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モラーノ・カラブロ2. 天空の城のてっぺんを取れ!!

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あっこまで行きまっせ〜!!! と息巻いたけど、ヒィこらヒィこら情けなや。
移動はクルマで楽してるから、がんばれアタシ!! (笑)

頂上には、ローマ時代の要塞にはじまり、
その後、城となった Il Castello Normanno-Svevo が遺っている。

歩いてる途中、全く人気がなくて淋しかったけど、
あんな所で写真撮ってる人いるね♪♪
意味もなく、よかったヨカッタ〜(//∇//)




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城壁のすき間から見えるのは、外から眺めた時、城跡の隣にあるように見えた教会。
思ったよりずっと高低差があったことに驚く。
言うまでもなく町の中で1番高い所にある教会でもある。

既に海抜約700mに位置するモラーノ・カラブロ。
そのまた上だから、風がビュンビュン、帽子が飛ぶほど強い。






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オマケにバジリカータとカラブリアの2州をまたぐ広大な国立公園、
Parco nazionale del Pollinoで、ベスト3の高さを誇る2000m超の山(↓)に囲まれている。

山間部で風も巻くだろうし、南なカラブリアといえど雪景色な町の写真があったのも納得だ。
まさに天空の城!だったんだね〜。

とはいえ、今の季節、頂上からの眺めは素晴らしい!
ほらほら、風に吹かれた雲が、気まぐれな影をあっちにこっちにと映しだしている。

そして…要の東西問わぬ“瓦フェチ”な身としては、
年期の入った屋根瓦にも密かに萌えるのであった(笑)





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現実に目を向けると……
人々の暮らしは快適さと便利さを求めて、下へ下へと移っていく。

廃墟とまでは言わないが、この旧市街、明らかに人気のない家が多い。





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そんな中、ココにいるよ!!とばかりに声を上げる家が。

モノクロームの景色の中でこの家を見つけると、きっと誰もがホッとするに違いない。
そう…アタシがそうだったように。
まるで Casa gialla di felicità〜幸せの黄色い家。

不便も多いだろうが、こぅやって町の灯を護り続ける人たちがいる。
血肉が通わない美しさは虚しいだけ。
人が住むということは、町が生きるということなのだ。




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そうそう、フト思いついて、Googleマップで町を360度見てみたら…
(当時のMAPはこんな機能がなかったのだ)
OMG〜〜!!!!! 北側は見事なまでに家がないではないかっ!!

日当たり悪そうだし、わかる…っちゃあ〜わかるが、
あの素晴らしい遠景のウラ側がこんなだったとは!…ね。

だからといって、この町の素晴らしさが損なわれるワケじゃないけど、
手品の種あかしされたみたいにビックリした(^^ゞ





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散策中、唯一出会ったジモティは、
珍しくチネーゼではなく、お前はジャッポネーゼか?!と、一発大正解を出したオヤヂ。
じゃあ〜写真を撮ってくれよ、と、そそくさ座ってポーズを決める。

昨今、言われる事が少なくなったお約束フレーズに、喜んで!! とカメラを向けると、
う〜ぬ。前歯が抜けてまんがな!!!
でもでも、これも鉄板な“お約束”の1つなんだよね〜〜(笑)

(心の中で) そうそう、口は閉じて…カシャッ!!
一見強面オヤヂもイイ笑顔。
アタシもイイ写真撮れて嬉しいよ。チャオチャオ、バイバイ♪♪





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斜面に沿って渦巻き状に続く道は、決して楽な道のりではないけれど、
ショートカットな秘密の階段もあるので、
迷路な探検気分と少しの(?!) 体力気力で、是非てっぺん、とってみてください。

途中、眼下に広がるパノラマや、周囲に広がる雄大な山々の尾根が、
ひと時の清涼感とご褒美を与えてくれるはず。





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同じ“最も美しい村”でも、アルトモンテとは全く趣が違ったモラーノ・カラブロ。
去り際、いつまでもバックミラーで姿を追ってしまう、記憶と印象に残る町であった。

さあさ、前を向いて。アクセル踏んで。
次の街が待ってるよ。







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by 21giova | 2018-11-26 23:40 | ├ モラーノ・カラブロ | Comments(0)

モラーノ・カラブロ1. 思わず息を飲んだ異形の町

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アルトモンテからさらに北上すること小一時間。
Morano Calabro〜モラーノ・カラブロも “最も美しい村”に選ばれている。

最近、日本でも名を知られるようになった 最も美しいシリーズ。
何でもかんでもソレ基準か〜い!! と思われても仕方ないが、
情報が少ない地域では、このサイトは本当に役に立つ。

また、都市ではなく、小さく趣のある町や村が好きな人には必見のサイトといえる。
言っちゃあ〜なんだが、アテクシ、数十年前から愛用しています(^^ゞ

モラーノ・カラブロは、他にも“最も美しい村”に似た選考基準を持ち、同じく参考になる

ま、それはともかく………
標識も出てたし1本道だから大丈夫!と、適当に!! 走っていたら、
「ソレ」が急に目の前に現れた。




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うへえぇえ〜〜!!! なんだ、なんだっ、コレはっ!!!!!

