで(それでも1/4も降りてないはず)
トライした友人を激写するだけに留まちゃったけど、
渓谷を下るキャニオニングが、近年人気のアクティビティになっているそうだ。





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遠くから見ても、えっれえ〜所に架かってるな〜!!という橋は、下から見るとご覧の通り。
1度崩落して再建されているそうだが、最初に手がけたのは古代ローマ人(伝)だ。
彼らの優秀さは周知の事実だけど、よくもまぁ〜作ったものだと、感心を通り越して呆れるほど。

実は伊国には “Ponte del Diavolo〜悪魔の橋” と呼ばれる橋が結構ある
素晴らしく美しかったり、ありえない場所に架かってたり、ありえない構造だったり。
つまりは人智を越えた要素を持つために、まるで悪魔が作ったようだと言うワケだ。
かくいうチヴィタの悪魔橋にも、こんな伝説が残っている。

ある時チヴィタの領主が、最初に渡った人間の命と引換に、橋を架けるよう悪魔に依頼。
喜んで引き受けた悪魔はひと晩で橋を築き、翌朝、手ぐすねひいて渡る者を待っていた。
ところが、キツネに化けた男がまんまと橋を渡りきってしまった。
激怒した悪魔は橋を壊そうとしたが、あまりに上手く作ってしまったためビクともせず、
呪いの言葉を吐きながら川底に消えていったという。

う=ん、このシチュエーションだもの。うんうんと納得してしまうよぅな伝説である。
まさに「悪魔が降り立ち、一夜で架けた橋」
下まで行っても行かなくても(‼︎) 一見の価値、あります。





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そんな橋以外にもココからの眺望は素晴らしく、
キラリと光った方向に目をやると…あれって、そう…海だよね?!
ちょうどイタリア半島の土踏まずの部分〜イオニア海がつくる湾が、かすかながら見えるのだ。

後で調べてみると海岸線まで10キロ足らず。
もしかしてアルバニア人たちもそこから上陸し、
こんな山奥に逃げ込んできたのかもしれないね。




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町の中で1番の賑わいをみせるPiazza Municipioに、仲良く並んだFIATのパンダとチンク。
(*赤いパンダの横に、スカンデルベグの胸像がある)
古いイタ車が大好きなアタシ。盛大にニヤけながらスマホを向けていたら、
小さな町にはそぐわない大型バスが乗り付け、観光客がゾロゾロが降りてきた。
ううむ、チヴィタって、密かに人気なようです。

この規模の町としてはB&Bなどの宿泊施設が結構あるので、
1泊して、アルベレッシュの歴史や料理、大自然に触れるのも悪くないだろう。





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「小さな村の物語」の主題歌 L'appuntamento が聞こえてきそうなチヴィタ。
番組的ナレーションを流すなら、、、、、

四方を山に抱かれた小さなこの町で、
遠く祖先の志を受け継ぐ者たちが、静かに暮らしている。

ってところでしょうか…(^^ゞ













by 21giova | 2019-05-09 23:02 | ├ チヴィタ | Comments(0)

チヴィタ1. アルベレッシュの町は、イタリアの中の小さな別世界

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イタリアにおいて“チヴィタ”というと、
チヴィタ・ディ・バーニョレージョを思い浮かべる人が多いかもしれない。
“死にゆく町”としてすっかりメジャーな存在になってしまったけど、
実際素晴らしい所で、訪れた時は大いに感動したものだ。

そして、カラブリアにも“チヴィタ”という町がある。
シンプルにただチヴィタ。しかし特別なチヴィタが。
お馴染み?! I Borghi più Belli d'ItaliaLe Bandiere arancioniにも選ばれているが、
もっと特異な顔がこの町にはある。

冒頭写真の道路標識を見て欲しい。
イタ語の〈Civita〉の横に、見慣れぬ文字〈Çifti〉とある。
これは〈アルバニア語〉なのだ。





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この町では公的な表記の全てに、イタリア語とアルバニア語が併記されている。
それは15世紀当時、地震で廃村のようになっていたこの地に、
オスマン帝国の支配から逃れたアルバニア人が辿り着き、自分たちの町として再建させたからだ。

