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スルモーナ3. 幸せを運ぶお菓子〜コンフェッティ2

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通りを歩けばコンフェッティ屋さんにブチ当たるスルモーナの街の中で
圧倒的出店数を誇り、イタリアのみならず世界中に水色のパッケージを送り出しているのが、
1783年創業の「 Confetti Pelino〜ペリーノ」

他にも創業100年、200年の店がたくさんあるが、ペリーノが1番老舗で名を知られているようだ。
新旧さまざまな店で、いろいろ食べ比べてみるのも楽しいかもしれない。

では長い歴史を誇るペリーノに敬意を表し、
ココで名物?!「そのとき日本は?」をやってみましょう♪
(キャスターはぜひ松平さんにお願いしたい(笑)

 1783年創業 Pelino  浅間山大噴火・天明の太飢饉


・・・・・・・・・・し〜ん・・・・・・・・・・


やらなかった方がよかったようですね…スイマセン…m(_ _)m


では気を取り直して……(^^ゞ

そのペリーノの本店が、スルモーナの街はずれにあったので、のぞいてきました♪
*ショップの他、コンフェッティの歴史資料館も併設されてます。



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重厚なカウンターに、整然と商品が並ぶ棚、年代モノのデッカイ計り。
歴史を物語るよう黒光りする木でできた店内は、
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局を彷彿させるかのような佇まいである。

そして……押すな押すなのスゴイ人にビックリ!

土曜日という事を差し引いても、今日って買い出しの日?!ってくらいの賑わいである。
でもみんな、とっても楽しそう♪♪

ペリーノで扱うコンフェッティは実に50種以上!もある。

品数の多さにシロウトが目を白黒させるなか、さすがスルモーナの人たちは「通」である。
自らの好みをいろいろチョイスして
「我が家独自」のコンフェッティ・ブレンドを計り売りしてもらっている。
なぁ〜る!そんな買い方ができるんだ!

なんですか、日本人が七味をブレンドするのに似てるとおもた。
「んとね、今日は山椒多くしてよ」って感じ(笑)

しかもスんゴイ大量に買っていくのにもビックリ!

ある男性、一抱えもある高さ50センチはあろ〜かという大箱を買ってて
気になって探してみると(探すな!)な、なんと 3キロ! 入りだった。
一体何粒入ってるんだろう???

なんというか、スルモーナの人たちにとってコンフェッティとは、
たまに食べるお菓子というより、
毎日絶対食べるパンのような存在なのかも…って思った。




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今では他にもいろんな店ができ、
糖衣に小麦粉やデンプンを入れて、行程を楽にしてるメーカーもあるらしいが、
ここペリーノは、スルモーナ古来の方式を守り
3日間機械を回し、繊細な「砂糖の衣」をつけていくのだという。

他のモノを食べた事がないので何とも言えないけど
口に含み転がすと、大理石のようになめらかな表面が舌に心地よい。

中身がチョコやアーモンドプードル状のものもあるが、
カリッと噛むと香ばしさが口中に広がる、定番・大粒アーモンドのソレが一番美味しい♪
コーヒー豆もお薦め♪ 甘みもほどよく、上品といっていいほどだ。

イタリアのお土産って(今では日本でもフツ〜に買えるけど)
BACIとか「PERUGINA」のチョコレートなんかが定番だけど、
コレを機に、コンフェッティを大・大・大推薦したいと思います(おいおい)

溶けない、軽い、食べやすい、日持ちがする、お手頃価格、どこでも売ってる←多分(笑)
そして、もちろんコレが大事。とっても美味しい♪♪
だぅよ?お土産として素晴らしい条件が揃ってるでしょ(?) 

ホントに単純バカな話だけど、今までそんなに食べてきたワケじゃないけど、
スルモーナの街を実際見て、歩いて、感じたから、
コンフェッティに対するスルモーナの人たちの愛情を感じたから、
改めて記憶と舌に残った、スルモーナのコンフェッティでありました。
by 21giova | 2009-06-30 23:26 | ├ スルモーナ | Comments(2)

スルモーナ2. 幸せを運ぶお菓子〜コンフェッティ1

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イタリアにはアーモンドを使ったお菓子がたくさんある。
シチリアの銘菓、あたしも大、大好きな Torrone〜トローネもだが、
もっと「全国区」なアーモンド菓子が、ここスルモーナにある。

