レッチェ 2. やっちまったぜ!!
2010年 09月 26日

レッチェのチェントロまであとわずか…というところでエライ渋滞!にはまってしまった。
工事中で道が封鎖され、迂回路をはじめ、周辺道路がワヤクチャになっているようだ。
伊国には、方向転換する輪っか_ロータリーという道がある。
時計と反対回りに流れに乗り、出たい道に来たら出る。
なるほど、これなら信号なんていらないし、
実に合理的なシステムだと感心したものだ。
が、、、、、、
それはフツ〜に流れていれば…の話で、渋滞団子状になってしまうと
どの「固まり」が右に出る車なのかさっぱりワヤ!になってしまう。
ってか、一体ど〜したら、
こんなグチャグチャになってしまうのか?!ってくらいヒドイ状態でアル(TOT)//
だってもぅ隣の車の人と、フツ〜に握手できるくらい、前後左右ミッチリ詰まってる。
少しでも進めばこちらも進む。
前進あるのみ !ってハンドル握ってたもんで、
後ろでTが「あっ!やった!」って言ったときも、何の事だかさっぱりわからなかった。
「え?なになに?」
「ぶつかったで〜」
「何と?」
「車と!」 (まるで漫才のような会話やな(笑)
じゃなくて……
ガチョ〜ン!!!まぢですか?!
どの車といつどこでぶつかったん?というのもわからない周囲の状況と、
頭パニクリ状態で、とりあえず車を止めれる場所まで移動。
すると後ろにススス〜っって1台の車が・・・・・
みな、固唾を飲んで降り立つ人を見る。。。ドキドキ。。。

ああ〜よかった〜「ふつう」の人だ!!!(笑)
むっさ強面の人だったらどないしょ〜って、アテクシ、Tの後ろに隠れてましたから(おいおい!)
アタシがハンドル切った時に、
ミシッ!だか、メリっ!だか、ギュゴゴ〜!だか、彼の車にぶつかったみたいで、
(全然気が付かなかったわ (再びおいおい!)
そんなにひどくないけど、そんなに軽くもない傷が双方のボディに刻まれている。
幸いだったのは、彼の奥さん(すぐ電話してた(笑) とTが英語が堪能で
2人で話し合いをしてくれたこと。
彼自身、とても物腰やさしいジェントルマンで、
「警察呼ばないとダメですか?」って聞くと
「大丈夫だいじょうぶ。イタリアではよくあることだから気にしないで」
(そ、そ〜なのか?と思いつつ妙に納得(笑)
レンタカーの書類に目を通すと「これが私の連絡先だから」ってメモを書いてくれた。
道理もわかった人で、もひとつよかった〜〜♪♪♪
誰もケガしてないし車も全然動くし、あとはレンタカー会社と保険会社に任せよう。
自動車保険はFull insurance だから大丈夫だろう。
って、面倒くさい&よくわからんので、いつもフル!にしてるんだけど
こ〜ゆ〜時、保険は大事!ってしみじみ実感。
みなさん、ご迷惑おかけしました…m(_ _)m
特にTの英語はホントに助かった!
だってこんな状況で、アタシのなんちゃってイタ語が通じるとは思えない(TOT)/
車を返却するときの手続きもしてくれたし (させた…とも言う…(笑)
らぶ〜T♪でアル。ありがとね♪♪♪
と、今はたいへんお気楽に書いてるが、
車がエンコしたり、己でぶつけたり…はしてきたけど、
ヨソ様の車に当てる!なんて初めてのことで、結構動揺したのも事実。
殺人的な渋滞のせいや!!ともいえるが (笑) 都会は気をつけよう!でアル。

そんなこんなですっかり遅くなってしまったレッチェ・イン。
街に入りまず目をひくのが、ド!チェントロにありながら
二千年前もの姿を堂々と横たえるローマ時代の円形闘技場〜Anfiteatro Romano
当時の大きさ 83m×102m。収容人員は25,000人を超えたという大劇場である。
現在その半分以上が地中に埋まったままだが、
その巨大さは今でも充分実感できるし、保存状態が良いことにも驚かされる。
しかし、ココでビビっていてはいけない。
バロックの宝庫、レッチェには、仰天@バロッキ〜な建築物がいっぱい!
さぁ街の奥まで、いざ!足を進めてみよう♪
レッチェ 1. オストゥーニを離れる前に……
2010年 09月 23日

ブルスケッタは別として(笑) ヴェイステのB&Bにも勝る豪華な朝食をいただき、
今日からサレント半島南下のルートがはじまる。
あ、その前にちょっとタンマたんま!!
ロコロトンドではしくじったけど、白い女王オストゥーニのお姿をここからも愛でとかなきゃ♪
と、みんなで大激写会(笑)
なんかアンタたち、おそろいポーズでオモロイんですけど(≧▽≦)//
ああでも、こっちから外観を眺めなつつ、オストゥーニに入るルートもキモチいいだろな。