サイトで調べ見た時、ある程度、町の感じはわかっていたけど、
実際目にする光景は全く違う。全然違う!! 比べものにならない!!
まさかこんな全貌だったとは!
それはもぅ〜声を失うほど圧倒的であった。

なんて立派で、なんて美しい姿だろう。
特異な外観において思わず息をのんだのは、マテーラのサッシ、マレンマのピティリアーノ
ラツィオのチヴィタ・ディ・バーニョレージョに匹敵する。

完璧な弧を描く円錐形は、周囲の山々の1つのよう。
月に1度だけ霧の中から現れる伝説の王国。
ラピュタの地上版と言っても過言ではない。




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まぁるいカップケーキの上に垂らしたクリームが広がったように人家が並んでる。
重ならず。段々に。上手に。キレイに。

丘状都市というと、先っちょに町が乗っかってるような所がほとんど。
頂上から裾野まで覆い尽くしてるこんな町、記憶にある限り思いつかない。

町を造った人間の知力と、今目前にある時の流れに思いを馳せながら、
いつまでもいつまでも、見ていたいと思った。
この眺めを肴に、ワイン1本空けれる自信がある(笑)
それっくらい美しい。うん。





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絶好の撮影ポイントだったゆえ、
同じような写真ばっかであいスイマセン。。。。

主線道(SP241)を走ってると思ってたのに、
いつの間にか1本山側の道を辿っていたのが偶然、功を奏した。
SP139沿い、カプチン派の修道院の前に、まるであつらえたかのようなテラスがある。

モラーノ・カラブロの姿は、遠景が多分絶対、1番美しい。
車で行かれる方は是非ココから、見飽きる事のない円錐の城を愛でてください。

じゃ…呼ばれてるような気がするから、あのてっぺんまで行ってみっか!!!





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by 21giova | 2018-11-07 23:45 | ├ モラーノ・カラブロ | Comments(0)

アルトモンテ2. カワイイだけじゃない アーティスティックな町

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どこを切り取っても美しい姿を惜しみなく見せてくれるアルトモンテ。
だが単に“カワイイ町”で終わらない。

年間を通じ様々なイベントが開かれており、芸術や文化交流の場として、
カラブリア州内だけでなく、イタリア全土、世界中から人々が集うという。

アメリカの有名バンドが来たこともあるんだぜ!と、
大きな胸と鼻の穴を膨らませながら自慢気に教えてくれたのは、
各種芸術祭の舞台ともなる屋外劇場 Il Teatro Belluscio で出会ったオヤヂさん。
といっても肝心のバンド名が出てこないから、少なくともストーンズではなさそうだ(笑)

それでも一生懸命説明してくれたから、写真、撮り忘れちゃった。
ギリシャ劇場を模したステキな劇場だったんだけどね(^^ゞ






*参考動画:最初の5〜6分だけどうぞ



興味が沸いてどれどれと調べてみると、なるほどたくさんイベントがある
例えば…

5月
Altomonte e la Gran Festa del Pane
Festival Teatro Scuola 

6月〜8月
Festival della Danza  
Altomonte Rock Festival
Festival Euromediterraneo 

9〜11月 
Di Vino Jazz 
Agri Altomonte *農業祭
Sagre enogastronomiche *収穫祭

と、こんな具合だ。




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なるほど〜〜

だから、こんな絵があったんだね♪♪





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他の町でも、これっくらいのイベント数はザラだと思うが、
古代の製法、原料も再現しつつ、その数、80種は下らないという、
カラブリアのさまざまな伝統的なパンを、州をあげて伝える“Gran Festa del Pane”や、
“Rock Festival”に“Festival Euromediterraneo”など。

世界各国から出演者や観客が集まる、まるでラヴェッロみたいな
演劇・コンサート・アートてんこ盛りな大規模なイベントが、
失礼ながらカラブリアの、こんな小さな町で行われている事に驚く。
そして、どれも今すぐ参加したいほど魅力的♪♪

昔から勉学の中心地だったからだろうか。
芸術文化に寛容な、実に才色兼備な町だったのであります。





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さあ〜では次の町に移動しよう…とクルマに戻りかけると、
おぉおっ〜!!! これぞカラブリア!な唐辛子をさっそく発見!
1本1本がデカイぞ〜これは。

んでもって、唐辛子と一緒に Pomodori Secchi (ドライトマト) もくっついてたよ♪





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みなさんが思うほど(実は)イイ事ばっかじゃないレンタカーの旅も、
好きな時に好きな場所で停まれるのは、大きな利点のひとつ。
往路とは別の道すがら、絶好のビューポイントを発見して急停車。

来る時にはわからなかったその全容は、
確かにホントにAltomonte(高い山)だったのである。






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by 21giova | 2018-10-18 23:09 | ├ アルトモンテ | Comments(0)

アルトモンテ1. “最も美しい村”の名は伊達ではない

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今回は空港以外で借りるのは初めて!な、ホテル近くの路面店なHertz を利用した。
空港までのアクセスがよく、それほど大きな町でなければ「この手」は使えると思った。
おまけにすぐ高速に乗れるから、ラメーツィアテルメ、結構ホントに便利かも(๑˃̵ᴗ˂̵)و

