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カテゴリ:├ サンタ・セヴェリーナ( 2 )

サンタ・セヴェリーナ2. カラブリアの赤くて美味しいもう1つのモノ

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20時を回ってもなお明るい陽射しが、煉瓦色の漆喰壁をやさしく照らす。
日の出と同じくらい1日の中で1番心地よく、美しい時間。
生まれ変わったように力がみなぎる朝日と違い、長い長い夏の1日が終わるんだな〜と、キュンとしちゃう時間帯である。

特に今日は200キロ超の移動に加え、チヴィタにはじまり温泉プールなど欲張っていろんな所に寄ったので、一旦座ってしまうとダへ〜ッと脱力感半端ないのだが、そんな身体にやさしく降り注ぐ薄暮な光なのである。

で、こ〜ゆ〜時、町まで出張る必要もなく、店選びやオーダーで悩む事もなく、お宿の中で身を任せてご飯を食べれるって、とっても嬉しい事なのだ。




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わ〜いっ!!!(≧▽≦)!!!
冷えた白とこの前菜でたっぷり1時間は楽しめる。ワインは飲み放題だし(違!!)

海な町じゃないのに、イカとフクロダケみたいなキノコのマリネがウレシイ♪ほどよい酸味が胃袋をブルルと始動させてくれる。チーズに入ってる赤い粒々はもちろん唐辛子!お口直しのさっぱりリコッタにと、酸味や塩味のバランスに、以前ほど食べれなくなった身としては(by悲報) 量的にもちょうどイイ♪♪

そんな中、食感まんま“切り干し大根”みたいになモノがあった。一体何だろうと尋ねてみると、カラブリアでよく使うナスを干して戻したものだと言う。うへえ〜そんな使い方があるんだね。

そうなると、我が国ニッポンの切り干し大根をどうしても紹介したくなったアタシ。そんな難しい事しゃべれないくせに(笑) ワインの力も借りながら、あ〜だこ〜だと説明すると、優しくジェントルマンなシェフは、フムフムと興味深く耳を傾けてくれました。

あ、でもアレレ!!アナタって?!
到着時にちょうど出くわし、荷物運ぶのを手伝ってくれた人だよね?シェフだったんだ〜!!! しかも料理本まで出してるという事実。アワワ。。なんてフレンドリー(違!!)





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でもってコレが大事!!!
ンドゥーヤと並ぶカラブリアの味、シラスの唐辛子漬け Rosamarina〜ロサマリーナ (またはサルデッラ)

見ての通り、真っ赤で辛い。…が、発酵うま味エキスがすぐ追いついてきて、唐辛子と一緒にご機嫌なダンスを舞い始める。そうなると「出汁感」を感じるほどで、冷や奴の上にちょいと乗せて食しても美味しいはず。元々、古代ローマ人も好んだガルムを、カラブリア風に唐辛子を加えて再現したと言われているのも納得できる滋味深さである。

それ故、カアブリア風キャビア〜caviale calabrese、貧しい人のキャビア〜 caviale dei poveri と呼ばれる事もあるロサマリーナ。この場合の“貧しい”とは、最大級の褒め言葉である。もちろん。











レシピな動画があったので貼っておこう♪

わかっていても、腰抜かすほど大量の唐辛子を入れるから仰天する !!(@▽@)!! 見てるだけでクシャミが出そう。だいたいあんな量を常備してるなんてオカシイわいっ!!(笑) だからって、ただ辛いだけじゃないのが、カラブリアのピッカンテマジックなんだろう。

唐辛子も粉末、粗挽きと使い分け、動画のマンマも使ってるフェンネルシードやパプリカを入れるなど、地域や家庭によってレシピも様々。熟成が進むとシラスもゆるくなってペースト状になったりと、発酵食品に馴染みの深いアタシたちにとっても、お味噌みたいに身近に感じてしまう。

本来は『1月から3月に獲った生シラスを塩と唐辛子で漬け込む』のが伝統的な製法。しかし、生態系保護なんとかでシラス漁が厳格化。漁獲量が激減し、今では外国産の冷凍シラスで代用することも少なくないという。これによって漁師や生産者離れが進み、このままでは、真性ロサマリーナの存続危機!!と、行く末が危惧されているそうだ。ううむ。これってとっても難しい問題。でもカラブリアの歴史ある伝統食だ。なんとかなることを祈るばかりである。




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さて…プリモはトロっトッロで超肉厚のフンギが入った手打ちのタリアテッレ。この後、仔牛(だったと思う(笑)のローストにデザート、カッフェと続くんだが、写真が無いのは、お腹もアルコールもいっぱいいっぱいで、カメラに手が伸びなかったから…(^^ゞ

