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コンカ・デイ・マリーニ 1. 出し入れさえできれば絶景が拝めるホテルでありました♪♪

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アマルフィ海岸ド真ん中にいるんだもん。海が見える所に泊まりたい♪
でも駐車場もないと困るし、お値段も大事(笑)

いろいろ頭を悩ませた結果、閃いた♪
そぅだ!ちょいと隣町、Conca dei Marini〜コンカ・デイ・マリーニ まで出張ってみよう。

すると、アマルフィから4キロほど離れるだけで、エコノミコなホテルが見つかった。しかも海沿い!
クックッ♪ アマルフィを外から眺めるのもオツじゃないの?!
自画自賛なチョイスだったけど、間に岬が突き出てており全景見えず〜(>_<)// オシイ!!

それでも…ひときわ明るい場所を眺めながら、あの辺りがドゥオーモかな?と思いを巡らせる。
神戸のゴージャスな夜景も悪かぁ〜ないが、儚げに続く光の帯が、この場所にはふさわしい。
子守唄のように静かな波音を聞きながら、一時、乙女な気分に浸るのでありました♪




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朝になると景色は一転。すご〜くキレイな朝日が拝めたよ〜♪♪

旅先での早起きは、三文以上の徳がある(๑•̀ㅂ•́)و✧

ついでに朝の散歩してこよう♪




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寝床を探すのに必死だったので後で知ったんだが…
コンカ・デイ・マリーニって、アタシの大好きな(笑)
I Borghi più belli d'Italia〜イタリアの最も美しい村〜 に選ばれてたvv
町自体はもっと山の手側にあるが、そこからの眺めはさぞ美しいことだろう。

ホテル横の急な階段をトントコ降りていくと、あっ!ビーチがあるっ!!
しもたしもた!宿泊者専用のプライベートビーチに違いない。
今すぐ飛びこみたいっ!ってくらいキレイなのに口惜しいなぁ〜(TOT)//

あぁ〜でも「日焼け命!」なみなさん、デッキチェアでお休みされるんでしょうね。
砂浜がないからか、石を積み上げてむりくりスペースを設けてるのがちょっと笑いマス(^^ゞ
でもステキ♪♪




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でね。この背景、絶壁と同化したような建物があるのがおわかりでしょうか。

ナヴァロンの要塞…ではなく、サラセン人の要塞を利用した、
その名も〈Grand Hotel Il Saraceno〉という高級ホテルなんだが、
かように、海岸沿いの建物は、ホテルも家屋も、海面ほぼ垂直状態に建っている。

だから、主線道から下に降りる道も狭くて急で、そらもぅ〜大変だったのである。。。




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反対車線側からホテルに向かった我々。
Googleマップで下見した時は、なんとか入れるやろ〜って楽観視してた。
が、90°の直角エントランスを一目見るなりギブあ〜〜っぷ!

こないなとこ、ど〜やって1回で入れますねん?!
道幅狭いし、バンバン車来るし、とにかく…ムリ〜〜〜っ!!!

今思うと、あの1本道でよくUターンできたなって感心するが(^^ゞ
とにかく折り返してなんとか入れ、これまた狭い駐車スペースで、
あっち切ってこぅ〜切り返して…と、パズル解くみたく頭を使いながら、ようやくエンジン停止。
この日最後のイヤぁ〜な汗をかいた。。。

それでも頭から突っまざるを得なかったので、出す時はホテルの人にお願い。
慣れてるんだろうが、冴えないオッちゃんに思わず目がハートになるくらい簡単に出してくたvv
どこの国でもハンドルさばきが上手な人は、得点アップ間違いなし!ってとこですな♪♪





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「出し入れ」にちびっと…いや…大苦労したホテルは、とっても広く、バスタブもあって大喜び(≧▽≦)//
シャワーで十分な季節だけど、
足伸ばして湯に浸かれる…って、日本人なら誰でもウレシイんじゃないでしょうか(^^)

なもんでゆっくり「お風呂」に入ってしまい、風呂上がりとくればこれでしょ?
ビールビール ビぃい〜ルぅう〜!!!! とにかく飲みたい飲みたい!! 今すぐに!!
これは命に関わる非常事態であるからして、部屋に持ってきてもらうことにするvv

アテクシ、日本でも海外でも飲食なルームサービスって頼んだことがない。
1本1000円もしたらどぅしよ!!って思ったけど、おつまみナッツ付き、よく冷えたMORETTI の大瓶は、
BARで座って飲むのと同じくらいの料金であった。

