アンコーナ 1. 港町の市場はアール・ヌーヴォーな廃船リサイクル
2011年 07月 02日
旅行中って、早寝早起きの、案外とってもケンコ〜的な生活をしている。
そうしないとダウンしてしまう…というのが真相だったりするが…(^^ゞ
この日も早々にアンコーナに入ったのだが、
当たり前だけど、マルケの州都であるこの街はとっても大きくて立派!!
そのくせ、やたら一方通行が多くて、クルクル回って停めた駐車場の近くに
クスクス♪ 市場があったよ〜vv
重厚でクラシカルな外観は、廃船の金属部分を使って作られたという。
造船で培った鋳造技術をもってすれば、お茶の子さいさいだったのかもしれない。
う〜む、さすが港町!
そして、様式、アール・ヌーヴォー。オサレであるvv
1926年に建てられたという歴史はバッチリ!で、
現在のコンセプト (どんなだ?) は、目指せコヴェント・ガーデン!なんだそうだ(^^ゞ
規模は残念ながら及ばないけど、その心意気、買おうやないの!
魚専用の市場もどっかにあるはずだが、
こちらは Mercato delle Erbe 主に野菜や果物を扱う市場である。
壁面にはパンや食品雑貨を扱う店が入っていて、
ベジタリアンなら、ココで全て事足りるだろう。多分…(笑)
お日さまの光がサンサンと入って、明るく開放的♪
そんなに大きくないけれど、ジモティの胃袋を支えてる大事な場所なんであるvv
この時期、気さくなトラットリアなどで、
食後のデザートとして出されるメロンやスイカ。
イタリアにもあるんですよ、スイカ〜Anguria
まんま同じ、赤に緑のヤツが。
日本のモノより甘みには欠けるけど、
ジューシーな果肉は、ノドを潤すのにちょうどイイ。
イタリア人も好き!っていうか、この暑さだもん。
スイカやメロンの大きな玉を買っていく人が
大勢いましたvv
イタリア国旗のように鮮やかなアプリコットに桃、マスカット。
見てくれを大いに裏切る野性的な味が多いけど、
眺めてる分には、とっても「甘そう」(^^ゞ
触らないで! non toccare とは、
やっぱイタリア人も、熟れ具合を、どれどれ…って触ってしまうのかな?(笑)
それでも、コロンと一粒はみ出た「その子」を、
家族の元に戻してあげたい…と思ってしまうアテクシです…(^^ゞ