オリーブオイルというとトスカーナを思い出すが、
何を隠そう、プーリアは伊国においてオリーブオイルの生産量1位を誇る。
古代ローマ人の食卓にも、プーリア産のオリーブオイルが並んでいたという。
もっとも、当時は主に薬用として用いられていたようだが。
ガッシリたくましく根を張ったオリーブの木からもわかるように、
太陽の恵みをいっぱい受けた、濃厚でいて香り豊かな1滴がそこから生まれる。
たとえカステル・デル・モンテで既に一発目のオイルを買っていたとしても、
こんな看板見っけたら、立ち寄らずにはいられないのデス(^^ゞ

サイトがなんかおかしいが「いつか」復旧することを願って載せておこう。
この幹線道路沿いにあって、車でも立ち寄りやすい大きな店である。
Coopir De Laurentis
え?「また」買うの?重いよ?というアテクシの忠告なぞ馬耳東風。
Kちゃん、Mちゃん2人とも、じっくり品定めしては買い込んでおりました(笑)
プーリア州といっても南北広いので、Strada dell olio Collina di Brindisi とあるように
Brindisi〜ブリンディジ県の中で設定されたオリーブオイル道でアル。
ちなみに…
オストゥーニはもちろん、チステルニーノもブリンディジ県で、
アルタムーラ・アルベロベッロ・ロコロトンドはバーリ県。
マルティーナ・フランカはターラント県になる。
だからって例えば、豊中市民と吹田市民に違いがないように(例に出してスイマセン…)
ど〜ってことないんですけど(^^ゞ
話がそれました……
で、〈魅惑のオリーブオイル道〉_すっかり命名(笑) には、
オストゥーニをはじめ8つの町が指定されており、
最高級オリーブオイルを造る選りすぐりの生産者が、約20点在しております。
*参照MAP
どこいっても、その地その地の美味なるモノが買える魔性の国イタリアだが、
プーリアに来たらオリーブオイルを買っておけば、まず間違いはない…と思う。
Strada dell'olio の看板を見逃すな!だが、重いのには閉口する。ホント(TOT)/
オストゥーニ 3. うまうまづくしの夕食
2010年 09月 19日

待ちに待った夕食!腹減った〜減った〜と食堂に向かえば、
大勢のお客さんが既にワイワイ席を囲んでいる。
みんな泊まってるのかな?賑やかだね〜vv
アグリでこんなん見かけるの初めてだったが、
入口の黒板に今宵のメニューが書かれている。
なるほど〜コレはイイねvv
メニューもわかるし、食べたくないもんがあったらパスしたらいいし。
もちろんアタシたちは何でもどこまでも食べるけど(^^ゞ
前菜_antipasti の王道ともいえるこのお皿。このお姿。
思わずナムナム拝みたくなる。
あ!タラッリもあるよ♪♪
素朴といえば素朴で、変哲のない内容だが、コレが十分美味しい!
特別なモノが食べたければリストランテに行けばよいし、
気取らぬ家庭料理が味わえるのがアグリの一番の醍醐味だからねvv
なもんで…1Lの白のカラフェが、あっちゅう間に空いてしまったわい(笑)

プリモは、アサリにムール貝たっぷりのオレキエッテ。
ちょっとキツイめの塩味がたまらなく美味。
(南って暑いからか、どこも若干 troppo sale )
エキスが染み出たソースと一緒に、
パン(と、ワイン) が止まらなくなる悪魔の法則が始まってしまう。
だからお次の赤のカラフェも、もうすぐ底をつきそうだ。
で、黒板メニューを激写してこなかった最大の後悔は
メインの料理がメモ見ても不明なこと(TOT)/
〜メモ引用そのまま〜
ズッキーニでくるんだ「何か」を、土鍋でグリルしたもの
何かって何やねん?コレじゃあ〜わからん〜つぅの(笑)
酔っ払ってたのか、写真は震度7にブレてて意味不明だし(↓↓↓)
でもいちお、のっけとこ♪

上にトマトソースがかかってて、チーズもカリカリ香ばしく、
とぅても美味しかったのに!
ボリュームも多すぎず、あたしたちにはちょうどよい量で、
ご機嫌さんでご馳走さま〜♪♪
食後のリキュールは、外の東屋でいただきマス♪
サイクリングマシンがあって、よせばいいのに飲みながら漕いでたK女史。
案の定、酔いが回ってフラフラになってた……
怪力オンナ、とことんバカ…でアル。
朝食のバイキングも豪勢だったし、
鍵をねじり潰したことと、蚊の来襲は別…として(笑)
マッセリーアの雰囲気を存分に味わえる、よか宿だったと思うvv