
わ"〜!! またえ〜らい所に町があるな〜!!!
あそこまで行くんですね?! ええ。がんばりましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
と、向かったのは、ブーツ型なイタリア半島のくすり指?! 辺りにある
ボーヴァ〜Bovaである。
1番近い町、海水浴客で賑わうボーヴァ・マリーナから約11キロ。背後には
ユネスコ世界ジオパークでもある
アスプロモンテ国立公園 (Parco Nazionale dell'Aspromonte) が広がり、陸の孤島といった感がある。
クネクネ登っていく道は今まで立ち寄った町へのアプローチと変わらないが、なンせ道が狭い。カーブがキツイ!と難易度MAX。なんでこんなとこ走ってんねん!というタンクローリーとコンニチハ!した時なんぞ、まんま怪物と遭遇したみたいに、ギャアギャア言いながら回避しなければならなかった(T_T)
その代わり…標高約900m、町からの眺めは………
ヤッホ〜♪♪ ハレルゥヤァ〜♪
空と海が溶け合う青の、なんと美しいことよ(//∇//)
一応あるらしいボーヴァ・マリーナからのバスにしろレンタカーにしろ、ココに立つのはボーヴァまで来たご褒美。海を伴う伊国の風景はどこで見てもキレイだけど“南の青”は格別だと、改めて思うのであった。
胸いっぱい青を吸い込み、歩を進めていくと…おやっ?と、ナゾ文字発見。
1番下はイタ語だけど…その上2つって?!
まるで
チヴィタみたいな2ヶ国、いや、3カ国語表記。
こたえ(上から)=ギリシャ語、ギリシャ語+カラブリア方言のグレカニコ、イタリア語…です。
ギリシャ語はともかくグレカニコってなに(@▽@)??
それははるか昔。ギリシャ人入植者による従属から始まり、ギリシャ移民が多く住み着いたボーヴァで、ギリシャ語とカラブリアの方言がMIXされた独自の言語〜グレカニコ(Grecanico) が生まれたそうだ。
時を経てイタリア語が公用語になっても、周囲と隔絶された土地柄ゆえ生き残ったグレカニコは、この地域のみで使われる絶滅危惧種の希少言語として研究者も注目。今では住民たちも自分たちの言葉=アイデンティティーに誇りを持って、伝え残そうとしている。3言語の標識はその現れの1つなのだ。
Bova は Vùa になっちゃうんだね〜。
コレはボーヴァ出身の詩人 Napoleone Vitale の詩である。1行目はイタ語として読めるのに、次からドロンと変化しちゃうグレカニコ。試しに1節分をGoogle翻訳にかけてみると「コルシカ語」で意味が通りました(笑)
グレカニコはクレタやキプロスの方言にとてもよく似ているそうで、コルシカ、クレタ、キプロス。それぞれ遠い「島」から流れて、こんな山の中で芽吹いてるのが不思議で面白い。
惜しむらくは、グレカニコを耳にする機会がなかったこと。読むのと聞くのとは全然違うと思うから、BARのシニョーラに聞いてみればよかったな。うん。
ってのも、全く人がいなかったの。出会った人といえば、2軒寄ったBARの人たちと花壇の中に飛びこみ、花を踏み散らかして去っていったこの子だけ。
そらムリもない。すっご〜く暑か…いや_「熱かった」から。
短い影は墨を吐いたように黒く、石畳からの反射は、下方45度から繰り出される殺人光と化している(TOT)// そんな時間に外を出歩くPazzo なジモティは皆無で、我々も暑さで食欲が失せちゃいました。。。。
少ない影を求めてジグザク歩いている中、3言語標識と同じく仰天するよな“ブツ”発見!
駅も鉄道もない山の上に、なして…機関車〜?!
笑っちゃうほど場違い。なんじゃこりゃあ〜!!
でもね…ホントの所、笑い話ではなかったようだ。
現在、沿岸部に沿って走る鉄道を引くにあたり、仕事を求めて大勢の人が山を降りた。何ヶ月も「山の下」で働いた人たちの1部分は、ボーヴァより遙かに賑やかで便利な「山の下」に留まる事を選び、鉄道が通った事で、遠くの街へ出て行く人もいた。結果、ボーヴァの人口がどんどん減ってしまったのだ。
主要産業もないボーヴァの、そして、特に貧しかった南イタリア、カラブリアのこと。生きるために新天地を求めたのは無理もない。この機関車は、本来なら、村のために少しでも便利になるはずだった鉄道によって町を去ったボヴェージ(Bovesi/ボーヴァの人)を象徴しているのだという。
当時走っていたこの機関車。長さ約20m。総重量は60トンもある。
それをだ。アテクシも四苦八苦しながら登ってきた「あの道」を使って、ここまで運び上げたのだ。時にトレーラーが曲がりきれないヘアピンカーブを重機で削り広げてまで。
鉄道敷設に貢献したボヴェージの記念碑だという説もあり、どっちが本当かわからない。けど…「去ってしまった説」に心が動く。そしてつい、感傷的に妄想してしまうのだ。多大な時間と労力を要してまで運びたかったもの。それは、散り散りになってしまったボーヴァの心だったのかもしれない…と。
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