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オストゥーニ 2. マッセリーアの夜はかくも更ける

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折しも今日は、EURO 2008 でのイタリアの試合がある日。
広場に大きなスクリーンとイスが用意されているのを横目に、今宵のお宿へ足を運ぶ。

4泊目にして、初めてのアグリである。
いや_ココでは、当地風に Masseria 〜マッセリーアと呼ぼう♪

マッセリーアとは荘園_すなわち、領主さま、大地主さま…チエタラチエタラ
呼び名は変われど、要はその地区で一番権力のあったお偉いさんのお屋敷の事をいう。
  
で、そこをB&B やアグリにして、旅行者が泊まれるようにしているのだ。
規模もピンキリで、貴族が住まうちょっとした城のような所もある。
もちろん、結構なお代を取られマス…

オストゥーニの町から車で数十分のこちら Masseria Salinola は、
規模的にも、ごくごくポピュラーなマッセリーアといったところだろうか。
それでも、広い敷地に堂々とした家屋が並び、雰囲気充分。
かつ財布にやさしい。コレ大事(笑)

ジャンケンして選んだ部屋は、まぁ〜2人にはもったいないくらいの広さで、
しかもフル装備のキッチン付き♪ (使うことないけど…(^^ゞ
まぁ〜ちくと「オッサン臭」が漂ってたけど、気にするまい(笑)


さて_シャワーを浴び、食事に行こうと部屋に鍵をかけようとしたのだが、
どぅもうまく回ってくれない。
ヒッチコックばりの古風な鍵は、図体は立派だが大変扱いにくい。

「貸してみぃ〜アタシがやってみるわ♪」

難儀してるアタシに代わってK嬢が鍵を回す。
それでも回らなかったのだが、怪力の彼女、かまわずウンセ〜!とやったところできた。

メキッ!

がが〜〜ん!!!
なんと途中でパッキリ!と折れてしまったのだ!
ああ〜〜このクソ力のバカオンナめっ!!

残り半分は鍵穴に詰まったままで、も〜ど〜しよ〜もない…(TOT)//

片割れを持って謝りにいくと、
「オウケイ大丈夫!気にしないで」っていってくれたけど
その前に一瞬見せた、とんでもなくいやぁあ〜〜な顔を、アタシは決して忘れないだろう(笑)

人間はかくも正直なのでアル。
いや…スイマセンでした…ホント…


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鍵かけずに寝ることには抵抗なかったんだけど (扉はちゃんと閉まるし)
「鍵の呪い」は忘れずキチンとやってきた。。。。
夜…すさまじい蚊の襲撃を受けたのでアル。

気の利いた宿ならフマキラーみたいのが置いてあるが、ココにはナッシング。
己の手で応戦するしかない。

2人、4つの目と手を総動員して戦ったのだが、敵は5〜6匹の大戦隊。
広い部屋がアダとなり、なかなかせん滅できない。

一度枕を投げつけ、見事命中させたのだが (ざまぁ〜みろ!ってむっちゃスッとした(笑)
潰れた跡が吸われた血で赤くなって、いっそう敵愾心が燃え上がる (血ィ返せ〜!!)
ちなみにソコは天井だったのだが(笑)、そんなん知るかい!でアル。
鍵を壊した以上、も〜どんだけハカイダーしてもイイのだ (違!!)

も〜これで大丈夫!とウトウトし始めるも、またもや耳元で「ぷぅ〜ん」
かなり、ムカつく。
ってか、謝りますから、もぅ勘弁してくらさぁいぃいい〜〜と白旗状態 (TOT)/

翌朝、2人の寝覚めが、オソロシク不快だったことは言うまでもない。
痒み止めのムヒを持参してきたことが、せめてもの救いであった。。。。合掌 m(_ _)m
by 21giova | 2010-08-24 23:18 | ├ オストゥーニ | Comments(0)

ロコロトンド 2. にぎやかな行列のその正体は…

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奥に伸びるアーチのその先を、探るべきか否か…と悩んでいると

「何してんの?入って見ていきなさい」

とは、通りを所在なげに眺めていたおばあちゃん。   
ではでは遠慮なく・・・・・(^^ゞ

アメーバーのように家屋がくっついたコの字型のドンツキは、
ちょいとオサレな長屋風。

呼べば答え、ケンカの声も筒抜けだろうけど、
そこは人情溢れる南イタリア。

建物だってホラ、互いに支えあって建ってマス。
ありがとう〜♪おばあちゃん。




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静かだね〜♪と歩いてた通りから、なにやらマーチングバンドな音楽が聞こえてきた。
見れば、人がゾロゾロ歩いており、何やら楽しげだ(と、見えた)

なるほど、今日は祭りだったんだな。だから人がいなかったんだ!!