同じカラブリアなCosenzaはともかく、カンパーニア州はSalernoの表示が既に出ている。
300キロ以上先だけど、日本でもまぁ〜アリだろう。
今でも強烈に覚えているのは、ピエモンテはバローロを走っていた時に、
オーストリアはザルツブルグの標識が出ていたことだ。

ミラノやトリノといった大都会ならまだしも、
ブドウ畑が広がるのどかな田舎道にいきなり出現したモーツァルトに、
ざ、ざ、ザルツブルグぅうう〜〜!?と仰天したものだ(笑)
島国日本じゃ考えられない、地続き、大陸ヨーロッパである。





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約1時間半。快適な道と快適なドライブを楽しみながら、Altomonte〜アルトモンテに到着。
ご覧のように I borghi più belli d'Italia に選ばれている。

選出リストの中には時々、本当に時々、ンんっ?! という所もあるけど(笑)
アルトモンテは間違いなくステキな町であった。





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バジリカータとの州境にまたがるポッリーノ山脈を背後に抱える町は、
Altomonte〜高い山”という名の通り、ちょっとした高台にある。

かといって特別急な山道を上がるわけではないのだが、
車窓からの風景が、いつの間にか足元にひれ伏していき、空がどんどん近くなっていく。

あぁ〜確実に登ってるんだな〜という景観も含め、南北、S字に細長い町へのアプローチは、
ouverture〜序曲のように期待が高まる。
お陰で、調子よく旧市街の手前まで乗り入れてしまった(^^ゞ





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新しい町に入る時の最大難関、パーキングも無事済ませ、
さっそく旧市街へ乗り込もう。

車道と違い、上へ上へと誘う道は、結構な登り坂。
でもね、その奥に何があるんだろう?ってワクワクする。





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やっと平らな道になったよ〜と、顔を上げると、
ほぅらぁ〜ステキな風景に教会が。





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手前のクリーム色の建物は、評判もよいカンティーナ〜La Cantina Barbieriだ。
このBarbieri家、郊外に立派な四ツ星ホテルも持っていて、
そこのレストランでは、趣味で集めてるBuon Ricordoの料理を提供していた!
え"え"ぇぇ〜!! アタシたちが行った時はなかったのにぃい!!

でも…絵柄はあんましカワイクない。。。(ちょっと溜飲を下げる(笑)
でも…il maialino nero 〜黒い子ブタってなにさ?! しかもD.O.P.!!
なにやらチンタ・セネーゼのような希少な豚らしい。
ニセモノに注意!ってあるが、ソレは食べてみたかったなぁ〜。





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と、ハナシが逸れたが……

こちら、13世紀初頭に建立された町の顔 Chiesa di Santa Maria della Consolazione
16本の花弁を持つ美しいバラ窓は、当時の南イタリアで数多く用いられた
フランスの初期ゴシック建築様式の一つ〈アンジュー様式〉の影響が見てとれるそうだ。





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隣接するキオストロは修道院だけでなく、2階建ての立派なモノで、
彼の地における神学的、科学的研究の場としても利用され、
多くの学者や学生たちの学舎にもなっていたという。

うぅむ。アルトモンテ、ただの美しい町じゃないとみた。
これは後で判明、説明するとして、、、、





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今はこの眺めを堪能しようかな(^^ゞ

古い家屋がキュウキュウと並ぶ旧市街とは対照的に、箱物建造物が並ぶ町の外。
そこからの眺めは、とってもステキなんだろうが、
みんなココに集まるんだよね。きっと。
坂道を登ってでも。息を切らしてでも。






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by 21giova | 2018-09-19 23:52 | ├ アルトモンテ | Comments(0)

カターニア3. 最後の夜をカルチョで散らす

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決勝戦のパブリックビューイング会場となるドゥオーモ前広場。

試合時間が近づくにつれて、警官がワラワラと出てきたが、
ちょっとした祭りの警備、もしくはオイラも一緒に応援しちゃうよ〜ってな、のんびりムード。

もそっと殺気走った雰囲気になるかと思ってたので少々肩すかしだが、
そこは現地で燃え上がってるだろう真性サポーターに任せておくか。






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でも…
オトナたちに埋もれないよう、高台の特等席をゲットしてるこの子たちは別!

いいね〜その場所、その顔!
ってか、今日、学校行った?宿題した?(笑)

誰が好きなの? え? あたし?
もちろん、21番のピルロよ〜〜〜〜!!!!!






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闘魂キャプテン、カンナヴァーロに、闘犬ガットゥーゾ。貴公子デル・ピエロも去り、
アテクシにとっての輝けるアッズーリ時代が終わってしまったようで淋しいイタリア代表(当時)

プレースタイルより、デ・ロッシ(左)にマルキージオ(右)と、「イケメン」重視で追ってしまう、
ある意味不毛で、ある意味正しい乙女に成り下がってしまった( ̄o ̄)

こぅなったら、彼らの意志を引き継ぐベテランの1番と21番にがんばってもらうしかない。







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いつの間にか広場を埋め尽くすほど人が集まり、
プォプォラッパや三色旗が振られ、賑やかになってきましたよ〜♪♪

そして…イタリア@ブッフォン、スペイン@カシージャス。
両キャプテンのコイントスでいよいよキックオフ(๑•̀ㅂ•́)و✧

ひやぁあ〜〜〜アテクシ、チョ〜感動しております!!!!

