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オートラント 2.  こちらはリゾーティなマッセリーアです♪

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設備はもてぃろん、HPがキレイだったのと、ご飯のメニューが美味しそうだったのと、
Touring Club Italiano やら Michelin やら Slow Food の推奨があったこともあり、
一にもなくソッコ〜決めた今宵の宿。

オートラントから3キロちょっと。
例によって看板も何もなく「野生の勘」で見事辿り着く。
こ〜ゆ〜時は、素直に自分たちを誉めてやりたいと思う(^^ゞ

ダメもとで「眺めのいい部屋お願いしま〜す♪」とリクエストしておいたら
まぁ〜2階からの眺めがご覧のようなとっても良い部屋を用意してくれたvv
   
小さいながらもテラスがあって…いや〜ん♪海見えるやん (幸)
何でも言ってみるもんでアルvv

昨日と同じマッセリーアながら、郊外にあるからだろうか。
とにかく敷地が広大で、ちょっとした Grotta〜洞窟まである。
こジャレた宿泊棟は後から作ったと思われるが、
ツイと裏手をのぞけば、のどかに畑が広がってて、その緩さがまたイイんだな(笑)

昨晩のマッセリーアはまんま地主さんの家!って感じだったが、
こちらはゆったりリゾーティな雰囲気である。
もちろん、それぞれどっちもイイのだけど。



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アタシたちの方が広い部屋だったみたいで、夫婦には申し訳なかったが、
バスルームも快適清潔♪まぁとにかく広くてキレイな部屋であった。

冬場だと寒々しいタイルの床も、今はヒンヤリ気持がよくて
裸足でペタペタ歩き回ってしまったよ(^^ゞ

ああ〜こりゃ嬉しいわ〜♪と喜んだのは、壁を凹ませた荷物置き場があったこと。
ど〜ってことないかもしれないけど、案外、こ〜ゆ〜のないのよね。

といっても、なんだかんだと出したりしまったりするのに
結局床の上で盛大に「店開き」しなきゃなんないんだけどね(^^ゞ


*Masseria PANAREO

by 21giova | 2010-10-20 23:36 | ├ オートラント | Comments(0)

オートラント 1.  空と海の青に包まれる街

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レッチェから再び南下すること1時間余り。
今宵の宿の街、オートラントへ到着である。

晴れた日には対岸、ギリシャの島影も見えるというオートラントは、
岬のとんがりを除けば、街としてはイタリア最東端に位置する街でもある。

曰く、イタリアにおいて一番最初に初日の出が見られる街でもあり、
みんなで楽しく日の出を拝んで祝おうぜい!なイベントが、毎年、盛大に行われるそうだ。
   
が、反対に、海からの異国の侵略にも度々脅かされ、悲しい負の歴史も負ってきた。
無数の戦いを刻んだ堅固な要塞が今も残っているが、
時が流れ、現在は海辺の静かなリゾート地となっている。




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ギャボ〜!!水着着てくればよかった!!って地団駄踏むほどキレイな海♪

こんな近くからでも、岩陰が見える透明度。
オートラントの水質は、イタリアでも1.2位を競うほどキレイなんだそうだ。

夕方といえど、この青さ!まだまだ充分入れたに違いない。多分…
ヴェイステでは天気悪かったもんなぁ〜と
タメ息をつきながら海を眺めるアタシたち…

海辺のリゾート地といってもお澄まし感は一切なく、
この左手には、ジモティたちが家族と一緒に楽しむ和やかなビーチが広がっている。

そこまで行かなくても、
たとえば今、この岩場からザッブン!したって全然構わない大らかさがある。
ホント、しまったぜ!




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小一時間あれば一周できる旧市街は、
白い小径あり、アーチが作るトンネルありと、趣たっぷり。
お約束の土産物屋や、ちょっとオサレなギャラリーなど、そぞろ歩きも楽しい。

そうだな…
ヴィエステよりもそっと落ち着いてこぢんまりした感じがオートラントですかね。

このフクロウ、とっても気に入ったんだけど、重いので断念。。。。
南らしい素朴で鮮やかな色遣いの陶器類は、
どれも心惹かれるのだが、どれも買うには勇気がいる(>_<)//

仕方ないから(?) Gelateria でグラニタを食べたんだが
これがウマかったのだ〜〜!!

