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パラーウ1. 念願のクルルジョネスを食すなり

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パラーウのB&Bに到着!ね、デッカイ車でしょ?

以前4人で回った時、向こうの手配ミスで後部座席にもスーツケースを置かざるを得ないほどちっちぇ〜車に当たってしまった。2人には大きすぎるこの車に乗っていると、あの時の事を思い出し、この車ならよかったのにね〜!!と、道中何度も話題にあがったものだ(^-^)

でもさ〜着いたはいいが主人が行方不明。やっとこさ現れたルイーザは、棟続きのお隣に住んでいるおっとり上品なマダムでありました。



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1階が宿泊スペースで、2階にテラスと居心地のよいキッチンを備えたこの棟が、アタシたちの専有スペースになる。車は目の前に停めてていいの?うわ〜!これはホント〜に助かりました!

ルイーザのお母さんの名前を冠したB&B Anita は、今ではフツ〜によくお世話になってる Airbnb で見つけたんだが、実はこん時初めてエアビーを利用したんだよね。今考えると、初手がサルデーニャって恐ろしすぎるわ(爆)

真夜中過ぎまでドゥドゥとクラブの重低音が響いてきたけど、そんな事は些末な出来事で、丁寧に用意された朝食付きで2泊約¥17,000(当時)というお値段も、チェントロや港にも近いたいへん快適で便利なお宿でした。



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マッダレーナ諸島クルーズの拠点になるパラーウ(Palau)は、家族連れや観光客が多い親しみやすい港町だ。こ〜ゆ〜町は、わりと早くからレストランが開いており、既に多くの席が埋まっている所も少なくない。

明朝クルーズ船に乗る我々も早めに食事しておきたい。どの店に行っても問題ないほど極めてオーソドックスな皿を頼んでしまうから、特に考えもせず、ココならイイんじゃね?という勘を信じ、フラリと1軒のレストランへ。

ってことで、間違いのないイカ(calamari)のフリットだ!ビール&枝豆に負けないくらい冷えた白と魚介のフリットは相性がイイ。どんどん減っていくワインをセーブしなきゃ!

🍽️ Il kalamaro
GoogleMAPではよろしくないクチコミが散見されるけど、観光地のレストランではよくある事。個人的には良い店でした。失敗したくない人は予め店をよく吟味し、予約(特に夜!!)することをオススメします。




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でもコレは食べたかったのよ〜♪
島の伝統料理 クルルジョネス(Culurgiones) だ。

イタ語らしくない響きがカワイイ“クルルジョネス”は(空耳アワーのアタシは、しばらくの間“ククル”ジョネスと思っていたw) ペコリーノとミントを混ぜ込んだジャガイモのピューレを詰めたサルデーニャ版ラビオリだ。これは形が残念すぎたけれど、綴じ目が麦の穂を模しているのが特徴で、昔は収穫の実りを願って8月の終わりに供されていたそうだ。

現在は島中で年中食べることができ、中の詰め物も地域によっていろんなレシピがあるようだ。1つが結構デカいので、普段思うラビオリというより点心?餃子みたいで、折り折りと皮が重なった所がモチッとウマい。フィリングもソースも奇をてらわない素朴でとても優しい味わいでした(^-^)







キチンと包むとこんなキレイな形になりますv

この包み方って餃子にも応用できるかな?! (≧▽≦)





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食後、日もとっぷり落ちた夜の町を散歩していたら神々しい光が。おぉお〜コレはナイトマーケット?! 嬉々としてのぞいてみるとその実態は…う〜ん、これは…。

台湾のソレと思ったのが間違いであった。もしかしてもっと遅い時間になれば賑わうのかもしれないが、店の数も少なくスカスカで、なんとなく物悲しい雰囲気さえ感じられる。




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それでも1つ収穫が。
どうやら名産品は珊瑚(coralli)らしく、大物から小物まで、いろ〜んな商品が並んでいた。

屋台の光の下で妖しいほどに美しい“赤”を放つ珊瑚は、それは魅力的で、思わず買いそうになったけど、珊瑚ってほら、真偽も怪しいじゃないですか。屋台だし。すんでのところで、今回は思いとどまったのであった(^^ゞ

それでも気の良い屋台の人が「赤色が濃いのが良質の珊瑚だよ」って教えてくれたので覚えておこう。他の見分け方として、持った時に適度な重さがあり、冷んやりとした触感があるのが“珊瑚”なんだって。んん〜〜〜わからんわいっ!!!






by 21giova | 2024-08-16 21:00 | ├ パラーウ | Comments(0)

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