パブリックビューイングとはいえ、カルチョな生試合。
しかもイタリアが出てるEURO決勝を見てるなんて夢のよう(//∇//)

でもね……この時が1番盛り上がってたような気がする………。





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先制の1発をまず決めたのはスペイン。
続いて前半終了間際に2点目を放り込まれる。。。OMG~~!!!

カシージャスをはじめ、甘いマスクのF・トーレスにアンディ・ガルシア似のシャビ。
ピケにセルヒオ・ラモス、ブスケス…と、
うへえ〜!! アタシってば、スペインの選手の方がよく知ってるやんか〜!!
だいたい童顔キューピー頭をして、キラーパスの担い手、イニエスタが大好きだし。

・・・・・・・・・・・

ちゃうちゃう、ちゃうがな〜〜〜!!!!

こんなスペイン相手に、2点のビハインドはそれでなくても痛い。イタすぎる。

後半、息切れしたイタリアに、無敵艦隊から容赦ない2発を放り込まれ勝負あり!!
0-4って、気持良すぎるくらい、グウの音もでない完敗である(TOT)//





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微動だにしない旗。虚しくついた頬杖。行き場のない視線。……わかるよ。うん。
超特大のタメ息が見えるようです。。。。。

あまりに気持よい負けっぷりからか、淡々と人々が散っていく幕切れとなったが、
少しでもカルチョ観戦の熱気を味わえたアタシは(口惜しいけど)大満足!!

1ミクロンも興味がないのに付き合ってくれた友人もお疲れさまでした。
さ、冷えたビールでも買って、荷造りに励むとするか。

こうして旅の最後の一夜が過ぎ、日本への帰途につくのでありました。






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一体いつ火山に登ったのか自分でも「?」になるほど、
引っ張りに引っ張ったエオリエ諸島編@備忘録は、これにて tutto è finito.
いつものように、長らくのお付き合い誠にありがとうございましたv

さて「次回」は…………(笑)
ええ、はい、そうです。実はまだ「貯金」がありまして…(^^ゞ
イタリア20州のうち16州目。
列車の車窓から。シチリア島から。眺めるだけだった「カラブリア」が次の舞台であります。

日本での認知度が低い州の1つだが、個人的な思い出もあり、
また、ボルゴ(小さな村や町)好きとしては、
そこここに身悶えするような素晴らしい景観が広がる、とてもステキな場所でした。

続いてゆるゆる備忘録をつけていきますので、
よかったら引き続きお付き合いくださいませ。




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by 21giova | 2018-04-10 23:27 | ├ カターニア

カターニア2. 象の伝説の影に名物の馬肉あり?!

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メッシーナから、再びの地、カターニアに戻ってきたよ〜♪
お宿は同じ Rigel Hotel. その節は大変お世話になりました( ̄o ̄)

Booking com によると日本人の方も大勢利用しているようで、評判も悪くない。
アタシからも言わせてもらうと、カターニアを拠点として動きたい人にとっては、素晴らしく便利!!
スタッフも相変わらず親切なようだし、階下がBARというのも何気に嬉しい。

ホテルからチェントロまで遠い…って言う人もいるかもしれないが、
ドゥオーモ〜Cattedrale di Sant'Agata (↑)まで2キロもない…と思えれば近いもの。
歩き回る事の多い旅行中、慣れたら2キロ30分なんてあっちゅ〜う間です。多分(笑)
とにかくとっても良いホテル!!! オススメ(๑•̀ㅂ•́)و✧





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カターニアといえば、真っ先に「象の像」(断じてシャレではない)
を思い出すほど印象的な Fontana dell’Elefante〜象の噴水。

なンで“象”やね〜ん!と、毎回盛大に突っ込んでるんだが、
ジモティでさえ、その由来についてはっきり答えることができないという。
諸説いろいろある中で、アタシが気に入ったのが、この“伝説”

その昔、象を崇拝する東の強国が侵攻してきた。
すわ、危うしカターニア!!!! と一計を案じたのが、カターニアの高名な大魔術師、エリオドーロ〜Eliodoro.
敵国が神格化してる象になれば攻めてこないはず、と、市民を象に変えて街を救ったという。

ひょえぇえ〜!!! 絵本になりそうな“伝説”!!!
エリオドーロってカターニアのダンブルドア…いや、スーパーウィザードだったのね!!
ってのはさておき、以来“象”は、この街にとって特別な存在になったとか。

そして…街を救った偉大な魔術師の名〜Eliodoroをとって、
今日、オベリスクを背負った象が、Liotru、またはDiotru と、親愛をこめて呼ばれているのは、
伝説でもなんでもない“ホントの話”なんだとか。





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カターニアのシンボル象さん、注意して見るといろんな所で発見できてカワイイのだ♪
ほらね♪ カターニアの市章にも入ってマス。