BARの店頭でグルグル回ってる「グラニタもどき」で泣くよりは
(アルタムーラのがそうだった…(泣)
ちゃんとしたGelateria で喰うべし!ってつくづく思ったよvv




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ゆるやかな坂を登った高台にある大聖堂〜 Cattedrale は、
レッチェのフルコースの後で見るには、ホッとするような簡素な美しさ。
西日を浴びてやわらかく光り、1日の最後を優しく包み込んでくれるようだ。

以前来た時は撮れたんだが、今回はイスが邪魔で……
床一面を飾る、なんともユーモラスなモザイク画 が必見!

人間やさまざまな動植物が織りなす世界観は、
宗教的なメッセージが潜んでるのかもしれないが、どこまでも牧歌的で微笑ましい。

そんなモザイクと対極にあるのが、礼拝堂を埋め尽くす人骨である。
これは、1480年、トルコ軍の侵略を受け街が陥落した際、
イスラム教への改宗を拒んだ800人の遺骨であるという。

モザイク画が作られたのは、この戦いの300年ほど前ではあったが、
殉教者たちがこのモザイクに囲まれて、今は静かに眠っていると思いたい。
だからこそ、美術品ともいえるモザイクの上で、今日も人々が祈りを捧げているのだろう。



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Città di Otranto

by 21giova | 2010-10-09 23:16 | ├ オートラント | Comments(2)

レッチェ 4. 炎天下の下、頭もココロもいっぱいイッパイ

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通りに角にと、そこら中にゴリゴリなバロック建築が建ち並んでて、
心も目も休まるヒマがない。

マルティーナ・フランカのバロックとはまた違い、
レッチェのソレは盛りが多いからか、発するパワーが桁違いに強い。
見て見て見て〜!と迫ってくる肉食系だ(笑)

こんなデコラ攻撃、他の街じゃあ〜あり得ないから、眺めていて非常に楽しいのだが、
そのうち胸がいっぱいになってくるのも事実(^^ゞ

レッチェの人はこれらをずっと眺めて暮らしてるんだな。
ある意味エライよな…って思う(笑)




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教会だけでなく、フツ〜の家でもこんな具合。

「なぁ〜おい、オレらってくどい?」
「う〜ん。ボチボチちゃう?」

こ〜やって何百年も2匹仲良く会話してきたんでしょ〜ね。
絡みあう視線が、何やら意味深(笑)

といっても、壁面に柱飾りが施されてるから、裕福な商人の館だったと思われマス。




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サンタ・クローチェに隣接してる市庁舎(多分) もこんな具合。
窓をグルリと一周してるヒダヒダ飾りに注目!

否応なしに目につくけど、
わざわざ探して突っ込みたくなるのが、ある意味ミソvv
なんか「ハイ」になってきたわ(笑)



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今晩は宿で夕食がついてることもあったけど
カンカン照りの太陽とバロック攻撃にやられて、みんな少々ヘタれ気味。
街に入る前に「事件」もあったし…(^^ゞ

通りのBARでパニーニをつまみ、ビールでノドを潤す。
酔う間もなく蒸発してしまうだろうが、冷えたビールは、まさに天国の1杯♪
一瞬だけでも元気になるのがまたコワイ…

それでも「買い物」となれば、また別のエネルギーが沸いてくるのか
せっかく伊国にいるのに、案外、店がなくて困るやん!な〈Mandarina Duck〉をついに発見!!
さすがレッチェ!大きな街デス♪
 
スーツケースを買い換えたかったK嬢、一回りでかいソレをゲットし大喜びvv
「免税手続きができないけど、その代わりまけてあげるわ♪」なんて言ってくれたけど、
免税マークあるから、できない…じゃなくてやり方を知らなかったんじゃ?
…とは言いませんでしたけど…(^^ゞ

釣られてMちゃんもアタシもそれぞれバッグを購入。
オンナのショッピング連鎖はホント恐ろしい……  




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白昼ゴーストタウンを歩いてるのは、奇特な観光客くらいなもん…なのだが、
結婚式のカップルを4組ほど見かける。

レッチェだけでなく、伊国で結婚式に出会う確率は、
マンダリーナの店を見つけるよりはるかに高い(笑)

強い陽射しの下、色を失いモノクローム化してる街に
花嫁の白いドレスが、涼を運ぶ一輪の花のように浮かび上がるのでした。



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Città di Lecce

by 21giova | 2010-10-06 23:54 | ├ レッチェ | Comments(0)

レッチェ 3. レッチェバロックの真髄ココにあり!