アーモンドを砂糖でコーティングした Confetti〜コンフェッティである。

ちょいとつまんで食べるだけでなく
イタリアでは祝い事に欠かせないお菓子として知られています。
ほら、引き出物の中に入ってることありません?
またの名を「ドラジェ(仏名)」ともいいマス。

*薬学分野では、糖衣がけした錠剤も「ドラジェ」と呼ぶそうだ。
なんで「コンフェッティ」じゃないの?って思うけど、名前が長かったんでしょうね…多分(笑)



お祝いの時に贈る数はきっかし5粒。
カラフルな色にもちゃんと意味があって
 
結婚の時は5粒全部 白。

洗礼の時は、男児だとブルー1に白を4、女児はピンク1に白を4。

卒業の時は赤を1に白を4。

銀婚式では銀が1に白を4。

金婚式では金が1に白が4となるそうだ。

す、スゴイ決まりだね〜(笑)

なんでもその昔、スルモーナの菓子職人が、砂糖を熱し糖衣をつくることを発見。
アーモンドやヘーゼルナッツの糖衣がけをつくったのがはじまりだとか。

あてくしは全く知らなかったんだけど(^^ゞ
イタリアでは「スルモーナ=コンフェッティ」と連想するくらい
有名なお菓子のひとつとなっています。



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そしてさすが発祥の地。
通りを歩けば、コンフェッティの店、店、店!!

専門店以外にも、BARに土産物屋、食料品屋あらゆる所で目にする。
あっちもこっちも、犬も歩けばコンフェッティに当たる…状態 (^^ゞ

その中でも一際目を惹くのが、
見事にデコレートされたコンフェッティの花である。
軒先に花屋と見まごうばかりに咲きはなち、
知らなければソレが「コンフェッティ=食べれるモノ」とは思いもしない。

1本でもいいし、色など選んで、オリジナルの「花束」もできるらしい。
花束ですよ〜?!シュゴ〜イ!誰かちょ〜だい♪(笑)

ちょっとグロテスクな虫シリーズはいただけないが
キッチュでパワフルな色遣いが、とってもイタリアらしい。
しかも、コンフェッティを使ってこんな器用な細工するんだ〜と、ビックリもした。
いや…マエストロの国だから、これくらい朝飯前でしょうけど(^^ゞ

思いのほか安価で、買おうかと思ったが、
針金が曲がるし、セロファンも破れるやろ…とスルーしたことを
今、とっても後悔している(TOT)/

旅先で「欲しいな」と思ったモノは、後先考えず(イイのか?)ゲットすべし!
なんだよね…やっぱ。
by 21giova | 2009-06-28 23:16 | ├ スルモーナ | Comments(4)

スルモーナ1. 着いてさっそく市場巡り♪

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お願いだから対向車こんとってやぁ〜(TOT)/ というスリリングな山道を抜け、
スルモーナへやってきた。

街の規模はラクイラと同じくらいだろうか。
不幸なことにスルモーナも、13、15世紀に大地震に見舞われ
紀元前ローマ時代からの歴史を誇る建物の多くが崩壊したそうだ。

また、第二次世界大戦中の爆撃も激しかったようで、
だからか、再建された街に見受けられる整然とした美しさが感じられる。

こんなんがあったので見てみたんだけど、
とにもかくにも、ヨーロッパの中でもイタリアは突出して「地震が多い!!」
1700年代なんて毎年のように起こってる。

興味深いのはアブルッツォを境にするかのように、中部から南部にかけて多いこと。
この周囲の地下に、不穏な大陸プレートがあるんだろうな…

でも……

過去の不幸を感じさせない、美しい街並みを取り戻した人々の努力はスゴイ!
だからね…ラクイラもまた、不死鳥のように美しく蘇るはずである。必ず。




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車を走らせ、たまたま辿り着いたガリバルディ広場。
安くて安心な(笑)市営駐車場に車を入れて、そそくさルンルン♪と広場に向かう。

だって見てよ。このパラソルの花♪
イエ〜イ♪朝市がたってたんですぅ〜!
やっぱ早起きアクションは三文の得だなvv

人混みはキライだけど、市場のソレは楽しい♪
市場は賑わってなんぼ!のモンだし、袖振り合うも多生の縁。
こんなにのどかな街の、のどかな市ではスリも殺気も無縁ですから。

