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やっと会えるね♪ ウン年越しのモリーゼへ。

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いろんな事が重なって随分とお休みしていたけど、アテクシのイタエキス(!!)もさすがに切れてきたので、そろそろ伊国の風に当たろうと思います♪

なしてこんなに間が空いたンだろう?! というカラブリアの旅から5年後。2018年のお話は、情報収集に苦労したほど日本ではマイナーな州〜モリーゼです。このページには、たまさかモリーゼの地図が3つ載っていて「モリーゼ」という言葉も連打に連呼しているが、そんな日本語サイト、ないんじゃないかと思う(笑)。それほどミラクルな州なのだ(!!)

でも…20州ある伊国の中で未踏な4州のうちの1つであり、モリーゼを踏めば後は北部の3州を残すのみ!だったので、いつか必ず行く!と決めていた。

実際、今度はモリーゼ!と、毎回候補に上がれど、周囲をプーリアやカンパーニアといった観光地に囲まれていたのでついつい目移り、後回し(!!)になっていた。

しかしっ!!ついにモリーゼが脚光を浴びる日がやって来ました!拍手ぅ〜(≧▽≦)//



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そのモリーゼ。1963年に独立した州になるまで、お隣アブルッツォと一緒になった Abruzzi e Molise州であった。だからこれでも(!!)伊国でいっちばん若くて新しい州なのである。

また、ヴァッレ・ダオスタ州(3,263km²)の次に2番目に小さな州で、ちょうど山梨県と同じくらい。なんかしら形も似てるから(!!)いっそのこと姉妹都市になればイイのにと思ってしまう(違!!)

ちなみに人口も2番目に少なく、世界遺産もない。主産業は昔ながらの農業や畜産業だ。しかしイタリア中央部に位置し、海も山も「持って」いるモリーゼには、魅力的で知られざる見所がたっくさんあった♪

美しい風景の中に眠る小さな町や村。素朴で美味なる料理とワイン…とは、モリーゼに限らず伊国のローカル地方に共通の美点だが、それはまさにアタシが愛する伊国の姿そのもの。

また、春と秋に羊や牛を移牧させるTransumanza 〜トランスマンツァは2千年以上前から現在に至るまで行われているいわば伝統行事で、長年、牧夫や家畜が踏み固めたTratturi 〜トラットゥーリと呼ばれる移牧ルートと共に、2019年、ユネスコ無形文化遺産に指定されている。

地味な州だけど豊かな州だ。小さな州だけど大きな恵が詰まってる。そんなモリーゼを、こんな感じで回ってきたよ〜♪

でも…テルモリから船乗って行けるや〜ん!な発見に、いつか行ってみたかったトレーミティ諸島(プーリア)に行ってみたり、友人に会いにラツィオでも浮気しちゃったので(!!) スポンどころか、ゴッソリ抜け落ちてしまったエリアもあったんだけど…(^^ゞ



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いやはや…こ〜やって地図に起こすと、抜け落ちエリアに悔いが残る…。テルモリ周辺はオリーブオイルやワインの名産地の1つでもあったので美味しいネタがたくさんあったのにな。でも海側は他州とくっつけて(!!)再訪しやすいかもと思ったのと、そもそも時間が足りなくて、今回は内陸部を攻めてみたワケなんです。

Facebookにちょこちょこアップしたので、見たで〜!という人もいると思います。でも次は一体いつ伊国に行けるのか。行けたとしても前と同じ状況なのか。全く先行きが読めない今、こんなブログではありますが、イタリアの小さな町の風景を楽しんでいただければ…と思います。

それでは、モリーゼ (+ラツィオ&プーリア)備忘録を始める前にいつものお断りをば…
恐ろしいほどカメ更新!! ですが、よろしければ “気長” にお付き合いください。



# by 21giova | 2021-04-28 23:00 | 2018 モリーゼへ… | Comments(0)

ピッツォ2. さらば赤い王国よ

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順番が前後しちゃったけど、ピッツォではお昼もいただきました。
今夜は帰国のパッキングでゆっくり食事してるヒマがないからキチンとした(?!)「最後」の食事になる。だから、めいっぱい“魚介”で締めるよぅ〜!!

