チェターラ 漁師町で作られる 古代ローマ人も愛した味
2015年 06月 09日

クルマは急に止まれない… は正解だが、
停める場所がないと止まれない… も正解。
よって、あれよあれよという間に通り過ぎてしまったのは、
ヴィエトリ・スル・マーレのお隣の町、Cetara〜チェターラ
教会のクーポラがやっぱマジョルカ焼きでカワイイね〜♪ と
そこだけかろうじて愛でて、さらばじゃ〜 ( ̄o ̄)//
駐車事情が楽でないアマルフィ海岸では、止まるなら予め調べておかなきゃダメだな。
チェターラは、アマルフィ海岸唯一の漁港であると共に、
とっても有名なスローフードあるので、それだけ書き留めておこう。
それは…カタクチイワシで作った魚醤
Colatura di alici di Cetara〜コラトゥーラ・ディ・アリーチ である。
創業1950年の老舗 Delfino にこんなPVがあったので貼っておこう♪♪
町の様子もちょっとわかるかな?
材料はイワシと塩だけ。う〜ん。実にシンプル。
キモとなる塩は、苦みの強いティレニア海の塩が使われているそうな。
そうか〜エキスを獲った後の身がアンチョビになるんだね。
今でも頑なに創業当時の製法にこだわり、
約5ヶ月発酵させて作るコラトゥーラは、1つの樽から年間200本ほどしか取れないそうだ。
そ〜いえば「テルマエ・ロマエ」でしょっつる を舐めたルシウスが
「これはガルム だ!」って唸ってたが、
もちろんのこと、コラトゥーラのルーツとなっているのが、ガルムである。
古代ローマ人ってホント食いしん坊だったんだね(笑)
そして、日本にも同じ魚醤があるって事が、ちょっと嬉しく思うのであります。
と、エラソにごたくを並べているが、ううむ。しまった!
タラリラ〜♪ と、通り過ぎてしまったことが悔やまれる(TOT)//
せめてイルカマークのコラトゥーラだけでも買っておくべきだった。。。。
ちなみに…町章にもイルカ君があしらわれているので、
隣町のロバ君のように、何らかの理由があるのかも…しれない。
このアニマルシリーズがどこまで続くか、乞うご期待!である (^^ゞ