A もカターニアにとってチョ〜大事な文字で、これは街の守護聖人、聖アガタを示す。
ちなみに守護聖人のイニシャルを記した市章を用いているのは、唯一カターニアだけ!
それほど彼女は、カターニアにとって偉大な存在なのである。

毎年2月初頭に三日三晩続くFesta di sant'Agata〜聖アガタ祭は、
お膝元なカターニアはもちろん、シチリア、イタリア全土、かつ、
世界中のキリスト教国の中も特に大事な祭事として、どの街でも盛大に執り行われるそうだ。

祭りの間、ウィンドウを彩るCassatella di sant'Agata (Le Minne di Sant'Agata) は、
乳房を切り取られた聖アガタにちなんだお菓子だが、
南イタリアなら通年、どこでも食する事ができると思うよ。






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今晩はEUROの決勝があるし荷造りもあるので、早めに食事をしておきたい。
思わず日本のソレを思い出す店名はともかく…(食堂という意味なのでよくある名前なのだ)
早い時間に開いていた下町食堂に飛びこむ。

少なくとも5回は来てるはず!なカターニアだが、
いつも寄港地扱い、情報収集が疎かになってしまい、後で後悔することしきり。
今回も同じ轍を踏み、最後の晩餐にしては少々シケてしまったが、
それほど酷くもなかったので、まぁ〜ヨシとしよう(^^ゞ





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それに、ちょっと嬉しいサプライズが。
コレっ!!カターニア名物の馬肉〜〜っ!
自分でも意外な事に、食べるのはぢめて!! である(//∇//)

うんうん、全くクセもないし、やぁ〜らかい♪
カターニア風らしいが “ビネガー”がほんのり効いており、
赤身の肉質と相まって、とってもヘルシーに食べれる。

市中には露店、専門店、高級店…etc…と、馬肉を出す店がたっくさんあり、
ステーキからサルシッチャ、カルパッチョ、ポルペッティまで、
多様で多彩なラインナップが揃っている。

う〜む。これは次回「忘れず」に攻めなければ!










しかしながら港町カターニアとくれば、シーフード!ってなるのも納得。
特にこの街には、シチリア一巨大と言われる魚市場 (Piazza Alonzo di Benedetto)がある。
見よっ!!! ありとあらゆる魚介と、漁師なオトコたちで溢れかえったカオスな市場を。

市場の近くにウマイ店あり!!ってのもお約束で、これはこれで外せない魅力的な場所だ。
う〜む。やっぱ丸々1日はカターニアに捧げるべきだな (と、聖アガタもおっさっています(笑)






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by 21giova | 2018-03-13 23:22 | ├ カターニア | Comments(0)

メッシーナ3. Al Padrino〜名物オヤジが守る下町マンマの味

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Slow Food協会 が出版している食のガイド本〈Osterie d'Italia〉
重い本を買ってきてもらったので(アリガトウ!!)、しっかり活用しよう!と、メッシーナで探してみた。
おっ!!! ココいいな。ココ行きたいぞ!

中央駅の引き込み線が背後に迫り、低層階なアパートが建ち並ぶ一角にある Al Padrinoは、
ジモティであふれる下町の食堂というイメージがピッタリ!
店構えだけで既にウマソウで、アテクシ、こ〜ゆ〜店が大好きなんです(//∇//)

メニューは仕入れで決まる口頭のみ。
途中で何言ってるかわかんなくなったので(爆) 本日のオススメ定食をお願いした。
何がくるにせよ、周囲の人たちのシアワセそうな顔見てると間違いないはず。





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前菜の次に来たのが、旬のナスを使った Pasta alla Norma.
カターニア出身のベッリーニが作曲したオペラ、ノルマ〜Norma の名を冠した
シチリアの伝統的なパスタの1つである。

しっかしまぁ〜、なんて極太!
もっちりした歯ごたえに豊満なビジュアルといい、出汁で黒く染まった伊勢うどんを並べてみたら、
Rosso e Nero、スタンダールやACミランも真っ青なイイ勝負になりそうだ(笑)
とにかくこんなに立派なブツは、アブルッツォのアグリで食したものと双璧を成す。




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メインは白身魚の Involtini〜インボルティーニ。
デザートはカンノーリ…と、シチリアの定番料理が続いたが、
どれもてらいのない、実に正直な美味しさであった。

そんな、毎日食べたい、食べれる、王道マンマ飯を求め集まってくる客と、
忙しい中でも店が醸し出す、おいしゅう食べてってぇなぁ〜的な雰囲気が心地よい。
料理・店・客。長く愛される店は、この三位一体がキモなのだとつくづく思う。

で、なぜメインやおデザの写真がないか?っていうと。。。

テーブルクロスが紙製だと、ついつい落書きしちゃうアタシ。
それを目ざとく見つけた名物オーナーのパドリーノが、
おいおい、そんなとこに書かずにココに書いてくれよ、と、ペンとナプキンを持ってきたからだ。

