ヴィテルボ 3. 最後の夜は異種格闘技なパッキング勝負だ!
2014年 04月 24日

テルメでまったりしすぎて、
一番の見所〈Palazzo dei Papi〜教皇の宮殿〉すら見なかった我々…
というより、、、、
最後の買い物!と称してスーパーで埋没してしまったのが一番の敗因かと…(^^ゞ
ココでは書けないような(笑) 食材とか食材とか…
とにかく…土産はスーパーで買うに限る!なんでありマスvv

うぅむ…コレはメディチ家の紋章ではなかろうか?!
(球体の数に特に決まりがなく、年代により5つや8つバージョンもある)
ラツィオ北部の最大都市ヴィテルボは、お隣フィレンツェに一番近い。
そもそも教皇の街だし、いろんな関係性があったと思われる。

感じのよいBARがあったので、後でドルチェでも買っていこうか〜と言ってたんだが、
どこにあるかわかんなくなってワヤになってしまった…
後で知ったのだが、創業1818年!という老舗カフェであった。
イタリア人のクチコミが悪いのが気になるが、
ヴィテルボの歴史を刻んだ店内を愛でるだけでも価値はある…はず…多分…うん(^^ゞ
Gran Caffe Schenardi

最後のお宿の事も書いておかなきゃねvv
ヴィテルボって結構大きな街なのでチェントロを外し、
でもってもぅ「寝るだけ」なので、ちょっと郊外のB&Bを予約したんだけど……
Str. paliano
うへえ〜?住所ってこれだけ??
それって通りの名前だけやんや〜んっ!!!(TOT)//
そう…郊外の宿は往々にしてこぅゆう事が起きる。
でもこんな事でへこたれていたら、田舎の宿には泊まれない。
幸い、広く見通しの良い道だったのでなんとか「発見」できたが、
住所すら間違ってる事も多いので、ホント気が抜けない…( ̄o ̄)
ベッドに横たわるまで決して安心できないのが、伊国の宿の恐怖であり楽しみの1つなのだ(笑)
HPの感じを裏切る事なく、清潔で居心地のよいB&Bで、
夕食食べにチェントロに向かう時「私も帰るから〜」と車で先導、
ジモティが使う無料駐車場まで送ってくれ、ホント助かったよvv
B&B Le Beccacce

宿泊客は我々だけで、
照れちゃうような4柱ベットの広い部屋を用意してくれたのだが、
スイマセン…今宵は夜を徹してやるべき「大仕事」が………
はあ・・・・考えたくもない帰国の準備。
毎度のことだが、車のトランクに好き放題放り込んできたこのおびただしい荷物の山を
一体どうやって「1つの」スーツケースに詰め込めばいいのだろう?!
実際、全ての荷物を持って上がったら (2往復する(笑) 部屋ン中、足の踏み場もないほど!
なんで靴を3足も買ってンねん!と毒づきながら、箱はポイポイ!
ああ〜そうだ…アウトレットにカバン置き忘れて大変だったよな…と、
なんかあの史上最悪の事件が、今となっては他人事のように思えてくるから現金なモノである(笑)
手に余計な荷物持ちたくないから、なんとかスーツケースに全てを納めたい。
空間と入れるモノの1本勝負!パッキングってパズルみたいなモンだよね。
大変だけど結構好き!で、得意!
誰もこの中にワイン2本と靴が3足+ビーサン+モロモロ…が入ってるとは思うまいvv
次開けたら二度と閉まらないでしょう…という密閉度280%状態で、
スーツケースは悲鳴あげてると思うけど(笑)
じゃなくて…ギャボ〜!! もぅこんな時間!!
明日…ってかもう「今日」だけど(TOT)//
早く出発するので少しでも寝ておきたいのだが、寝た記憶がない(笑)
せっかくの?!4柱ベットだったのに……

Città di Viterbo
トーディ 6. トーディの町を望むステキなお宿♪♪
2012年 02月 24日

トーディから北へ5キロほど行った所にとった今宵のお宿。
着いた時はまだ日があって、裏手のプールで大勢の人が騒いでたから
今日は泊まり客が多いんだな〜って思ってたのに、
夜はシ〜〜ン…な、我々だけの貸し切り状態に…
みなさん大のオトナだったけど、プールで遊んでただけだったンですね?(笑)