そんな熱気に誘われ、
普段なら絶対買わない縫製のチャチな服まで、一生懸命手にとって見てしまう自分に笑う。
と思ったら、何気にちゃんとしたブランドモノも置いてたりする玉石混淆さがたまらない。
掘り出し物を掘り出す醍醐味に溢れてるのが市場なのよね〜♪

そしてもう1つ。

雑貨や衣料だけじゃなく、近隣農家が出す食料品の店も必ず絶対要チェックだ。
生鮮物はムリだけど、ジャムやハチミツ、エトセトラ…。コレがまたウマイ!
と、さっそくK嬢お買い上げ♪

こ〜ゆ〜時、妙に現実派になるあたしは、荷物の総重量を考慮して買うのを控えるのだが、
彼女は一切無視の、買うときゃ〜買う!の暴挙に出る。
マジな話、帰りの彼女のスーツケース〜瓶モノばっか詰まってる異常に重いソレを、
あたしは2センチ以上持ち上げられない。

その重さで一度もカウンターでひっかかったことがないのにも驚くが
 「ソレ」を持って帰る…という彼女の「腕力」には、ただただ、ひたすら感服する(笑)




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昼食を終え、広場に戻ってくると…
アララ〜きれいサッパリ市が片づいていた。
あんなに賑わっていたのがウソのような素早い撤収である(笑)

マイエッラ国立公園〜Parco Nazionale della Maiella に隣接するスルモーナは山が近い。

道を走ってるとわからないものだが、こんな広い場所から見ると
山に抱かれた街であることを改めて思い直す。

今も残る数少ない昔の建造物、12世紀の水道橋の向こうに、
凛々しく連なる尾根と、どこまでも高く蒼い空が広がっていました。
by 21giova | 2009-06-24 23:29 | ├ スルモーナ | Comments(0)

スカンノ湖 山の懐に抱かれた Bel Cuore

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スカンノの町から、木立の間を走ること15分。
こぢんまりとしていながら、たいへん美しい湖 Lago di Scanno がある。

高く澄み切った空と同じくらい透明度の高い湖面は
山の稜線はもちろん、ポッカリ浮かんだ白い雲さえ映しだし、
美しくも清々しい、絵画のような光景を作り出している。

世界30カ国以上で適用されている「Bandiera Blu」

景観や水質など、厳しいチェックをパスした優良ビーチに贈られる称号だが、
伊国では唯一ここスカンノ湖だけが「湖」として認定を受けている。
   
だから… 
透き通るようなエメラルドグリーンで、ホントに水がキレイなの〜♪

当初は泳ぐ予定で、水着も持参してたんだけど
入るにはあまりにも勇気がいる水温で断念(TOT)//
山の川や湖がそうであるように、見てくれは穏やかでも、オソロシクちべたかったのだ。

と、辺りを見渡せば、果敢にも水遊びに興じている家族もいるし、
散歩道を歩いてる人はフリース着てたり…なんか季節感ムチャクチャ!だが(笑)
泳ぐにしても、散歩するにしても、すこぶる気持の良い湖であることには間違いない。



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湖畔に建つ La Chiesa Madonna del Lago マドンナ・デル・ラーゴ聖堂。

今は水量が少なくてこんな姿だが、
橋梁まで水が満ちると、湖面に建っているかのような美しい姿を拝めマス♪

それから、もぅひとつ絶景アングルvv

徒歩で行って同じように見えるのかわからないが、
とある秘密の場所からスカンノ湖を見下ろすと…

きゃ〜!!!! ハート形デス!カワイイです♪

ウソみたくまんまのハート型。
緑のフエルトん中に施されたアップリケ。
カミサマのイタズラみたいだね〜♪

場所的にいっても、イタリアのほぼど真ん中!で、
そんな所に、こんなちっちゃくてかわいいハートがあるなんて
ちょっとロマンティックだと思いませんか。


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Comune di Scanno
by 21giova | 2009-06-19 23:35 | ├ スカンノ湖 | Comments(0)

スカンノ7. Mattina Di Scanno

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観光ポスターにも使われている絶景ビュー♪
これがスカンノの全景デス!
背後に山が迫ってるのがよくわかります。

なんか山肌に変な「溝」(!)があるな〜と思ったら
スキーのリフトでした(^^ゞ

夏は避暑に、冬はスキーにと、
実はリゾーティな町でもあるんである。

ところどころオレンジ色に見えるのは
もしかして、もしかすると、もう紅葉!しているのかもしれない。

それでも…キリリとキモチのいいスカンノの朝である。

それでは、中心にズームイン!してみましょう。



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山の神がちょいと触れれば、
ひと息吹きかければ、
ドミノ倒しになってしまいそう。

