モンテコンパートリ 2. お山なマークがいっぱいのキュートな町
2014年 08月 31日

すご〜〜い!!!まだ7時 (2分) 前だよ?!ど〜しちゃったの?ってくらい早い!
本人全く自覚ないけど、やっぱコレは時差ボケか?
でも、バク転できそうなほど絶好調なのは良いことでもあるvv ←多分、今だけ(^^ゞ
寝るだけに寄った町だから、朝食食べたらすぐ出発だ。
それじゃあ〜もったいないし、少しでも歩いて街を見てみようvv
外に出ると……うっへ〜〜こら冷える!!
6月の半ばとはいえ、この寒さは一体なんだなんだ?!
標高576mの丘陵地に建つモンテコンパートリの町。
それほど高くないが、周囲に遮るものがない丘陵都市なので、
時おり吹き抜ける風がダイレクトに突き刺さり、カフェインより目覚ましに効く。

ということは、夏はローマより随分と過ごしやすいはず。
なんでそんな所に泊まるん?と言ってたN子のダンナだが、
友人がモンテコンパートリにセカンドハウスを持ってるそうだ(笑)
街から2キロほど離れるがFSの駅もあるし、車だとローマから40キロ足らず。
これは、だいたい大阪から有馬温泉に行くくらいの距離と時間である。
フラスカーティより物価も安く、のんびりできそうなモンテコンパートリは、
ローマっ子のちょっとした避暑地なのかもしれない。

通りは既に人がいっぱい!
みんな早起きさんだね〜♪♪ (特にご老人たち(笑)
おはよ〜ボンジョ〜ルノ♪♪ と挨拶を交わしながら、
急な登りの石畳を、エッチラヤッチラ上がっていく。
地図もなんもないけど、登りきったら降りる。
それだけで一周できるほど小さな旧市街は、朝の散歩にうってつけvv
時々、家々の扉に混じって、城壁に出る秘密のアーチが現れる。
朝の光をいっぱいに浴びて、向こうが天国のようにキラキラ光ってます♪

町の中心、頂上にそびえ建つドゥオモ、
Chiesa di Santa Maria Assunta は、どこまでもシンプルで清楚。
キンコラカ〜ン♪と鐘の音が鳴ればパーフェクトなんだけど、
その代わりに、ハトたちが鐘楼の回りをクルリと1周してくれました。

冒頭の写真、時計の下にも入ってるが、
フィンガークッキーを3枚重ねたような、小山が3つ連なったようなかわいいマークが、
モンテコンパートリの市章である。
どっかの町もこれに似たフォルムだったなぁ〜と、余計気になったのだが、
形状をアレやコレやと変えながら、町中至る所で目にするので、
思わず探し撮りまくってしまった(^^ゞ
こんなにたくさんあるなんて…
なんか愛されてるよね〜フィンガークッキー♪♪ (違!!)

初日は嬉しくて「コ〜フン」してるので、
被写体探すオツムも、シャッター押す指もいやに元気vv
なンてこたぁ〜ない石畳も、
やっぱキレイだわ〜♪♪ と写してはニヤけてる (笑)
こ〜ゆ〜普通のディテールが、見れば見るほど美しく楽しい国なんだよね、イタリアって。
と言いながら、、、
旅の終盤になると、暑さと疲れから撮る枚数がド〜〜ッ!!って激減するので、
今のうちに載せておきマス(^^ゞ
*実際、今回はそんなに写真を撮ってなくて、今ちょっと凹んでおります…(TOT)//

早速店を開けていた働き者の青果店のマンマが、
「今日はイチゴの日だからどう?」(そ、そんな日があるんだ?!)
と薦められて買ったソレは、芯の芯まで、見事に真っ赤っか!
のわりには、アタリ(甘い) は1/5の確率だけど(笑) 道中のお供にするとしようvv
さあて!今日からカンパーニャに向けて本格的に出発!である。
もう来る事はない…かもしれないけど、これも旅先での一期一会のひとつ。
丘の上の風の町。モンテコンパートリでありました。

モンテコンパートリ 1. 小さな町ならではのホスピタリティ溢れる宿
2014年 08月 24日

20時を回ってよぅやく薄暮になる初夏のイタリアとはいえ、日が落ちるまでには宿に着きたい!
これはもぅ〜車で回る時の絶対ゼッタイ!の不文律!である。
なぜならイタリアの道って街灯が少ないので、
田舎道ともなると、恐怖を覚えるほど真っ暗!になるからだ(TOT)//
なので、必死こいてなんとかお星さまが出るまでに辿りついた初日の町、モンテコンパートリ。
ローマ生まれのローマ育ち、生粋のローマっ子であるN子のダンナ。
アブルッツォに行った時も、なんでアブルッゥオォオ〜?!って目を丸くされたが、
(アブルッツォは素晴らしくステキな所なのだが、日本人がわざわざ行くのが信じられなかったようだ)
今度もまた、な、なんでモンテコンパートリ?!と、えらい仰天される (笑)
今となってはアタシもなんで?!って思うが(^^ゞ
要はA1沿いにあって、翌日カンパーニャへ向かうにアクセスがよかったのだ。
地理的に言うと、お隣は白ワインで有名なフラスカーティ。
ここモンテコンパートリも Montecompatri Colonna Superiore という白ワインの産地である。
のわりには、BARに置いてなくて、見当違いのフランチャコルタ飲んじゃったけど ( ̄o ̄)/

それではまず、恒例、お宿の紹介vv
うぉっと!HPがキレイになってるよ (!!)
当時はモーテルみたいな写真で(笑)、ちょっとヤバイかな〜って思ってたけど、
小ぎれいで快適、朝食も豪華だったし、テラスからの眺めも◎!と、フツ〜に言うことなしvv
この反対、HPと全然ちゃうや〜〜ん!ってのは結構多いから、イイ意味で裏切られた♪♪
*Albergo Paradiso
小さな町だからか、人当たりものんびりしてて、
「迷わず来れたかい?」「よく眠れた?」「もっと果物を食べなさい!」
などといった気づかいもさりげなくやさしい、とても感じのよいホテルでありましたvv

風が強く、日よけの幕がバッタンバッタン鳴ってちょっとうるさかったんだが、
そのせいか時差ボケか、はたまたイタリア着いてコ〜フンしてたのか(笑)
妙に早朝に目が覚めてしまい、テラスに出てみると…
ひゃあ〜♪♪ キレイな朝日!
ちょっとちょっと起きてみよし〜!とワッサワッサと友人を叩き起こす非情なアタシ。
なんせ彼女は、朝日や夕日が登り沈む瞬間の空が大好きで、
飽きることなく眺めてるから、こら、起こして見せンとアカンやろ〜〜って思ったワケ。
うんうん、アタシって優しいよね〜(^^ゞ
反対だったら激しく怒ってたと思うけど(笑)
その友人渾身の1枚、モンテコンパートリの朝、イタリアで初めて迎える朝。
今回もイイ旅になりますよぅに!ぱむぱむvv と、ご来光に向かって柏手デスvv
じゃ、2人共起きたし(!!) 朝の散歩に出かけよぅかvv