と、ヒジョ〜に身勝手な結論を出したアタシたち。
どんな祭りで何が起こるんだろ?と、列に加わり一緒に歩き出す。
いつ花火があがってもいいように(!)カメラを構えながら。

ところが列の先頭にある〈黒い箱〉を見て、状況を一気に把握。
祭りなんてとんでもなくて〈お葬式〉だったんデス…(TOT)// omg!!


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伊国のお葬式についてよく知らないが、
小さな町ではこのように棺を持って町内を練り歩き、
故人を悼みながら、亡くなったことを皆にお知らせする習慣_伝統?があるようだ。
で、最後は教会に運ばれミサが行われる。

行列してる人たちの服装もまちまち_Gパン&Tシャツの人もいるし、
和やかに歓談してるし、トランペットとか吹いてるワケですよ。

映画ゴッドファーザーにも同じような場面があったが、
あんな見るからに!って感じじゃなかったので
も〜すっかり勘違いしてしまった(^^ゞ

見るからに「コイツらわかってないやろ?」なアタシたちを非難するワケでもなく、
なんなら最後まで一緒にどぅぞ〜くらいなフレンドリーさもあったが(笑)
ココはそっと静かに列を離れる。

名も顔も知らぬ棺の人。どうぞ安らかに。。。R.I.P.
by 21giova | 2010-08-04 23:47 | ├ ロコロトンド | Comments(0)

チステルニーノ 3. アナタは誰?

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必ずしも屋根の数だけ部屋があるワケじゃなく、
下でアメーバーのように部屋がくっついてるトゥルッリ。

屋根の上だって、ご覧のとおりの合体マシーン。
ご丁寧に「階段」まであって、
怪盗ルパンには大助かりな?作りになっている(笑)

さてこのお宿。まったくの放任主義で、
到着時も、オーナーというより庭師のような人から鍵をもらってハイ、終わり。
車はあるが、他の宿泊客もお宿の人も全く姿が見えない。

翌日、朝食はどこで取るんじゃ?とウロウロしてたら裏に母屋風の家があった。
きっと管理人が住んでるんだ〜とのぞきにいくと、運良くおばさんに出会ったので聞いてみる。

「おはよ〜ございマス♪ 朝食はどこでとるんですか?」
「ええ?ああ、ココで飲めるわよ」

飲める…って言うのが「?」だったが、やれやれよかった♪と思うも、
「カッフェでも飲む?」なんて聞いてくる。
じゃなくて、そのカッフェを飲みに来たんですけど? 

ますます疑惑が広がるが、
「ええ、ミルクもお願いします」って答えても、
彼女はニコニコ我々を見てるだけで一向に用意する気配がない。

「で、カッフェはアナタが煎れるの?私が煎れるの?」と彼女。

ますます?で会話が噛み合わないけど、
あぁ〜あ、セルフなんですね。自分たちでしますよ…と思ってたら
「ま、いいから入ンなさい」と“母屋”に我々を迎え入れる。

なんかなんか……やっぱなんかオカシイ〜〜!!!???


とことん低レベルなイタ語を総動員して聞き出すと、、、、

アハハ!!!彼女は管理人でも何でもなく、ホテルとは全く関係ない
タダの隣人 だったのでアル (≧▽≦)///




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だってさぁ〜ほんとに同じ敷地なお隣だったんだもん!
いやいやスイマセン!!!

それでも気にせず、息子の部屋や自分たちの寝室まで
丁寧に見せて回ってくれたおばさん、ありがとうございマス!

