ローマへ…3. 最後までドタバタのローマのお姫サマ
2009年 11月 07日

我らがプリンチペッサの愛息。生後ウンヶ月。
どぅです?このアンジェロ〜天使〜ぶり♪
きゃわいすぎる〜〜〜!!!!
しゅりしゅりチュパチュパ(頬ずり&キスの嵐 )してもニコニコニコ♪
高い高いしてもニコニコニコ♪
振り回しても…(してません(笑) ニコニコニコ♪
おっとキミ、なかなか肝が据わってるね〜
あたしの子になる?このままさらってってもイイかしらん?
用意してくれた昼食をつつきながら、あたしたちも久しぶりの会話が弾みます。
ダンナがいなかったから、思い切り日本語でしゃべれたお姫さま。
いい気分転換になったみたい。よかったよかった♪
あたしからしたら、単純に、ローマに住んでていいな〜って思うけど、
子どもを育てながら住む事は、ホントはとっても大変なこと。
苦労も多いと思うけど、
明るくポジティ〜、マイペースなお姫サマだから、
完全なる「イタリア人」になる日も、そう遠くないはず(笑)
永久滞在許可証もゲットしたしね♪

「違う意味で」ついつい遊んでしまう悪いオトナたち。
お土産に持ってきた布製の輪投げ。ちょうどイイ大きさやん?
ホラ、こぅやってアタマに乗っけると、フ〜ン!法王サマのできあがり?! 似合いすぎの笑いすぎので、手元がぶれる(≧▽≦)/
みんなの寵愛が弟に向けられて、ちょっとご機嫌ナナメのお姉チャン。ごめんゴメン!
ちりめんじゃこやソーキソバが大好きなアッパレな彼女は、でもママに似て、きっとベッピンさんになるだろう。
2人とも、大きくなったら
あたしとデートしようね♪
銀髪が似合うハイカラばあ〜ちゃん_になる予定(笑)_
だから♪
姫の家から空港まで、クルマで最短30分ほど。
「空港まで送ってく。一緒に行くよ〜♪」
え?ホンマ?ソレはウレシイなぁ〜(道案内してもらえる!)と、
総出で乗り込み出発するも、走り出して数分後……
「ああ〜この子チャイルドシートに乗っけてないからダメだ〜」
(イタリアでもそぅゆう規則があるんだ?)
「ゴメン、ココで降りるよ」
と、あっさり途中でリタイア。あれ〜あれ〜〜?
たとえ空港までクルマで行くにしても、
乳飲み子の息子さえ、とっても軽装だったので
そんなカッコで、こんなとこに降ろしてもイイんですか?ってこっちが不安になったけど(笑)
でもそこはさすが、マイペ〜な姫。
息子を胸に娘の手を取り、雑踏の中に小さくなっていくその姿は
多少の?!の「ボケ」がどうであれ、
ジモティとして、しっかりこの地で生きてる力強さがありました。
あっけない幕切れと、慌ただしい再会だったけど、
今度はゆっくり…ね、会いましょう♪
大きくなった2人も見たいし。次、会う日まで、みんな元気でいよう!
アナタとアナタの家族に愛を込めて__チャオチャオまたね♪
ローマへ…2. ハイジ、半ベソでチェントロを走破する…の巻
2009年 10月 30日

空が低いのか、山が高いのか。
連なる白い尾根と、ポッカリ浮かぶ雲。
そして、空と同じくらい青い湖。
ココはもしかしてスイス?ってな風景が広がり、
朝の心地よさが倍増される。
でもって、この美しい風景を愛でながら歌う歌といったら__
やっぱり絶対「ハイジ」でしょう♪
昨日のチョイスは間違ってなかった! (そぅなのか?) と
こぅやってハモればよかったね♪ (どこを?)
なんてアホな事言いながらリピート、歌いまくるオバカな2人。
ヨーデルしすぎでノドが痛くなっちった…(>_<)//

と思えば、羊たちの沈黙…ではなく大軍に出くわし、、、
(またいつか「食べに」来るね(笑)

