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オクレ2. 狂乱の「羊の会」前編

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   荷物を置いてひと息。時間も時間だしハラも減ってきた。
   今日、フラスカーティで昼を食べたのが遠い昔のよな気がする(笑)

   「夕食は何時からはじまるの?」そう聞くと、そら恐ろしい返事が返ってきた。
   「ああ〜そうそう、今工事してて食堂が使えないんだ。ご飯どうする?」

   はいぃい〜〜???

   WEBで見る限り(笑)食堂も雰囲気よく、
   メニューも美味し「そうに書かれていた」から楽しみにしてたのにぃい〜!
   で、そぅゆう「大事な事」を、悪びれる様子もなくシレッというのがイタリア人(の多く)

   ちょ〜ちょ〜待ってぇな〜!ソレって詐欺ちゃうん?!と唖然とする我々に

   「近くの町にリストランテがあるから送ってっててあげるよ。
   でも……これからボクたちが行く“羊の会”に一緒に行かない?食事も出るしvv」

   「羊の会」ってそりゃあ〜なんじゃい?!って思ったけど
   食事が出るなら行ってもいいか〜(おいおい(笑)
   だって食料もないし、買い出しもできないこんな山中の僧院で
   一体どうしろと言うのだ?!(開き直り)

   というワケで_
   期待と不安に胸ふくらませながらジャンルーカ君の車に乗って出発したあたしたち。

   *ホントは別のもっともらしい名前があったような気もするが
   我々の間では「羊の会」になっているので、ソレで通す事にする(笑)


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   日も落ちて暗くなってきた中、鼻先に壁が迫るような狭く細い道を、飛ばしに飛ばす彼。

   本人にしたら通い慣れてる道なんでしょうが、
   ゆっくり走るイタリア人がいるとも思いませんが(笑)
   ジェットコースター(の方がマシ)のような運転に、後部座席で固まってまいました(TOT)//

   会場にウェルカムドリンクが用意されてたんだけど
   「気つけ薬」の代わりに、オレンジジュースじゃなく、迷わず白ワインを飲んだわ(^^ゞ

   落ち着いてよくよく見てみると、小さな町(Fossaと思われる)にしては(失礼)
   立派なホテルが会場となっており、 Gパンにワークブーツという酪農関係者も多い中、
   背広姿の紳士や、な、なんと、TVカメラも入ってるではないか?!

   ドキドキドキ……

   一体コレは何の「会」なんだろう???

   真相は……つづく……のでアル!
by 21giova | 2009-05-10 23:21 | ├ オクレ | Comments(4)

オクレ1. 山里にたたずむ修道院の宿

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   膨大な量のサイトを見まくって宿を探すとき
  「あっ、ココ!」ってピン♪ってくる所がある。

   美味しそうな料理の写真が載ってたり、部屋が感じ良かったり。サイトの作りがキレイだったり…
   まぁ〜いわゆる「見た目」がイイとこになるんだけど(^^ゞ
   こんなとこでも「第一印象」ってのは大事なんデス!

   ラクイラ周辺という数少ないリストの中で、
   「ココ、ココ泊まりたいがな!」ってひと目惚れしたのが
   修道院を改造した今宵の宿、Monastero Fortezza di Santo Spirito

   地名の Ocre ってオクレ♪って読むんかなぁ〜読むんやろなぁ〜と笑いながら、車を走らせるも…
   (オクレとくれば、もちろん「Mr.オクレ」でしょ。プププ)

   地図上では町があるが、実際は村 or 集落という寂しい道で、
   看板も出てないしぃ〜アレ〜アレ〜アレレのれ?
   ハイ、おわかりですね?迷いました(笑)

   だってね〜こんな所にあんねんもん!
   秘密基地ちゃうねんから…!!
   って、人里離れて?修行を積む修道院ですから、仕方ないっすね…



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そんなこんなで、
フゥフゥと辿り着いた修道院は
思わず「たのもぉお〜う!」って
扉を叩きたくなるほど堅固な造り。

