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ストロンボリ島 10. さまざまな思い出と共に…これが最後の噴火ショー
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船はまず、ストロンボリの噴火によって吹き飛んだ巨大熔岩でできたという
ストロンボリッキオ島に向かう。

その姿が隠れそうで隠れない夕陽をお供に、スルスルと船が進んでいくと、
な〜んにもない文字通り一直線な水平線上に、島影がポッチリ浮かびあがる。

それは本当に、声を失うほど美しい光景で。。。。
アテクシ、しばらく呆けて眺めておりました。





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周囲は垂直に切り立った断崖で、およそ人が上陸できそうにないが、
そんな所によく作ったな!と感心する頂上部に灯台があり、
そこに登るためのハシゴだけが、かろうじてかけられている。

もちろん関係者以外立入禁止。
でもでも、無謀な若者がたちが、GFを伴い登ってそう(笑)

ここで、今まで客とおしゃべりばかりしてたクルーが、唯一ガイドらしきひと言を発する。

「どこかにハートがあるから見つけたらラッキーだよ♪」

うっとり夕陽を眺めていた乗船客。
急に我に返り、みんなが岩肌を凝視!(๑•̀ㅂ•́)و✧






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どこどこ? あったあった! アソコを見ろ! ソレ見て!
みんなで探して教えあい、船上にちょっとした連帯感が生まれる。

うわ〜見事なハート型!(ってか桃尻?!(笑) わかります?
これでイイことあるかな?
→ 実は全然なかった…のは、後でのお話。。。。。

こ〜やって見ると、崩れかけの粘土みたいな表面がいかにも熔岩っぽい。
ストロンボリ島から「わずか」1キロほどだけど、
こんなでっかい塊が飛んできたというなら、やっぱスゴイよねv






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ストロンボリッキオ島を去る前に、
もう一度この光景を目に焼き付けておこう♪♪

何度も言うけど、ホントのホントにキレイだったのです(//∇//)





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この時間帯は、噴火を見るためのクルーザーのラッシュタイム。
ストロンボリッキオ島をグルリと一周してストロンボリ島に戻るコースもほぼ同じ。

頃合いになると、2艘、3艘と、船が続々と集まり、
鑑賞スポットに向けて一斉に船首を向ける。

競争してるワケでもないのに、
今までのアイドリング状態から(そのお陰で写真が撮れたんだが)
波飛沫を上げ猛ダッシュかます様は、ある意味ちょっとした見物(笑)
天気は問題ない。さてさて、うまく見えるかなぁ〜〜





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あっちにこっちに船が停泊してる鑑賞ポイント。
お月さまも出てきて、イイ感じや〜ん♪♪

毎分、毎日、噴火と共に崩れ落ちる岩や土が、
島の北西部を大きくえぐり、のっぺりキレイにならしている。
この状態が数十年も続くと、島の形状も大きく変わってしまうんだろうな。





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ポカ〜っ!! と、こもった音がしたと思ったら
あっ!!! 噴火したぁああ〜〜!!!!
常に見てないと見逃してしまう。油断もスキもないのは頂上で見た時と一緒(笑)

でも…下から見ると、まるでろうそくの灯火。
小さくて、かわいくて、思わず微笑んでしまうほど。





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やっぱ日が暮れてからが噴火ショーの本領発揮でしょ〜〜!!!

揺れる船上でうまく撮るのはコレが精一杯だったけど (いちおGIFアニメ)
蒼い夜空に飛び散る紅が、自然の驚異と美しさをまざまざと見せつける。

チラチラ揺れてる光は、登山者のヘッドライトだろう。
あぁああ〜〜〜あそこまで登ったんだね、あそこにいたんだね、アタシ。。。(TOT)
そう思うと、感無量で泣けてくる。。。。

船上で見る噴火も十分迫力あるが、頂上で見たソレとは比較にならない。
登山の辛さと涙(!!)と同じくらい忘れがたい思い出を、
アタシはあの山のてっぺんに置いてきたんだな。
ありがとう♪ ストロンボリ島。






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この日はEUROの準決勝で、我々が噴火をカメラに納めるべく夢中になっていたと同じく、
クルーたちは試合に夢中になっていた(笑)

そんな中、リパリに帰る途中、モヒカン悪童@バロテッリが、
ドイツの息の根を止めるこの日2発目をブチ込み、船上お祭り騒ぎ(≧▽≦)//
もちろんイタリア勝利で、港な広場も大いに盛り上がっておりましたv







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by 21giova | 2017-06-09 23:25 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島9. 黒い海岸で最後のひと泳ぎ
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ストロンボリ島での休憩は、
夜のクルージングにそなえて食事でもしてね〜と、ちょっと長め。

でも…

まだまだ海に入りたい私たち。まだまだ泳いでる人たち。
せっかく水着が乾いたところだが、迷わずトプンだぜ(๑•̀ㅂ•́)و✧
さっきの沖合とはまた違うけど、ストロンボリの海もホント〜にキレイです♪

それに…この真っ黒溶岩海岸を最後に楽しむのも悪くない…でしょ?!

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このワンコたち、ちゃんと首輪した飼い犬なんだが、みんな仲良くてね〜
アタシたちと同じくらい海ではしゃいでた(笑)

イイなぁああ〜〜〜〜♪♪
アテクシのささやかな夢の1つが、まさにこ〜やって、自分の犬と海で遊ぶことなので、
再度身体を乾かしながら、ニヤニヤと写真撮ってたんだけど、、、、




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あ"〜っ!! 今そこにいったらあっか〜ん!!!