小高い丘陵地にあって、周囲360度なパノラマが美しく、
トーディの町だって、ほぅら、見えるのだvv
こうやって遠景を眺めていると、ついさっきまであそこにいたのがウソのよう。
歩いていると小さく感じた町も、どうしてどうして、立派なお姿であります。
そうやって散歩して、シャワーを浴びて、ベットで涼んでたら、
クゥクゥクゥ〜と、お昼寝ならぬ、お夕寝しちゃった(笑)

そうそう、お宿に来る途中〈ヴィ〜ノの道〉の看板を見つけたよ♪
普通、ブドウの品種にかけて命名されるけど、
Strada dei Vini del Cantico 「歌 (賛美歌) のワイン街道」なぁんてシャレてるじゃないですか♪
ペルージアやアッシジ、トーディ、スポレートなど周辺の町々が提携してるみたい。
なかなか見やすくキレイなサイトだね♪
Strada dei Vini del Cantico
と言いつつ、大好きなサグランティーノも捨てがたいので…(^^ゞ
Strada del Sagrantino
ウンブリアのワインも美味しいのですvv

と、横道にそれたが、、、
お部屋は…というと、たいへん快適♪ 大満足の星5つ!であった。
特に、バスルームが広くてキレイ♪なのが◎
20代の頃は、寝れたらイイや〜と、かなりワイルドな部屋でもオウケイだったが、
いや…今でもそんなにうるさい方ではないと思うけど、
何でもキレイにこしたこたぁ〜ないわなvv
キレイで快適という点では、シローロと同じくらい良いお宿だったよ♪♪
奇しくもどっちも「Country House」となってて、そんな英語表記やめてくれ〜!って思ったけど、
その方が、各国いろんな人が来やすいンだろうか?
「Agriturismo」ともちょっと違う気がするし。
といっても、アグリの規定?もあやふやだしなぁ〜
ま、エエわ!(笑)
とにかくステキな宿だったのだが、1つ心残りが……
それは… 次回へつづく …のでアル…
*Country House Entropia
マチェラータ 4. とっても家庭的なB&Bでしてん♪
2012年 01月 10日

オペラフェスティバルがあったからかエコノミコなホテルが満室だったり、
帰りも遅いし、ど〜せ「寝るだけ」だから…と、
チェントロからややはずれたB&Bに宿をとる。
今までも B&B と名の付く所に泊まったことはあるけれど、
ココはまんま住宅を改装したB&Bで、
まるで誰かさんのお宅にお呼ばれしたみたいな雰囲気でアル♪
TVの下にディズニーのビデオが並んでいたので、
余計、子供さんがいるご家庭にステイしに来た感じがしたよ (笑)
といっても、泊まるにおいて設備は充分だったし、とってもキレイにしてあった。
B&Bといっても、いろんなタイプがあるんだな〜って思った。

メールのやりとりがたいへん親切だったので、
会うのを楽しみにしていたオーナーのレオナルド氏は、
メールの文面のまま、とっても物静かなジェントルマン♪
実は彼の物腰のやさしさに便乗してオペラのチケットをとってもらおうと思ったのだが(笑)
「どこで買ったらいいかわかりません」と、やんわり断られてしまった…(^^ゞ
ズルしないで、ちゃんと自分で面倒をみなさい!って事ですね。。。スイマセン
それでも親族の誰かが舞台に立った事もあるらしく、
Sferisterio Opera Festival は、ジモティにとってもいろんな意味で深く関与している。
そら、夏の一大イベント、儲け時でもあるからね vv
エレベーターがなく、訪問時は大汗かいて荷物を運んだが、
帰る時はもちろん、紳士なレオナルド氏が運んでくれました♪
この2〜3年「シニョリ〜ナ♪」ではなく
「マダァ〜ム♪」と呼ばれる事が多くなってきて憤慨してたけど(おいおい!)
こぅゆう時はマダム然として運んでもらうのが吉かも(違!)
って、この考え方、どっかズレてるよな(笑)
*B&B Mary Mary

