アンコーナ 3. 大理石とヒジと…アンコーナのヒミツ
2011年 07月 24日
アドリア海側において、バーリやブリンディジと並ぶ最重要港であるアンコーナ。
湾内に停泊してるでっかいフェリーは、
遠くギリシャから、対岸クロアチアまで運んでくれる。
船に乗って異国から異国へ渡るのもイイだろうなぁ〜
クロアチアは行ってみたい国だから、いつか実現したいものでアルvv
アンコーナという名前は、ギリシャ語の「アンコン〜肘」が由来だとか。
地図で見るとヒジ…というよりむしろ手羽先?ってな形状をしているが(笑)
確かにピョコって突き出た半島からは、朝日も夕日も眺めることができる。
で、ご覧ください。
これがアンコーナ県〜Provincia の県章デスvv
ワハハ!
ホンマに“ヒジ”になってるぅ〜!
す、ストレートやなぁ〜(^^ゞ
もし、県章当てクイズがあったら、
絶対当てる自信あるわ!!(笑)
でもね、こぅいったマークって、
それぞれの町の特徴がうまく意匠化されてて、
アタシは見るのとっても好きだな。
そんな“ヒジ”の内側?いや、これでいうと手首?う〜ん、わからん!
…という、グアスコの丘の頂にあるのが、
アンコーナのドォーモ、Cattedrale di S. Ciriaco であります。
以前来た時は冬だったので、
ドォーモと一緒に、海からの寒風を一身に受けながら見たことをよく覚えている。
それほど大きくないし、派手な装飾が施されているワケでもない。
が、凛とした佇まいが美しく、
アンコーナといえばこのドォーモ…ってくらい印象に残っている聖堂である。
ああ〜でも今は夏!
ここまで登ってくるのに滝のような大汗かいて、こんなことなら車で上がればよかった…
なぁ〜んてナマケゴコロがよぎったが(笑)
こぅやって自分の足で辿り着くのも大事なことだよねvv
ガオ〜〜っ!と、ライオンと一緒に海を睥睨してみるvv
おおっ、向こうに見えはクロアチア?
って、ンなはずないっしょ〜!!アンコーナの街デス(^^ゞ
このドォーモ、もっと「白かった」ような気がするが、
夏の輝く陽射しの下では、ほんのりうす紅色をしている。
なんでも地元にこだわるイタリアらしくないが、
このうす紅色の大理石は、ヴェローナ産なんだって。
大戦下で度々被害を受け修復してきたというから、その関係なのかもしれないが、
ロミオとジュリエットの街、ヴェローナの石で作られたライオンに守られてるドォーモって
ちょっとロマンティックじゃない?ウン。
Città di Ancona