愛を語り合ってるあの2人(匹)が見えないか?!
3匹の中で1番でっかいワンコの乱入で2匹の逢瀬は一瞬で終わり。
アタシの不毛な妄想を吹き飛ばすようにまた仲良く飛び回ってた(^^ゞ

と、、、ワンコ写真ばっかであいスイマセンでした。。。





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我々もオトナらしく、ちょっと落ち着こうっとv
海ではしゃぐと喉が渇く。
冷えたロゼが天上の美酒のようにウマイ。

一気に飲み干したいのを我慢しながら、ゆっくりゆっくり味わう。
ついでに軽く何か食べておくか。






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時間貧乏なもので、こんな時間にゆっくり海を眺める機会ってあまりない。

海と空が同じ青で溶け合う昼間の光景もステキだけど、
昼と夜が入れ替わるこの瞬間も同じくらいステキだね♪
明るさと暗さがせめぎあう危うげな光が、ちょっとせつなくなるほど。

あれ?いつになくロマンティック。
ちょっと酔ってる?(^^ゞ





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気を取り直して(?!) 再び乗船すれば、まさに日が沈むところ。
あぁあ〜またまたキュンキュンしてきたよ(//∇//)




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by 21giova | 2017-05-19 23:50 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島8. ひとまずさらば!火山とバンパイアの島よ
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いくら干しても、アタシの汗とストロンボリの砂は消えまい…というもう1つの“相棒” 
一緒によくがんばったね♪ ありがとう!
持ってくるのも、持って帰るのも大変だけど(^^ゞ

昨晩、マルコと一緒に星空を眺めながらちょっくらお酒も呑み(結局飲んどるやないか!)
なぜ北イタリア出身の彼が遠く離れた南の島にいるのか、
どんなに海が好きだかを、おしゃべりしたんだが、
最後は…というと「もっとイタリア語を勉強しろ!」と、しっかり怒られたのであった( ̄o ̄)スンマヘン





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そんな「夜の会合」が行われた2階テラス。

マルコの故郷は山がちで、海には面してない。
アタシが住んでる所もいわゆる“海なし県”なので、彼の気持はよぉくわかる。

山な自然も大好きだけど、海か山、イタリアでどっちかに別荘あげるよ♪って言われたら、
一応悩みながらも「海」を選ぶだろう、多分。いや…絶対。
無いモノに焦がれるのは、人間みな一緒なのだ。





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着いた時と同じ美しい姿を見せる火の山は、今日も元気よく煙を吐いている。
きっと今日も、いろんな国のいろんな人たちが、頂上目指して登っていくのだろう。
ふふ…ガンバレよ! 

某番組でGoogleマップの使い方をやってて、ついまたこんなものを開けてしまった(^^ゞ
まだやるんか〜い!ってしつこけど、貼っておこっと♪





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半ベソどころか本ベソかきながら登った道。




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黄色の所で座って噴火見学後、手前の砂地を駆け下りる。



こんなにハッキリわかるなんてスゴイな!まさに「蜘蛛の糸」だ。
人間がいかにちっぽけで、その胸に抱えた悩みなど、
もっともっとちっぽけだってことがよくわかる。なんか元気づけられるわ。
マツコも言ってたけど (あ!) 地図って1日見ててもあきないよね。

さてさてさて…。

海でプカプカしてきたお陰で、かなり人間らしくなり帰ってきたら、
エプロン姿のマルコが、漁師から直接買ったというカジキマグロをさばいて、お昼を作ってくれた。
島のレストランで働いてるというだけあって、パスタも手際よく用意。
階下のテラスで大家さんと彼女の娘っこと一緒に、にぎやかプランツォです♪♪


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6歳になるアンジェラのマイブームは「吸血鬼〜バンパイア」
絵本だかテレビだか、とにかくどっかでお会いになって以来、ガッシとハートを奪われたらしい。

恐らく周囲の大人たちは聞き飽きて、十分相手をしてくれなくなったんだろう。
そんな時、謎の日本人という格好の獲物をロックオンした彼女。
「彼」がどんだけスゴクてコワイか、怒濤のようにしゃべりまくる。

人見知りもせずなついてくれたのはとっても嬉しかったけど、
脳内翻訳機が追っつかないのはもちろん、内容ほぼ理解不能。。。
でも、会話中、少なくとも28万回は出てきた
「吸血鬼=ヴァンピーロ」という言葉は、死ぬまで忘れないと思う。。。

火山に始まりヴァンピーロで終わるストロンボリって、、、、強烈すぎる(笑)
いやいや…ちっちゃなプリンチペッサ。お後がよろしいようで。とっても楽しかったよ♪♪





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ホントはもっとゆっくりできたらよいんだが、とりあえずストロンボリ島とはお別れだ。

ちょっとしたお土産と、大好評だったワサビ味の柿の種だけで申し訳なかったが、
一宿一飯の恩義、決して忘れるまい!

ホントにありがとう!!!