Città di Macerata
シローロ 2. テルメもカンティーナも行けなかったけど、お宿はグ〜♪
2011年 06月 14日

ビーチからの帰り。
帰路の船上にて風に吹かれ、停めておいた車の高温サウナで身体もすっかり乾いたけれど、
どうせ水着着てるからと、調べておいた近くのテルメに行ってみる。
〈テルマエ・ロマエ〉じゃないが(笑) 探せばこの国って、ホントどこにでも温泉があるものだvv
フリで入れるかどぅかは別として…だが(^^ゞ
海で泳いだ後に温泉って、素晴らしい計画だわ♪って自画自賛だったのに
迷ったあげく苦労して辿り着いたテルメは、、、(地図&標識頼りのアナログ走法なもンで)
アレレ…なんか閉まってるよね?コレ……(TOT)//
今サイト見ても「まだ」改装中のため閉鎖中…ってあるけど、
ホントに改装してるん??と、たいへんアヤシイ Terme dell' Aspio
これなら〈Umani Ronchi〉行けばよかった!と後で気が付いて頭を抱えてしまったわ(TOT)/
そう…日本でもよく知られているマルケの大御所は、ココから目と鼻の先。
たった10エウロで簡単な前菜と3ワインが試飲できたのにっ!!!
チッチッチッ!
アタシらっていつも後出しジャンケンに負けてるよな…悲しい…
次っ!次通ったら絶対行くっ!……って、また忘れてるような気もするが…(^^ゞ

さて…今宵のお宿。
海沿いにしようか迷ったが、シローロからすこぅし内陸に入った所で取る。
でもホラ、海が見えるよ〜♪
モクモク白煙をたてる strada bianca〜未舗装道を走った中にポツネンと建っているが、
部屋は広く、たいへんキレイ♪
アテクシ的、イイ部屋の指針となるバスルームも広々清潔、三重丸の快適さデスvv
という文句なしの部屋だったのに、見苦しく洗った水着を干してスイマセン…
でもシャワー浴びて、珍しくクーラー効かせてちくと昼寝してる間に、
カランカランに乾いてました♪
そんでね〜朝食もステキだったの〜vv
フルーツもタルトもいっぱい♪なのはもちろん、
こんなんはぢめて〜〜♪という瓶入りのヨーグルト!に狂喜する2人(笑)
しかも bufala 〜水牛だしvv
それにちょっとだけレモンが入ってる、実にあっさりうまいヨーグルトでしたvv
*Country House Acanto
グロッタンマーレ 1. 倒れ込みセーフの快適な宿 ただし蚊がいなければ…(^^ゞ
2011年 04月 17日

山間部を抜けアドリア海に着いても、
まだ30キロほど北上しなければならない今宵の宿の地、グロッタンマーレ。
一時はこの宿をキャンセルしなきゃ!って思ってたけど、
なんとか…ホントになんとか辿り着いた時にゃあ〜アテクシ、倒れそうになりました (TOT)/
グロッタンマーレに着いた頃にはポッカリお月さまも出てて、
オマケに山の手にある宿だったから、迷う迷う!
「やあお嬢さんたち〜ボォナセ〜ラ♪…ところで…遅かったね?」
「へぇ…道に迷いましてん・・・」
もぅこのセリフ、毎回毎回、毎年毎年言ってる気がする。
早くこの「呪縛」から解き放たれたいものでアル。。。。
精も根も尽きてグッタリ…珍しく何も食べたくない…な状態だったが、
サルシッチャ&野菜たっぷりのニョッキを一口食べると、
「あ〜ウマウマ〜!!〜ウマ〜いっ♪♪」
身体も心もリラックスさせてくれるあったかい食べ物って、ホント偉大! (>_<)//
ホッとする味だったし…ね。
セコンドのブタ肉のグリル by クリームソース添え…を食べ終わる頃には、
カラフェの赤白ワインがキレイになくなって、
オレたちサイコ〜(≧▽≦)!! と、ご機嫌さんになっちゃったよvv
けど、シャワーを浴びて5秒後には、ベッドに倒れこみ爆睡したのは言うまでもまりません…