アルバニアはアドリア海を挟みちょうどプーリアの対岸、
“欧州の火薬庫”と言われる多難なバルカン半島(西部)に位置する。
ギリシャ正教とイスラム教の宗教対立も激しく、多くの難民がイタリア南部に渡ってきた。

時を経て、今ではイタリア人として生活をしているが、
その祖先はアルバニア人で、アルベレッシュ(arbëreshët )というコミュニティーの中で、
言語も含め、祖国の歴史や伝統を守り続けている人たち(地域)もある。

特にカラブリア北部には、中世からの起源を持つアルバニア集落が数多く存在する。
その1つが、ここ、チヴィタなのだ。





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その姿はもちろんフツ〜にイタリアの町の1つである。
人々も町の様子も何ら変わりはない。

がしかし、中世以来、山奥の小さな町で秘やかに護られてきた祖国の歴史は、
現代の本国アルバニアより、ずっと濃密で重いに違いない。

見慣れぬ文字が並ぶ2つの言語表記や、ひょんな拍子に、こんなモノを見つけると、
伊国ではないどこか遠くの町に来たような心持ちになる。

それが最も如実に表れていたのが教会だ。





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実際はカトリックの教会なんだけど、
元来のアルバニア人の信仰〜ギリシャ・ビザンチン典礼に従い作られたそうで、
磔刑像の代わりにイコンが飾られていて仰天してしまった。
こんな合わせ技ってあり〜?!ってね。…あるんです…(笑)

とにかく、こんなの今まで見た事ありませんっ!!





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だから他のカトリック教会では見られない不思議もいっぱいあって、
細部を観察すると、とても楽しく興味深い。

ギリシャ正十字はわかります。でも……

「米(コメ)」と「※」に見えるこの印は一体何なんでしょう?!

1度そう見えたら最後「米屋の前掛け」にしか見えなくなって、
神聖な空間で笑いを堪えるのに、大いに苦労したのであります(^^ゞ




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豪華な金糸の刺繍で、ビザンチン紋様を華やかに取り入れた伝統衣装や、
町とアルバニアの歴史を紹介するMuseo Etnico Arbëreshもあるので、あわせて是非どうぞ♪




by 21giova | 2019-04-01 23:12 | ├ チヴィタ | Comments(0)

カストロヴィッラリ1. エリア超限定な見所デス(^^ゞ

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今宵のお宿はモラーノ・カラブロの隣町、Castrovillari〜カストロヴィッラリ
絵本のようなモラーノ・カラブロとはガラリと代わり、整然としたキレイな町だ。
チェントロには入らず、クルマを停めやすい町外れをサクッと散策してみる。

だるま型(?!)の窓がかわいくて撮ってしまった Chiesa della SS. Trinità には、
軍が教会や修道院から略奪収集した物品の保管場所として使われた事があり、
あるものは返還され、あるものはそのまま残った事から、
木像や十字架、絵画など、宗教的価値の高い作品が多く揃っているという。

この「軍」とは、1806年の征服以後1815年まで。
イタリア南部を支配していたナポレオン帝国下のナポリ王国 を指す。
そっか〜カラブリアも支配下だったのね〜と、ここで発覚する無知の固まり( ̄o ̄)

教科書にはカラブリアの「カ」も出てこないと断言できるが、
ナポレオンのヨーロッパ支配について、世界史でチラッとでも触れたはず。
授業中に大富豪なんかせず(爆)ちゃんと勉強しておけばよかった〜!!って、
こ〜ゆ〜時、つくづく思うわ(笑)






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教会のすぐそばには、四隅に4つの円塔を持つCastello Aragonese〜アラゴン城趾がある。
当初は城塞だったけど、その後、1495年からつい最近、1995年まで。
実に500年もの間、刑務所として利用されていた。

秘密の通路や地下牢など複雑に改築された内部では、
主に中世、夜な夜な響く悲鳴や鎖を打つ音など、かなりヒドイ拷問や刑罰が行われ、
長い間 “Torre dell’Infame〜悪名高き塔”と呼ばれていた。