南の島といえど、オフシーズになると観光客も途絶え、島の人口も半分以下に減ってしまうという。
大家さんたちは家を閉めメッシーナで冬を過ごし、マルコはまた別の海を求めて島を出る。

再びみなが出会う時はあるのだろうか。
いつか、そう…いつか、日本にも遊びにきてよ♪





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最後に…ストロンボリ島というと、火山だけではない。
そもそも島の名を一躍知らしめたのは
ストロンボリ 神の大地〜Stromboli terra di Dio」(1950年公開) だったかもしれない。

一連のヒッチコック作品や「カサブランカ」「誰が為に鐘は鳴る」などに出演。
アカデミー主演女優賞も獲り、圧倒的な人気を誇っていたバーグマンが、
この作品をきっかけに9歳年上の監督、ロッセリーニと不倫関係になり、大スキャンダルになったからだ。

作品の善し悪しと関係ない所で注目を浴びてしまったけど、
彼らが愛を育んだ家が、今も島内に残っている。
来る前に観ておけばよかったンだが、往年のイタリア映画ファンなら、
ちょっと気になるのではないだろうか。

他にもエオリエ諸島には映画の舞台になった地がいろいろある。
そのお話しはまた後で。。。。










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by 21giova | 2016-11-12 23:01 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島7. 汗と涙の火の山登山 黒い海岸と蒼い海で
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起きた時、ロボットみたく身体中がガッチンガッチンだったけど、
せっかく“島”にいるんだもん。海っ!! 海行くで〜〜!!

マルコの家から歩いて数分。
まんまジモティ専用の、マルコいち押しの秘密のビーチ♪
潜りたいので砂浜はNG、岩場大好物!の友人、大喜び♪である。
アンタってば、今日も元気だねぇ。。。。

ここでお気づきだろうか?
ビジュアルがなんか黒いことを。

波に転がされて丸くなってる石っころも、海岸沿いにゴロゴロしてる巨岩も、
みんなみんな、島のてっぺんから真っ赤に焼けて飛んできた溶岩の慣れの果てなのだ。





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だから、砂浜もご覧のような“ブラックサンド”
巨大な溶岩がこんな風に粉砕されるまで、気の遠くなるよな時間が必要だろう。
やっぱ自然ってスゴイね〜〜。

同じく火山が多いハワイ諸島にもブラックサンドビーチが多いらしいが、
イタリアではストロンボリ島のみ!

しもた!記念にちょっと持って帰るんだったな。。。。
と、抜け目のない友人は、軽石のようなミニチュア溶岩をちゃっかりゲットしてた!

ず、ずっこ〜〜!!!

あ?え?アタシのもあるの?!

ありまとぅう〜〜♪♪

やれやれ…(˘•ω•˘)




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この黒い岩場、海の蒼との対比がとても美しいのはもちろん、
海自体もスンバらしくキレイだった!!!

後日、エオリエ諸島の別の場所でも海に入った。
十分キレイだったけど、ココには負けたな。それっくらいキレイ♪♪
ってことは、今まで入った伊国の海の中でイチバンキレイ!ってことだ。

素潜り名人の友人は、喜々として潜りっこしてる。
アタシはいつものように浮き輪を友に、プカリプカリと波間に漂う。
身体中がきしんで、とてもじゃないが手足使ってなんて泳げません(TOT)//

でもこれは一種のタラソテラピーだな。
やさしく打ちつける波がマッサージしてくれるし、
下をのぞき込めば、深く澄んだ青に吸い込まれそう。

そして…何よりサイコ〜に気分がいい。
昨晩ヒイコラ言ってた事なんて瞬時に忘れさせてくれる。






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火山に登った後は、海です、海っ!これもぅ〜絶対オススメ!

フェリーが着く島の表玄関付近にはビーチもある。
目前にほら、ストロンボリッキオが見える、これまた最高のシチュエーション。

エオリエ諸島を回った後で思うと、ストロンボリ島=火山トレッキングがメインなので、
いわゆるフツ〜の観光客は、他より少ないと感じた。
いい感じで穴場?!なんじゃないかなぁ〜。

それに、火山に登らなくても泊まらなくても、周遊フェリーで来て半日過ごすのもいい。
イタリア唯一の溶岩ブラックサンドを味わう価値はある!と思いマスv





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〈オマケ〉

秘密ビーチにこんな看板が…

「津波=Tsunami」がこんなところにまで!
まさに世界共通語なんだね。






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by 21giova | 2016-10-21 23:31 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島6. 汗と涙の火の山登山 最後までドラマがいっぱい!
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日が落ちきる前に、馬の背よりもそっと「上」から見えるベストポジションに移動する。

灯りなんてない漆黒の闇の中で見る噴火は、
飛び散る真っ赤な欠片が1つ1つ際だって見え、また別の 迫力!!!

ところがその名も ストロンボリ式 といわれる噴火は、
プシュウウ〜〜!! パッ!! と、悲しいほど一瞬で終わってしまう。
名前が付くくらいだから、かなり特異な噴火システム(?! 笑)なんだと思う。

断続的に噴かないので、お出ましになる「時」を健気に待たなきゃいけないんだけど、
がんばって三脚担いで登ってきた人、ちゃんと撮れたかな?
アタシはこれで精一杯だったよ〜( ̄o ̄)





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ぷっすん! アッちゅう間に鎮火してしまう内気なヤツ(笑)

それでも迫力十分だし、この規模だから、こうやって間近で見れるのだろう。
本気で怒ったらこんなもんじゃ済まないだろうが、まるで世界一巨大な線香花火のようだ。
さっきは思わずはしゃいじゃったけど、今は静かに眺めていたい…って思った。

なぜなら、噴火の前後ってビックリするくらい静まりかえり、その間、静謐ともいえる「無」の時が流れる。
噴火の対極にあるそれは、とても儚く、叙情的ですらあったからだ。