部屋数は5つほどかな?
少ないけど、その分、部屋もバスルームもとっても広くてキレイ♪
高い天井には梁が渡してあり雰囲気もグ〜vv
が、ちくと閉口したのが「蚊の来襲」
部屋に差し込み式のフマキラーがあった時、いやぁな予感がしたのだが、
案の定、奴らがぷぅんぷぅん〜と、飛んでくる。
フマキラーがあるだけ親切なのだが、経験上、コレが役立った…ってことが記憶にない(>_<)
翌日マットを代えてもらったのだが、効果ナシ…なんでやねん!
これも毎回思うんだが、蚊取りモンは絶対日本から持参すべし!である。
メイドインジャパ〜ン!!は絶対必ず効く!はず…である…多分。
それと虫刺され用の薬も夏の旅には必需品デス。
けどまぁ〜問題はそれくらいで、静かで周囲の環境も◎
1泊2食100エウロ♪の、たいへん快適な宿だったと思います。
たとえ2日目の夕食のセコンドが、また同じブタ肉のグリルだったとしても… (笑)
Briciola Di Sole
オスティア・アンティーカ 2. 予約は通ってなかったけど…
2011年 04月 10日

空港から車で小一時間。
アクセス至便なオスティア・アンティーカでのお宿
B&B Agli Scavi di Ostia Antica
駅にもお城にも近いし、珍しく迷わず!!すんなり着いたのに(コレってホント希なこと(笑)
「予約?メール?そんなのもらってないわよ?」という返事に、
は、はぃい〜〜?!と早速頭を抱えるハメに…
こ〜ゆ〜時、(本人に悪気はなくても) 心底そっけない言い方する人が多いので 、
ちゃんと送ってる身としては、メールの控えを片手に茫然自失としてしまう。
(コピーは必ず持参しよう!)
初日のいろんなハプニングで何度も泣いてる私たち。
今回はソレもなく、万全のスタートやなっ!と喜んでいたのに一気にシュン太郎に。。。
やっぱり試練があるのね…(TOT)//
それでも…
「昨日まで満室だったけど部屋が空いたし、泊まってもイイわよ♪」
あ、ありがとぅございますっ!!
こぅゆう場合、じゃあ〜最初から言うてぇ〜な!と思ってはいけない。
ましてや、明らかに空いてるのに「満室」って嘘やんけ〜と思ってもいけない。
“郷に入れば郷に従え”で、ラテンなおもてなしを享受しようvv

離れ式なお部屋はちくと狭いが、熱い湯がたっぷりでるし、それだけで◎
隣にはオランダ人の女性が1人で長期滞在してたけど、
ココの遺跡は、1日2日じゃあ〜見れないよね、きっと。
目の前、畑だか野っ原だかわかんないよな原始的な庭なので虫も多いが、
ホゥホゥと静かな月明かりの下で、ビール片手に涼むのも◎
勝手にどぅぞ〜♪な朝食を持ってきて、キラキラ朝日の中で食べるのも◎
お値段1泊70エウロの、B&Bらしい飾り気のない宿でありました。

どこいっても時差ボケ知らずのアタシ。
着いた早々、気も高ぶっているんだろうと思うのだが、
翌日でも、早い時間からパキッって起きて行動できる。
20代の頃はチョ〜低血圧で、昼の1時まで口がきけなかったのがウソのようだが(^^ゞ
今は朝から散歩も行けちゃうよvv
〈ローマの松〉とはレスピーギの名曲だが、
この独特なシルエットを見るたび、確かにローマを思い出す。
でも、木々が連なる姿を遠くから見ると、
ダリの〈聖アントニウスの誘惑〉も思い出しちゃうのよね(^^ゞ

