マルティーナ・フランカ 1. カタチもさまざま。いろんな三角帽たち
2010年 05月 25日

カラッとよく晴れたプーリア日和 (?!)
今日は目まぐるしく走って回る怒濤の観光日デス。
詰め込みなんとかツアー状態だが、どこまで知力体力が持つだろうか…と
まずはマルティーナ・フランカへと向かう。
今朝の運転&ナビ担当はY夫婦なので、車窓から写真を撮りまくる。
ぐわんぐわん!と広がる広大な土地は、
それでも、こっからあっこまではジャンニの土地…と、ちゃんと区分があるのだろう。
子供が遊んで作りました…というような、無造作に石を積みあげただけのかわいらしい石塀が、
緑の平野の中を、白い境界線となり突っ切っている。
オリーブ畑は数え切れないほどあるが、思えば「山」がない土地だ。
土地も肥沃なワケでは決してなく、地面を掘ればすぐ岩盤に突き当たるそうな。
だから昔から人々は、石や岩と戦いながら土地を耕してきた。
その掘り起こした石や岩がこの塀となり、トゥルッリの材料になってるんですね。

カワイク白い三角帽なトゥルッリばっかじゃなく、
いろ〜んなトゥルッリを見ることができるのも興味深い。
間違えて乱入したお隣さんは、馴染み深い石積みトゥルッリだったが、
こちらのトゥルッリは、屋根がなぜか塗りつぶされている。
まぁ言ったらそれだけの違い?…なんだけど、
お隣さんがムーミンの家なら、こっちはマスターヨーダが住んでそう(笑)
で、隣にあるその古墳みたいな蔵?みたいのは一体なんなのよ?!
と、こっちも「朝食まだですか〜」って、間違って訪問してみればよかった(違)