それに…頭上を仰ぎ見れば、煌々と輝く月明かりに負けじとあまたの星が輝き、
オマケに座っていた砂地は、お尻の下でたぎってる溶鉱炉のせいでポカポカとあったかい。

母なる地球は、大地は、かくも大きくスバラシイものだったんだな〜って。
そう、自然に思ってしまう。





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と、せっかく「ロマンティックが止まらない!」(古っ!!) ってな気分に浸っていたのに、
そろそろ下山するよ〜!というガイド氏の顔見て、塩の柱と化してしまった。

なんなら帰りはロープウェイで一気に!なんて、あり得ない妄想してたアタシ。 
そ、そうだ。登ったからには降りなければならない!
これ、リアルに現実。OMG!! どころじゃない、人生最大の危機である!!!!!

ちょ〜ちょ〜ちょっと待ってください!!

ヘッドライトがあるとはいえ、当たり一面真っ暗!
今まで登ってきたような道を下るなら、3歩で複雑骨折。5歩で滑落します、アタシ。
そうだ!ここ温かいから朝まで寝てます。なんなら墓標立てて埋めてもらっても構いません。いやマヂで。
真っ暗だけど顔面蒼白、ゾンビに逆戻りしてたと思う(TOT)//

そんなアタシを見て、ガイド氏がニヤニヤしながら「紙マスク」を配ってくれる。
え?コレ何?!と思いながら装着すると…
ヘルメットに首タオルにヘッドライト…と、まんま炭坑節踊れそうなほどひどいカッコに(笑)
ま、この際カッコなんて、1ミリたりとも関係ないんだけどね(^^ゞ

そしてキョ〜フの帰り道……

うぉおおお〜〜!! なんだなんだこの道は?!

なんと復路は、粉じんが積もりに積もった砂地になっていたのだ。

砂山、雪山といってもいいかもしれない。
フカフカなその上をチンタラ歩くのではなく、一気に滑り歩き?!するらしい。なるほど〜〜!!

それでもアタシにとってはしんどかったが、
さっき心底憎んだ砂地に、感謝のキスを〜!!ってくらい楽であった♪♪

よって、一行のペースもオソロシク早い。
暗いんじゃなくて、みんながたてる砂埃で前が見えないほどモヤる中(だからマスクが支給される)
ほとんどこの砂地だった帰路を、ほぼ1時間という音速ジェット並みのハイスピードで下山する。
往路の事考えたら、信じられないくらい早かった〜〜!!!


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オマケにどんくさいアタシを心配して、ガイド氏がステキなナイト(騎士)をつけてくれた。
ザルツブルグから来てた若者たちが前後を挟んでくれ、
アタシが滑ったりなんやらで、アッ!とかヒッ!と奇声をあげる度に(あげるな!(笑)
ザッ!と駆け寄ってくれたり、足元をライトで照らしたりしてくれたのだ (//∇//)

若くないけど女性でよかった〜!!! (爆)
ガイド氏にムリクリ頼まれたにしても、ザルツブルグ隊 (←密かに命名) ホントにありがとう〜!!!!

町に着いたのは23時半を回っていただろうか。
三々五々、いつのまにか解散してしまったので、彼らにお礼のひと言も言えなかったのが悔やまれるけど、
最後、集まって人数の確認をすることもしなかったのは、伊国らしいといえば伊国らしい。
日本ならまず考えられないよね(^^ゞ

そんなみんなが、下山後、一目散になだれこんで行った先は、広場のピッツェリア。
アタシも途中でお腹が鳴ったほどだが、とてもじゃないが食べる気にならない。

ってか、ホントみんな元気!
先のザルツブルグ隊だって、アタシのケアもしながら、ピョンピョン飛び跳ねながら歩いてたもんね。
若いってステキ!じゃなくて…呆れるというか、畏敬の念を持たざるを得ない( ̄o ̄)//

がしかし友人もピッツァこそ食べなったけど、
メッシーナ大瓶!を一気飲みしてたから、彼らに匹敵するスタミナを持っていると思う(笑)
急な下りゆえ、1度勢いがつくと止まらない…ってのもあったけど、
復路もアタシをほったらかしにして疾走してたしさ。
大したもんだわさ、アンタってば。

とにかくっ!!!! 下山したのだ!登って降りたのだ!噴火を見たのだ!

ヤッタ〜!!!! (≧▽≦)// ←アルマゲドン生還の気分(笑)

って、バンザイ三唱したいところだけど、今、考えられることはただ1つ!
一刻も早く帰ってシャワーを浴び、シマリスのように丸まって眠りたい。。。。
それ以上もそれ以下も望みません。。。。





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こうして、先ずは旅の一大ミッションを果たしたアタシたち。

体脂肪率標準値オーバーに圧倒的な運動不足!…と、
不良債権のような身体だったアタシには死んでもイイくらいしんどかったが、
火山の噴火を間近で見るという得難い経験ができたのは、ホント〜によかった!!しかもイタリアで。

こんな冒険、アタシ1人だったら絶対行こうと思わなかったし、
死のロードの途中、なんでこんな目ぇ〜せなアカンねん!と、まぢ恨みしそうになったけど、
連れてきてくれた、機会を作ってくれた友人には心から感謝したい。

イタリアで数々の「やらかしメモリ〜ズ」を作ってきたアタシたちだけど、
いろんな意味で(笑) ベスト3に入る思い出になったよ。ホントにホントにありがとう〜♪♪

あ、ココで終わりじゃないですからね。
後はリゾーティなエオリエ諸島を楽しむぞ〜〜〜いっ!!