タンタンタン♪と小気味よいリズムが聞こえてきそうなほど
キレイに並んだ積み木の家。
ヒョイと手を伸ばして、ボードに置きたくなるモノポリーの家。

なだらかに続く階段を、人影がツツツ…と登っていくのが
まるでオモチャみたいにカワイイ。

そこには、淫靡な光に包まれた夜の顔は見あたらない。

わかっているけど、ちょっと不思議。
でもそれが、泊まってわかる町の魅力なんだろうな。




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昨晩はちょっとしたお祭りがあって、
小さな町ならではの、つつましい花火も上がって賑やかだった。

だからみんな、いつもよりちょっと夜更かしさん♪だったはず。
心なしか、広場に集まっている住人の数も少ないようだ(笑)

そんな朝の光景を眺めつつ、3キロ先のスカンノ湖へと車を走らせる。



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Città di Scanno
by 21giova | 2009-06-17 23:20 | ├ スカンノ | Comments(0)

スカンノ6. Notte Di Scanno

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現在は観光地として知られているが、
イタリアの中のもうひとつのイタリアともいうべき
独自の伝統や町並みが色濃く残さたスカンノは、
その面影を求め、旅人だけでなく、アーティストたちもまた魅了してきた。

カルティエ=ブレッソンマリオ・ジャコメッリといった写真家が切り取ったスカンノの風景は、
60年あまり経った今でも、驚くほど変わっていない。

ああ〜ココは、カルティエ=ブレッソンの一枚にあった場所だ。

ちょっとした既視感〜デジャヴを感じるほど、クスリと笑ってしまうほど、
まんま変わらぬ姿がそこにある。

黒衣の老婆がいなくても、
祭りの明かりと喧噪があっても、
これがこの町の「顔」なんだな。




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顔といえば…

夜のスカンノはまたガラリと様相を変える。
人っ子ひとりいない、もの音ひとつしない路。

大きな街なら躊躇するはずも
人魂のように浮かぶオレンジ色の街灯が、奥へ奥へと妖しく誘い、
思わずその闇に身を躍らせてしまいそうになる。

そうして歩き出すと、
ものの数分で町の外を走る大きな山道に出てしまう。

まるで……
夢から覚めたかのように、迷宮から放り出されたように、
突然現実の世界に引き戻される。

夢見心地を奪われたくなくて
振り返り、もう一度来た道をたどる。

光と闇に誘われ、
夢遊病者のように、いつまでも歩いていたくなる。

それがスカンノの夜の顔である。
by 21giova | 2009-06-15 23:58 | ├ スカンノ | Comments(0)

スカンノ5. アタシなんか悪いことしました?!

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町から離れたアグリにするか迷ったが、町外れのB&B La casa di Costanza に宿を取る。
外れ…といっても小さい町のこと。
5分も歩けば、おじさんたちがたむろってた広場に行くことができる。

染みいるような静けさに包まれていた昨日の山中の宿と違い、
町の中に泊まると、朝でも夜でも、好きなときに町歩きができるのがイイ。
でもって、これっくらいの大きさの町が、またちょうどイイんだな〜♪


さてお宿のハナシ。

メールのやりとりが超事務的なのはともかく、
実際会っても、全く愛想のない鉄面皮のPTA会長のような女主人には正直、参った。

滞在中互いに話す事ってほんの数十分もないんだが、
それでもアタシなんか悪い事しました?って感じるほど機嫌が悪いのだ。
ジャンルーカ君のあったかいホスピタリティに触れた後だったから余計「キマシタ」わい。

翌日の晩、宿泊者は15%引きという甘言に釣られ(笑)
B&Bと同経営のリストランテに行ってわかりました。
   
やっぱダメダメサイアク!!サービスが(怒)
2人とも珍しくマジで気分を害した。だからこの晩の夕食のことは書かない(黙)

もちろん全ての人が「タイプ:ジャンルーカ」ではないし、
気むずかしい人も、その日の気分も、その他モロモロモロモロ要因はあるだろう。
タイミングが悪かったのだ…と思うにしても、ちょっと残念な思い出ともなった(TOT)/

