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トナーラ ハチミツたっぷり🍯 大好きなトッローネを求めて

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本日、旅の最終日というのに慌ただしい。
もぅひと踏ん張りして4つ目の町、トナーラ(Tonara) へやってきました。

標識がハゲてるけど “1000m s.l.m.” とは海抜1000mを意味する。最高地点は1496mで、サルデーニャで“最も高い町”の1つ数えられている。

付近にはサルド語で genna(ドア)+ argentu(銀)= Gennargentu (銀の門)というロマンチックな名を持つ山岳地帯 (Massiccio del Gennargentu) があり、サルデーニャ最高峰(1834m)を有する彼の地では、その名の通り冬には銀世界になり、スキーもできるんだって(驚!!)

そしてもぅ1つ。下段に書かれている1行に注目!!

Paese del torrone e dei campanacci.

伝統的な工芸品 campanacci (カウベル)より先にある Paese del torrone (トッローネの町) これが大事なんっすス!!




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いわゆるヌガーにナッツを入れ込んだトッローネ(Torrone) は、アテクシがだいだいだぁ〜い好きなイタリア菓子の1つ。いろんな地域で作られているけれど、ここトナーラのトッローネ(早口ことばかいっ!!) はつとに有名と知り馳せ参じたからだ(^-^)

トナーラは2千人にも満たない小さな町だが、トッローネ店〜Torronificio が何軒もあり、復活祭の翌日に開かれるトッローネ祭〜Sagra del Torrone di Tonara には、大勢の人が押し寄せる。

だが…う〜ん。昼休みなのかな〜
トナーラで1番歴史があるお目当ての店が閉まってる…

でも大丈夫v ちょいと走れば、ここにもTorronificioが。
うぇ〜また閉まってる(泣)

地方の小さな町ではキッチリたっぷり昼休みを取る。
わかっていても忘れてしまう魔の時間。
ヤバイヤバイ……ココまで来て空手では帰れない。

そんな中、トッローネ探しで必死の形相だったのかもしれない。運悪く(!!)目があった店主が、閉まってたのに笑いながら扉を開けてくれたTorronificio Tore に感謝のキスを!!




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小さな町のこと。店に買いにくるのは主にジモティなのだろう。飾り立てる必要のない店内はとってもシンプルで、それがなんかイイ。ってか、当たり前だけどトッローネだらけ!よしよしよぉし!と、テンション上がります(≧▽≦)//

もぅココしか店が開いてないかもしれないという危機感(?!)から、2人共まるでインバウンド客が抹茶菓子を爆買いするように購入。その量を見て、空き箱に詰めてくれたほどであった(笑)




祭りの日、みんなでジ〜ラ♪ジ〜ラ♪と練り上げる



アラブやスペインから伝わったというトッローネ。当初は砂糖が用いられていたが、そのうち地元産のハチミツを使うようになり、これサルデーニャ@トッローネの特徴となっていく。

作り方は至ってシンプル。ハチミツと卵白を銅鍋で練り上げ、アーモンドやヘーゼルナッツ、クルミなどを入れて整形する。女性たちが担うこの作業は、半日近く練り続けなければならない重労働でもあった。

そこに60年代、Salvatore Pruneddu が電動ねりねりマシーンを取り入れ、生産量が一気に増加。トナーラのトッローネの販路を島中に広めたそうだ。

そんなPruneddu家の店ももちろん健在で、なぜだか日本語ページ(但し未完成)があるので、もしかして日本との取引があるのかもしれない。 




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トッローネ(ヌガー)って、時々、クギ打てんじゃね?ってくらい硬いことがあるけれど(砂糖を多く使うと硬めになるらしい)トナーラのそれはハイチュウのように心地よい弾力で、ぬてぃ〜と歯にくっつくこともない。それは砂糖を一切使わず、純度100%のハチミツをたっぷり使ってるからかもしれない。やさしい甘みで後口もスッキリしておりたいへん好ましい。

その代わり、これでもかっ!! ってくらいゴロゴロナッツが入っていて、柔と硬のバランスもナイス!これは島でよく採れるアーモンドが定番で、アタシも1番好き♪♪

トナーラにトッローネを買いに行くというと、あ〜ら、わざわざ行かなくてもそこらのスーパーにあるわよ、と言われたが、現地へ“来て・見て・食べた” 特別感は別だ。たとえちっぽけな自己満であっても。がんばって来てよかった〜♪♪