おっと!コレは珍しい!な、馬ッ子に出会い、
途中、大当たり!のよぅに出くわしたデッカイCOOPでしこたま買い物し、
コレも空き空きだったA24を、スイスイ走ってローマへ着いたワケです。
今晩帰国する便は20時出発。
かの国の乗客 はどぅであれ、お陰で最終日にほぼ1日、時間が取れるワケである。
コレは素直にウレシイ♪♪
だから、ホントはフラスカーティでランチする予定だった
N子お嬢サマのお家に行ってみることにしたのだ。
最初はかなり尻込みしてた。
だってローマですよ?!そんな大都市、車で走りたくない。
「だいじょぶ大丈夫!ウチはちょっとはずれだから」
うむ。地図で見たら環状線 (A90) の外から攻めればなんとかなりそうだ。
がしかし…A24のドライブがあまりに快適で、思った以上に早くローマに着き、
車の流れについて走ってるうちに、環状線の輪を突っ切り、
ド・チェントロ!(スンごく中心地…ということデス)に入ってしまったのだ!!
車線など全く無視して (こ〜ゆ〜のが許せない日本人!!) 団子状に流れる車の波に、
ムリクリ入ってくるバイク野郎ども。
ぎゃあぎゃあ〜危ない!ったら危ない!
悲鳴にならない悲鳴を上げ、手に顔に背中に…と盛大にかいた汗は乾く間もないほど。
ココどこ?どこで曲がるん?!ああ〜信号間に合わん、直進するで〜!
と、わめき散らしながら、しかし無情にも車はどんどん進んでいく……
つい数時間前まで、ヒツジや馬っ子たちのいる牧歌的な地を走ってたのがウソのよう。
ハイジ 都会に行く…じゃなくて、
ハイジ 都会に放り出される…でアル (>_<)

そんな中、San Giovanni in Laterano の標識を目にして思わず絶句!
こ、こんなとこ走ってんの?!シンジラレナ〜イ♪
ではなく……OMG〜!!!!
だってね、そりゃあ〜も〜何ですかね、関西ネタですけど、、、、
京都走ってて、八坂神社見るとか
大阪走ってて、大阪城見るとか
奈良走ってて、東大寺見るとか
そんな感じ……
年に1回しかイタリア (それも地方専門) 走らない観光客が、
こんな都会の中走っててイイのだろうか?
とんでもなく無謀すぎる……
しかも……
ほうほうの体で辿り着いたN家のピンポン♪を「何度」鳴らすも応答なし!
はいぃ〜???もしかして……留守?!まぢ?!
「いや〜ん、来てたのね〜♪」(来てた…んじゃなくて、来てるから!)
買い忘れたノを買いに行っていたという彼女がようやく現れた時、
あたしはすがりついて懇願した。
「買い物は早く行こうね。それからもっと田舎に住もうね」と…(>_<)//
はあ〜とことん疲れた……
ローマへ…1. 相棒は007な人間翻訳機
2009年 10月 13日

晴れオンナの面目躍如か。
昨日の氷雨はどこへやら。見事に晴れ渡った翌朝。
日の光に満ちた山の朝は、驚くほど瑞々しく美しい。
カラオケの友…いや、オートラント夫たちも、今日、宿を後にするとあって
昨晩の健闘を互いに讃えつつ(笑)、熱い抱擁で別れを告げる。
この彼、料理してる時からニコニコと我々の様子を見ていたのだが、
男性にしては着眼点が鋭く、その発言には驚かされた(笑)
食事の時、言われたのだが_
「キミ(アタシの事)は、直感で話すタイプだね」
「はい?う〜ん、そうかも…」
「そしてキミ(K嬢)は、そうだな。うん、007だな!」と。
「な、なんですの?その007って?!」って、のけぞるアタシたち。
「だって、キミの問題を彼女が解決するでしょ?」
それならジェームズ・ボンドじゃなくてシャーロック・ホームズじゃないの?
って言いたくなるけど、この人よくわかってる!って感心、大笑いしてしまった。

もはや3歳児並みでは済まない、年々劣化していくあたしの伊語。
理解度は五の次、十の次。「ノリが命!」と、その勢いだけでしゃべっているようなモンだから、
当然、聞き間違えや勘違いが多く、泣いた事も少なくない。←自業自得
そこでK嬢の登場である。
彼女は自分から積極的に話しかける方ではないが、
ちゃんと話を「聞く」「理解する」することができるから、その答えにまず間違いはない…(はず)
だから道中、あたしが話を聞き出し、彼女が訳す(正す)…という、アホウなコンビが誕生する。
双頭の鷲みたくカッコいいもんじゃなくて、
彼女がアタマであたしが手足な、凸凹漫才(笑)__という2人の関係性を、
この短い間に見抜くなんて!!お主、なかなかやるな!(違!!)
この「イタリア的互助運動」は、自然に、必然的に行われるのだが、
こうして見ず知らずの他人サマに客観的に指摘されるのってちょっと恥ずかしい。
ってか、きっと誰が見てもわかるくらい「わかりやすかった」んでしょうけど…(^^ゞ
でもね、彼、誉めて?! くれたんデス♪
「キミみたいなオープンな日本人を初めて見たよ」って。
笑いながらだったから、かなりビミョ〜だけど(笑)
でもでもオープンなイタリア人に言われて嬉しいじゃあ〜ないですか。
奇しくも翌年、プーリアに行った私たち。
彼の連絡先を聞いておけばよかった…と、ちょっぴり後悔。
「じゃ〜ん!007が会いに来たよ〜〜♪」って。
でもやっぱ、なんで「ゼロゼロセッテ」なんか、よ〜わからんわい(笑)