刑務所閉鎖後、2011年には、キレイに手が入り、
内部見学や、コンサート会場にも使われる場として生まれ変わったが、
それまできっと絶対、彼女連れのヤロ〜共が、肝試ししに来たんじゃないだろ〜か(^^ゞ






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たまたま停まった市の南端。なんかいっぱい見るモノがあるわ。

こちらは Archeological Museum〜考古学博物館。





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既に閉館してたので、回廊だけ回ってみよう。

って、勝手に入っていいのかな?うん、イイみたい。





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たいそう立派で美しいキオストロは、前述の教会と続いてるように思うのだが、
カラブリアで一番最初にできたサン・フランチェスコ会の修道院跡…みたい。

戦時中は兵舎や軍の病院として使用され、
現在は自治体の管轄の元、ギャラリーや劇場として利用されている。

この南端?!エリア、尻尾のようにピョ〜ンと伸びており、
もそっと先っちょまで行くと、高所からの眺望もたいへん美しく、いろいろ見所もある。
城の近くには、同じ名を取った評判のよいオステリアもあるので、
カストロヴィッラリを散策するなら、ランチも含めて目指しても良い所だと思いマスv







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説明ばっかで面白くなかったので最後にこんなショットを。。。。

アテクシが熱心にアングル狙っているのは。。。





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ペッタンコに潰れたピッツァの箱だったりする(笑)

でも…撮らずにはいられないカワイイさ…でしょ?!

こんなモノまで「絵」になるイタリア。やっぱタダ者ではないのであります。









by 21giova | 2018-12-16 23:49 | ├ カストロヴィッラリ | Comments(0)

モラーノ・カラブロ2. 天空の城のてっぺんを取れ!!

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あっこまで行きまっせ〜!!! と息巻いたけど、ヒィこらヒィこら情けなや。
移動はクルマで楽してるから、がんばれアタシ!! (笑)

頂上には、ローマ時代の要塞にはじまり、
その後、城となった Il Castello Normanno-Svevo が遺っている。

歩いてる途中、全く人気がなくて淋しかったけど、
あんな所で写真撮ってる人いるね♪♪
意味もなく、よかったヨカッタ〜(//∇//)




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城壁のすき間から見えるのは、外から眺めた時、城跡の隣にあるように見えた教会。
思ったよりずっと高低差があったことに驚く。
言うまでもなく町の中で1番高い所にある教会でもある。

既に海抜約700mに位置するモラーノ・カラブロ。
そのまた上だから、風がビュンビュン、帽子が飛ぶほど強い。






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オマケにバジリカータとカラブリアの2州をまたぐ広大な国立公園、
Parco nazionale del Pollinoで、ベスト3の高さを誇る2000m超の山(↓)に囲まれている。

山間部で風も巻くだろうし、南なカラブリアといえど雪景色な町の写真があったのも納得だ。
まさに天空の城!だったんだね〜。

とはいえ、今の季節、頂上からの眺めは素晴らしい!
ほらほら、風に吹かれた雲が、気まぐれな影をあっちにこっちにと映しだしている。

そして…要の東西問わぬ“瓦フェチ”な身としては、
年期の入った屋根瓦にも密かに萌えるのであった(笑)





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現実に目を向けると……
人々の暮らしは快適さと便利さを求めて、下へ下へと移っていく。

廃墟とまでは言わないが、この旧市街、明らかに人気のない家が多い。





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そんな中、ココにいるよ!!とばかりに声を上げる家が。

モノクロームの景色の中でこの家を見つけると、きっと誰もがホッとするに違いない。
そう…アタシがそうだったように。
まるで Casa gialla di felicità〜幸せの黄色い家。

不便も多いだろうが、こぅやって町の灯を護り続ける人たちがいる。
血肉が通わない美しさは虚しいだけ。
人が住むということは、町が生きるということなのだ。




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そうそう、フト思いついて、Googleマップで町を360度見てみたら…
(当時のMAPはこんな機能がなかったのだ)
OMG〜〜!!!!! 北側は見事なまでに家がないではないかっ!!