歩いてすぐのオスティアの駅。
ああ〜なんか駅に来るのってスゴク久しぶり!
列車の旅って、一体いつからしてないんだろ?
青地に白抜きの駅名表示が、妙に懐かしい。
昔の遺跡の写真も飾られてるけど、案外ガランとした駅です。
思わず物思いにふけってしまったのは、ホームの彼女と同じかも。
ちょうど通勤時間。
ホームを行く人、来る人、みな足早に通り過ぎていく。
今日もイイ天気。今日もイイ1日♪
とはならなくて、、、
史上最大最悪の悲劇が、この後アテクシを襲うとは、一体誰が想像しただろう?!
まさに神のみぞ知る「その時」まで、チッチッチッチッ…あと数時間…(笑)
バーリ 2. アヤシイHPはアヤシカッタか?
2011年 02月 14日

迷路な旧市街と違い、京都のように整然と通りが切られた新市街。
バーリはプーリアの州都だけに活気があるのだが、
大きな港町でもあるので、行き交う人やレストランの文字にイタリア意外の匂いも多く、
何某かの異国情調も感じられる街である。
もちろんショップも多く、最後の夜だ!買い物だ!と飛び回る(^^ゞ
で、この旅のラストを飾るバーリのホテルだが、予約時からちくと問題があった。
よさげな所があったのでHPを見せると……
「う〜ん、なんかおかしい」
「なにがぁ?」
「だってコレ、明らかに“絵”じゃん?アヤシイよ?」
「・・・・」
ヴァージニア・ウルフとかオスカー・ワイルドとか、部屋の名前にするそのセンスは確かに?だし
言われてみれば部屋の写真…はイラストだ。
今見ると、胡散臭い匂いがフンプン!とする(笑)
いつもならこんなとこ絶対選ばない!はずなのだが、結局ココに予約を入れた。
なんでだろ????
いろんな場所のホテル探しに疲れてたのかもしれない…うん、多分そぅだ(^^ゞ

そのツケ?は辿りつく前に早速やってきた。
指定の住所に行っても、それらしきB&Bがない。
車も多く、道も広く混みいってる大都市の中で、車で迷うほどタチの悪いモノはない。
それすら探すのに一苦労!な空いた路肩に車を止め
K嬢に聞き込みに行ってもらうと、やっぱHPとは似ても似つかぬ「ホテル」だった!(笑)
が〜ん!こんなんB&Bちゃうやん?ウソツキ〜〜!!
しかし…だ。HPよりずっと機能的で近代的なホテルで
部屋も広くキレイだったし、最後の夜の大仕事、荷物整理をするにはもってこい!であった。
滝のように勢いよく出てくる熱いシャワーにも大満足だったしvv
翌日の出発が早かったので、朝食をテイクアウトできないか?と聞くと、
快く用意してくれたスタッフも親切だったし、
場所もそこそこ便利だったし、総じて良い所だったと思う。
だから、HPにはちゃんと「正直」に記すべきだと思います(笑)
問題のサイト *B&B Residenza Sveva
動転して名称を確認するのを忘れちゃった(^^ゞ
実際は1本裏手にあったのだが、 住所はいちおあってたみたい。
しかも P.zza Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi ってナイス!
だからよい所だったんだわvv (違)
グロッタ・ジンザルーサ 3. 今すぐ大至急!な Adesso Now!!
2010年 11月 28日

ど〜でもイイことだが、備忘録としては是非残しておきたいエピが…(^^ゞ
スーザン・サランドン似のオーナーは、
教師をしてるだけあって、物言いがハキハキして気持が良いのだが、
何かの拍子に「 adesso now ?! (アデッソ・ナウ) 」ときた時には、
ズッコケそうになるほどウケタ!!
adesso とは、英語で now …という意味なので、
日本語でいうと「今 now 」って事と一緒である(笑)
ココでも日本人初宿泊客として歓迎された我々。
つたない伊語会話に (教師だし) 英語でしゃべんなきゃ!って思ったのだろう。
(至らぬ伊語でスイマセン…)
伊語と英語が思わずごっちゃになって出てきてしまったと思われる(笑)
(本人は全く気が付いてなかったけど(^^ゞ
いや、そんなことはイイんです。。。
コミュニケーションとろうとしてくれたのはウレシイことだし。
ウケタのはその語呂、その語感。
Adesso Now あでっそ・なぁあぅう〜〜!!
ど〜です?このリズム、この抑揚 ザッツ・パーフェクト!!
しかも、ただの「今」 Adesso でも Now でもない、
緊急、今すぐ大至急!地球滅亡まであと1日!的な、グルグルレッドゾーンな切迫感がイイ♪
時代は「あでっそ・なう」(笑)
【注釈】
「あでっそ (mf〜メゾフォルテ)」の後、一呼吸入れ、
「なぁあ〜うぅう!! (fff〜フォルティッシッシモ)」と決めるとなおよろし。
いやあ〜帰って来てからも、ちょくちょく使ってはクスクス笑い、
彼の地にいるスーザン・サランドンを、懐かしく思い出すのであります(^^ゞ

