シローロ 1. ふたりの姉妹が見守るヒミツのビーチ
2011年 06月 10日

平坦で穏やかな海岸線が続くマルケだが、
州都アンコーナの南にそびえるコーネロ山の周辺は、
唯一といっていいほど、起伏に富んだ荒々しい姿をしている。
標高わずか500mほどのコーネロ山だが、豊かな自然に恵まれたこの一帯は
コーネロ州立公園〜Parco regionale del Coneroとなっており、
マルケの海と山が体感できる絶好のロケーションとなっている。
以前来た時に、トレッキングをしながらヒミツ(!?) のビーチに下りれる事を知って、
次回、トライしてみたいね〜♪って言ってたんだが、
ホラ、靴とかいろいろ大変じゃない?
だから、イージーな手段、選びました。ハイ、船で…(^^ゞ

切り立った岩肌をえぐるようにできていて、
コーネロ山からトレイルを下ってくるか、船でしか行けないという "Due Sorelle"
ディカプリオの「ザ・ビーチ」なとこ…なぁんて勝手に妄想してたけど、
ヌマーナから出てるフェリーは、ワンツ〜ドン!で泳げる半裸人種が鈴なりで(笑)
なぁんだ〜みんな行くんじゃん!
でもでも、みんな、楽しみ200%な笑顔満開で、
こちらのテンションも、いやおうなしにアガリますvv

桟橋なんてないから、浅瀬で停泊した船からチャプチャプ上陸。
なんかワクワクドキドキや〜vv
思ったよりこじんまりしてるけど、周囲をグルリと崖で囲まれて、
こらあ〜みんなで楽しむ、ちょっとでっかいプライベートビーチだな♪
そしてっ!やっぱり美しすぎるアドリアティックブルーの海!
この透明度、この青!ウットリしてしまう。
ちょっと沖に出れば、もぅ足がつかないけど、
浮き輪抱えてるなんてアタシ1人だったけど、
この青ン中に浮かびたいから、イイんですっ!!!
アジア人は我々だけだったので、これがアジアの流儀…ってことで…(違!)
こんなにキレイな海なのに、こっちの人って泳がないのよね〜
ひたすら肌を焼く→しゃべる→寝る…を延々と繰り返すのがデフォルトである。
が、ソレをするには、ココはもってこいかもしれない。
だってほら…「影がない!」から。
ぎゃぼ〜!!コレには参ったぜよ!
岸壁沿いにかろうじてできた日陰は、既に先客がいっぱいだったけど、
なんとかスペースを確保して緊急避難場所とする。
じゃないと人間目玉焼きになっちゃうからね (>_<)//
ふう〜と一息、飲むべきものは、お決まりの「ペットボトルワイン」(笑)
それにちょいとつまむものがあれば、、
アララ…我々も、海に入らない寝転び族に大変身vv
背後の崖はほぼ垂直で、後でよくよく調べてみると、
山からビーチまで下りてくるトレイルは、
急坂はもちろん、岩壁を伝うためのロープまで渡してあるそうな。
・・・・・・・
そんなん絶対ムリやな…

ビーチの名前 "Due Sorelle 〜二人姉妹 " の由来となっているのが、この2つの岩。
夫婦岩…って言わないところがオサレ(笑)
ヴィエステの岩が、すンごく小さかったのと同じで、想像以上に小さいけど、
でも、、だから「姉妹」なのかも…と思うと、カワイイじゃあ〜ないですか♪
"Due Sorelle" へのアクセス (帰りの船に「絶対」乗り遅れないことvv)
Traghettatori Riviera del Conero