日当たり悪そうだし、わかる…っちゃあ〜わかるが、
あの素晴らしい遠景のウラ側がこんなだったとは!…ね。

だからといって、この町の素晴らしさが損なわれるワケじゃないけど、
手品の種あかしされたみたいにビックリした(^^ゞ





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散策中、唯一出会ったジモティは、
珍しくチネーゼではなく、お前はジャッポネーゼか?!と、一発大正解を出したオヤヂ。
じゃあ〜写真を撮ってくれよ、と、そそくさ座ってポーズを決める。

昨今、言われる事が少なくなったお約束フレーズに、喜んで!! とカメラを向けると、
う〜ぬ。前歯が抜けてまんがな!!!
でもでも、これも鉄板な“お約束”の1つなんだよね〜〜(笑)

(心の中で) そうそう、口は閉じて…カシャッ!!
一見強面オヤヂもイイ笑顔。
アタシもイイ写真撮れて嬉しいよ。チャオチャオ、バイバイ♪♪





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斜面に沿って渦巻き状に続く道は、決して楽な道のりではないけれど、
ショートカットな秘密の階段もあるので、
迷路な探検気分と少しの(?!) 体力気力で、是非てっぺん、とってみてください。

途中、眼下に広がるパノラマや、周囲に広がる雄大な山々の尾根が、
ひと時の清涼感とご褒美を与えてくれるはず。





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同じ“最も美しい村”でも、アルトモンテとは全く趣が違ったモラーノ・カラブロ。
去り際、いつまでもバックミラーで姿を追ってしまう、記憶と印象に残る町であった。

さあさ、前を向いて。アクセル踏んで。
次の街が待ってるよ。







by 21giova | 2018-11-26 23:40 | ├ モラーノ・カラブロ | Comments(0)

モラーノ・カラブロ1. 思わず息を飲んだ異形の町

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アルトモンテからさらに北上すること小一時間。
Morano Calabro〜モラーノ・カラブロも “最も美しい村”に選ばれている。

最近、日本でも名を知られるようになった 最も美しいシリーズ。
何でもかんでもソレ基準か〜い!! と思われても仕方ないが、
情報が少ない地域では、このサイトは本当に役に立つ。

また、都市ではなく、小さく趣のある町や村が好きな人には必見のサイトといえる。
言っちゃあ〜なんだが、アテクシ、数十年前から愛用しています(^^ゞ

モラーノ・カラブロは、他にも“最も美しい村”に似た選考基準を持ち、同じく参考になる

ま、それはともかく………
標識も出てたし1本道だから大丈夫!と、適当に!! 走っていたら、
「ソレ」が急に目の前に現れた。




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うへえぇえ〜〜!!! なんだ、なんだっ、コレはっ!!!!!

サイトで調べ見た時、ある程度、町の感じはわかっていたけど、
実際目にする光景は全く違う。全然違う!! 比べものにならない!!
まさかこんな全貌だったとは!
それはもぅ〜声を失うほど圧倒的であった。

なんて立派で、なんて美しい姿だろう。
特異な外観において思わず息をのんだのは、マテーラのサッシ、マレンマのピティリアーノ
ラツィオのチヴィタ・ディ・バーニョレージョに匹敵する。

完璧な弧を描く円錐形は、周囲の山々の1つのよう。
月に1度だけ霧の中から現れる伝説の王国。
ラピュタの地上版と言っても過言ではない。




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まぁるいカップケーキの上に垂らしたクリームが広がったように人家が並んでる。
重ならず。段々に。上手に。キレイに。

丘状都市というと、先っちょに町が乗っかってるような所がほとんど。
頂上から裾野まで覆い尽くしてるこんな町、記憶にある限り思いつかない。

町を造った人間の知力と、今目前にある時の流れに思いを馳せながら、
いつまでもいつまでも、見ていたいと思った。
この眺めを肴に、ワイン1本空けれる自信がある(笑)
それっくらい美しい。うん。





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絶好の撮影ポイントだったゆえ、
同じような写真ばっかであいスイマセン。。。。

主線道(SP241)を走ってると思ってたのに、
いつの間にか1本山側の道を辿っていたのが偶然、功を奏した。
SP139沿い、カプチン派の修道院の前に、まるであつらえたかのようなテラスがある。

