
あっこまで行きまっせ〜!!! と息巻いたけど、ヒィこらヒィこら情けなや。
移動はクルマで楽してるから、がんばれアタシ!! (笑)
頂上には、ローマ時代の要塞にはじまり、
歩いてる途中、全く人気がなくて淋しかったけど、
あんな所で写真撮ってる人いるね♪♪
意味もなく、よかったヨカッタ〜(//∇//)
城壁のすき間から見えるのは、外から眺めた時、城跡の隣にあるように見えた教会。
思ったよりずっと高低差があったことに驚く。
言うまでもなく町の中で1番高い所にある教会でもある。
既に海抜約700mに位置するモラーノ・カラブロ。
そのまた上だから、風がビュンビュン、帽子が飛ぶほど強い。
オマケにバジリカータとカラブリアの2州をまたぐ広大な国立公園、
山間部で風も巻くだろうし、南なカラブリアといえど雪景色な町の写真があったのも納得だ。
まさに天空の城!だったんだね〜。
とはいえ、今の季節、頂上からの眺めは素晴らしい!
ほらほら、風に吹かれた雲が、気まぐれな影をあっちにこっちにと映しだしている。
そして…要の東西問わぬ“瓦フェチ”な身としては、
年期の入った屋根瓦にも密かに萌えるのであった(笑)
現実に目を向けると……
人々の暮らしは快適さと便利さを求めて、下へ下へと移っていく。
廃墟とまでは言わないが、この旧市街、明らかに人気のない家が多い。
そんな中、ココにいるよ!!とばかりに声を上げる家が。
モノクロームの景色の中でこの家を見つけると、きっと誰もがホッとするに違いない。
そう…アタシがそうだったように。
まるで Casa gialla di felicità〜幸せの黄色い家。
不便も多いだろうが、こぅやって町の灯を護り続ける人たちがいる。
血肉が通わない美しさは虚しいだけ。
人が住むということは、町が生きるということなのだ。
そうそう、フト思いついて、Googleマップで町を360度見てみたら…
(当時のMAPはこんな機能がなかったのだ)
OMG〜〜!!!!! 北側は見事なまでに家がないではないかっ!!
日当たり悪そうだし、わかる…っちゃあ〜わかるが、
あの素晴らしい遠景のウラ側がこんなだったとは!…ね。
だからといって、この町の素晴らしさが損なわれるワケじゃないけど、
手品の種あかしされたみたいにビックリした(^^ゞ
散策中、唯一出会ったジモティは、
珍しくチネーゼではなく、お前はジャッポネーゼか?!と、一発大正解を出したオヤヂ。
じゃあ〜写真を撮ってくれよ、と、そそくさ座ってポーズを決める。
昨今、言われる事が少なくなったお約束フレーズに、喜んで!! とカメラを向けると、
う〜ぬ。前歯が抜けてまんがな!!!
でもでも、これも鉄板な“お約束”の1つなんだよね〜〜(笑)
(心の中で) そうそう、口は閉じて…カシャッ!!
一見強面オヤヂもイイ笑顔。
アタシもイイ写真撮れて嬉しいよ。チャオチャオ、バイバイ♪♪
斜面に沿って渦巻き状に続く道は、決して楽な道のりではないけれど、
ショートカットな秘密の階段もあるので、
迷路な探検気分と少しの(?!) 体力気力で、是非てっぺん、とってみてください。
途中、眼下に広がるパノラマや、周囲に広がる雄大な山々の尾根が、
ひと時の清涼感とご褒美を与えてくれるはず。
同じ“最も美しい村”でも、アルトモンテとは全く趣が違ったモラーノ・カラブロ。
去り際、いつまでもバックミラーで姿を追ってしまう、記憶と印象に残る町であった。
さあさ、前を向いて。アクセル踏んで。
次の街が待ってるよ。
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