宿とは違う、生活してるトゥルッリの様子を見るのは大変興味深かったし、
ご夫婦の寝室なんて、ちょっとしたホールくらい広くて天井が高かったよvv

しかも、そこら中、ピッカピカ!とてもキレイにしてある。
彼女に限らず、伊国のマンマは掃除好きでキレイ好きだが、
見も知らずの挙動不審な異国の人間を通せる度量に拍手!!でアル (TOT)//

アホな日本人が突然押しかけて…ホント、ゴメンなさい…と
ダイソーで買った浮世絵柄の扇子を渡してきました。

エラソに「ラッテもお願い♪」なんて言ってたんですからね〜なんやねんソレ!です(笑)

*和柄の手拭いとか、子どもにはお菓子とか、喜んでもらえるかはおいといて
ダイソー品は、なかなか役に立つんです(^^ゞ

   


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こちらが朝食用のトゥルッリ練。
なんでぃ!アタシらの部屋の向かいやん!!(笑)
つぅか、昨晩ちゃんと聞いておけよ!って話ですね(^^ゞ

このころ「やぁやぁ、昨夜はよく眠れたかい?」とオーナーが登場。

眉毛が一直線につながってて、濃度200%!な強面だが、
メールの対応もこまめにしてくれた親切な御仁でアル。

「日本から取材の申し込みもあったんだよ」って言ってたから、
帰ってからプーリア関係の雑誌をチェックしまくったけど、記事は見つからなかった・・・(笑)
見落としたかボツったかわかンないけど、ココで宣伝してるから大丈夫?!
チステルニーノから近いし、イイ所だったよ〜♪

↓↓↓朝食に出で、チョ〜美味だった「皮が青い」イチジク



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by 21giova | 2010-05-15 23:03 | ├ チステルニーノ | Comments(0)

ローマへ…2. ハイジ、半ベソでチェントロを走破する…の巻

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空が低いのか、山が高いのか。
連なる白い尾根と、ポッカリ浮かぶ雲。
そして、空と同じくらい青い湖。

ココはもしかしてスイス?ってな風景が広がり、
朝の心地よさが倍増される。

でもって、この美しい風景を愛でながら歌う歌といったら__
やっぱり絶対「ハイジ」でしょう♪

昨日のチョイスは間違ってなかった! (そぅなのか?) と
こぅやってハモればよかったね♪ (どこを?)
なんてアホな事言いながらリピート、歌いまくるオバカな2人。

ヨーデルしすぎでノドが痛くなっちった…(>_<)//




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と思えば、羊たちの沈黙…ではなく大軍に出くわし、、、

(またいつか「食べに」来るね(笑)




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おっと!コレは珍しい!な、馬ッ子に出会い、
途中、大当たり!のよぅに出くわしたデッカイCOOPでしこたま買い物し、
コレも空き空きだったA24を、スイスイ走ってローマへ着いたワケです。


今晩帰国する便は20時出発。

かの国の乗客 はどぅであれ、お陰で最終日にほぼ1日、時間が取れるワケである。
コレは素直にウレシイ♪♪

だから、ホントはフラスカーティでランチする予定だった
N子お嬢サマのお家に行ってみることにしたのだ。

最初はかなり尻込みしてた。
だってローマですよ?!そんな大都市、車で走りたくない。

「だいじょぶ大丈夫!ウチはちょっとはずれだから」

うむ。地図で見たら環状線 (A90) の外から攻めればなんとかなりそうだ。

がしかし…A24のドライブがあまりに快適で、思った以上に早くローマに着き、
車の流れについて走ってるうちに、環状線の輪を突っ切り、
ド・チェントロ!(スンごく中心地…ということデス)に入ってしまったのだ!!

車線など全く無視して (こ〜ゆ〜のが許せない日本人!!) 団子状に流れる車の波に、
ムリクリ入ってくるバイク野郎ども。

ぎゃあぎゃあ〜危ない!ったら危ない!
悲鳴にならない悲鳴を上げ、手に顔に背中に…と盛大にかいた汗は乾く間もないほど。

ココどこ?どこで曲がるん?!ああ〜信号間に合わん、直進するで〜!
と、わめき散らしながら、しかし無情にも車はどんどん進んでいく……  
つい数時間前まで、ヒツジや馬っ子たちのいる牧歌的な地を走ってたのがウソのよう。

ハイジ 都会に行く…じゃなくて、
ハイジ 都会に放り出される…でアル (>_<)



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そんな中、San Giovanni in Laterano の標識を目にして思わず絶句!