モラーノ・カラブロの姿は、遠景が多分絶対、1番美しい。
車で行かれる方は是非ココから、見飽きる事のない円錐の城を愛でてください。

じゃ…呼ばれてるような気がするから、あのてっぺんまで行ってみっか!!!





by 21giova | 2018-11-07 23:45 | ├ モラーノ・カラブロ | Comments(0)

アルトモンテ2. カワイイだけじゃない アーティスティックな町

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どこを切り取っても美しい姿を惜しみなく見せてくれるアルトモンテ。
だが単に“カワイイ町”で終わらない。

年間を通じ様々なイベントが開かれており、芸術や文化交流の場として、
カラブリア州内だけでなく、イタリア全土、世界中から人々が集うという。

アメリカの有名バンドが来たこともあるんだぜ!と、
大きな胸と鼻の穴を膨らませながら自慢気に教えてくれたのは、
各種芸術祭の舞台ともなる屋外劇場 Il Teatro Belluscio で出会ったオヤヂさん。
といっても肝心のバンド名が出てこないから、少なくともストーンズではなさそうだ(笑)

それでも一生懸命説明してくれたから、写真、撮り忘れちゃった。
ギリシャ劇場を模したステキな劇場だったんだけどね(^^ゞ






*参考動画:最初の5〜6分だけどうぞ



興味が沸いてどれどれと調べてみると、なるほどたくさんイベントがある
例えば…

5月
Altomonte e la Gran Festa del Pane
Festival Teatro Scuola 

6月〜8月
Festival della Danza  
Altomonte Rock Festival
Festival Euromediterraneo 

9〜11月 
Di Vino Jazz 
Agri Altomonte *農業祭
Sagre enogastronomiche *収穫祭

と、こんな具合だ。




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なるほど〜〜

だから、こんな絵があったんだね♪♪





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他の町でも、これっくらいのイベント数はザラだと思うが、
古代の製法、原料も再現しつつ、その数、80種は下らないという、
カラブリアのさまざまな伝統的なパンを、州をあげて伝える“Gran Festa del Pane”や、
“Rock Festival”に“Festival Euromediterraneo”など。

世界各国から出演者や観客が集まる、まるでラヴェッロみたいな
演劇・コンサート・アートてんこ盛りな大規模なイベントが、
失礼ながらカラブリアの、こんな小さな町で行われている事に驚く。
そして、どれも今すぐ参加したいほど魅力的♪♪

昔から勉学の中心地だったからだろうか。
芸術文化に寛容な、実に才色兼備な町だったのであります。





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さあ〜では次の町に移動しよう…とクルマに戻りかけると、
おぉおっ〜!!! これぞカラブリア!な唐辛子をさっそく発見!
1本1本がデカイぞ〜これは。

んでもって、唐辛子と一緒に Pomodori Secchi (ドライトマト) もくっついてたよ♪





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みなさんが思うほど(実は)イイ事ばっかじゃないレンタカーの旅も、
好きな時に好きな場所で停まれるのは、大きな利点のひとつ。
往路とは別の道すがら、絶好のビューポイントを発見して急停車。

来る時にはわからなかったその全容は、
確かにホントにAltomonte(高い山)だったのである。






by 21giova | 2018-10-18 23:09 | ├ アルトモンテ | Comments(0)

アルトモンテ1. “最も美しい村”の名は伊達ではない

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今回は空港以外で借りるのは初めて!な、ホテル近くの路面店なHertz を利用した。
空港までのアクセスがよく、それほど大きな町でなければ「この手」は使えると思った。
おまけにすぐ高速に乗れるから、ラメーツィアテルメ、結構ホントに便利かも(๑˃̵ᴗ˂̵)و

同じカラブリアなCosenzaはともかく、カンパーニア州はSalernoの表示が既に出ている。
300キロ以上先だけど、日本でもまぁ〜アリだろう。
今でも強烈に覚えているのは、ピエモンテはバローロを走っていた時に、
オーストリアはザルツブルグの標識が出ていたことだ。