案外良心的なお値段なんだ〜♪ これなら全然オウケ〜イ!
グビグビぷわ〜♪♪ アア〜極楽じゃ〜(//∇//)

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ロビー入ってすぐ目に飛びこんでくる広々バルコニーからの眺めは文句なしに素晴らしい!!!
アマルフィ海岸の“Le Terrazze〜テラス”という呼び名がふさわしい Hotel Le Terrazze

だから…たとえ部屋のテラスから、ほとんど海が見えなかったのもいいでしょう。
種類はあれどパサついた朝食も、強力な助っ人がいたので許しましょう。

がしかし、こんなに広い部屋なのに、なぜに冷蔵庫がないのだ〜〜!!!!
これが大いなる減点ポイントだったが (なんて小市民な目線(笑)
1部屋80ユーロな部屋だったから仕方ないかな(^^ゞ

*高波の心配がなく、カプリの青の洞窟より入れる確率が高いと言われる
Grotta dello Smeraldo〜エメラルドの洞窟 もホテルのすぐ近くにあるよ♪


f0205783_18113189.jpgCittà di Conca dei Marini
by 21giova | 2015-10-30 23:03 | ├ コンカ.デイ.マリーニ | Comments(0)

アマルフィ この町の誇りは、レモンと紙と陣内センセである

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Amalfi〜アマルフィに初めて来たのは、世界遺産になる少し前のこと。
今の賑わいぶりが信じられないほど閑散としていた冬のある日であった。

それでもプルマンを降り、ひと筋抜けて、目前にDuomo di Amalfi〜ドゥオーモが現れた時、
たまらず唸ったことを、今再びその姿を見て思い出した。

王冠のように輝く黄金のモザイクに、シマシマのポルティコ。
タカラヅカ顔負けの大階段なアプローチ。
そんな素晴らしくダイナミックで美しいドゥオーモが、なんて窮屈そうに鎮座してるんだろう…と(笑)

まるで、岩陰にひっそり隠された宝石箱みたい。
お陰で、数ある伊国のドゥオーモの中でも、特に印象に残るソレとなった。




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独特な様式美は、ロマネスクをはじめ、バロック、イスラム、ロココ、ゴシック、ビザンチンなど、
まぁ〜よくこんだけ「合体」させましわね!な、チャンコ鍋状態!(笑)

中世イタリアにおいて、ヴェネツィアより、ジェノバより、ピサより、
海洋貿易都市として栄華を極めたアマルフィ。
異国の文化や芸術、技術がとめどなく流れ込んでは熟成されていったのだろう。

何ひとつケンカすることなく融合してるのは見事!というしかなく、
どこ見ても、いつまで見てても飽きない。
ディテール好きにはホントたまらない建物だと思う♪♪




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夜からイベントがあるらしく、ドゥオーモ前に大がかりなステージがセッティングされ、出入りが制限。
大階段に立つ事も、天国の回廊にも入れなかったのは至極残念だったけど、
その分(?!) ショッピングでウサを晴らしましょう♪♪

よって、ドゥオーモな写真ばっかになってマス (^^ゞ




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アマルフィコーストの中で一番大きく、人が集まる街だからお店も充実♪
ピンキリまんべんなく物色するにはピッタリなんですvv

手描きの絵皿や名産のリモンチェロといった鉄板土産の他に、実は手漉きな紙も有名。
それは、イタリアに初めて手漉き紙の製法が伝わったのがアマルフィだからだ (と言われている)

農耕に適した平地に恵まれなかった代わりに、豊かな水源を利用して発展したアマルフィの製紙業は、
瞬く間に町の主要産業となり、一時は40近い工場があったらしい。

現在はというと、ご想像通り、工場がわずか1軒残るのみ。
しかし、伝統に裏付けられた品質は折り紙付きで、
今でも、最高級手漉き紙はアマルフィ産〜Carta a mano Amalfitana といわれるほど。

メインストリートを山の方へズンズン上がっていくと〈紙の博物館〜Museo della Carta〉 があるので、興味がある人は行ってみるとよいかと思います。

ちなみに、ユネスコ無形文化遺産にも選ばれている〈美濃和紙〉の産地、美濃市は、
手漉き紙繋がりで、アマルフィと姉妹都市関係を結んでいる。

*“うだつ”な家並みが残るとても感じの良い町だよ〜♪♪ 美濃市観光サイト




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製造過程を知ってると、ホンモノの和紙の高価さに納得するが、アマルフィ紙も決して安くない。
が、ぽってりとやわらかく、インクでも墨でも「黒々」と受け入れてくれそう。
手紙なんてここ数年書いた事ないのに、思わず誰かに一筆したためたくなってくる。

