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[ 2009-12 -02 23:46 ]
アブルッツォ記の終わりに…
2009年 12月 02日

最後にきてまんま「放置プレイ」になってしまったが
これにて〈2007年アブルッツォ記〉は終わりです。
イタリアのど真ん中に位置するのに
近隣の州_ラツィオやウンブリアなどと比べると、
あまり目立たつことがなかったアブルッツォ。
一躍注目を浴びたのが、今春起こった大地震だったとは皮肉な話であった。
今回訪れたアブルッツォは、
本当に、その側面をほんのちょっぴり垣間見ただけ…だったが、
雄々しい自然と輝く海岸線に彩られた
実に豊かで魅力的な地だと知ることができた。
同じような州は他にもたくさんあるが、
ちぃとばかしアクセスが不便だったりマイナーな所だったり、
ビジターを簡単に寄せ付けない険しさもあって、
だからこそある発見やのんびり加減が、オモロクもあり楽しかった。
そして_忘れちゃいけないのが…
ワインも食べ物も、とってもとっても美味しい所である!ということだ。
伊国においては、どこで飲み食いしても期待を裏切る事はないのだが、
何度もしつこく書くけど…(^^ゞ
「アブルッツォの羊」は、ホントにまぢで世界最強!のウマサであったvvv
あの羊を食べに行くだけでもアブルッツォを訪れる価値がある!…と言うと
彼の地の方々に失礼にあたるだろうか?
いや…是非ともまた「食べに」行きたい!
毎回、白地図を塗りつぶすかのように、
とにかく「行ってない所に行ってみたい」とイタリアを訪れるあたしだが、
その中には、何度行っても心癒される大好きな州、街、風景がある。
今回の旅でアブルッツォは間違いなくその中に入ったし、
「2008年の旅」で回ったプーリアも、またそうである。
ということで___
次回からは〈2008' プーリア横断編〉を書いていこうと思いマス♪
かかとの先っちょにある白い町に憧れ、プーリアに行ったのは
かれこれ10年ほど前のお話。
当時は、今のような大人気の観光地になるとは思いもしなかったけど(^^ゞ
プーリアは変わらずプーリアでした。
わずか1週間足らずで、南北縦断してきた慌ただしい様子を
引き続きご覧くださいませ。
Fotografia : La città di Scanno