〈火山トレッキング準備の捕捉〉
復路はこのように砂地を歩き、砂埃がヒドイので、コンタクトの人は要注意!
どうせ海も入るでしょうから、ゴーグル(水中メガネ)かけるとイイと思います。
また、支給される紙マスクは超チャチなので、心配な人は日本製のモノを持っていくとよいでしょう。
半パンTシャツな奴らに笑われるかもしれないけど、そんなん全然気にしないこと!(笑)
とにかく「砂まみれ」になるので、我が身は自分でケアしよう!











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by 21giova | 2016-10-03 23:41 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島5. 汗と涙の火の山登山 〜 これが地中海の灯台だ! 〜
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日が長いシチリアの空が朱に染まり、息を呑むような美しい光景が広がっていた。
そらもぅ〜、今までの悪夢がフッ飛ぶほどに…。

数十名が立てる馬の背状になった Pizzo Sopra la Fossa (918m)

ストロンボリ島の厳密な標高は926mだが、たかが10m。それがど〜だと言うのだ?!(笑)
ココが一般登山者にとっての頂上、Top Of The Mountain!! である。
偉いぞ〜アタシっ!(TOT)//





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船上から噴火を眺めるクルーズ船が、豆粒みたいに小さく浮かんでる。

そっから見えるか?ザマァ〜ミロ!
口惜しかったら登ってこぉ〜いっ!!

お〜〜っと!! さっきまでゾンビだったのに、人間に戻って口が悪くなっているアタシ(笑)
ったく現金だが、登ってきた者だけに言える特権でもあるので、ど〜か許して欲ください(^^ゞ

と、弁当の巨大パニーニを平らげたガイドさんが叫ぶ。

「お〜い!みんなぁ〜メット、ヘルメットかぶってくれよ〜!」

現状見る限り「何か」フッ飛んできそうな気配は全くない。が、そこは生きてる活火山。
今だから言えるけど、御嶽山の噴火の事思うと、確かにメットも必要だ。
実際、桜島の噴火口にもあったコンクリート製の逃避所が幾つか設けられているし。





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とはいうものの、こんな近くでモクモクしてる噴火口が見えるンだから、
みんな知らず知らずのうちに、もっと近くへと歩を進めてしまう。
もちろん!ここも柵もロープもない、オ〜ルフリ〜な完全自己責任(笑)

ぼふぅううう〜〜〜!!

見てる方がビビるが、それ以上来ちゃヤケドするぜ!とばかりに突如噴煙があがる。

これね、音が鳴っても煙を噴いても、必ずしも「火」を吹くワケじゃない。
まるで不発弾なロシアンルーレットのような気まぐれさ。

でもそれは、この島が「生きてる」証拠でもある。
そんな自然の神秘をまんま見るには、無粋な人工物は一切いらない。
人間はそっと陰から「見させていただく」あくまで脇役なんである。





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と、油断してたら、キタキタキタキタ〜〜〜〜!!!!!

ドっしゅうぅう〜〜!!

うぉおおおお〜〜!!!!  ←みんなの雄叫び(笑)

シュバシュバシャラシャラ〜〜〜

INDEXと同じ写真で申し訳ないけど、ホントいつ「吹く」かわかんないから
これがここで唯一撮れた火柱だったのだ。





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ちゃんと「噴火」すると噴煙の高さも音もケタ違いにデカイっ!!
足元が揺れたのは気のせいか?!

アッサリ1回で終わって、ちょっとガッカリしちゃったけど、
正真正銘、生まれて初めて間近で見る噴火である。

す、すっげえぇえええ〜〜!!(@▽@)!!

深い藍の中を転がっていく火の玉が、とんでもなくキレイ!!

陳腐な表現だけど、まるで宝石みたい。
ガーネットにルビーに、トパーズ、オパール……
色とりどりの首飾りが、巨人の手で引きちぎられたかのように飛び散っていく。

黄昏から夜へと変わるその刹那。
古来より「地中海の灯台」といわれたストロンボリ島が、
1日のうちで1番美しい時に、1番美しい姿を魅せてくれた。
あぁ〜ホントにキレイだったよ〜♪♪

そして、止むことのない夜の噴火へと続くのであった。






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by 21giova | 2016-09-16 23:10 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島4. 汗と涙の火の山登山〜 ついに…ついに…涙のフィニッシュ!!

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休憩の後は一気に頂上を目指す。
ザッザッザッザッ…心の平穏、平らな道。
ホッ…とひと息つくも「天国」はコレが最初で最後であった(TOT)//

あっ!! ジャーマン@キンダーズったら、いつの間にか先頭歩いてる!!!

チクソ〜!! アタシだって7歳児だったら (何年前?!(笑)
山羊のようにジャンピングジャンプしながら登れるのにっ!!
って…ヘトヘトだったアタシを見かねて、友人が己の杖を貸してくれたので、
ジャンプどころか、スキップすらできなかったけど…( ̄o ̄)//

かようにアテクシ、半分以上幽体離脱しておりましたので、
今回は、友人が撮った素晴らしい写真で綴っていきます。ど〜ぞヨロシク!