さて…全国の(?!)トッローネ好きのみなさま。どこかでトッローネを買うことがあれば、トナーラのトッローネ〜Torrone di Tonara な明記を是非チェックしてみてください。アテクシの小指に賭けて、間違いなくずぅえ〜たい美味しいからv



🌟 今回のオマケ 🌟

クレモーナのトッローネも有名で、チョココーティングされたもの、柑橘やバニラのフレーバー付きなどバリエーションも豊富。クレモーナに行った時はヴァイオリンに夢中だったし、トッローネで有名な事を知らなかったのが、今となっては“ちびっと”悔やまれる(^^ゞ

台湾にも“牛軋糖”というトッローネの義兄弟のようなミルク風味のヌガーがある。マンゴーやパイナップル、杏仁風味もあるが、アタシはミルク一択で、台湾に行くと必ず買って帰るお気に入りである。フィリングは特産のピーナッツがオススメで、カボチャの種入りも美味しい。



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このヌガーをネギクラッカー(単体も美味しいよ♪)に挟んだ甘じょっぱい“牛軋餅”も定番で、どちらも手軽にゲットできるお土産好適品である(^-^)

あれれ、、、なんか台湾話で終わってしまったけれど、ヌガーって世界中で作られ愛されてるお菓子なんですね。ブラァ〜ヴォオ〜♪♪








# by 21giova | 2026-01-20 12:00 | ├ トナーラ | Comments(0)

フォルドンジャーヌス こんこんと湧き出る古代の湯がある赤い町

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パウリラティーノから南下すること20分ほど。
南仏の村みたいな名のフォルドンジャーヌス(Fordongianus)はとっても小さな町だけど、ずぅえ〜ったい「是」の字で寄りたかった。なぜなら……

♨️ 温泉 ♨️ Terme di Fordongianus があるからぁあ〜〜〜!!!! by握り拳

しかも現在のスパ施設も顔負けの設備を備えた古代ローマ時代の“温泉遺構”が遺っているという。

アテクシの写真じゃあ〜よくわからんから、またまた画像を拝借して、ぐぅ〜んと上空からその“一部”を見てみよう。







ポルティコの前には階段付きの深くて巨大な浴槽…ってか、プールだわこりゃ!があり、周囲の小部屋は温泉を利用したスチームサウナになっていて、主に療養に使われてたんだって。

また、源泉温度が50度を超えるため、水タンクと水路を設け、温水と冷水の流れや温度の調整もしていたという。タンクの蓋は、上から目視できるよう Pasta vitrea と呼ばれる青い鋳造ガラスで作られていたというから、あっぱれ賢者の蓋である(意味不明)w

総延長、大阪〜東京間にあたる400キロもの水道橋を作った彼らのこと。“水もの”はお手の物だったのかもしれないが、そこまでテルマエに執着するところがスゲエ。それも、日本では卑弥呼がナムナムしてた時代に…です(^^ゞ




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これだけじゃない。外には立派な“露天風呂”が2つある。

中に入れず柵越しの写真でアングルがよろしくないけど、上は洞窟風呂で、下はニンフかヴィーナスの像があった噴水風呂…と思われる(妄想)

先ず大浴場(とサウナ)があって屋外露天風呂とは、レイアウトすら今と同じ。洞窟風呂なんてア〜タ、これとクリソツの風呂に入ったことありますから。あ、ニッポンで。ちょっと趣向を凝らした風呂を作ろうって思った時、人間、今も昔も考えることは一緒なのかも(^-^)





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左右に作られた露天風呂は、形状もちょっと違うのがミソ。

ポルティコ内はモザイクの床や彫像で飾られていたそうだから、利便性だけでなく、キチンと“美”を追求しているのが洒落者の古代ローマ人らしい。

んで、ご覧のように今もこんこんと湯が湧いているのです。




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ザンバザンバ。結構な勢いで流れて出している湯は、火傷しそうなほど熱い。
うえ〜もったいな〜い!って逆上(!!)していたら… あ、これは???

ふふふ。。。そう、これも古今東西考えることは同じ。
浸かるにはちと浅すぎるが、石を積んだ“浴槽”が作られていて、
ちょうどよい湯加減になっている。





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1800年以上前の遺跡をぬって届く湯で川湯とは、なぁんて贅沢!!!