見事 (?!) 流行語大賞を得たスーザン女史に敬意を表して……(違)
オリーブオイルを絞るこんな立派な石臼が、サロンに残されています。
*これまた余談だが、、、
2010年度の流行語大賞に、マジでホントに「なう」が選ばれた。
この話は、2年前に起こった出来事なんだが、
スーザンはまさに時代の先端をいってたのね!(笑)
グロッタ・ジンザルーサ 2. Marittima 〜マリッティマのステキなB&B
2010年 11月 24日

ワオゥ♪と思わず歓声を上げるほど、てんこ盛り子のフルーツ。
鮮やかな色合いが、爽やかな朝にピッタリだ。
時々、どーして見てくれはイイのにそんなに酸っぱいのよ?!という
「裏切りの街角」にあうこともあるが (なんだソレ?(笑)
媚びない甘さを身上とする伊国の果物が、アタシは好きである。
食後に1つ2つと手に持って帰ろうとしたら、
「ホラホラ、もっと持っていきなさい」と
スーザン・サランドン似の女主人が、ビニール袋いっぱいにいろいろ放り込んでくれた。
Grotta Zinzulusa から数キロの山の手にある小さな町、Marittima 〜マリッティマ。
今思うと、たとえばガッリーポリとかに取ってもよかったのに、
なぜだか、ここを選んでしまった(^^ゞ
でも、、帰国後みなで「どこの宿が一番よかったか?」という話をしたときに、
Mちゃんはここの名をあげた。
ちょっと意外だったけど、なんとなくわかる。うん。
通りに面した入口は、看板がなければわからぬほど目立たぬが、
一歩中に入れば、風格ある家屋と中庭が広がっており、
よくある、いやあ〜外からは想像もできませんでした(^^ゞ という、
立派な作りになっている。

外観はね〜箱モノ的だけど、部屋の中は調度品も含め、とってもクラシカル。
オートラントの部屋もキレイだったけど、
こういったしっとりしたクラシック感はなかったから、
Mちゃんはソレが気に入ったのかもしれない。
そして何よりビビくりしたのは、天上が高いっ!!!!ってこと。
まぢで、日本の2階分くらいある(笑)
だから、ただでさえ広い部屋が、もっと広く感じる。
声も異様に響くので、ちょっとしたホールみたいで、
思わずラララ〜♪と歌ったり、ステップ踏んでみたくなるほど (^^ゞ
冬は寒いかもしれないが、この空間の広さと引き換えなら、アタシは後者を選ぶな vv
隅々までとてもキレイにしてあって、コレはスーザン・サランドン (仮名) の手入れの賜か。
古いミシンとか、昔の簡易洗面台?とか、小物もシャレている。
とにかく、B&Bというにはもったいないほど雰囲気のよい宿だった。
B&B Trappitu dei Settimi
オートラント 3. 皆が恋に落ちたプーリア風炊き込みご飯♪
2010年 11月 07日