冷えた白ワインを水のように飲んでたので、ちくと手元が怪しかったが(笑)
今見ると、もっと下がり眉に描くべきだったな(^^ゞ





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それでもえらく気に入ってくれた氏は、
掲載雑誌を見せにきたり、ここで写真を撮ろう!と一緒にパチリ♪
街は観光したのか?この後どこに行くんだ?と聞いてきたので、
州立博物館に行くつもりだと答えると、向こうテーブルに向かって、

「おお〜い!! ◎◎◎!! これからテニスに行くんだろ?この子たちを送ってやれ!」

えええ〜〜?! テニス?送る?! なんだなんだと、プチパニックになったが、
パドリーノ=ゴットファーザーのひと声で、
博物館前にあるテニスクラブに行く人の車に、ちゃっかり送ってもらっちゃった(^^ゞ

帰りはトラムに乗ったけど、いやあ〜助かった!ウレシカッタ!
乗せてくれた人も笑顔で一発オウケイだったし、双方気持よく送り、送られました。
ありがと〜パドリーノ♪♪
この店が人気なのは、こういった彼の人柄に負うところも大きいのだろうと思う。

Facebookを見ると (5年も経つから) オジイサン度があがったような気もするが、
いつまでも元気で店に立っていて欲しいものである。

Al Padrino Via Santa Cecilia 54/56
日休 12:45〜15:30 20〜23




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by 21giova | 2018-02-11 23:42 | ├ メッシーナ | Comments(0)

メッシーナ2. メッシーナそぞろ歩き 其の弐

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都会なメッシーナは、島に比べると暑さも1.5倍増し!!
ドゥオーモ広場にある、これも観光名所な1つ、オリオンの噴水は、
それってションベン小僧か?!ってくらい情けない水量である。。。

もっとほれ、虹がかかるくらいバシャバシャ出して、
涼を振りまんか〜い!と、関西のオバハン、毒づいてしまうのであった( ̄o ̄)






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それでもメッシーナっ子たちは元気いっぱい!
たとえビジュアルが少々ビミョ〜でも。
付け加えるならば、左と中央。2人のDNAがいろんな意味で濃いことも。。。






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そんな偶然通りかかった小さな市場。
カタツムリも売ってたよ♪♪

いわゆるフランスのエスカルゴに比べるとシジミのように小さくて、
これって出汁用?食べるとこあるの?と思わず2度見してしまったほど(笑)

しかしながら、シチリアでは普段からよく食べるらしく(自前の畑で獲った物も含む)
特に暑い時季は、夏バテ防止や滋養強壮代わりになるそうだ。

韓国にはカタツムリ@コスメもあるし、
もしかしてもしかせんでもスゴイのかも!カタツムリって。






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先にも書いたように、壊滅状態から再建されたメッシーナは、
歴史的建造物がほとんど遺っておらず、街自体が整然と整っている。

それが故、ひときわ特異に目に映る
ビザンチン、アラブ、ノルマン様式が混在したシチリアらしい教会だ。

ドゥオーモや港にも近かったのに、
世界大戦の爆撃や地震に津波といった人災、天災を耐え抜いた奇蹟のような建物だという。

全壊しなかったという事で、むろん修復の手は入っているが、
周囲の建造物と明らかに異なる“古び”が、街の歴史を物語っている。





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日本人が押し寄せる街とは言い難いメッシーナだが、
カラヴァッジォ好きなら是が非でも行くべし!というのが、
州立博物館〜Museo Regionale di Messina だ。

騎士団によって投獄されたマルタ島から脱獄したカラバッジォが、
9ヶ月ほどシチリアに滞在した中で、メッシーナに遺した希少な2作がココにあるからだ。


奔放かつ激動の人生を歩んだ彼が、ようやく本当の名声と恩赦を勝ち得ようとした最中、
この画を描いたわずか1年後に客死したことを思うと、たいへんに感慨深い。

その他にも、地元が生んだ名画家、
どことなく彷彿させる彼の画もまた、アテクシたいそう好きなのデス(//∇//)

こちら、あくまで〈博物館〉なので、まんまシンデレラに出てきそうな馬車や、
彫刻、陶器、金銀製品など、いろ〜んな物が展示されており、見所満載。
時間がなければ絵画館だけでもよいし、人も少なくゆっくり見れて、涼むにはいい所デス(違!!)







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博物館は、街の南北を走るトラムの北の終着駅、Museoから歩いてすぐ。

約8キロある路線の半分は海を臨み、残りは市中を走るので、
たとえ博物館に行かなくても、街の様子を見ながらユルリと乗ってみるのも大いにアリ!だと思いマス。







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メッシーナのお宿は駅やバスターミナルに近いこちらをチョイス。
店が建ち並ぶ繁華街〜Via S.Martinoまで2〜300m。
ちょっとだけ離れてる分、静かで、お部屋も広くて快適であった。

Grand Hotel Commercio
Via I Settembre, 73

がしかぁ〜しっ!恒例?! “Google Mapで見る今” にトライしてみたら、、、、
4つ星だったのに看板が下ろされているではないか〜っ!!!
OMG!!! 我々が泊まったホテルがその後閉鎖された(かもしれない)って
これで3軒目!!! なんか…その…ヤダわ〜〜(TOT) ←疫病神?!