こ、こんなとこ走ってんの?!シンジラレナ〜イ♪

ではなく……OMG〜!!!!

だってね、そりゃあ〜も〜何ですかね、関西ネタですけど、、、、

京都走ってて、八坂神社見るとか
大阪走ってて、大阪城見るとか
奈良走ってて、東大寺見るとか

そんな感じ……

年に1回しかイタリア (それも地方専門) 走らない観光客が、
こんな都会の中走っててイイのだろうか?
とんでもなく無謀すぎる……

しかも……

ほうほうの体で辿り着いたN家のピンポン♪を「何度」鳴らすも応答なし!
はいぃ〜???もしかして……留守?!まぢ?!

「いや〜ん、来てたのね〜♪」(来てた…んじゃなくて、来てるから!)

買い忘れたノを買いに行っていたという彼女がようやく現れた時、
あたしはすがりついて懇願した。

「買い物は早く行こうね。それからもっと田舎に住もうね」と…(>_<)//

はあ〜とことん疲れた……

 
by 21giova | 2009-10-30 23:47 | ├ ローマ | Comments(0)

ローマへ…1. 相棒は007な人間翻訳機 

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晴れオンナの面目躍如か。
昨日の氷雨はどこへやら。見事に晴れ渡った翌朝。
日の光に満ちた山の朝は、驚くほど瑞々しく美しい。


カラオケの友…いや、オートラント夫たちも、今日、宿を後にするとあって
昨晩の健闘を互いに讃えつつ(笑)、熱い抱擁で別れを告げる。

この彼、料理してる時からニコニコと我々の様子を見ていたのだが、
男性にしては着眼点が鋭く、その発言には驚かされた(笑)

食事の時、言われたのだが_

「キミ(アタシの事)は、直感で話すタイプだね」
「はい?う〜ん、そうかも…」
「そしてキミ(K嬢)は、そうだな。うん、007だな!」と。

「な、なんですの?その007って?!」って、のけぞるアタシたち。
「だって、キミの問題を彼女が解決するでしょ?」

それならジェームズ・ボンドじゃなくてシャーロック・ホームズじゃないの?
って言いたくなるけど、この人よくわかってる!って感心、大笑いしてしまった。



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もはや3歳児並みでは済まない、年々劣化していくあたしの伊語。
理解度は五の次、十の次。「ノリが命!」と、その勢いだけでしゃべっているようなモンだから、
当然、聞き間違えや勘違いが多く、泣いた事も少なくない。←自業自得

そこでK嬢の登場である。

彼女は自分から積極的に話しかける方ではないが、
ちゃんと話を「聞く」「理解する」することができるから、その答えにまず間違いはない…(はず)
だから道中、あたしが話を聞き出し、彼女が訳す(正す)…という、アホウなコンビが誕生する。
   
双頭の鷲みたくカッコいいもんじゃなくて、
彼女がアタマであたしが手足な、凸凹漫才(笑)__という2人の関係性を、
この短い間に見抜くなんて!!お主、なかなかやるな!(違!!)
   
この「イタリア的互助運動」は、自然に、必然的に行われるのだが、
こうして見ず知らずの他人サマに客観的に指摘されるのってちょっと恥ずかしい。
ってか、きっと誰が見てもわかるくらい「わかりやすかった」んでしょうけど…(^^ゞ

でもね、彼、誉めて?! くれたんデス♪

「キミみたいなオープンな日本人を初めて見たよ」って。

笑いながらだったから、かなりビミョ〜だけど(笑)
でもでもオープンなイタリア人に言われて嬉しいじゃあ〜ないですか。


奇しくも翌年、プーリアに行った私たち。
彼の連絡先を聞いておけばよかった…と、ちょっぴり後悔。

「じゃ〜ん!007が会いに来たよ〜〜♪」って。

でもやっぱ、なんで「ゼロゼロセッテ」なんか、よ〜わからんわい(笑)
by 21giova | 2009-10-13 23:10 | ├ ローマ | Comments(2)

アマトリーチェ5. コックじゃなくてスイマセン(笑)

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旅の最後は、やっぱアグリがいいよね〜と選んだのは、
その名もズバリ!Agriturismo Amatrice
(サイトがリニューアルされてキレイになってるぅ〜!)