出汁がシミシミの手打ちパスタに、白魚のフリッタータ。
うめぇメェメェと口に運びながら、思えばこんなフリッタータ食べるのは初めてかも?って。

これも大好きな国、台湾にも美味なる白魚のオムレツがあるんだが、どちらも白魚が新鮮じゃないとできない代物。港町ならではの口福の1つでもある。サクサクサクサク、冷えた白ワインと無敵艦隊間違いナッシングです(//∇//)

少々記憶が怪しいけど、確か友人に教えてもらった店で、Tripadvisorの評判もよい La Lampara. 素材を活かした魚介料理がお得意で、岩窟風の店内も気取らぬ雰囲気で感じがよかった。ワタクシからもオススメできるお店です(๑˃̵ᴗ˂̵)و




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アタリマエですが、超ハイカロリーな Tartufo di Pizzo は食前に食べてはいけません。食後だとしても最低30分は歩きましょう!(笑) ということでアテクシたちもちょっとだけ町歩き。

一瞬、見過ごしてしまいそうになる水着や土産物を売る店が並ぶ細い路地の中に、200年以上前から粛々と水を吐き出している噴水〜Fontana Garibaldi がある。その周囲が茶色く染まっているのは汚れ?!…ではなく、湧き出す水に鉄分が多く含まれているからだ。

ほら、飲泉できる温泉が鉄臭いことがあるでしょう?アレと同じで、健康の為や薬代わりに昔から飲用されており、瓶詰めされた水がナポリまで運ばれていたこともあったそうだ。

じゃあ〜冷泉でもいいから温泉できンじゃね?と思ったけど、鉄分が多い岩盤を通るうちに「鉄水」になるらしく、温泉とはいかないみたい。じゃんね〜〜ん!!!




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お〜っと。ザ・日常!な迷路に入り込んでしまった。
こ〜ゆ〜路地って大好物!洗濯物がイイ味出してます(๑˃̵ᴗ˂̵)و

意外とこんな風景を見る事が少なくなってきたのでちょっとウレシイ。柔軟剤?洗剤かな。ふわ〜っと鼻孔をくすぐるあの匂いも大好きなのです。日本のソレとは違う、なんというか “イタリアの匂い”なのだ。これは伊国のどの地で嗅いでも不思議と同じなんだよね。

日本でなんかの拍子でよく似た匂いに出会うと、彼の国を思い出しゾクゾクしてしまう。それは時にシアワセな気持にもさせてくれるけど、恋しくてシュン太郎になる事の方が圧倒的に多い。アタシにとってどんな香りより伊国を呼び覚ます魔法の匂いなのだ。





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路地を抜けると大通り。さっきの路地はココに出る抜け道だな、きっと。
メイン通りに溢れていた観光客も皆無で、パタッと人通りがなくなる昼時は、歩いているジモティも数えるほど。

古いロゴの古い車種。絆創膏だらけのヴェスパは、そんなんで大丈夫なんかいな?と、触れて確かめてみたくなるくらい満身創痍(笑) でも…チンクも同じ。アタシは古いデザインの方が圧倒的に好き♪♪

多分昔から見てるから懐かしさもあると思うんだが、これほどイタリアの街並みにマッチする「子」はいないと思うのだ。だから見つけると喜々としてカメラを向けてしまう。どうかこの先何年も、何十年も、この子たちに出会えますように。。。




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アツイアツイアツイ!暑いんじゃなくて、熱い〜〜っ!!!!

数時間離れると、シートベルトの金具が火傷注意!!な凶器と化するほどホッティ〜ホットになっているお車。ドアをバタバタして風を通さないとハンドルも握れません。フロントガラスだけでもイイから、簡易なサンシェードを持ってくるべきかも。いや、そんな事してる車見たことないから反対にヤバイかな(^^ゞ

ラメーツィア・テルメまでほぼ北上1本道だけど、いちお地図を確認して(これでもA型(笑) そろそろ出発。ピッツォを後にします。




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“アイスの町”という誘惑に目が眩み、こんな所もあったんだ〜!と、後で知り激しく後悔しているので、オマケとして記しておく。