ミラノやトリノといった大都会ならまだしも、
ブドウ畑が広がるのどかな田舎道にいきなり出現したモーツァルトに、
ざ、ざ、ザルツブルグぅうう〜〜!?と仰天したものだ(笑)
島国日本じゃ考えられない、地続き、大陸ヨーロッパである。





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約1時間半。快適な道と快適なドライブを楽しみながら、Altomonte〜アルトモンテに到着。
ご覧のように I borghi più belli d'Italia に選ばれている。

選出リストの中には時々、本当に時々、ンんっ?! という所もあるけど(笑)
アルトモンテは間違いなくステキな町であった。





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バジリカータとの州境にまたがるポッリーノ山脈を背後に抱える町は、
Altomonte〜高い山”という名の通り、ちょっとした高台にある。

かといって特別急な山道を上がるわけではないのだが、
車窓からの風景が、いつの間にか足元にひれ伏していき、空がどんどん近くなっていく。

あぁ〜確実に登ってるんだな〜という景観も含め、南北、S字に細長い町へのアプローチは、
ouverture〜序曲のように期待が高まる。
お陰で、調子よく旧市街の手前まで乗り入れてしまった(^^ゞ





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新しい町に入る時の最大難関、パーキングも無事済ませ、
さっそく旧市街へ乗り込もう。

車道と違い、上へ上へと誘う道は、結構な登り坂。
でもね、その奥に何があるんだろう?ってワクワクする。





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やっと平らな道になったよ〜と、顔を上げると、
ほぅらぁ〜ステキな風景に教会が。





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手前のクリーム色の建物は、評判もよいカンティーナ〜La Cantina Barbieriだ。
このBarbieri家、郊外に立派な四ツ星ホテルも持っていて、
そこのレストランでは、趣味で集めてるBuon Ricordoの料理を提供していた!
え"え"ぇぇ〜!! アタシたちが行った時はなかったのにぃい!!

でも…絵柄はあんましカワイクない。。。(ちょっと溜飲を下げる(笑)
でも…il maialino nero 〜黒い子ブタってなにさ?! しかもD.O.P.!!
なにやらチンタ・セネーゼのような希少な豚らしい。
ニセモノに注意!ってあるが、ソレは食べてみたかったなぁ〜。





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と、ハナシが逸れたが……

こちら、13世紀初頭に建立された町の顔 Chiesa di Santa Maria della Consolazione
16本の花弁を持つ美しいバラ窓は、当時の南イタリアで数多く用いられた
フランスの初期ゴシック建築様式の一つ〈アンジュー様式〉の影響が見てとれるそうだ。





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隣接するキオストロは修道院だけでなく、2階建ての立派なモノで、
彼の地における神学的、科学的研究の場としても利用され、
多くの学者や学生たちの学舎にもなっていたという。

うぅむ。アルトモンテ、ただの美しい町じゃないとみた。
これは後で判明、説明するとして、、、、





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今はこの眺めを堪能しようかな(^^ゞ

古い家屋がキュウキュウと並ぶ旧市街とは対照的に、箱物建造物が並ぶ町の外。
そこからの眺めは、とってもステキなんだろうが、
みんなココに集まるんだよね。きっと。
坂道を登ってでも。息を切らしてでも。






by 21giova | 2018-09-19 23:52 | ├ アルトモンテ | Comments(0)

カターニア3. 最後の夜をカルチョで散らす

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決勝戦のパブリックビューイング会場となるドゥオーモ前広場。

試合時間が近づくにつれて、警官がワラワラと出てきたが、
ちょっとした祭りの警備、もしくはオイラも一緒に応援しちゃうよ〜ってな、のんびりムード。

もそっと殺気走った雰囲気になるかと思ってたので少々肩すかしだが、
そこは現地で燃え上がってるだろう真性サポーターに任せておくか。






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でも…
オトナたちに埋もれないよう、高台の特等席をゲットしてるこの子たちは別!

いいね〜その場所、その顔!
ってか、今日、学校行った?宿題した?(笑)

誰が好きなの? え? あたし?
もちろん、21番のピルロよ〜〜〜〜!!!!!






