フラスカーティ3. お皿の店発見〜!
2009年 04月 27日

ペットボトルに入れた(笑)フラスカーティをゲットしたとはいえ、目的の「量り売り屋」は霧の中。
もぅ街を出ようか…と思ったそのとき……
うぉおお〜!!隊長っ!発見ハッケン!!
アレに見えるは Buon Ricordoじゃあ〜あ〜りませんかっ!
いろんなとこで言ってるが、ここのお皿を集めるのが趣味なあたしたち。
イタリアに行く時は、前もってある程度調べて行くのだが
フラスカーティでは友だちとランチ♪って思ってたので、調べの「し」もしてなかった。
こぅゆう時に「お皿の店」に出会えるなんてね。
(加盟店がそんなに多くないのである意味希少なのだ)
なんて万馬券!!
じゃなくて、開店と同時に飛び込みましたとも!

こちらがお皿の料理
「Pappardelle al ragù in bianco ed erbe di caccia 」
ミンチというよりブツ切りの牛肉、ソーセージ、仔羊が豪快にミックスされたラグーを、
これまたドッシリした手打ちのパッパルデッレにからめた一皿です。
仕上げにペコリーノロマーノを加える…という、かなりしっかりした味付けだが
ほのかに香るミントやローズマリーが効いて、くどさを消してマス。
アルデンテを通りこして「堅い」パスタが、
ああ〜イタリアに来たんだな〜イタリアのパスタだな〜って、しみじみ思わせてくれる(>_<)//
イタリア来て初めて食べるちゃんとした食事。
も〜美味しいに決まってマス!(≧▽≦)!

思いもがけず「お皿」をゲットできてウレシイウレシイ♪
料理も美味しかったし絵柄もカワイイしぃ〜vv
時には両方とも・・・・なバヤイもあるから(TOT) 今回はかなりラッキーだったと思う。
Buon Ricordo以外にもミシュランシールが貼ってあったしねvv
かなり大きな店だが、堅苦しい雰囲気ではなく気楽に入れる店デス。
Ristorante Cacciani *3つ星ホテル併設
あまりに満腹満足で、このまま運転したらあたし路肩に突っ込むかも…(笑)と、食後に散歩。
今度はちゃんとした店舗のエノテカで、
Frascati Cannellino〜フラスカーティ・カンネリーノを買う。
これは収穫を遅らせ、熟成させたブドウを使った甘口のフラスカーティである。
帰ってから飲んでみたが、ゲーテに「楽園のようだ」と言わしめたとおり
トロリと甘くうっとりするよな芳醇さで、とぅても美味しかった♪
日本ではなかなか良い品がないもの。見つけたらお土産にぜひどうぞ!

Comune di Frascati
フラスカーティ2. 少年とフラスカーティと
2009年 04月 26日

フラスカーティと言えばフラスカーティ(笑)
街の名ではなく、真っ先にワインを思い浮かべるのはあたしだけじゃないはず(^^ゞ
法王さまの避暑地 Castel Gandolfo〜カステル・ガンドルフォがご近所さんだから
「法王のワイン」というたいそうな通り名をお持ちですが
爽やかで清涼感のある、そう_まさに夏にすこぅし冷やして飲むには最高!の
ラツィオを代表する白ワインでありマス♪
そんな街の名を冠したワインだから、
通りを歩けば、街の記章をかたどった赤い看板が、そこここで揺れている。
市が認可した、ちゃんとした「フラスカーティ」を置いてマス!って印…多分…(ホンマけ?!)
間口の狭い小さな店。
赤い看板がかかってなければ、何の店かわからない。
しかし薄暗いその奥に、イチニのサン…と並んでるのは
高さ3mはあるだろうかというワインのタンク。
街の住民はワインをボトルで買ったりしない。
一抱えもある何十リットル入りの瓶に、トポトポ、ワインを計り入れてもらうのだ。
パンを買うように。トマトを買うように。
なくなったら買いにくる。入れてもらう。
毎日、毎晩。少しづつ。たくさん。

こらもぅ〜入れてもらわなアカンやろ?!ってことで…
「ボトルボトル!」
「待って、待って。コレをこっちに移して〜」
互いが持ってた水を入れ替えて、空のペットボトルを急遽つくる。
わ〜いわ〜い!
これで「歩きながら」飲めるや〜ん (おいおい!)
金色に輝くその液体は、絞りたてのブドウと太陽の味がした。
バンザイ、フラスカーティ♪
フラスカーティ1. あの量り売り屋はどこいったんだ?!
2009年 04月 24日

まだアブルッツォに行かンのか〜い!!ハイ…まだラツィオです…スイマセン…
実はフラスカーティで、ローマの友人と待ち合わせして
ランチを一緒にとる「予定」だったのだが、、、
「ごめ〜ん!子供の都合で行けなくなっちゃった〜。だから帰りに寄って〜」
帰りっていつさ??と突っ込みながらも、ローマインする直前のキャンセル。
仕方ないのぅ〜
数年前、その彼女と一緒にやっぱココでランチをした時、
通りで買ったポルケッタを持ち込み、タンクからいれてくれたフラスカーティを
眺めのよいテラスに座って飲んだ。
ソレがあまりに美味しくキモチよかったので、
今日も「その店=ワインの量り売り屋」でランチをしよ〜ぜ!となったのが……
なんせ5年以上前の事だから記憶がアヤシイ。
道行く人に「こんな感じでこんな店やね〜ん」って書いて説明するも
書いてる本人がワヤだから伝わるワケもなく、
誰に聞いても「知らんなぁ〜そんなとこ」クスン…(>_<)
そんなこんなで、幻のオアシスを探すべく、通りをグルグル歩き回る2人だったが
代わりにお楽しみを見つけちゃいました♪
*写真は「ココで」感動の再会をするはずだった駐車場(笑)