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通りで、店先で。大きいの、小さいの。
至る所でイタリア国旗を見るな〜と思ったら、
明日は前回優勝、無敵艦隊スペインを迎えてのEURO2012の決勝であった。

丑三つ時ならぬお昼寝時。
メッシーナも、密かに盛り上がってるよ〜と、
人通りの絶えた通りに、三色旗が大きく大きくはためいていたのでありました。




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by 21giova | 2018-01-15 23:02 | ├ メッシーナ | Comments(0)

メッシーナ1. メッシーナそぞろ歩き 其の壱

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島に渡る前にちびっと触れたMessina〜メッシーナ
今度は1日だけだけど、しっかり滞在しますよ〜(^^ゞ

中央駅の背後に広がる、鍵爪のように曲がった湾内に、
メッシーナのシンボル、高さ7mの黄金のマリア像〜Madonna della Lettera が建っている。
なぜ “マドンナからの手紙”という寅さんのような名がついているかというと、、、

その昔、市民がキリスト教に改宗した時、
神のご加護を約束した手紙を、マドンナ(聖母マリア)が、メッシーナに送ったことに由来する。
彼女の髪で一巻きにされた手紙の結びには、こう書かれていたという。

Vos et ipsam civitatem benedicimus.
〜あなたたちと あなたたちの街を祝福します〜

その言葉はまんまマリア像の台座に刻まれており、
Madonna della Lettera は街の守護聖人として、船乗りたちの護り人として、
こうしてメッシーナ海峡に佇んでいるのです。

ちなみに向こうに見える陸地はカラブリアだ。
その距離、ここから5キロあるかどうか。地理上で1番近い所だとたったの3m!
なんなら走り幅跳びでシチリアに渡れまっす!ってな近さである(笑)

そんな海峡に「橋」を架けるか否か、長年論争が繰り広げられているけど、
今だ橋脚の1つもないのは、いかにもシチリアらしいと思う。
代わりにフェリーが運航してるのだが、
客車だけ船体に積み込み、向こうでまた繋ぐという夜行列車、コレがもぉ〜すごく楽しい!!

雨が続く冬の北イタリアがイヤで、トリノからパレルモまで一気に南下した時。
ナポリから真っ青な海が広がるタオルミーナで目覚めた時。
と、アタシは2回利用した事があるが、客車を切り離しフェリーで運ぶ。
こんな面倒な鉄道連絡線って、今や天然記念物級に珍しい存在!

きっと20年…いや、50年後でも橋は架かっていないと思うけど(笑)
乗り鉄ならずとも一度は乗ってみる価値、絶対!ありますよ(๑•̀ㅂ•́)و✧

Trenitalia  例:ナポリ(約24時発)〜メッシーナ Intercity Notteで約6時間





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大地震と大津波によって90%以上の建物が崩壊。
メッシーナ壊滅状態になったのが1908年。
なんとか復興の足がかりを掴んだと思ったら、今度は世界大戦勃発という、
度重なる破壊の悲劇から再興された街は、京都のように整然とした碁盤目通りが続く。

そんなメッシーナで、湾を挟み、マリア像のちょうど対角線上に
ドゥオーモ〜Duomo di Messina があるのは、もしかしたら偶然ではないかもしれない。







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崩壊後、再建されたドゥオーモ。
オリジナルの姿を取りもどすべく、何度も修復が加えられ、今日に至る。

一見簡素なほどシンプルに見えるけど、
美は細部に宿る…とばかりに、抑制された美しさが宿っております。






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内部は祭壇のモザイクと天井が美しく、
珍しくフロアに平置きされてる(パイプ)オルガンは、
ヨーロッパで1.2を争うほど大きななもので、その世界では名だたる存在なんだそうだ。
運良く演奏時に訪れたら、間近で演奏風景を見れるまたとない機会になるだろう。






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さて、このドゥオーモ前の広場。
正午になると、ご覧のようにワラワラと人が集まってくる。

暑いので、我先に日陰のベストポジションを確保。
カメラやスマホを取り出し、首をば斜め45度に固定すると、一心不乱に一点を凝視する。

端から見るとかなり滑稽な風景だけど(笑)
我々もその輪に加わるとするか(๑˃̵ᴗ˂̵)و




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みなの視線の先は…というと、
ドゥオーモに隣接している鐘楼〜Campanile del duomo di Messina
これが、正午になると動くからくり時計になっていて、
それをひと目見ようと人々が集まってるのだ。

高さ60m。ほぼ等身大な像…と、
その規模、大きさから、世界一のからくり時計と言われている立派な鐘楼である。

それでは、戦時中、機転を利かせて街を守った
2人のヒロインが鐘を鳴らすところからご覧ください♪
(注:彼女たちは3mの大女である(笑)











ライオンとニワトリのスピーカーな鳴き声にビビったが (子供たち大喜び!(笑)
スローモーながらもシッポや羽がちゃんと動いてて、なかなか精巧だ。

壁面に設けられた“からくり小窓”は全部で5つもあり、
それぞれ、メッシーナに由来する物語が展開される。
1番下の窓など、日替わりで内容が変わる…という凝りようだ。