時は17世紀。嵐に見舞われた船がマリア様の絵に祈った。無事陸に上がれたら、そこに貴女のために礼拝堂を建てます…と。船は座礁しバラバラになったが、船員もマリア様の絵も無事であった。船員たちは感謝と共に約束通り、海岸沿いの洞窟の中に小さな祭壇を作った。

その話に感銘を受けた地元の芸術家、アンジェロ・バローネが、洞窟内を広げながら聖人たちの彫像を1人コツコツ彫り始める。途中、さまざまな困難にあいながらも、息子や彫刻家になった甥の尽力で、1969年、他に類を見ない岩窟教会〜 Chiesa di Piedigrotta が完成したのである。

何でもカラブリア州での指折り必見ポイントとして、知る人ぞ知る名所なんだそうだ。ピッツォのチェントロから車でほんの数分。まさに「その横」を通り過ぎていたという、いつも通りの大失態に地団駄バンバンものだったけど、興味を惹かれた方は足を運んでみてください。





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着いた時にも泊まったその名の通り 小さなホテルに戻ってきたよ〜♪同じホテルに帰るって、それが旅の終わりを告げるとしてもホッとする。無口ゆえ時折見せる笑顔にキュンとするお爺さんも…ね(元気にしてるだろうか)

嬉しいことに今現在もちゃんとあって(ホッ) 空港や高速出入口、ラメーツィア・テルメ駅にも近くてとっても便利だv オマケに200mほど歩くとカルフールもあって、車を返す前に盛大に買い物することもできました(笑)




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毎回、なんかしら車にまつわるトラブルに見舞われるンだが、今回は何事もなく、悪路も坂道も機嫌よく走ってくれました(๑˃̵ᴗ˂̵)و

借りる前は4000ちょっとだったので(新しい車だったんだね)約1000キロ走ったことになる。それって大阪駅と東京駅を往復するくらいの距離だけど、数字以上に濃い1000キロだったことは言うまでもない。

同じ伊国でも地域によって全く全然違う。でも例えば中部地方〜トスカーナ・マルケ・ウンブリアの空気感ってわりと似てるとアタシは思うのよ。そうゆう意味では周囲を海に囲まれ、ピョコンと突き出たカラブリアは、1つの島といってもいいほど独自色を持った所だと思う。

海も史跡も景色もストレートに美しく、絶景に何度息を飲んだことだろう。ちょっとローカルな州ではあるが、アタシはやっぱそんな所が好きなんだと再認識もした。そして、いつかどこかでアンナに会える事があったなら、胸を張って言うだろう。あなたの故郷は、とても、とても美しいところだったよ…と。




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ね、こ〜ゆ〜年期の入ったチンクが好きなのです!…は、ピッツォからホテルに戻る途中に寄った食料品店。真っ赤な唐辛子と真っ赤な玉ねぎと真っ赤なチンク。最後にカラブリアならではの粋なお見送りでありました(>_<) Grazie Paese rosso!!

というワケで長らく…いや、長く長ぁ〜くかかってしまったカラブリア記を終わります。気長にお付き合いいただいた全ての方に感謝!ありがとうございました(๑˃̵ᴗ˂̵)و

渡伊できる希望の欠片も見えない今のこの現状だけど、超カメ更新が幸いして(!?) 蓄えを解き放つ時がやって参りましたっ(笑 (違!!) 次に行くのは……みそっかすのような扱いをされている(ような気がする) モリーゼ州!…だぁ〜っ!!

カラブリアよりマイナー感強めだけど、モリーゼもステキな所だったので、イタリアに行けない分、楽しんでもらえたら…と思います。今、多忙につきちょっと間が空くかもしれないけど、次はモリーゼ編でお付き合いくださいv







# by 21giova | 2021-01-31 23:00 | ├ ピッツォ | Comments(0)

ピッツォ1. アイスの町〜Città del gelato の濃厚チョコ爆弾!