西はオリスターノまで延びるサルデーニャ最長のティルソ川の中には、まるで波紋のようにまぁるい即席浴槽がいくつも作られていて、水着を着てくればよかったな〜って思ったけど、このシチュエーションでしょ?足湯だけでも、とってもとっても満足でありました(^-^)

*川向うにあるホテルに行けば温泉プールがあるよ♪




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パウリラティーノの遺跡BARのお姉さんと話している時に、これから温泉に行くって言うと、あぁ〜フォルドンジャーヌスね、と言われたほどテルメが有名だが、こちら〜アラゴン王国の影響下に作られ、珍しいアラゴンゴシック建築として博物館になっているCasa Aragonese (16世紀末築)も見どころの1つになっている。

がぁ〜昼休みで閉まってたのよね。。。。
(そんなもんがあることに久しぶりに気がついたわ(爆)

家の内部と温泉遺跡内に入れるチケットもあったのに(希望すればガイド付き)
家はともかく温泉内は見学してみたかったな…(泣)

営業時間:9時半〜13時 14時半〜17時 ←昼休みに気を付けて





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さすが温泉地。やっぱ火山地帯だったのね。
というのは、古くから火山岩の一種、トラカイトの産地でも知られているから。

特に赤褐色の石が多く採れるそうで、Casa Aragonese はもちろん、教会や家屋など建築資材としていろいろな場所で使われている。そのため町全体が赤っぽい。人っこ一人おらず、容赦なく照りつけるお天道さまの下では、赤色の蜃気楼に包まれているようだ。

たっぷり午睡を取っているだろうジモティを起こさぬよう、今は眠っている町、フォルドンジャーヌスを後に、どれ、もぅ1つお目当ての場所に行ってみよう。







# by 21giova | 2025-12-08 21:00 | ├ フォルドンジャーヌス | Comments(0)

パウリラティーノ2. ヌラーゲが点在する異世界のダンジョンへ

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摩訶不思議な“聖なる井戸”に注力するあまり書き損じてしまった。
同敷地内には他にも見どころがあるので、もぅ少しだけ追記させてください(^^ゞ

井戸の西側には、小さな教会を中心に修道士や信者が住まう家屋が集まった Villaggio Cristiano がある。小ぢんまりまとまった集落は、ホビット村みたいでカワイイ♪





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さらに歩を進め、オリーブの巨木が立ち並ぶ木立の中に入れば、井戸よりもっと以前に建てられたというヌラーゲがそこここにあってビックリする。

それはまるで『ゼルダの伝説』に出てくる祠みたいに、ンゴゴゴ〜ッと、目の前に現れるのだ。





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“かまくら”ほどのサイズ感で、ちわ〜っす!と中に入ることもできれば、、、、





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はぐれてしまった友人を探していると、、、、
いつの間にか登っとるやないか〜いっ!! というヌラーゲもあるw

→ 半地下に降りれるところもあった。





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おぉ〜っと!! こんなカタチ初めてみるぞ?! は、
金ならぬ石でできたインゴット型の建造物。




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これは家畜小屋として使用されていたらしく、
天井も落ちず、ここまで完璧に遺っているのは島内でも希少なものらしい。

今、地震あったらど〜しよう?って思ってしまう人はともかく(!!) 登ったり入ったり下ったり。数千年前の遺跡に自由にアプローチできるのは、なかなかの体験だったと思う。





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入場料は必要だが、ほぼ野ざらし放ったらかし。でもそれがイイ。

気ままに枝を伸ばすオリーブの木々の下には、遺構の端くれと思われる石塊が転がり、朽ちたヌラーゲがぽつねんと建っている。それはまんまアラゴルンとフロドが出てきてもおかしくない別世界に紛れ込んだよう。

サルデーニャが誇るバルミニの巨大ヌラーゲも、もちろん素晴らしかったけれど、先の“聖なる井戸”と共に、とってもとっても感銘を受けた遺跡でありました(^-^)





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🌳 今回のオマケ 🌳


去る前に、たっぷり砂糖を入れたカッフェをダブルでキュイッ♪というBARもあり、評判のよいレストランも隣接しているが、暑い日は各々、生命の水は忘れずに(๑•̀ㅂ•́)و✧

周囲には他にもたっくさんのヌラーゲが遺っている。もしそれらを含む島内の遺跡に興味があれば Archeologia in Sardegna を参考に巡ってみてください。







# by 21giova | 2025-11-07 19:00 | ├ パウリラーティノ | Comments(0)

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