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豪奢でデコラティブなバロック建築で溢れるレッチェは、
別名「バロックのフィレンツェ」と言われている。

甘美なるその響きに誘われ、初めてこの街を訪れた時、
アタシは、感嘆の目でそれらを愛でたものだ。
がしかし、彼女を見た時だけは、不謹慎ながら笑い出してしまった(^^ゞ

今まで伊国でたくさんの教会を見てきたが、
「この人」ほど自己主張が激しく、着飾ったご婦人を、アテクシは見たことがありません。

では、ご紹介いたしましょう♪
こちら、Basilica di Santa Croce 〜サンタ・クローチェ聖堂…デス!!!!

約7年振りの再会だったが、やっぱりニヤニヤ笑ってしまった。
だってコレ、スゴすぎるでしょ?やり過ぎでしょ?(笑)




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フラットな部分がないんじゃないか?ってくらい
そこら中が彫刻で飾られており、見てるとクラクラ酔いそうになる。

およそ目に入る部分_張り出し部分の底辺さえも抜かりはなく、
ご覧の通り、まぁ見事な花弁が彫られている。

彫刻と絵画が一体となった総合芸術=レッチェ・バロックと言われてるそうだが、
確かにコレは立派な芸術作品でありマスvv

ほんのり黄味がかった石灰岩は、もちろんレッチェ産。
他地域のソレよりも柔らかく、加工しやすいのが特徴なんだそうだが、
このファサードを見る限り、とても「石」でできてるとは思えない。

まるで、粘土をコネコネして貼り付けたみたい。
このまま窯に入れたら、陶器になりそうだ(笑)

ってか、獣の前脚を「誰か」が掴んでる〜〜!!ぎゃぼ〜!(恐)
という発見も、ある(笑)





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聖人天使に、果実に草花、おどろおどろしい異形のモノたち。
腹筋割れてるけどデバラな四美神 (笑) など、そのモチーフも多種多様。

しかもどっかユーモラスかつホラーで、見ててホント飽きない。
できればオペラグラスで隅から隅まで観察してみたいものだ。

そう…コレは、日暮らし門_
眺めていたら日が暮れてしまったという〈陽明門〉に通じるモノがある!
家康公にも見せてあげたいわ〜♪♪
きっと手を叩いて喜ぶと思うなぁ〜(笑)





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遠くてわかりにくいが、
彫像が着ているローブにも細やかな模様や裾飾りが刻まれており、
まぢ、どっこにも手抜きがない!

ミケランジェロも真っ青な微細で立体な彫り物には、
見てくれ、どぉ〜でぃ!という、石工たちの技術の粋が詰まってるのだろうが、
こぅなったら、とことんいきますか?という「執念」さえ感じられる。

石庭のように「引き算の美」を良しとするニッポン人は、
だからド胆も抜かれるし、アタシのように笑ってしまうのだ。
あまりに「足し算」が多すぎて…(^^ゞ

というものの、下半分は、途中で資金難のために頓挫したかのようにアッサリしてる。
こ〜ゆ〜とこ、よくわかンない(笑)




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大通りから1本中に入った所、ホントにこんなとこにあるの?ってくらい、
狭い道を通り抜け辿り着くサンタ・クローチェ聖堂。
下町然とした通りの向こうに、
この街で一番優雅で、豪華で、壮大なバロック建築がある。

レッチェに来たらコレだけは見ておくべし!
コレだけ見るためにレッチェに行くべし!

それくらいスゴイ教会だと思うし、
レッチェバロックの全てが、ココに詰まっている。
by 21giova | 2010-10-03 23:19 | ├ レッチェ | Comments(0)

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