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さてこの道。山の手と反対側といえばご覧の有り様。
頂上付近から下まで、草木も生えぬ「黒き滑り台」となっている。
実はこれ、火砕流が通った跡なのだ。

でもって、やっぱ柵もロープもないんだよね〜〜( ̄o ̄)
そんな人いないと思いたいが…こっち側にズッコケたら、一気に大滑降!! じゃん?!

こんなデンジャラスロードがいっぱいだったストロンボリ登山。
でも今はこぅ思える。日本とは考え方の根っこが違うのだろうと。

たとえ少々危険があっても、あるがままの自然の中に身を置き、楽しむことが、
欧米諸国におけるネイチャーアクティビティーなんだろうと。
どっちが良い、悪いじゃなくて…ね。





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それでも…この道、この登りぃい〜〜!!!
ガイドが引率してくれなきゃ、わからんわ〜い!!!

延々と続くつづら折りの登り道に、
アテクシ、どんどんどんどんペースが落ちていく。
あぁ〜このまま Like a rolling stone になりたい(>_<)//

ついにはお互い見捨てずがんばろうね!と、
密かにココロの友として「頼り」にしてたドイツ人のジ〜サマにも抜かれ、
グループ最後尾どころか、100m以上も遅れるハメになってしまった。






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一瞬「カッコいい写真」に見えるが、とんでもない!
そんなとこ撮るな〜〜!!!! な、1人遅れて孤高の図…である。

実は途中、何度か足がつり、動けなくなってしまったのだ (軽い脱水症状になっていたと思われる)
立ち止まってプルプル震えてると杖まで落として、ソレ拾うのさえ一苦労という始末。

そうこうしてるうちにみんなとの距離が、またまたもっともっと開いていく。
むっちゃくちゃ焦るけど、どうにもこうにも足が動いてくれない。

そのうち、ガイド氏に新しいルーティンが加わった。
それは…しんがりというには遠く点のように遅れてるアタシに向かい、

おおぅうう〜い!生きてるか〜!?大丈夫かぁ〜?!

と叫び、確認すること…である(笑)

白旗を持っていたら間違いなく振っていただろう。
代わりに自分の手をヨレヨレヨレ〜と挙げるのが精一杯で、声すらでないアタシ……

歩いてて足がつるとか初めての経験だったが、それを差し引いても、
余りに動けない自分が情けなくて 泣きそう になった。。。

旅行前に、そうだっ!7階の事務所まで毎日階段使ってトレーニングしよう!
って思っただけで、実行しなかった事を心底後悔した(おそ〜〜いっ!!!)







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しかもっ!!!!

山頂まであと少し!って箇所になると、今までのガレ場から一転、
足元が、さっき通ったような黒く細かい砂地になったのだ。

それなりの傾斜がある中で、しかもこの最後の最後で、足元がズブズブ沈む!って、
これほどの試練…いや…イジメ!があるだろうか?!

足を踏ん張る度に大腿筋が悲鳴をあげ、
わずかに残っていた気力と体力が、最後の一滴まで霧散していく。

イヤな事はすぐ忘れる性分なので、もしかしてもっと辛い事があったかもしれないが、
この世に生をうけ、今まで生きてきて、記憶にある限り、この山頂までの約1時間半ほど…って、
正真正銘、最強最悪、ホントのホントに、大まぢめに、いっちばん、

ツラカッタ〜〜!!

この先、なんか酸欠状態な試練があっても、この「魔の1時間半」の事を思い出せば、
きっと乗りきれる!!んじゃないかと思う(笑)

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そして…「その時」がついにやってきたっ!!!!

ああ〜向こうで手を振ってる友人の姿が見える。それがどんどん近づいてくる。
ってことは、みんなもぅ歩いてないんだね?あそこがゴールなのね?
おぉお〜!神よ!!感謝します!!!

歩き始めて3時間ちょっと。
ついに…ついに… てっぺん とったど〜〜!!!




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途中、このまま溶けてストロンボリの砂と化したらどんなに楽だろうと思ったけど、
今度は安堵感と疲労感から、膝から地面にへたれこむ。
もしかしてもしかすると、登り初めてはぢめて!!座ったかもしれない。

最後の流動食を流し込みながら、
ようやく周囲を「人の目」で見ることができるようになり、気がついた。

ブッシャファア〜〜〜!!! ← ふなっし〜ではなく噴火音。

ポっスン!! ← 噴煙があがる音。

うわうわうわ〜!!
もしかして今、噴火したん?したよね?!

今までずっと下から見上げてた噴煙が足下にたなびいている。
それだけ登ってきたんだ…と感無量になる前に、いきなり噴火っ!?
こら、いつまでもヨタってるワケにはいかない。
カメラ、カメラっ!!! スイッチオ〜〜ン!!!

苛酷な登りがあろうとも、それに見合う等価を、山は必ず用意してくれる。
コレがそのご褒美なんだね。

えっ?まだまだあるよ!って?!
そう…噴火ショーは「これから」なのだ。





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by 21giova | 2016-08-21 23:23 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島3. 汗と涙の火の山登山 〜ぶっちゃけ1時間でダウンするなり〜
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オンシーズンにはまだ早いと聞いていたので、
もしかして専属ガイド付き個人ツアー?なんて思ってた(^^ゞ

ところがどぅだ。
集合時間になると、一体今までどこにおったん?ってくらいワラワラ人が溢れ出てきてビックリ!
仏語、独語、英語にイタリア語。オマケで日本語…な、人種のるつぼ。
50人近くいたんじゃないかな。みんな好きだね〜(๑˃̵ᴗ˂̵)و