と、物思いにふけってたら、店のマダムが声をかけてきた。

「ねえねえ あなた日本人よね?」
「ええ、そうですが?」
「じゃあ〜ジンナイを知ってるかしら?」

こんな場所で聞かれる「ジンナイ」といえば、イタリアの都市研究者である陣内センセに間違いない!!

「ええ、ええ、もちろん!本も読んだ事ありますよ!」
「ンまぁ〜すばらしい〜!!!! 彼が街の歴史を調べてにきてなんたらかんたらやんたらほんたら・・・・・・・・

以下 タンクローリーが制限速度完全無視で爆走するがごとくエンドレストークがはじまり、
アテクシ、跳ね飛ばされて複雑骨折!

ウッウッウッ……と意識が遠のくなか

うわ〜〜っと、たんまたんまシニョーラ!!!
そんな爆裂専門トークついていけませんっ!!

氏への愛をとうとうと語りたいマダムは、しかし、アタシの伊語が3歳児以下なのがわかると、
スイッチが切れたようにトークを終了(笑) 無言で微笑んで見送ってくれました。チ〜ン!
口惜しいけど、わかりやすいな、その反応 ( ✧Д✧)// チッ




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今でこそ南イタリアの小都市が雑誌の特集を飾るほどになったが、
これらの地域に最初に光を当て、世に知らしめたのは陣内センセじゃないかと思う。

10年以上前、プーリアの白い町に初めて飛んだ時、センセの著書がどんだけ役にたったことか。
それほど当時は彼の地の情報がなぁ〜んもなかったのです。

アマルフィについても10年近く研究を尽くした陣内センセ。その功績を称え、2011年、
アマルフィ名誉市民〜La Cittadinanza Onoraria di Amalfi の称号が贈られた vv

コレって、す、スゴイよね〜〜!!!!!

そら、マダムも話したかっただろうしアタシも拝聴したかった。
スイマセン、またいつか出直してきます。。。


*陣内 秀信 著書一覧





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さてショッピングの続き……(笑)

え”っっ?! ソレ買うんですかい?! 

だってね、アマルフィのレモンはソフトボールサイズ。とにかくデカイ!!
物欲より、重量やカサにビビってしまうアタシには目もくれず 1個2個3個と手に取る友人に目を剥く。
アンタってば………スゲ〜というより…尊敬するね、もぅ。うん。

でもでもいいですか。製品の原産地を厳格に定めた
〈 I.G.P. 〜 Indicazione Geografica Protetta 原産地名称保護制度〉 に、
アマルフィコースト産のレモンが入っているのだ。いうなれば、国が認めたブランドレモンなんである!

わかった、わかった。アンタはエライ! 好きなだけ買いなはれ!!!
でもって、美味しいリモンチェッロを作りなはれ (๑•̀ㅂ•́)و✧

→ 実際すごくおいしいチェッロができたよ♪♪

伊国内で I.G.P.認定レモンはカンパーニャとプーリアの計3つだけ。

*Limone Costa d'Amalfi
*Limone di Sorrento
*Limone femminello del Gargano

だから、例えばローマやミラノ、その他世界各地、日本でリモンチェッロを買う時は、
もぅ〜もぅ〜絶対、アマルフィかソレント産を選んでくださいvv
ってか、それ以外はリモンチェッロと言ってはいけません!ハイ。 (注:自家製除く (笑)

それとこちらは、、、、
レモン栽培の歴史や見学ツアー、レモンを使ってフルコースができるレシピが載っておりますvv

IConsorzio di Tutela Limone Costa d'Amalfi I.G.P.