シャワーを浴び、スッキリ着替えてお待ちかねの夕食デス♪
母屋にあるリストランテは、
宿泊客以外にも、既に大勢の人たちが来ており賑わっている。
天上が高く、アーチが連なる重厚な造りで、雰囲気グ〜グ〜vv 我々の腹もグ〜グ〜vv
でも。。。Tクン、ちくと顔色が冴えない。
カメラを向けても目が泳いでる (TOT)/
思えば、毎日走り回っては、1日ごとに宿が変わるハードスケジュール。
車もぶつけるし(笑) そらぁ〜いろいろ疲れも溜まるわな。
4人の中で一番繊細…と思われる彼…よしよし…
カワイチョだけど…だからね、ホラ、食べよう、飲もう♪
したら元気になる?から (強引…(笑)
「日本人が来るのは初めてだよ♪」と、ご機嫌な様子でテーブルにやってきた
オーナー(?) 氏に任せて持ってきてもらった白でカンパ〜イ♪
Corte Valesio Salento bianco I.G.P.
Agricole Vallone

薄くスライスされた青リンゴが乗ってる、見た目もオサレ〜な前菜_イカのマリネ。
ピリッ♪と効いた酸味がまた絶妙で、
ソーヴィニオン・ブラン100%の、スッキリ爽やかな白と相性バツグン♪
コッテリ肉ニクしい前菜も大好きだけど、
こぅいったキリッと酸味系も、スゴク食欲を呼び起こす。
熱い陽射しを浴び続けた1日の後だし、疲れも癒される感じデス。
だぅよTクン?ちょっと食欲出てきた?

コキュコキュと白が進み、あぁ〜もぅ無くなっちゃうよね?という時、
ナイスタイミングで持ってきてくれたのが、こちらのマッセリーアで作ってるという赤。
う〜む。エチケットまでオサレではないか。
プーリア、サレント地方の赤とくれば Primitivo〜プリミティーヴォ。
まったり柔らかく広がる果実味が、この地の穏やかさを現してるよね〜
ってか、地のワインを地のモノと一緒に口にするって、ホントに美味しくシアワセ♪
しかもっ!!
プリモとして出てきた鍋 (!) がまた絶品だったの〜!!(叫)
フタをするように覆ってるのは、こんがりチーズの衣をまとったジャガイモスライス。
ソレをそぉお〜〜っとめくってみると。。。。。
米だコメ〜♪ メシだ〜メシ〜♪
毎日パスタでも全く平気だけど、
日本人だもの。コメが出てきたら、やっぱウレシ〜じゃあ〜ないですか。
特に「干しイモ・白米・藤沢周平」を愛するヨメのMちゃん、狂喜乱舞♪(笑)

昨日の夕食でも出てきた土鍋料理。
マッセリーアのサイトには「Tajedda salentina」と出てるけど、
jが出てくるとか、細かい言い方はわからんから放っといて(笑)
つまりは Tiella di riso というこの地方の郷土料理の1つなんだそうだ。
*陶製のオーブン皿〜Teglia の方言が Tiella となる。
で、こんな風に、米とムール貝、ジャガイモを入れ、オーブンで炊きあげる。
いぅたら、炊き込みご飯?焼きリゾット?
まぁ〜この際、呼び名もどうでもいい(^^ゞ
白米だって土鍋で炊い方が絶対ウマイ。
ムール貝のエキスがジュワワ〜としみ込んだ米と、
ホクホクじゃがいもを潰して口に入れると、、、昇天ギャボ〜〜!!なウマさvv
イタリアの米料理といえば、後にも先にもリゾット!って認識があるが、
まさか南のプーリアに、こんな美味しい米料理があったとは目からウロコ(TOT)/
魚貝のフリットがメインに、デザートはも1つだったが (×)
みんなが、プーリア風炊き込みご飯に〈フォ〜リンラブ♪〉した夕食だった。

食後、テラスで、ヴィエステで買った茶色い (!) モスカートを楽しむ。
通りに出てた市場で買ったモノで、ほのぼの甘い、手作りの味がしたよ♪
旅も残りわずかになってきたから、重たい荷物は減らしていかないとね(笑)
朝食のバイキングもたっぷり豪華で、
なんだがヴィエステの朝食に飛び跳ね喜んでいたのがウソみたい(^^ゞ
慣れってコワイ…(笑)
いやでも、あっこのブルスケッタは大金星!!だったけど。
今旅行中、一番リッチなお宿ではあったが、
それでも大都市のソレに比べるとウソみたく安く、
お部屋も食事もロケーションも大満足!の、たいへんステキなマッセリーアでござんしたvv