しかしその格好といったら……Tシャツ、半パン、手足剥きだし!
え〜〜!!! おまいらラフすぎへん?!ってくらいイ〜ジ〜な姿にまたまたビックリ!
およそ今から「噴火口」見にいくカッコとは思えない(笑)

それでも出発前の担当ガイドによる装備チェックによると、
足元さえしっかりしていれば、たとえ「コスプレ」で登ってもいいんだと。
そ、そ〜なンですね?! (//∇//)




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17時過ぎ頃から、各グループ時間差で順次出発していく。
我々、赤メット隊もレッツラゴ〜♪である。

ゴールなてっぺんがはるか遠くに見え、
ホンマにあんなとこまでいくのか?!ってビビるも、
みんなのラフなカッコと相まり、まだまだ談笑ハイキング気分である。

船で出会ったドイツ人一家も一緒で、
金髪青い眼…と、絵本から抜けだしたようにカワイらしいお兄ちゃんと妹が、
竹の杖片手にはしゃいでる。






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わ〜い♪♪

集合場所だった教会が、もぅあんなに小さく見える!
キレイに伸びる水平線は、心も真っ直ぐになるくらい真っ直ぐだ。

海上にポッチリ浮かんでいるのは、噴火で吹き飛んでできた〈ストロンボリッキオ島〉である。
これがまた景観のいいアクセントになってるんだよね〜♪

この景色見ながら、ひと休みしたいところだが、
集団登山なので、ガイドの指示がない限り勝手に腰を降ろすことができない。

ってのは、平坦なハイカー道は最初の数十分で終わり、後は苛酷な登りの1本道。
歩き出して1時間余りというのに、既にゼィゼィヨレヨレになっていたアテクシ。
みんなについていくので精一杯だったのである。。。。




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まず第1に……暑いっ!!!!

19時回ってるのになんですか?! まっ昼間のようにキョ〜レツなこの陽射し!!
何度も言うが(笑) 昨晩、伊国に着いたばっかである。
暑さに身体がついていかず、滝のような汗がとめどなく出る、出る、出る〜〜っ!!!

第2に……足場がワイルドっ!!!!

こんだけ大勢の人が世界中から登りに来るのだ。
日本的に考えると、岩を積んだだけでもいい。ちょっとした階段らしきものがあってもいいように思うが、
THE自然のまんまなガレ場など、歩くというより全身使って「よじ登る」って感じ。
ものの数分で脚と膝がガクガク、ガク〜〜っ!!!

そう…だから杖は2本必要 なのだ。
脚で上がれないバヤイ、杖をテコにして腕力を持って上がるべし!!

うへえぇええ〜〜!!!

脚力もないけど、アテクシ、それに輪をかけて腕力もありましぇん…(TOT)//



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ウダウダぐちってるけど(^^ゞ
何よりア然としたのは、みんな歩くの早すぎるぅう〜〜!!!!!

ちょっとでもモタモタしてると、その背中があっちゅう間に彼方に遠ざかっていく。
なんでなんで?!と思ったら、ハタと気がついた。
彼らは身体がデカイから一歩もデカイのである。

アタシのか弱い1歩は、彼らの3歩に相当するといっても過言ではない。
それっくらい歩幅が違う。馬力が違う。
遅い人にあわせるというご親切はナッシングな弱肉強食の世界で、
まさに進撃の白人!!! いや…ダチョウ(笑)

サッカーでよく「フィジカル」うんぬんの話がでるが、こ〜ゆ〜ことなのね!?
小柄な長友がセリエAであんだけ活躍できるのって、実はスゲ〜事なのだ(>_<)//

じゃなくて……

え〜ん!まってくれぃいい〜〜!!

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もちろん、途中で何度か休憩はとってくれる。

が、みんなに合流するのが遅いので、
たとえば全体で10分間の休憩があるとすると、アタシはそのうち5分くらいしか休めない。

いや…ヘタすると、着いてひと息着く間もなく、え!もぅ出るんスすか?ってくらい「無い」。
なもんで「体力低下赤ランプ」が常にチ〜カチ〜カと高速回転。一向に青になってくれない。
マヂでエンスト・オーバーヒート寸前。非常事態である。

頂上アタック前、噴煙がハッキリと目視でき、地鳴りのような噴火音も体感できる場所で、
ちょっと長めの休憩がとられた。

みなさん優雅にお座りになり、飲み食いされてましたけど、
座ったら最後、2度と立てないと思ったアテクシ、立ったままガソリン (ウイダーinゼリー) を補給。

でもって、この写真撮ってこの後頂上まで、
1ミリたりともカメラに手が伸びませんでした。しんどすぎて………

そして試練はまだまだ続くのであった………( ̄▽ ̄)
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by 21giova | 2016-08-09 23:19 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島2. 汗と涙の火の山登山 〜準備編〜
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マルコの家に着くと早速山登りの支度をし、気付け?!のカッフェをいただき、さぁ〜もぅ出発だ。
この期に及んで、まだ100%にソノ気になってなかったアタシだけど、
うだうだ悩ンでるヒマなんてないから覚悟も決まる(笑)

マルコの家からテクテク歩いて15分ほど。
港付近と同様、ちょっと賑やかな島の中心地、サン・ヴィンチェンツォ広場に、
ストロンボリ島の火山ツアーを一手に引き受けている〈MAGMATREK〉のオフィスがある。