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せっかくのアマルフィで夕食をとりたい所だが、
今日のお宿は明るいうちに着いておきたいので、ピッツァや総菜を買ってホテルで部屋食にしよう。

必ずしもドルチェ女子じゃないけど、お疲れモードには甘い物!
ドゥオーモわきにある老舗Pasticceria 〈Andrea Pansa〉 で三種の神器も購入♪

さぁて、無事ホテルに着けるかな。



f0205783_118494.jpgCittà di Amalfi
by 21giova | 2015-10-16 23:38 | ├ アマルフィ | Comments(0)

ラヴェッロ2. ミューズに愛され ミューズが舞い降りた町

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着いた早々、大汗かいたが、久しぶりのラヴェッロを楽しもう♪♪

海岸沿いの町に比べ、山あいにあるからか、どこか秘密めいた静けさがあり、
ちょっと姿勢を正して歩きたくなるようなノーブルな雰囲気が漂っている。
観光客も多く、くだけた土産物屋もあるのに…だ。

それはきっと、素晴らしい眺望や庭園といった、
他の町とは一線を画すスペシャリテを持っているからだろう。

だから、普段はもちょっと生活感溢れる町を好むアテクシでさえ
柄にもなくレースのワンピースで花を摘んでるような心持ちになる。

↑ 書いてて恥ずかしくないか?!エエおい!(笑)

……想像した人が、ゲッ!となるような戯言はさておき……




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そんな秘密の花園ラヴェッロは、旅人だけでなく、多くの芸術家をも魅了してきた。

一見、他の町とさほど変わらぬ佇まいながら、
作家のアンドレ・ジッド(知らない!) や E・M・フォースター (知ってる!(笑)
が滞在したVilla がさりげなくあったり (↑)
おっと、ワーグナー通り〜 Viale Richard Wagner ってのもあるよ♪





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これはワーグナーがラヴェッロで、
オペラ〈パルジファル〉の第二幕を書き上げた事に由来するのだが、
大ワーグナーにインスピレーションを与えたのは、町にとって栄誉な事だったのだろう。

ワーグナーに関係するコンサートが没後70年 (中途半端だな(笑) から始まり、
それがやがて大きな音楽祭になり、今日ある Ravello Festival になっていく。






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屋外・室内、ありとあらゆる場所で、約2ヶ月間に渡り繰り広げられる音楽と芸術の祭典。
今や世界中から聴衆が集まる夏の一大イベントになり、
ラヴェッロは Città della Musica 〜音楽の町と呼ばれるようになった。

椅子を並べただけなのに、町そのものが素晴らしい舞台セットになってるのがニクイ。
耳を澄ませば、今にも音楽が聴こえてきそう♪♪





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そんな景観を存分に活かしたこちらのステージでは、
音楽祭名物〈 Concerto all'alba 〜 夜明けのコンサート 〉が行われる。

ポチポチ設営が始まってて、観光客的にはちくと残念な眺めだが、
明けゆく日の光が海岸線を染めていくその瞬間を、オーケストラの音色でさらに彩る…という
とんでもなく贅沢なひと時を味わうことができる。









初めて映像で見たけど……

ひぇええ〜! な、なんですのん?! この美しさ! 荘厳さ! ( ✧Д✧)///

もし機会があったら音楽祭に行ってみてもイイな〜って思ったこともあるが (なぜか上から目線(笑)
この夜明けコンサートは一見の価値があるね!! 誰か連れてって〜♪♪





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と、音楽祭の話ばっかになってしまったが、、

別に音楽祭じゃなくても、歩いて歩いて、楽しく楽しいラヴェッロの町。
本能のまま小径を辿っていこう♪

トンネル抜けたら ほら、海が見えたっ!





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下っていく視線の先で、海と空が溶け合ってるのって、大〜好きっ!!
このまま歩を進めたら、蒼の世界にダイブできそう♪

ちなみに、どっかの(?!) 散歩道を小一時間ほど下り降りれば
I Borghi più belli d'Italia〜イタリアの最も美しい村〜 にも選ばれている
Atrani アトラーニ へ降りることもできマスvv





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そして…ラヴェッロといえば、ここ〈Villa Rufolo〉 からの眺めは外せない。

雑誌の表紙などに使われ、目にすることも多い代表的なビューポイントだが、
全てが、ホントに全てが、匂いや色や空気までもパーフェクトに納まってて、一幅の絵となっている。

そうだね、この眺めは「下界」にいると拝めない。
ラヴェッロとっておきの奥の間といったところだろうか。

ワーグナーに天啓を与えたともいわれるこの景色。
しかしここでは、誰も彼もが、詩人に、音楽家に、作家に、画家になれるだろう。
なぜなら、この町にはミューズが溢れているからだ。





f0205783_1656074.jpgCittà di Ravello
by 21giova | 2015-10-01 23:39 | ├ ラヴェッロ | Comments(0)

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