いや、スイマセン…ネガティ〜なハナシでしたね。


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部屋は「寝るだけ」ですから特に害はありません(笑)

カワイク整えられたインテリアに、清潔なバスルーム…という快適な部屋デス♪
朝食もタップリ豪華で、B&Bにしては高ランクだと思うvv

サロンには立派な暖炉があるが、
ココだけでなく戸外に山のように薪を積んだ家が多くあった。

今の姿からはてんで想像できないが
冬の寒さはとてつもなく厳しいんだろう。
でも…雪に覆われたスカンノもまた、キレイだろうな〜♪♪
by 21giova | 2009-06-13 23:00 | ├ スカンノ | Comments(2)

スカンノ4. 悶絶するほどウマイ「アブルッツォの羊」

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多分時間が早くて、誰も客がいなかったんだが
何軒か見たなかで、一番感じが良かった家庭的なリストランテに入る。
今日は結構?!歩いたし、腹減ってる?減ってるぅう〜!!

ドカン!と景気よく盛られた前菜は、ひやあ〜うまひょう〜♪

柔らかいドルチェと、堅いピッカンテのペコリーノ。
半生タイプのレバーのサルシッチャ。
嗚呼〜ワインが〜ワインが〜無くなりそう(♪幸♪)
いやいや…メインに残しておかなければっ!

「羊の会」は別として、今宵はアブルッツォに入って初めて外で食べる食事である。
メニューをジックリと見ることもなく、アホみたいに注文を決めていた。
曰く「アブルッツォ名物」を食べること!

プリモは Maccheroni alla Chitrra 〜マッケローニ・アッラ・キタッラ

アブルッツォではパスタのことを“マッケローニ”と呼ぶらしい。フム。

地方によって星の数ほど種類があって、
あたしからしたら「ソレ一緒やん!」であっても、呼び方など違うイタリアですから
なぜに“マッケローニ”になるのかは「オラが町のパスタの秘密」としておきます(笑)

でも「キタッラ」というのはアブルッツォの名物パスタ…いや、マッケローニだ(ああヤヤこしい!)
その響きから察するように?!「キタッラ」とは「ギター」のことでありマス。

ギターみたく「弦」が張ってある特異な機器で作るからそう呼ばれるのだが、
断面図が、まんま「真四角・正方形」なのも特徴的だ。
平べったいフェットチーネとも違う、太めの蕎麦みたいだな。うん。

だからこぅ〜口当たりも、スベスベとはまた違う、カドカド感がある。
シンプルなトマトソースがよくからんで、ウン、美味いですね〜♪



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そしてっ!メインはもちろん !! 羊 !!

 「羊の会」では、手間ヒマかけた羊料理をいただいたが
 もちろんソレもとっても美味しかったけど、
 塩・胡椒でグリルして、レモンをチャ〜ッって絞って食べるのが一番好き!
 「肉」って、ソレが一番、美味い食べ方だと思うのよ。

で、ココの「仔羊クン」でアル。
さっぱりあっさりシンプルに焼いただけ。

あ…?あ、ああ〜〜嗚呼、、、、、な、何だコレは!?(悶)

なんといぅジューシーさ!柔らかく旨みがのって、まるで極上のヒレ肉のようだ。

今まで日本で、イタリアで、何十頭かの羊を胃袋に納めてきたアタクシですが、
も〜〜コレは間違いなく その頂点!

キング・オブ・キング! チャンピオ〜〜ン!
スターデストロイやぁああ〜!! (叫)


ふぅ・・・・・

とにかくとにかく本当に、腰抜かすほど美味しかった!ビックラした。
旅行メモ見てよ?! でっかい花丸書いてますから(^^ゞ

以来、羊を食すたびに「アブルッツォの羊」を思い出す。
それがどんなに美味しくても、アブルッツォの羊を思い出す。
アレに優る羊はない…と。

羊を喰うならアブルッツォ! も〜〜決まりデス!
でもでもそれって不幸〜〜今度いつ食べれるのよ?!(怒)


家の台所から出てきたような(笑) おばさんに選んでもらった
Montepulciano D'Abruzzo も、料理に華添えとっても美味しかったvv
日本でも買えることができて、帰国してから思わず注文しまくってしまいました(^^ゞ