ガッチリ閉まった扉の前で
「うぉお〜い!誰かいませんかぁ〜〜」
ニィニィとネコがやって来たけど
キミ、お呼びじゃないデスから。

と、あ!バタバタ足音…

「やあやあ〜待ってたよ〜」
と満面の笑みで迎えてくれたのは
スタッフのジャンルーカ君。ホッ
はじめまして〜よろしくぅ〜♪





   「どうやってココ見つけたの?」
   「日本人が来るなんて初めてだよ〜」
   「今日はね〜キミタチだけ。貸し切りだよ!」 

   ジャンルーカ君、テンション高い高い!(笑) でも歓迎ムードいっぱいで嬉しい♪

   貸し切り…ってソレがエエんか悪いんかわかりませんが、
   こんな広い建物の中にあたしら2人だけ?
   ってちょっとビビるほど、まあ〜立派な佇まいなワケなんですよ。
   でもキレイにリノベーションしてあって、廊下にもヒーターが備え付けられている。

   そのことを誉めると、またまたテンションMAXで
   「でしょ〜?建物は古いけど、ちゃんと手入れしてるんだよ♪」と鼻高々!

   実際、室内のTVは薄型液晶だったし、バスルームもキレイ♪
   ホントに設備は◎でした♪


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   僧坊を利用した客室だからそれほど広くはないが、
   声が反響するくらい天井がすっご〜く高くて、狭さを感じさせない。
   そこにゴンゴン!と何本も梁が通ってて、鉄棒できるんちゃうん?って(笑)

   その分、明かりが届かなくてちと薄暗いが、ソレも雰囲気が出てよろし♪
   でも冬はすごく寒いんだろうな。
   クローゼットの中には既に毛布が入ってました。
by 21giova | 2009-05-07 23:26 | ├ オクレ | Comments(0)

ラクイラ3. 緑に囲まれた珠玉の聖堂〜サンタ・マリア・ディ・コッレマッジョ

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   はじめて写真を見た時、なんてキレイなんだろう♪と、一瞬で恋に堕ちた。

   だからたとえ99の噴水を犠牲にしても、ココだけは絶対来たかった
   Basilica di Santa Maria di Collemaggio サンタ・マリア・ディ・コッレマッジョ聖堂。

   「見た目」も大事だが、どんな場所にあるか…も、とっても大事!
   ってことがとってもよくわかる教会だと思う。

   緑の木立に囲まれ、芝の上に佇むその姿は、まるで可憐な宝石箱のよう。
   上に、下に広がる空間が、シンプルな美しさを一層際だてている。

   訪れる人はみな、遠くからその姿を存分に愛で、
   サクサク芝を踏んで歩み寄り、仰ぎ見る。

   ミラノのドゥオモみたいに、街中に突然出現するのとは違う
   ゆったり、たおやかな時間がココには流れている。



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   ファサードを飾るのは、
   エレガントなロマネスク様式の扉と、赤と白の正方形が作り出す幾何学模様。

   一見、相反するようで見事な融合を魅せている。
   西日を壁面いっぱいに浴びてキレイですね〜♪ウン

   夕方のミサ中で写真は撮らなかったが、内部はとてもシンプルです。

   円蓋下には、この聖堂で戴冠した Papa Celestino V〜ケレスティヌス5世の棺があり、
   毎年8月には、多くの人で賑わう
    Perdonanza di S. Celestino 〜聖ケレスティヌスの許しという大きなお祭りがある。

   が…先の地震で祭壇上の屋根が落ち(!)お墓も損傷。
   聖堂にもあちこちヒビが入ったとか…(TOT)// OMG!!!

   *でもこの人、即位後わずか半年で法王を辞任。
   「辞めたい〜」と言ったのが「ケレスティヌスの許し」なのだろうか??(違!!)



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   アブルッツォでも屈指のデッカイ祭りの舞台であり、
   ラクイラのシンボルでもある聖堂の損壊は、住民たちの心を深く傷つけただろうが、
   どっこいそこはマエストロの国、イタリアである。
   何十年、何百年かかろうとも、きっと元通り修復するだろう。

   この風景がまた見れることを願って…
   ココではラクイラを後にすることにする。


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Comune di L'Aquila
by 21giova | 2009-05-06 23:52 | ├ ラクイラ | Comments(0)

il-vento 2つめの別館デス♪本館に代わり、旅の記憶を辿ります。Copyright(C) Giova21. All Rights Reserved.


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