最後を飾る爆弾もメガトン級。空港線を激走せよ!!
2016年 05月 16日

おはようございます。イタリア最後の朝ですvv
アルバーノ湖の向こうに見てとれるPalazzo Pontificio〜教皇宮殿や、
Collegiata di San Tommaso da Villanova〜聖トマス教会 が、
朝の陽光を浴びてキラキラ光ってる。
イイ天気だなぁ〜♪ と、朝食を取っていたアタシたち。
まさかこの後、旅行最後のトラブルが待っていようとは思いもしなかった 。。。
ホテルから空港まで、その距離約40キロ。
Googleマップによると所用時間35分となっているが、ソレはちくとムリだろう。
ちょうど通勤時間帯だし、ローマのプリンチペッサもこう言っていた。
「その辺りの人はみんなローマで働いてるから朝は渋滞するよ」と。
いうなれば朝、新御堂や阪神高速が渋滞するようなモンである。
オマケにローマの街は環状線の100倍はある巨大な輪〜Grande Raccordoに囲まれている。
ソコはもちろん、至る道も当然混む…と予想される。
帰国便は10:10発。
これでも時間に対しては几帳面なアタシ。
空港で買い物もしたいし、早く着いておきたいと、もろもろ考慮して5時半に起床したというのに、
ホテル出たのが7時過ぎ…って、どう考えても遅すぎる!!!
→ それはゆ〜ちょ〜に朝食食べて、写真なんぞも撮ってたから…デス ←バカ!!

まぁ〜それでも40キロだ。1時間もあれば着くだろうと思ってた。
それなりに交通量は多かったけど、フツ〜に流れてたし。
それがそれが…空港出口までわずか数キロというところでピタリ!! と停まってしまったのだ。
そういや事故表示が出てたっけな〜と思うものの、まだ余裕かましてたんだが、
いつまでたっても毎分1センチのノロノロ渋滞で、その間、おそるべし早さで時間が過ぎていく。
ちょちょちょ、ちょっとコレは…マズイんじゃないでしょ〜か!!!!!
恐る恐る時計を見れば、とうに8時を回っており、車内に異様な雰囲気が立ちこめる。
「ねえねえ…チェックインって何時まで?」
「・・・・」
「ねえねえ…もし乗られへんかったらどうなるんかな?」
「・・・・」
「あのさぁ〜もう1日ローマで遊べる?……ってソレはナシやな…アハハ…」
… シ〜ン …
不毛な会話が不穏な空気を倍増させる。
途中で降りて地道で行く…という案も出たが、こぅなると究極の選択。
結局そのまま我慢したんだけど、この時の緊迫感といったら!!!
今、このクルマに1ミクロンでも触れたら、一瞬で灰にしてさしあげますわよ!
ってくらいキレキレピリピリであった……( ̄o ̄)

渋滞あるあるで、やっとこさ空港線に降りたらば…ガ〜ガ〜ガラすきやんか〜!!
もぅ〜アテクシ、必死でアクセル踏みましたよ!!!
後から来たサイレンPOLIZIAに道譲るのも気付かないほどに…。
お陰で追い抜きざま思い切り罵倒されたけど、ンなもん知るか〜い!!!! である。
(いや…停められなくてよかった…(汗)
だってだって…もぅ9時回ってるし!!!! マイガ〜マイガ〜!OMG!!!!!!
ハッキリいってこの時、もぅ〜間に合わないと思った。
広大な空港内で返却場所な駐車場に辿り着くのは一苦労だったし、
そっから重い荷物転がしてカウンターに走るなんて…ずぅえ〜ったいムリっ!!
オツムどころか全身真っ白!! になるくらいパニくりながら駆けつけると…
嗚呼っ〜神よ!!
もぅ搭乗時間じゃないの?ってのに、まだのんびり受付やってる人もいて…
よかっったぁああ〜〜!!! 間におぅたぜよ〜(TOT)//
ちなみにこの時のエアはルフトハンザ。
フランクフルト乗継ぎ、EU圏内線だったこともあったかもしれないが、
本国ドイツじゃなく、イタリアでイタリア人なルフトだったことにつくづく感謝した。
意味、わかりますよね?!(笑)
クルマの故障や宿がないとか困った事だが、己が動けばなんとかなるもの。
でも今回のような事故渋滞に巻き込まれると、動きたくても動けない。
運も悪かったが、ホントにツライかった。三半規管の奥までとことん疲れた。。。。
と、アテクシ、幽体離脱な半死人になってたのに、
どっからか手品の如く取りだした缶ビールをクピクピ飲んでる友人を見て、吹き出してしもた。
「ん?これで一安心でしょ?」って。
ワッハッハ!!! 案外1番キモすわってるのはチミだよね〜(≧▽≦)//
でもでも…彼女が冷静に指示してくれたから迷わずパーキングできたし、
アタシ1人だったら諦めて泣いてたと思う。
ソルファターラではアルマゲドンだったけど、今は、光背しょった不動明王に見えました(笑)
いやいや…ホントに感謝です。ありがとうっ!!