昔の地主の邸宅を改装したそうで、
馬小屋の名残が階下に残る、アグリらしい立派な佇まいである。

誰もいなくて勝手に中に入ったら、女主人の Benni は宿泊客と居間で歓談中。
ほへえ〜〜部屋ン中があったか〜い〜♪♪って見ると……
部屋の中央に鎮座してる暖炉の中で、パチパチ薪が燃えてるではないかっ!!

まだ9月入ったばっかでっせ〜!昨日アタシは泳いでたんでっせ〜?!
とビックリしたけど、この冷え込みだもの、ムリないか…(>_<)//

その Benni

「あ〜ら来たわね。で、あなたたち何?コックなの?」
「はい〜〜???」

いきなりのご挨拶でまたまたビックリしたが(笑)
よくよく聞くとあたしがメールで、
「あなたの作った本場のアマトリチャーナを食べたい食べたい!」
って「執拗」に書いてたから…らしい(^^ゞ

だってサイトに「アマトリチャーナのレシピ」も載ってたし
何より〈アマトリチャーナ〉作ってるあなたの写真に惹かれてこの宿に決めたんだから…(笑)

「なぁんだ、そぅなの」って、いきなりテンション下がる対応にもワロタけど
気っ風のいい、チャキチャキした Benni 女史でありました♪



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タンクのお湯が途中で切れちゃって、
寒い思いをしたK嬢はちと気の毒だったが(笑)
かわいい小物で彩られた部屋は、
女性オーナーと、山の宿らしいあたたかみが感じられる。

が、その部屋も………
持ち込まれた我々の荷物に占領されて、一瞬で足の踏み場もないほどに…
だって明日、帰るんだもん…クスン。荷物整理しなくちゃ…クスン。

買ったモノをどんどこトランクに放り込める車の旅は、
最後の晩に悲劇となって襲いかかってくる。
スーツケースの許容量をはるかに超えた___なんなん?この荷物?!
   
あらゆる隙間にブツを押し込み、かつ、平らに詰めていく、
あ〜でもない、こ〜でもない…と、まるでパズルのようなパッキング!

自分でもエライと思うが、
この「技術」は、今や人間国宝並みに上達していると思う(笑)

ってか…考えて買えばイイんですけど…ね
  
by 21giova | 2009-09-28 23:50 | ├ アマトリーチェ | Comments(0)

シルヴィ7. みんなで喰らえば恐くない?!ピッツァの猛攻に陥落寸前

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飾る…というより、どこぞの「中世武器博物館」みたくなってる食堂の壁(笑)
でもよく見ると、鍬?をランプシェードにしてたりして、ちょっとオッサレ〜デス♪

ではなく、つづき_

「人間ピッツァ製造器」から繰り出される「次から次へとピッツァ攻撃!」を、
みんなで何とかやり過ごしているうちに「じゃあ〜中に入って〜」と救いのひと言が(ホッ)

総勢20名以上いたと思うのだが、
いつの間にかセッティングされた食堂の長テーブルに、みんなで一緒に座る。

私たちはスタッフに指示されちょうど真ん中あたりの席に着く。
アジア人は我々だけだし、配慮してくれたのかなと思うと、ちょっと嬉しい。←常にイイ方に考える(^^ゞ

目の前に座った前髪を垂らしたちょっと暗めの男の子が、私たちが日本人と知るや
「キラ」とか「エル」とか「ワタシハァ〜」とか言い出し、ギョッとしたが、
よくよく聞くと「DEATH NOTE」の事だった(笑)
イタリアでも人気なんだ?!
話に乗りたかったけどスマン!全然知らんのよ… ←日伊交流決裂の瞬間…


オリーブをつまみながらワインを飲み、ホゥと一息ついたのも束の間。
「さぁさ〜焼けたよ〜どんどん食べてね〜♪」の声に一同、文字通り凍りつく。

な、なんなんスか?!その“何事もなかった”よぅな、のんきな声はっ!!
なんとココまで追ってくるピッツァぢごく!あぅまいが〜!

「コレはピッツァじゃなくてデザートね」と言いくるめられ、
まぁ〜そうだな…とチョコレートがトッピングされたのは何とかいただいたが、
マルゲリータはデザートちゃうしぃ〜!!
お願いやから(さりげなく)目の前に置いてかんといて〜(マジ泣き)

大食漢のイタリア人たちも、ついにはコレに根をあげ、
もはや「いぢめ」としかいいようがないニヤニヤ笑いをしながら
ピッツァを持ってくるスタッフに、一同一斉に

Nooぉおおお〜〜!!!

