ストロンボリ島6. 汗と涙の火の山登山 最後までドラマがいっぱい!

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日が落ちきる前に、馬の背よりもそっと「上」から見えるベストポジションに移動する。

灯りなんてない漆黒の闇の中で見る噴火は、
飛び散る真っ赤な欠片が1つ1つ際だって見え、また別の 迫力!!!

ところがその名も ストロンボリ式 といわれる噴火は、
プシュウウ〜〜!! パッ!! と、悲しいほど一瞬で終わってしまう。
名前が付くくらいだから、かなり特異な噴火システム(?! 笑)なんだと思う。

断続的に噴かないので、お出ましになる「時」を健気に待たなきゃいけないんだけど、
がんばって三脚担いで登ってきた人、ちゃんと撮れたかな?
アタシはこれで精一杯だったよ〜( ̄o ̄)





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ぷっすん! アッちゅう間に鎮火してしまう内気なヤツ(笑)

それでも迫力十分だし、この規模だから、こうやって間近で見れるのだろう。
本気で怒ったらこんなもんじゃ済まないだろうが、まるで世界一巨大な線香花火のようだ。
さっきは思わずはしゃいじゃったけど、今は静かに眺めていたい…って思った。

なぜなら、噴火の前後ってビックリするくらい静まりかえり、その間、静謐ともいえる「無」の時が流れる。
噴火の対極にあるそれは、とても儚く、叙情的ですらあったからだ。

それに…頭上を仰ぎ見れば、煌々と輝く月明かりに負けじとあまたの星が輝き、
オマケに座っていた砂地は、お尻の下でたぎってる溶鉱炉のせいでポカポカとあったかい。

母なる地球は、大地は、かくも大きくスバラシイものだったんだな〜って。
そう、自然に思ってしまう。





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と、せっかく「ロマンティックが止まらない!」(古っ!!) ってな気分に浸っていたのに、
そろそろ下山するよ〜!というガイド氏の顔見て、塩の柱と化してしまった。

なんなら帰りはロープウェイで一気に!なんて、あり得ない妄想してたアタシ。 
そ、そうだ。登ったからには降りなければならない!
これ、リアルに現実。OMG!! どころじゃない、人生最大の危機である!!!!!

ちょ〜ちょ〜ちょっと待ってください!!

ヘッドライトがあるとはいえ、当たり一面真っ暗!
今まで登ってきたような道を下るなら、3歩で複雑骨折。5歩で滑落します、アタシ。
そうだ!ここ温かいから朝まで寝てます。なんなら墓標立てて埋めてもらっても構いません。いやマヂで。
真っ暗だけど顔面蒼白、ゾンビに逆戻りしてたと思う(TOT)//

そんなアタシを見て、ガイド氏がニヤニヤしながら「紙マスク」を配ってくれる。
え?コレ何?!と思いながら装着すると…
ヘルメットに首タオルにヘッドライト…と、まんま炭坑節踊れそうなほどひどいカッコに(笑)
ま、この際カッコなんて、1ミリたりとも関係ないんだけどね(^^ゞ

そしてキョ〜フの帰り道……

うぉおおお〜〜!! なんだなんだこの道は?!

なんと復路は、粉じんが積もりに積もった砂地になっていたのだ。

砂山、雪山といってもいいかもしれない。
フカフカなその上をチンタラ歩くのではなく、一気に滑り歩き?!するらしい。なるほど〜〜!!

それでもアタシにとってはしんどかったが、
さっき心底憎んだ砂地に、感謝のキスを〜!!ってくらい楽であった♪♪

よって、一行のペースもオソロシク早い。
暗いんじゃなくて、みんながたてる砂埃で前が見えないほどモヤる中(だからマスクが支給される)
ほとんどこの砂地だった帰路を、ほぼ1時間という音速ジェット並みのハイスピードで下山する。
往路の事考えたら、信じられないくらい早かった〜〜!!!


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オマケにどんくさいアタシを心配して、ガイド氏がステキなナイト(騎士)をつけてくれた。
ザルツブルグから来てた若者たちが前後を挟んでくれ、
アタシが滑ったりなんやらで、アッ!とかヒッ!と奇声をあげる度に(あげるな!(笑)
ザッ!と駆け寄ってくれたり、足元をライトで照らしたりしてくれたのだ (//∇//)

若くないけど女性でよかった〜!!! (爆)
ガイド氏にムリクリ頼まれたにしても、ザルツブルグ隊 (←密かに命名) ホントにありがとう〜!!!!

町に着いたのは23時半を回っていただろうか。
三々五々、いつのまにか解散してしまったので、彼らにお礼のひと言も言えなかったのが悔やまれるけど、
最後、集まって人数の確認をすることもしなかったのは、伊国らしいといえば伊国らしい。
日本ならまず考えられないよね(^^ゞ

そんなみんなが、下山後、一目散になだれこんで行った先は、広場のピッツェリア。
アタシも途中でお腹が鳴ったほどだが、とてもじゃないが食べる気にならない。

ってか、ホントみんな元気!
先のザルツブルグ隊だって、アタシのケアもしながら、ピョンピョン飛び跳ねながら歩いてたもんね。
若いってステキ!じゃなくて…呆れるというか、畏敬の念を持たざるを得ない( ̄o ̄)//

がしかし友人もピッツァこそ食べなったけど、
メッシーナ大瓶!を一気飲みしてたから、彼らに匹敵するスタミナを持っていると思う(笑)
急な下りゆえ、1度勢いがつくと止まらない…ってのもあったけど、
復路もアタシをほったらかしにして疾走してたしさ。
大したもんだわさ、アンタってば。

とにかくっ!!!! 下山したのだ!登って降りたのだ!噴火を見たのだ!

ヤッタ〜!!!! (≧▽≦)// ←アルマゲドン生還の気分(笑)

って、バンザイ三唱したいところだけど、今、考えられることはただ1つ!
一刻も早く帰ってシャワーを浴び、シマリスのように丸まって眠りたい。。。。
それ以上もそれ以下も望みません。。。。





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こうして、先ずは旅の一大ミッションを果たしたアタシたち。

体脂肪率標準値オーバーに圧倒的な運動不足!…と、
不良債権のような身体だったアタシには死んでもイイくらいしんどかったが、
火山の噴火を間近で見るという得難い経験ができたのは、ホント〜によかった!!しかもイタリアで。

こんな冒険、アタシ1人だったら絶対行こうと思わなかったし、
死のロードの途中、なんでこんな目ぇ〜せなアカンねん!と、まぢ恨みしそうになったけど、
連れてきてくれた、機会を作ってくれた友人には心から感謝したい。

イタリアで数々の「やらかしメモリ〜ズ」を作ってきたアタシたちだけど、
いろんな意味で(笑) ベスト3に入る思い出になったよ。ホントにホントにありがとう〜♪♪

あ、ココで終わりじゃないですからね。
後はリゾーティなエオリエ諸島を楽しむぞ〜〜〜いっ!!


〈火山トレッキング準備の捕捉〉
復路はこのように砂地を歩き、砂埃がヒドイので、コンタクトの人は要注意!
どうせ海も入るでしょうから、ゴーグル(水中メガネ)かけるとイイと思います。
また、支給される紙マスクは超チャチなので、心配な人は日本製のモノを持っていくとよいでしょう。
半パンTシャツな奴らに笑われるかもしれないけど、そんなん全然気にしないこと!(笑)
とにかく「砂まみれ」になるので、我が身は自分でケアしよう!











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by 21giova | 2016-10-03 23:41 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)

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