ったく、最後の最後まで大汗かいたが、
終わりよければすべてよし!無事帰国と相成った。
いつにも増して「事件」があったような気がするカンバーニアの旅。
それでも新しい発見がたくさんあったし、何度訪れても決して期待を裏切らない。
手はかかるけど愛さずにはいられない…ってとこが、ドMなアタシにはたまらない(//∇//)
改めて愛人第3号に認定しようと思う(笑)
再訪するには、またちょっと年月が空きそうだが、
きっと「その時」も、いろいろかましてくれるはず!!
変わらず迎えてくれるだろう蒼い海と共に、その日を楽しみに待っていたいと思う。
...................................................
ということで…カンパーニア編はこれにてお終いでございます。
好き勝手に長々長々と書き連ねてきた備忘録にお付き合いいただき、ありがとうございました(^^ゞ
さて「次回」ですが……
あ?え?そうなんです。実はまだまだありますんです、備忘録。。。。
十数年ぶりにクルマは使わず、島にこもった「エオリエ諸島編」をやっつけていこうと思うので、
よかったら引き続きご覧くださいまし。
ローマでやっぱり道に迷う…
2014年 08月 14日

安心・確実のルフトで定刻通りローマに到着vv
が、らしくないことに、いつまでたっても荷物が出てこない。
キィイ〜!!! ってなってたら、レーン変更のアナウンスを聞き逃してた (バカ!! )
「遅い!遅ぉいい〜!!もぅ帰ろうかと思ったよ〜!!」
と出迎えてくれたのは、ローマのプリンチペッサN子。
そらそうだ。もぅ1時間近く待たせてる(汗) ゴメンごめん!っとにゴメン!
仁王立ちの彼女の後で、はかみながら顔をのぞかせてるのは、愛娘のA子ちゃん♪
わ〜お!!大きくなってすっかりお姉ちゃんになったね♪
それでもなかなかママの背中から出てこないのは…あれれ…このクルクル頭、覚えてない?
うぅむ…3年ぶりだからね〜そのうち思い出してくれるかな?
レンタカーの手続きしながら、
ことづかった荷物や土産を、FedEx のように次から次へと渡していき、
その後、N子たちを家まで送っていく。
もともとおしゃべり好きな彼女。
会った時から既に軽く5000は回ってた「トーク@エンジン」が
車に乗ったとたん、タコメーター振り切りレッドゾーンに突入!
ローマ法王でさえ止められない爆裂トークが始まり、
相づち打つ間もないK嬢、うなづくだけで精一杯(笑)

K嬢がちくと気の毒に思えたほどだったが(笑) アタシも混じってしゃべりた〜い!!
けど…1年ぶりの運転の方が大事で (しかもローマだし!!)
以前、迷って半泣きになった事もあったから、1人真面目に運転してたワケです。
当のご本人乗っけてるんだから、迷うはずない!って思ってたし。
それでも、一向に道の指示がなくおしゃべりに夢中な後部座席。
こ、コレ、タクシーじゃないんですけど…
でもって……たんまたんま〜〜!!道わから〜〜ん!!
N子「ええ〜?ココどこ?!わかんな〜い!」
アテシ 「で〜!で〜!で〜!」(@▽@) マヂデスカ!!!
冷静に付近を見渡すと、なんでかEUR付近で路頭に迷ったようだ。
ダンナにSOS電話してなんとかN宅に辿り着いたが、
ジモティがいてもやっぱ迷うンです…お約束です…
何回も…なっン回も書いてるが、初日ってホントに絶対、必ず迷う!!
私の記憶が正しければ… (by 鹿賀丈史 (古っ!) 1回だけストレートに目的地に着いた事があるが
それでも必ず何かしらのアクシデントが待ち受けてる。
なんかもぅ〜この初日の第一関門を乗り切らないと伊国に受け入れてもらえない…って感じ…(TOT)//
アタシがドM!! ってこと知ってるのかしらん?(違!!)
お陰で時間が押してしまい、カッフェをいただくこともなくこの日はお別れ。
愛娘もホラ…お疲れ爆睡してるし…
下の子がまだ小さく手がかかるので、N子宅には泊まるのは遠慮して、
宿ある町〜モンテコンパートリへと、再び車を走らせる我々であった…