その息のあった唱和の笑えたこと(≧▽≦)/ // さぁみんな、ピッツァと闘おうぜ!



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このままピッツァにまみれて、日伊同盟として戦場に散るのか…と思った時、
しずしずとペンネの皿が運ばれてきた。

シンプルなトマトソースのソレの、なんと美味かったことよ!!え〜ん!!
ってか、早く持ってきてよ?!プンプン!!

一緒に、ビッグサイズな生トウガラシもついてきて、どうするんだろ〜と思ったら、
アラビアータにしたい人は、切って混ぜるとイイらしい。
なるほどなるほど〜♪子供もいるし、これはナイスアイデアだねvv
でも触ったその指で、くれぐれも目を触らないように! ←経験者は語る…

食後、おっさん、子供も交じって熱狂してるテーブルサッカーに大声援をおくるアタシ。
一緒にテーブル囲んでピッツァ戦線をくぐり抜けてきたからか、
こぅ〜一気に垣根が取れた感じです。
イイですね〜♪明日、宿を発つのが残念に思えてきます。

とにかく……

今まで生きてきて、一度にこんなに食ったことはない!と断言できるほど、ピッツァを食った晩だった。
(最初は) とても美味しかったけど…ね (笑)

イタリアはもちろん日本に帰ってからも、当分ピッツァは見るのもイヤです…ハイ(合掌)
by 21giova | 2009-08-22 23:43 | ├ シルヴィ | Comments(0)

シルヴィ6. 野外ピッツァにはじめはルンルン♪そのうち………

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シャワーも浴び、着替えも済ませてスッキリサッパリ♪
夕食に向けて「いざ出陣!」と、意気揚々、階下に降りたら
「さぁさ〜みんな外に出て〜」とスタッフに追い立てられる。

「?」と外に出ると、中庭にある石釜に、ポッカリ赤く火が入ってる。
そしてその前でコネコネされているのは……

おおぉお〜!ピッツァではないですか?!(ボケボケ写真であいすいませぬ…(^^ゞ

せっかくお腹減らしてきたのに、今日の夕食ってピッツァなの?って思ったけど ←自分勝手(笑)
「目の前焼きたて熱々」ピッツァをシカトするバカはいません。

釜の回りに群がるみんなも同じで、焼き上がると同時に
あっちからこっちから手が伸びて、あっちゅう間に無くなっていく。
クスクス…みんなお腹減ってるんだね〜(笑)

プレーンにマルゲリータ、ゴルゴンゾーラ、ルッコラ、メランザーネ…etc
ホント、ピッツァって何のっけても美味しいよね♪
生地もウマくて、とってもオイシイ♪♪
子供はやっぱりゴルゴンはムリみたいで、
どれどれ「おね〜さん」が代わりに食べてあげよう♪ウフ


ものの数分で焼き上がり、飛ぶように「売れてた」ピッツァだが、
だんだんその消費ペースが遅くなってきた。
そら、人間、限度がありマス。

しかし、釜と一体化した「人間ピッツァ製造器」になってるおばさん、
休むことなく、次々とピッツァを作っては焼きまくっている。

そのうちみんなの頭上に無言の吹き出しが…

この“わんこピッツァ”はいつまで続くのか?
ホントにピッツァだけしか出ないのか?? _____と(笑)

もしホントにONLYピッツァなら、これが唯一の夕食(そ、そぅなのか(TOT)?
飽きたとしても、腹いっぺ〜食べておかねばならぬ。
でも……この後何か出る?なら、ここらで打ち止めしとかないとヤバイ。

おのおの、自らの腹具合を確認しつつ、
こっそり周囲を上目使いで探っているお笑い状況のなか、
この後一体だぅなったのでせぅか?!

