今までカラブリアの美しい海をたくさん見てきたけど、これが最後と思うと悲しすぎる…(>_<)
そう…旅も今日が最終日。スタート地点なラメーツィア・テルメに戻らなければならない。でもその前に最後の悪あがき?!(笑)
ピッツォ〜Pizzo という小さな町に立ち寄ってみるよ〜(๑˃̵ᴗ˂̵)و
バカンスシーズン到来のこの時期、待ってました〜♪とばかりに、海辺の町は1年の中で1番の賑わいを見せる。これからもっと人が増えるのだろうが、それでもトロペーアよりずっと小さな町だ。のんびり、こぢんまりと、穴場的な雰囲気があるのがイイ感じである。
もし!海以外にピッツォを目指す人がいるなら…まさにアタシたちがそぅ〜なんだけど(笑) これがお目当てだと思ってまず間違いない。BAR、Pasticceria、Gelateria…。甘いモノを扱う店先には、まるで饅頭のような写真と共に必ずこの名前がある。
ではでは実食してみるさよ〜♪
キエ〜〜!!デカイっス!そして…予想を裏切ることのない砂糖攻撃!甘い甘い甘い〜〜っ!!カッフェ1杯では全くもって足りません。。。
店によってレシピは少々違うようだが、基本はチョコレートとヘーゼルナッツのアイスで球体を作り、その中にリキュール入りのダークチョコソースを詰め込む。だからスプーンを入れると、フォンダンショコラのようにチョコレートの熔岩が溶け出すのだ。
なんでも、貴族の結婚式のためにジェラートを用意していたら型が足りなくなり、とっさに「手」で丸め、ついでにチョコを詰めたのが始まりらしい。その菓子職人、ジュゼッペは
メッシーナ 出身で、故郷の味、
アランチーニ にヒントを得たとか得なかったとか。さしずめ日本ならおにぎりだよね(笑) 真偽はともかく、パン粉の代わりに砂糖とココアをまぶし、中からチョコが溶け出すソレは、瞬く間に町の名を冠した名物となった。
でもさ〜アテクシ、信じられなかったンです。アイスを手で丸めるって、それってアリ?って。
…………アリ! なんですぅ〜〜!
ひええ〜〜ホントに手で成型するんだ〜〜!!! で、これをもう1度冷やし固めるんだって。
粘度が出て扱い易い添加物入りアイスを使ったり機械で注入する事もできるが、歴史を刻んできた店はそんな事はしません。ちゃんとしたアイス(その代わり溶けやすい)に液状のチョコを詰め、かつ、素早く丸めるのは熟練の技が必要で、Consorzio Gelatieri Artigiani Pizzo というジェラート職人の組合をつくり、技術を守り伝えているほど。
ああ〜こうゆう所が I.G.P. に認定された所以かもしれないねv ちなみに欧州で初めてI.G.P. 認可されたアイスクリームなんだそうだ。ってか、他にどんなアイスが認定されてるのか知りたいわ!!!
我々は偶然、上記の写真で紹介されていた
Gelateria Belvedere で頂いたのだが、そう大きくないピッツォの町の、もっと狭い範囲〜中心部だけでも、Tartufo di Pizzo を扱う店が軽く10軒以上ある。だからピッツォはこぅ〜呼ばれてもいるのだ。Città del gelato〜アイス(ジェラート)の町だと。
う"う"う"〜 “アイスの町” って、なんて甘美な響きなンでしょ(//∇//)
スイーツ好きなら寄り道してでも食べる価値はあるかもしれない。但し、ブツはかなりデカく(だいたい野球のボール大)、伊国では砂糖マシマシのドルチェも喜んでいただくアテクシですが、頭痛がするほど甘かったので(笑) 覚悟を持って挑んでください(^^ゞ
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