ココに来るために我慢。待ってましたぁ〜!なご飯の時間デス !!!
今晩のお宿に近い所で…と探すも、とことんローカルサイドなので、道路沿いにあるちょっとひと休み的なBARすらない。そんな中、Googleマップで見つけたナイフ&フォークなオレンジ色のアイコンは、フリで食事もできるアグリトゥーリズモだった。
HPを見ると…いやコレは、ココは、絶対ウマいっしょ?!と、アテクシの全身全霊が訴えかけるではありませんか。はい。その通り!何から何まで間違いナッシングでありました(≧▽≦)//
“Prodotti tipici” ってワードも大好きよ〜!!!
飾りっ気のない典型的なアグリ風情なのがイイ。
日曜市で買ったようなファンシーなプリント柄のクロスがイイ。
簡易なテント下。日が落ちきらない初夏の日差しの元でいただくのがイイ。
素材に正直な前菜の数々がとんでもなくイイ。
オマケにワインはモリーゼ唯一の土着品種
ティンティリア。嗚呼〜最後にチミに会えてアタシゃあ〜ウレシイよ(TT) よっさ〜!今日はティンティリア1本勝負だ!
芝生を横切りながらおね〜さんが次から次へと持ってきてくれる皿は、最後にモッツァレッラがやってきてやっと終わり。言うまでもなくチーズもサラミもみんなみんな自家製だ。
いろ〜んな味が、いろ〜んな香りが、いろ〜んな食感がシアワセを運んでくる。ワインの友としてこれほど最適最高な皿があるだろうか(≧▽≦)// いやはや、どれも滋味深く美味しかったデス。
これらの前菜までがお任せになっていて、後は好きなモノをオーダーする。
道中、案外口にしていなかったのでパスタはマストで食べたいと思っていたところ、おぉ〜これはっ!という皿を発見!この辺りだとタリアテッレよりフェットゥチーネと呼ぶのかな?(違いがよくわかっていない(笑) の、イノシシ@ラグーをチョイス。
もちもち食感で食べごたえ抜群の手打ち麺が、濃厚なソースとよくあう。ウマ〜シっ!
前菜でたんまり供されたチーズがどれも美味しかったのは、コチラのアグリが伝統的なイタリア産ブラウン種の牛の保護とその乳のみから作られる乳製品の強化を目的とする
DiSolaBruna という団体のメンバーだったからかもしれない。
だから結構お腹がいっぱいだったが “Caciocavallo al forno” を「つい」オーダーしてしまった。
アニョーネにも行った事だし現物を買いもしたけど、やっぱココでも食べないと!ね。
ぐぅう〜熱が入ると全く別物に変身するチーズのフシギよ。なめらかなクリームのように溶けたトロトロがたまらない。少々塩味がキツかったけど、その分、パンとワインの往復が止まらない罪なヤツでありました♪
ドルチェなトルタもチーズ♪
この手のモノとしては甘さも控えめでおいしゅうございました(^-^)
どれも美味しかったのはもちろん、気持ちのよい芝生テントもよかったのか、胃袋もだんだん歳をとってきたアタシたちにしてはよく食べました。
自然発生したと思われるネコたちがニィニィと寄ってきたり、ハンモックもあったので、何ならゆらゆら pause〜ひと休みしたってイイ。そんなおおらかなシチュエーションが食欲増進剤になったみたい(^^ゞ
オーダーしてないのに、食後酒もどうぞ♪って、いっぱい運んできてくれました。
いやぁ〜コレまで飲んだら運転が… んん〜お宿まで5分だから、ま、いいか。 ←よくありません、、、
奥に立派な厩舎があり、思ったより大きかったアグリは、HPもキレイに改訂されてて、当時あったはずのアグリ(宿泊)の項目が無くなっていたので、現在、泊まれるのかどうかわかんないけれど「食事」は太鼓判的に美味しかったデス!
修道院から南下すること約3キロ。車なら10分かからない。といっても双方、なかなか行けない場所ではあるが、もしこの地方に行かれる人がいたら、ぜひぜひ立ち寄ってみてください(๑•̀ㅂ•́)و✧
数えるほどしか住居がない小さな小さな集落の中で、もぅ〜コレ公園じゃん?ってくらい広い敷地と立派な母屋を持っているので大地主?だったのかもしれない。白髮の女性オーナーと同じくらい上品で清潔なB&Bでありました。
お宿のある “ロッケッタ・アルタ” は、戦争や自然災害のせいで人口減が続き、人々はもっと平地な “ロッケッタ・ヌォーヴァ” に多く暮らしているが、山頂付近にはかつての町の名残が廃墟として遺っていて、ちょっとした名所になっていたり(散策は要注意!!)、美しい山岳地目当てのトレッカーも多く、プール付きの
3つ星ホテルもできたようだ。
また、ロッケッタ・ヌォーヴァにある
世界大戦ミュージアムは、貴重で豊富な展示物が揃っていることで有名で、歴史好きやミリオタにはたまらない博物館になっている。
お!何もないと思っていたら(失礼) 実はいろいろあった“ロッケッタ”だったのである。
室内に入ってこないお行儀のよい子もいたB&Bのお部屋は、立地から想像できないくらいモダンに整えられており、まるで都会のシティホテルのようだった。お陰でオサレデザインなシャワーの使い方がわからなかったくらいデス(笑)
それはさておき_大仕事に取り掛からなければ…。車に好き放題放り込んでいた荷物を必死のパッチでスーツケースに詰め込む。ええ"〜っ!! こんなにあるの?って、真っ青になりながら…。
深夜まで続くこの重労働のせいで、最終日は絶対寝不足になるんだけど、明日は帰途の運転にローマの友人にも会うことだし、少しでも早く休まなきゃ…(TT)