つづく……
by 21giova | 2009-08-19 23:21 | ├ シルヴィ | Comments(0)

サンテルピーディオ・ア・マーレ お隣マルケでお買い物♪

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イタリアには周知の通り、いろ〜んな高級ブランドがあって、オンナ心を惑わすのだが、
お値段は張るし、あたし自身、見てるだけでイイわ〜♪なタイプなんだけど
近くに TOD'S のアウトレットがあることを知り、ちょっくら行ってみることにした。

コレが GUCCI や Ferragamo なら行ってない。
TOD'Sってのがミソで、友人も絶賛してたモカシンがあったらイイなぁ〜と(^^ゞ


シルヴィから海岸線を小一時間ほど北上すると、もうお隣マルケ州だ。
もともとこの辺りは靴の生産が盛んな地域だが、TOD'Sもこの地で産声を上げた。

そ〜なんだ?! って、知らなかったからビックリしたけど、
イタリアのメーカーってエライ!って思うのはALESSIでも書いたが…
(下が切れるのでコチラ 「2006年の旅」からどうぞ♪)
も〜絶対といっていいほど、創始の地を大事にすることだ。

TOD'Sほどのブランドなら、
もっと観光客が来そうな(儲かりそうな)大都市周辺にあってもよさそうなのにね。
もしかして他の都市にもあるのかもしれないが、規模はココが一番だろう。

緑豊かとはいえ、同じような建物が並ぶ工業地帯で (故に迷った迷った(^^ゞ
ひときわモダンでオシャレな建物が目をひく。
中も広くカフェも併設されており、ご婦人方を待つ紳士の姿もチラホラ(笑)
そ〜なの!ビックリするほどイタリア人がいて、ワシワシ買ってるの。みんな Ricco ね〜



そしてっ…服、靴、バッグ…さすが地元?!アイテム数がハンパない!!
TOD'Sの商品をほとんど知らないあたしでも、舞い上がってしまう品揃えデス♪
服はともかく、シューズ&バッグのコーナーなんて、何度回ったことだろう(笑)

本来幾らくらいするのか知らないが、
お目当てのドライビングシューズが15000円ほどなら、コレはきっと安いんでしょう。ウン。
TOD'Sで買い物するなんてもう二度とないだろう…と、バッグも2つチョイス。

が、アウトレット価格とはいってもそこはTOD'S。
お金に関してかなりアバウティ〜なあたしは、後で日本円換算の金額見てビビったけど
滅多にないことだし(?!) これからがんばって働くべ〜(TOT)/.



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さて、支払いになってカードを出すと「暗証番号を入れてください」ときた。
あちゃあ〜コレはヤバイ!なんやったっけ?

1回目バツ! 2回目バツ! 3回目…やっぱ バツ!

三振ゲッツ〜スリーアウトチェ〜ンジっ!!!!!

マイガ〜!と、崩れ落ちるアタシ…

クククっと横で笑ってたK嬢。
「あたしので一緒に払ったげる」(おお〜!なんてオトコマエ!!)
が、彼女のカードは「身分証を提示しなさい」ときた。

そもそも免税手続きするのにパスポート番号が必要なのに
この日は泳ぎに行くので、ややこい書類は全部、宿に置いてきたのだ。

後で思えば「この日以外」は、常にパスポート持ってたのに
肝心カナメな時に持ってないなんて…なんてド不幸〜!!!

お互い、2時間以上ブツを物色して、キリキリ考え抜いてチョイスした品物だ。
カード使えません?あ〜さいですか〜ほなサイナラ!とは諦められない。
顔色失う我々に、キレ〜に眉を整えた男前な店員さんがクールに言い放つ。

「品物は置いておいてあげるから、明日また来たら?」

クッ…無念でアル… でも仕方ない。

ええ、ええ!行きましたとも。翌日、もう一度(チクソ〜!)
翌日、休みじゃなかったのがせめてもの救いよね…

教訓…コピーでもいいから、パスポートは常備しておきましょう。
カードの暗証番号はきちんと覚えておきましょう。

そして…

「ご利用は計画的に」コレも大事(笑)



TOD'S SPA OUTLET
Via Filippo della Valle, 163019 Sant'Elpidio a Mare (AP) MAP

*月〜土 10時〜19時半(季節・祭日で時間が変わるので要確認)
*取扱ブランド: TOD'S   HOGAN   Fay

www.todsgroup.com
by 21giova | 2009-08-13 23:55 | ├ サンテルピーディオ... | Comments(4)