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闘魂キャプテン、カンナヴァーロに、闘犬ガットゥーゾ。貴公子デル・ピエロも去り、
アテクシにとっての輝けるアッズーリ時代が終わってしまったようで淋しいイタリア代表(当時)

プレースタイルより、デ・ロッシ(左)にマルキージオ(右)と、「イケメン」重視で追ってしまう、
ある意味不毛で、ある意味正しい乙女に成り下がってしまった( ̄o ̄)

こぅなったら、彼らの意志を引き継ぐベテランの1番と21番にがんばってもらうしかない。







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いつの間にか広場を埋め尽くすほど人が集まり、
プォプォラッパや三色旗が振られ、賑やかになってきましたよ〜♪♪

そして…イタリア@ブッフォン、スペイン@カシージャス。
両キャプテンのコイントスでいよいよキックオフ(๑•̀ㅂ•́)و✧

ひやぁあ〜〜〜アテクシ、チョ〜感動しております!!!!

パブリックビューイングとはいえ、カルチョな生試合。
しかもイタリアが出てるEURO決勝を見てるなんて夢のよう(//∇//)

でもね……この時が1番盛り上がってたような気がする………。





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先制の1発をまず決めたのはスペイン。
続いて前半終了間際に2点目を放り込まれる。。。OMG~~!!!

カシージャスをはじめ、甘いマスクのF・トーレスにアンディ・ガルシア似のシャビ。
ピケにセルヒオ・ラモス、ブスケス…と、
うへえ〜!! アタシってば、スペインの選手の方がよく知ってるやんか〜!!
だいたい童顔キューピー頭をして、キラーパスの担い手、イニエスタが大好きだし。

・・・・・・・・・・・

ちゃうちゃう、ちゃうがな〜〜〜!!!!

こんなスペイン相手に、2点のビハインドはそれでなくても痛い。イタすぎる。

後半、息切れしたイタリアに、無敵艦隊から容赦ない2発を放り込まれ勝負あり!!
0-4って、気持良すぎるくらい、グウの音もでない完敗である(TOT)//





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微動だにしない旗。虚しくついた頬杖。行き場のない視線。……わかるよ。うん。
超特大のタメ息が見えるようです。。。。。

あまりに気持よい負けっぷりからか、淡々と人々が散っていく幕切れとなったが、
少しでもカルチョ観戦の熱気を味わえたアタシは(口惜しいけど)大満足!!

1ミクロンも興味がないのに付き合ってくれた友人もお疲れさまでした。
さ、冷えたビールでも買って、荷造りに励むとするか。

こうして旅の最後の一夜が過ぎ、日本への帰途につくのでありました。






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一体いつ火山に登ったのか自分でも「?」になるほど、
引っ張りに引っ張ったエオリエ諸島編@備忘録は、これにて tutto è finito.
いつものように、長らくのお付き合い誠にありがとうございましたv

さて「次回」は…………(笑)
ええ、はい、そうです。実はまだ「貯金」がありまして…(^^ゞ
イタリア20州のうち16州目。
列車の車窓から。シチリア島から。眺めるだけだった「カラブリア」が次の舞台であります。

日本での認知度が低い州の1つだが、個人的な思い出もあり、
また、ボルゴ(小さな村や町)好きとしては、
そこここに身悶えするような素晴らしい景観が広がる、とてもステキな場所でした。

続いてゆるゆる備忘録をつけていきますので、
よかったら引き続きお付き合いくださいませ。




by 21giova | 2018-04-10 23:27 | ├ カターニア

カターニア2. 象の伝説の影に名物の馬肉あり?!

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メッシーナから、再びの地、カターニアに戻ってきたよ〜♪
お宿は同じ Rigel Hotel. その節は大変お世話になりました( ̄o ̄)

Booking com によると日本人の方も大勢利用しているようで、評判も悪くない。
アタシからも言わせてもらうと、カターニアを拠点として動きたい人にとっては、素晴らしく便利!!
スタッフも相変わらず親切なようだし、階下がBARというのも何気に嬉しい。

ホテルからチェントロまで遠い…って言う人もいるかもしれないが、
ドゥオーモ〜Cattedrale di Sant'Agata (↑)まで2キロもない…と思えれば近いもの。
歩き回る事の多い旅行中、慣れたら2キロ30分なんてあっちゅ〜う間です。多分(笑)
とにかくとっても良いホテル!!! オススメ(๑•̀ㅂ•́)و✧