1番上は1番大事な物語〜聖母マリアとメッシーナ使節団の話を再現したもので、
だからバックミュージックがシューベルトのアヴェ・マリアなんですね(^^ゞ






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他にも、月齢や太陽を中心とした星座の位置、カレンダー付きの側面も必見デス!
今日は◎月◎日ですよ〜♪と指差してる天使がキュートだわ(笑)

鐘楼は登ることが可能。
からくり時計の“しかけ”や、対岸の眺めもスバラシイそうですよ。

(季節によって入場時間が激変するので右のインフォメ欄をよく確認すること)








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by 21giova | 2017-11-30 23:06 | ├ メッシーナ

リパリ島7. 島を去る前に風景を切り取ってみました

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長らく、長らく引っ張ってきましたが、
クラゲの4本線を土産に(笑)エオリエ諸島ともサヨナラです。
アップできなかった写真と共に〆ていきやしょう。

も〜なんだろ。
他愛のない通りのひとコマなのに「絵」になるのだ。

ゴボウのように黒く細い姿は、
ベンチでたむろってるオヤジたちとは明らかに一線を画する。
長年海と共に戦い、生きてきた矜持が、
その背中からヒシヒシと伝わってくるのでありました。


〜リパリ島にて〜




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伊国にある多くの世界遺産表示。
あ、ココにあったのね?!と、見つけて初めてその存在を知る。

そのうち中国に抜かされる可能性大だが (チッ!!)
現在、その数51。世界遺産保有国世界第1位の国、イタリア。

取り付けるのに必死な日本とは事情が違うとばかりに、
勲章は、あくまで秘やかに掲げているのである。


〜サリーナ島にて〜





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陽光まぶしい南の島では、
アンビリバ〜ボ〜な配色が不思議とよく似合う。
暑苦しい色なのに暑くないフシギ。
ケンカばっかしてるけど、仲の良い恋人たちのようにしっくり馴染んでいる。

それはきっと、閑散としたオフシーズンの空気を
やさしくあたためてくれるに違いない。

〜サリーナ島にて〜





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伊国の南ではお約束の手描きの絵皿。

欲しいけど重い。
重いけど欲しい。

永遠に答えの出ない不毛な問いに悶々とするのも、
やっぱりお約束なんであります( ̄o ̄)

〜リパリ島にて〜





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4日間でボーリングができるほど玉石混交、いろいろ空けたけど、
ジモティの食卓にも並んでいるような、
気取らぬ地元のワインが1番良いと結論づいた。

部屋のテラスでオリーブをつまみながら、おしゃべりしながら、夜風にあたりながら。
そこにさりげなく寄り添ってくれるのは、
ブランドスーツじゃなく、日焼けが似合う真っ白なTシャツ着た島っ子の方が気楽ってこと。

時々やんちゃもしたけれど、
毎夜、楽しくアタシたちを酔わせてくれたのでありました。

〜リパリ島のお宿にて〜





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味のある壁面も…だが、チビッコ椅子が撮りたくて…。

かわいく並んだ2つの椅子。
きっと同じ時間、同じ時間だけ、同じ人が座るのだろう。

と、想像するのも、また楽しいのであります。

〜リパリ島 ある通りにて〜





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夜になるとリゾート地らしく、開放感に溢れるリパリ島。

「ちょっと飲んでいく?」
「ノンノン、早く部屋帰ってシャワー浴びて寝転びたい」
「だな〜」

まっ昼間に海に出るわ、泳ぐわ、オマケに日焼けで背中が火事だわ…で、
広場の楽しげな喧噪を横目にお宿に戻るアタシたち(笑)

賢いオトナはこんなバカはせず、午睡を取って、ちょっとお洒落もして、
アペリティーボ取りにいく…というスマートな過ごし方をオススメします(^^ゞ

〜リパリ島 海帰りの夜の港にて〜






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SNSはもちろん、インターネットなんてなかったその昔。
初めての町に来たら、絵ハガキと切手をしこたま買っては、
公園で、BARで、宿のベッドの上で、時には昼食のトマトソースを飛ばしながら、
日記のようなとりとめのないことを書いては、友人たちに送りつけていた。

1人が淋しかったワケじゃなく、旅の高揚感を伝えたくて仕方なかったのだ。
汚ったない字のひと言ひと言は、しかし今よりずっと熱かったはず。

そんな事をしなくなって、どれくらい経つのだろう。
郵便局と同じくらい仲良しだったポストを見つけて、ふとそう思うのであった。


〜リパリ島 ある通りにて〜





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シチリアで、ブリオッシュにジェラートをサンドして食べてるのを初めて見た時、
彼が超〜オトコ前だったことを差し引いても、仰天したものだ(笑)

そ、そんな事してもイイのか〜?!と。
で、食べてみて納得。
そんな事してもイイのだ〜〜!!!と。

島を去る朝に選んだ Brioche con gelato.
厳密には、生クリームをたっぷり添えたカッフェのグラニータだったんだけど、
美味しさに変わりはなく、これぞ甘ぁ〜く美味なるザ・南イタリア式朝食を頂き、
旅の終盤、メッシーナへ向かうのであった。





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by 21giova | 2017-11-02 23:57 | ├ リパリ島 | Comments(0)

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