シルヴィ4. 超極太讃岐うどんに出会う

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アグリといえば、もちろんお楽しみは「メシ!」

到着した時も、大勢の人たちが別棟のリストランテで食事してたから
料理自慢の宿なのかもっ!と、またまた期待したワケです(^^ゞ

宿泊者用の食堂には「今までみんなどこにおったん?」と、大勢の人が集まり、
食事前の和やかな雰囲気が漂っている。

みんな一斉に食事する所では、夕食の時間までに宿に戻らなくてはならない。
日が長いこの時期、ついつい時間を忘れて遊んでしまい
時計を気にすることが、一瞬、面倒くさく思うこともあるが(笑)
縁あって同じ宿を選んだ者同士、同じ空間で、同じ料理に舌鼓を打つのも
アグリのもう1つのお楽しみでもある。

隣のイタリア人家族、もう片方のドイツ人カップルたちと
やあやあ〜こんばんは〜♪何が出てくるんだろ〜ね〜の、挨拶もはずむ。

さてその一皿目。

やさしい味のカポナータに、
パルミジャーノでまっ黄っきになった蒸しパンのようなもの。
名前聞いたんだけどメモに残ってない(>_<)?
なんとかの rustico〜ルスティコ(田舎風)と言ってたような記憶があるから
この地方独特のものかもしれない…わからんけど(笑)

ポロポロ崩れる食感といい、ハーブがとても効いた独特の味といい、
ちょっと好みが分かれそうだけど、初めて食べるモノだったので興味深くいただきました。

そして「問題」のプリモ!

でっかい皿に山盛りモリ子で運ばれてきたパスタを見てビックリ仰天!
なんじゃ〜!!このごっついパスタはぁ〜!



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未だかつて、こんな太い!!! パスタ食べたことない!ってくらいゴツイ!!
ほぼ1センチ角のソレは、フォークにからますことすら困難で、
どっちかってえ〜と、突き刺す!って具合。
しかもこんなに太いのに超アルデンテで、噛んでるとアゴが疲れて大変タイヘン(笑)

オーナーらしき女性がテーブルを見回りにやってきて、
「どぅ?美味しいでしょ?水と小麦だけで作るのよ」と、誇らしげに言ってたが、
材料といい形状といい、コレってまんま うどん ですやん!

落書きメモ見ると「なんとか Grandisimo 」って書いてあるから
まぁ〜とにかく Grandisimo な、これまたこの地方独特のパスタの一種らしい。

あたしたちはひとよそいでダウンしちゃったし、
隣のドイツ人たちも家族連れの奥さんも持て余したヘビィなこのパスタを
モリモリお代わりしてたイタリア人パパはホントにすごかった!
スリムなのに思わず惚れそうになったくらいスゴイ食べっぷりだった!!
子どもたちも感嘆の目で見てたわ(笑)

続いてメインはチキンを煮たもの。

身がしまって味が濃い、とてもウマいトリさんだった。
Grandisimoパスタも前菜も、地方色が出たとても美味しい料理だったんだけど
この頃になると、2人とも口数少なく目がうつろに……

そう、忘れてました。昼をちゃんとした店で食べたことを…(>_<)//

20代の頃は、昼夜のダブルなんて、よゆ〜のよっちゃんでこなしてたのに
歳食うごとに、2食の連チャンがキツクなってきた。

もちろん、食べれる事は食べれるんだけど、
絶対的な空腹感が無いから「おいしく」食べれない。
ホントにすごくもったいない話である。

で、こ〜ゆ〜過ちを幾度となくやってるのに、
夕食がついていることがわかってるはずなのに、コロリと忘れて
目先の快楽(お皿の店)に走ってしまう、学習能力のないサル以下のあたしたち…


食後、頭上に瞬く星空を見上げながら、外のベンチで一休み。
許容量オーバー、抗議の悲鳴をあげる胃袋をなだめすかせるために
2人とも一生懸命しゃべって、少しでもカロリーを使おうとがんばる←焼け石に水?

最後にポツリと漏らしたひとことは、

「明日はちゃんと“考えて”食事しよ〜な」
「ほんまになぁ〜」

やれやれ……

果たしてこの「シルヴィ〜星空の誓い」は守られるのでしょうか(笑)


 
by 21giova | 2009-08-11 23:25 | ├ シルヴィ | Comments(0)

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