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カターニアといえば、真っ先に「象の像」(断じてシャレではない)
を思い出すほど印象的な Fontana dell’Elefante〜象の噴水。

なンで“象”やね〜ん!と、毎回盛大に突っ込んでるんだが、
ジモティでさえ、その由来についてはっきり答えることができないという。
諸説いろいろある中で、アタシが気に入ったのが、この“伝説”

その昔、象を崇拝する東の強国が侵攻してきた。
すわ、危うしカターニア!!!! と一計を案じたのが、カターニアの高名な大魔術師、エリオドーロ〜Eliodoro.
敵国が神格化してる象になれば攻めてこないはず、と、市民を象に変えて街を救ったという。

ひょえぇえ〜!!! 絵本になりそうな“伝説”!!!
エリオドーロってカターニアのダンブルドア…いや、スーパーウィザードだったのね!!
ってのはさておき、以来“象”は、この街にとって特別な存在になったとか。

そして…街を救った偉大な魔術師の名〜Eliodoroをとって、
今日、オベリスクを背負った象が、Liotru、またはDiotru と、親愛をこめて呼ばれているのは、
伝説でもなんでもない“ホントの話”なんだとか。





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カターニアのシンボル象さん、注意して見るといろんな所で発見できてカワイイのだ♪
ほらね♪ カターニアの市章にも入ってマス。

A もカターニアにとってチョ〜大事な文字で、これは街の守護聖人、聖アガタを示す。
ちなみに守護聖人のイニシャルを記した市章を用いているのは、唯一カターニアだけ!
それほど彼女は、カターニアにとって偉大な存在なのである。

毎年2月初頭に三日三晩続くFesta di sant'Agata〜聖アガタ祭は、
お膝元なカターニアはもちろん、シチリア、イタリア全土、かつ、
世界中のキリスト教国の中も特に大事な祭事として、どの街でも盛大に執り行われるそうだ。

祭りの間、ウィンドウを彩るCassatella di sant'Agata (Le Minne di Sant'Agata) は、
乳房を切り取られた聖アガタにちなんだお菓子だが、
南イタリアなら通年、どこでも食する事ができると思うよ。






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今晩はEUROの決勝があるし荷造りもあるので、早めに食事をしておきたい。
思わず日本のソレを思い出す店名はともかく…(食堂という意味なのでよくある名前なのだ)
早い時間に開いていた下町食堂に飛びこむ。

少なくとも5回は来てるはず!なカターニアだが、
いつも寄港地扱い、情報収集が疎かになってしまい、後で後悔することしきり。
今回も同じ轍を踏み、最後の晩餐にしては少々シケてしまったが、
それほど酷くもなかったので、まぁ〜ヨシとしよう(^^ゞ





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それに、ちょっと嬉しいサプライズが。
コレっ!!カターニア名物の馬肉〜〜っ!
自分でも意外な事に、食べるのはぢめて!! である(//∇//)

うんうん、全くクセもないし、やぁ〜らかい♪
カターニア風らしいが “ビネガー”がほんのり効いており、
赤身の肉質と相まって、とってもヘルシーに食べれる。

市中には露店、専門店、高級店…etc…と、馬肉を出す店がたっくさんあり、
ステーキからサルシッチャ、カルパッチョ、ポルペッティまで、
多様で多彩なラインナップが揃っている。

う〜む。これは次回「忘れず」に攻めなければ!










しかしながら港町カターニアとくれば、シーフード!ってなるのも納得。
特にこの街には、シチリア一巨大と言われる魚市場 (Piazza Alonzo di Benedetto)がある。
見よっ!!! ありとあらゆる魚介と、漁師なオトコたちで溢れかえったカオスな市場を。

市場の近くにウマイ店あり!!ってのもお約束で、これはこれで外せない魅力的な場所だ。
う〜む。やっぱ丸々1日はカターニアに捧げるべきだな (と、聖アガタもおっさっています(笑)






by 21giova | 2018-03-13 23:22 | ├ カターニア | Comments(0)

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