Cantina TOLLO

 l'Almanacco del Berebene〜アルマナッコ・デル・ベーレベーネ2008
最優秀コストパフォーマンスワイナリー受賞

*何本か飲んだが、コスパが大変よく、どのライン飲んでもまず間違いないお薦めのワイナリーです♪


お会計も€50でお釣りがくるリーズナブルさで、
イイ店に「当たって」素晴らしい食事ができて、幸せな夜となりましたvv
by 21giova | 2009-06-10 23:05 | ├ スカンノ | Comments(0)

スカンノ3. スカンノの男性たち

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スカンノの女性たち…と来たからには「男性」も公平に扱ってあげませぅ♪

も〜これはイタリアのどの街に行ってもそうなんだが、
夕食前のひととき、通りに溢れかえる人、ひと、人……ではなく、
おっさん、じいさん、おっさん、じいさん…

ああ〜(年配の)オトコだらけ!

だって何気なく撮ったこの広場の1枚に、一体何人のオッサンが写ってると思います?(笑)

夕飯の支度が整うまで、
邪魔だからちょっと外行ってなさい!と、追い出されたのかもしれないが、
夕暮れ時の涼やかな時間をのんびり過ごすのは、とっても贅沢なこと。
いわば身体と心のアペリティーヴォだ。

風に乗ってほらね、美味しい匂いも運ばれてくる。
だんだん日が暮れるのが早くなってきたとはいえ、まだまだ明るいスカンノの町。

ここはひとつ「腹時計」で時間を計ろうか。
美味しそうな店、見つかるかな?


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なのに…食べる店より先に、かわいいお店を発見!
なんか見たことあるな?と思ったら、雑誌に載ってた店だった(^^ゞ

本とか資料持っていっても、現地に行くとすっかりその存在を忘れて
全く役にたたないのがあたしたちの常なんだけど (浮かれすぎ?いや…健忘症だな(笑)
今回はフラリと立ち寄れてよかったね♪ by前向き発言

作りつけの棚の上にズラリと並ぶのは、
農家が有機栽培で作った、近隣の山々で摘んだ、ベリーのジャムやシロップ漬け。
自然の恵みがストレートに詰まった品々だ。

木イチゴ、黒イチゴ、コケモモ、ブルーベリー………

ひと言でベリーといってもビックリするくらい種類があって、
買うのに大いに迷ってしまいました。

でも……

この「迷う」ってのが、ショッピングの醍醐味なのよね。

でも……

お腹減ってきたから、ほら、もう行くよ。

「君らが帰ったら店を閉めるよ」

笑顔がチャーミングだったおじいさん。
きっと店を閉めた後、おしゃべりの輪に加わるべく、
いそいそと広場に向かうに違いない(笑)
   
   
by 21giova | 2009-06-07 23:25 | ├ スカンノ | Comments(0)

スカンノ2. スカンノの女性たち

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スカンノの伝統的な衣装をまとった1人の老婆。
ともすれば、雑踏の中に溶け消えそうだが、その存在感は決して無視できない。

狭い町のこと。何度か見かけたあと、意を決して聞いてみた。
  「写真を撮ってもいいですか」と。
声を発することなく、わずかに頷き、彼女は応えたくれた。

2日いたスカンノで、しかし、この衣装を着た人は彼女しか見かけなかった。

祭りならいざ知らず、日常で着ることの、その理由は私にはわからない。
射すくめるように真っ直ぐ送られる視線に、少々たじろぎながらカメラを向ける。



広場の水飲み場に像があったが、これが昔ながらのスカンノの女性の姿なんだろう。

8月14日には、伝統的な婚姻行列を再現する
 「ユ・カテナッチェ〜Ju Catenacce」という祭りがあるそうだ。



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黒の上衣に金糸が入った白のスカート。そして、ちょっとかわった帽子。
胸元を飾るのは、スカンノの伝統手工芸品である繊細な金細工である。
ゴテゴテした飾りを廃したシンプルさが、清楚な美しさを際だたせている。

反対に男性陣はというと、あっさり黒のスーツ(笑)
やはり「主役」は女性だもんね♪

   *祭りの様子

他にレース編みも有名で、金銀細工の店と並び、通りの窓を美しく飾っている。

思うに…

雪に閉ざされた厳しい冬の間、
スカンノの女性たちはあたたかい火のそばに集まり、
井戸端会議に興じながら、指を動かしていたのではないだろうか。
なんて、考えすぎかな (^^ゞ
by 21giova | 2009-06-02 23:31 | ├ スカンノ | Comments(0)

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