メッシーナから、再びの地、カターニアに戻ってきたよ〜♪
お宿は同じ Rigel Hotel.
その節は大変お世話になりました( ̄o ̄)
アタシからも言わせてもらうと、カターニアを拠点として動きたい人にとっては、素晴らしく便利!!
スタッフも相変わらず親切なようだし、階下がBARというのも何気に嬉しい。
ホテルからチェントロまで遠い…って言う人もいるかもしれないが、
歩き回る事の多い旅行中、慣れたら2キロ30分なんてあっちゅ〜う間です。多分(笑)
とにかくとっても良いホテル!!! オススメ(๑•̀ㅂ•́)و✧
カターニアといえば、真っ先に「象の像」(断じてシャレではない)
なンで“象”やね〜ん!と、毎回盛大に突っ込んでるんだが、
ジモティでさえ、その由来についてはっきり答えることができないという。
諸説いろいろある中で、アタシが気に入ったのが、この“伝説”
その昔、象を崇拝する東の強国が侵攻してきた。
すわ、危うしカターニア!!!! と一計を案じたのが、カターニアの高名な大魔術師、エリオドーロ〜Eliodoro.
敵国が神格化してる象になれば攻めてこないはず、と、市民を象に変えて街を救ったという。
ひょえぇえ〜!!! 絵本になりそうな“伝説”!!!
エリオドーロってカターニアの
ダンブルドア…いや、スーパーウィザードだったのね!!
ってのはさておき、以来“象”は、この街にとって特別な存在になったとか。
そして…街を救った偉大な魔術師の名〜Eliodoroをとって、
今日、オベリスクを背負った象が、Liotru、またはDiotru と、親愛をこめて呼ばれているのは、
伝説でもなんでもない“ホントの話”なんだとか。
カターニアのシンボル象さん、注意して見るといろんな所で発見できてカワイイのだ♪
ほらね♪ カターニアの市章にも入ってマス。
A もカターニアにとってチョ〜大事な文字で、これは街の守護聖人、
聖アガタを示す。
ちなみに守護聖人のイニシャルを記した市章を用いているのは、唯一カターニアだけ!
それほど彼女は、カターニアにとって偉大な存在なのである。
お膝元なカターニアはもちろん、シチリア、イタリア全土、かつ、
世界中のキリスト教国の中も特に大事な祭事として、どの街でも盛大に執り行われるそうだ。
乳房を切り取られた聖アガタにちなんだお菓子だが、
南イタリアなら通年、どこでも食する事ができると思うよ。
今晩はEUROの決勝があるし荷造りもあるので、早めに食事をしておきたい。
思わず日本のソレを思い出す店名はともかく…(食堂という意味なのでよくある名前なのだ)
早い時間に開いていた下町食堂に飛びこむ。
少なくとも5回は来てるはず!なカターニアだが、
いつも寄港地扱い、情報収集が疎かになってしまい、後で後悔することしきり。
今回も同じ轍を踏み、最後の晩餐にしては少々シケてしまったが、
それほど酷くもなかったので、まぁ〜ヨシとしよう(^^ゞ
それに、ちょっと嬉しいサプライズが。
コレっ!!カターニア名物の馬肉〜〜っ!
自分でも意外な事に、食べるのはぢめて!! である(//∇//)
うんうん、全くクセもないし、やぁ〜らかい♪
カターニア風らしいが “ビネガー”がほんのり効いており、
赤身の肉質と相まって、とってもヘルシーに食べれる。
市中には露店、専門店、高級店…etc…と、馬肉を出す店がたっくさんあり、
ステーキからサルシッチャ、カルパッチョ、ポルペッティまで、
多様で多彩なラインナップが揃っている。
う〜む。これは次回「忘れず」に攻めなければ!
しかしながら港町カターニアとくれば、シーフード!ってなるのも納得。
特にこの街には、シチリア一巨大と言われる魚市場 (Piazza Alonzo di Benedetto)がある。
見よっ!!! ありとあらゆる魚介と、漁師なオトコたちで溢れかえったカオスな市場を。
市場の近くにウマイ店あり!!ってのもお約束で、これはこれで外せない魅力的な場所だ。
う〜む。やっぱ丸々1日はカターニアに捧げるべきだな (と、聖アガタもおっさっています(笑)