今、HPを見てみると、随分小ぎれいな料理が並んでいる。シェフが変わったのかもしれないし、予算で内容も違うんだろうが、アタシはこの時の奇をてらわない皿でよかったと思った。素材と調理法がわかるシンプルでストレートな皿。お宿メシに求めるのはそれで十分だから。





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ローカルな地域ではよくあることで、食事ができる店が少ない所では、アグリに併設されたレストランが重宝される。観光客のみならず、ジモティにも…だ。

ここ、Le Puzelle もそ〜ゆ〜意味で人気があり、トリップアドバイザーではS・セヴェリーナで1番のレストランになっている。といってもS・セヴェリーナには、片手ほどしか店がないんだが(^^ゞ 雰囲気はとても良いので、お腹が減った時は立ち寄ってみたらイイと思いマスv








by 21giova | 2019-09-17 23:39 | ├ サンタ・セヴェリーナ | Comments(0)

サンタ・セヴェリーナ1. またもや絶景の町 現る

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チェルキアーラ・ディ・カラブリアからチーロへとずっと海岸線を走ってきたが、途中、イオニア海に流れ込むネート川沿いに内陸に入る。なんなら眠気を誘うほど行き交う車もまばらな快適道を30分ほど走った頃だろうか。うひゃあ〜〜!! あんな所に町があるよ?!と、いっぺんに脳ミソを叩き起こされてしまった。

そう…今回の表紙にも使った風景。
それが、モラーノ・カラブロに続く壮麗なる丘状都市、Santa Severina〜サンタ・セヴェーリナとのファーストコンタクトであった。




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ポッカリ隆起した陸の孤島。
なんなら大ガメの甲羅の上に町がのっかってるみたい。
ようやく傾いてきた西日に照らされ黄金色に輝いている姿は、神々しいほど美しい。

モラーノ・カラブロで十分ビックリさせられたけど、まだまだ絶景Cittàがあったのです。
カラブリア、恐るべしべし〜っ!!!





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前見て運転しなきゃダメですよ〜!それでも、ついつい見惚れてしまうそのお姿。
この角度から見るのはこれが最初で最後だろうから、目に焼き付けておこう。

できれば夕陽に染まる姿も見てみたいが、今宵の宿に急がなければ…。





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孤島のように見えても町への道はちゃんと続いている。

旧市街にあたる甲羅の町(!!)は明日ゆっくり見るとして、一旦町を通り過ぎ…っと、お〜っとココ、ここだ。今回の旅で唯一のアグリトゥーリズモ、Le Puzelle.

確かめないとどうにも落ち着かないので(!!)懲りずにやってもいいでしょうか?

・・・・・・・・

おぉ〜っ!! カストロヴィッラリに続き、ココもまだ存命してた♪♪
これで今のところ3戦3勝!実にイイ勝率や=ん!(大違!!)
って、宿がまだあって当たり前の話なんだが、これで宿潰しの異名が晴れるだろうか?( ̄o ̄)





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さてさて、ここね〜と案内されたのは、2人なのにイイの?という大きな離れ。

車をすぐそばに横付けできるから、荷物の出し入れにとても便利だった。





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石造りの家屋はひんやり気持がよく、裸足でベタベタ歩きたいほど。

天井が高くてイイね〜と部屋を見渡すと、あや〜っ、階段があるよ?なロフト付きであった♪♪





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大きなベットを2つ共散らかす必要はないし、それより何より絶対こっちがイイよね?!と、満場…いや、2人一致でココを寝室とする!

寝っ転がると天井の梁が迫ってきて、ハイジの家みたい。下に向かって、お〜い!と身を乗り出す事も、もちのろんでやってみる(笑) 子どもか〜いっ!! と言われようが、ロフトってテンション上がるから仕方ないのである(^^ゞ





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シャワーを浴びてサッパリしたところで、夕食までお宿内を散策。
母屋や宿泊練から成りたつ広々施設には、小さいながらもキレイなプールがある。アタシにしたらあってもなくてもカンケ〜ね〜!なプールだが(笑)アグリにとっては1つの“売り”になるのか、山中のアグリほどプールの保有率は高いのだ。

赤い果実が生る庭から、立派な城壁を抱くサンタ・セヴェリーナの町が見える。
明日、明日ね、ゆっくり町を見てみよう。
先ずは腹ごしらえだ〜!ということで、食堂に向かうのであった。





by 21giova | 2019-08-22 23:20 | ├ サンタ・セヴェリーナ | Comments(0)

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