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今までカラブリアの美しい海をたくさん見てきたけど、これが最後と思うと悲しすぎる…(>_<)

そう…旅も今日が最終日。スタート地点なラメーツィア・テルメに戻らなければならない。でもその前に最後の悪あがき?!(笑) ピッツォ〜Pizzo という小さな町に立ち寄ってみるよ〜(๑˃̵ᴗ˂̵)و




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バカンスシーズン到来のこの時期、待ってました〜♪とばかりに、海辺の町は1年の中で1番の賑わいを見せる。これからもっと人が増えるのだろうが、それでもトロペーアよりずっと小さな町だ。のんびり、こぢんまりと、穴場的な雰囲気があるのがイイ感じである。




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もし!海以外にピッツォを目指す人がいるなら…まさにアタシたちがそぅ〜なんだけど(笑) これがお目当てだと思ってまず間違いない。BAR、Pasticceria、Gelateria…。甘いモノを扱う店先には、まるで饅頭のような写真と共に必ずこの名前がある。

Tartufo di Pizzo 〜 その名の通り、黒トリュフ(タルトゥーフォ)のような形のジェラートだ。しかも!アイスのくせに(!!) I.G.P.指定品なんです!!

I.G.P. とはEUが認めるご当地生産物で、日本で言うと産地と加工地が明確化された“近江”牛や“紀州”南高梅がコレに当たるンじゃないかと思う。伊国では前述したトロペーアの赤玉ねぎアルタムーラのパンなどがあり、シエーナのリッチャレッリモディカのチョコレート(古いサイトなので読みにくくてスイマセン)などドルチェ類もある。でもまさかアイスがあるなんてビックリしてしまった。




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ではでは実食してみるさよ〜♪
キエ〜〜!!デカイっス!そして…予想を裏切ることのない砂糖攻撃!甘い甘い甘い〜〜っ!!カッフェ1杯では全くもって足りません。。。

店によってレシピは少々違うようだが、基本はチョコレートとヘーゼルナッツのアイスで球体を作り、その中にリキュール入りのダークチョコソースを詰め込む。だからスプーンを入れると、フォンダンショコラのようにチョコレートの熔岩が溶け出すのだ。

なんでも、貴族の結婚式のためにジェラートを用意していたら型が足りなくなり、とっさに「手」で丸め、ついでにチョコを詰めたのが始まりらしい。その菓子職人、ジュゼッペはメッシーナ出身で、故郷の味、アランチーニにヒントを得たとか得なかったとか。さしずめ日本ならおにぎりだよね(笑) 真偽はともかく、パン粉の代わりに砂糖とココアをまぶし、中からチョコが溶け出すソレは、瞬く間に町の名を冠した名物となった。







でもさ〜アテクシ、信じられなかったンです。アイスを手で丸めるって、それってアリ?って。

…………アリ!なんですぅ〜〜!

ひええ〜〜ホントに手で成型するんだ〜〜!!! で、これをもう1度冷やし固めるんだって。

粘度が出て扱い易い添加物入りアイスを使ったり機械で注入する事もできるが、歴史を刻んできた店はそんな事はしません。ちゃんとしたアイス(その代わり溶けやすい)に液状のチョコを詰め、かつ、素早く丸めるのは熟練の技が必要で、Consorzio Gelatieri Artigiani Pizzo というジェラート職人の組合をつくり、技術を守り伝えているほど。

ああ〜こうゆう所が I.G.P. に認定された所以かもしれないねv ちなみに欧州で初めてI.G.P. 認可されたアイスクリームなんだそうだ。ってか、他にどんなアイスが認定されてるのか知りたいわ!!!

我々は偶然、上記の写真で紹介されていた Gelateria Belvedere で頂いたのだが、そう大きくないピッツォの町の、もっと狭い範囲〜中心部だけでも、Tartufo di Pizzo を扱う店が軽く10軒以上ある。だからピッツォはこぅ〜呼ばれてもいるのだ。Città del gelato〜アイス(ジェラート)の町だと。

う"う"う"〜 “アイスの町” って、なんて甘美な響きなンでしょ(//∇//)
スイーツ好きなら寄り道してでも食べる価値はあるかもしれない。但し、ブツはかなりデカく(だいたい野球のボール大)、伊国では砂糖マシマシのドルチェも喜んでいただくアテクシですが、頭痛がするほど甘かったので(笑) 覚悟を持って挑んでください(^^ゞ



# by 21giova | 2021-01-11 22:00 | ├ ピッツォ | Comments(0)

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