名物ガイドのマリオは、黒い愛犬(上の子ね) と共に日本のTV番組にも出ていたので、
もしかして見た人もいるかもしれません。

まずここで料金を支払い(当時25エウロ) 何があっても自己責任!な契約書にサインしたり(怖)
諸々の説明を聞きながら、準備を整える。

*ツアーは事前に予約しておくのがベターです (英語メールでOK!) 同時に宿泊場所の確保も忘れずに。





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「ガイドは伊語と英語、どっちがいい?」って聞かれ、
どっちもどっちやなぁ〜と(数分)考えてる間に、そそくさと英語グループに振り分けられたアタシたち。
忙しい時のイタリア人は、関西人並みに“いらち”でせっかちである(笑)

「ハイ、じゃあ〜赤いヘルメットね」

このカラフルなメットは、ツアーグループの目印になると共に、本来の大事な役目も担っている。
それは…いつ何時飛んでくる (かもしれない) 「何か」からオツムを守るためである(笑)
いや…突然大噴火する可能性もある火口付近まで行くのだから、これは全くの冗談ではない。
→ よって誓約書を書かされる(^^ゞ

その他にストック(トレッキングポール) 代わりの竹の杖も貸してくれる。

日本では、せいぜい登って伊吹山…ってくらい「登山」経験のないアテクシだが、
追々延べていく (地獄のような(!!) 今回のトレッキングを踏まえ、装備の事を言わせていただくと…

この竹の杖は 必ず絶対2本!! 借りること!

普段から使ってる人は重々承知でしょうけど、ストックは2本あって初めてその効力を発揮する。
アホなアタシは1本だけ借りて、後で泣きました。ハイ。

また、帰りが夜間になるのでヘッドライトも必要だ。
もちろん、トレッキングシューズは自前に限る。

そうでなくてもゴツくてカサ高いシューズをスーツケースに入れる時、
ああ〜このスペースに、あんなモノやこんなモノ買って詰めれるのになぁ〜って思っちゃったけど(笑)
足元は大事なので、物欲を捨ててでも履き慣れたシューズを持っていくべきだと思う( ✧Д✧)//




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その他に…帽子、タオル(数枚)、手袋、防寒具、ハイカロリーな行動食(お腹減ります!!)、
理由は後で説明するが、マスクとゴーグルもあった方がよい。

そして何よりっ水っ!
サイトの説明では最低1リットル…と書いてあったけど、持てるだけ持っていくのがイイと思う。

というのは、17〜18時の間で時間差で各グループが出発するンだが、
20時を回りようやく日が傾きかけるこの時期、その時間って、
まだまだ陽射しが強いうえに、丸裸な山腹は逃げ場が全くない。

アタシが特別汗っかきだったからかもしれないけど、どんどん水分が失われて、
1リットルなんて、ア〜タ、往路で既にないですから!!!
途中、足がツってしまったのは、絶対水が足りなかったからだろうと思う。

だから…大事です。命の水!!!

と、ここまで、自分で準備できるものは持っていったらいいし、
ヘッドライトなどちょっと特殊な装具や、
頭の先からつま先まで、まるまる一式貸してくれる店もあるので、急に思い立って登ることも…できる。




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さてここで、ストロンボリ島についてちょっとお勉強v

wikiにもあるように、我々が「ストロンボリ島」と認識しているのは、
海上から突き出たほんのわずかな部分でしかない。
その実態は、はるか2000mも下、海底へと続いている。

うわ〜こんなになってるんだ!!!
ホントはエトナ山(3,329m)並みのでっかい火山なんだね。

全体でいうとその八合目辺りからスタートし、上記の地図の赤線コースを辿り、
島の最高地点926mのうち750mあたりまで登り、降りるのが今回の登山ルートとなる。

750m?! へっ!そんだけですかい?!ってお思いでしょう。
ええ、ええ、認めます。ハイ。確かに数字上、大した高さではありません。

が…普段座ってばかりのデスクワークで圧倒的な運動不足、不良債権のような身体のアタシにとって、
たかが750m。されど750m。遠いぞ750m。なみだの750m…だったのだ(TOT)//
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by 21giova | 2016-07-15 23:11 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)
ストロンボリ島1. いざ火の山へ!
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海水かぶって船の窓ガラスが真っ白!! になっていたので、
別の日に撮ったストロンボリ島をばご覧くださいvv

ヒワヒワヒワ〜と、今にも消えそうな噴煙が見てとれるが、
風や日の当たり具合、見る方向で全く趣が違い、これでも結構激しく吹いているのだ。

なんとなく、それほど大きいと思わないけど、島は島、山は山である。
ふへぇえ〜あのてっぺん登るんだよね?!
しかも今夜!! っスよ?!

いっときますが「昨晩」イタリア着いたばっかです。
ハードすぎます。スケジュール( ̄o ̄)//




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こんな島の雄姿を拝むには、ミラッツォから約3時間かかる。結構遠い。
チビッコすぎる島はさておき、主要7つの島で構成されるエオリエ諸島の、1番北端にあるから仕方ない。

オンシーズンにはちょっと早いため、それほど乗客は多くない。
それでも、あぁ〜この人たちと一緒にストロンボリ島に行くんだな〜♪と、親近感持って眺めていたら、
ストックを2本差ししたサムライみたいな人がいて(笑)思わず話しかけてしまった。

「ハロゥ〜こんにちは♪ あなたも火山登りにきたの?」 
「もっちろん!そうだよ!!」

家族4人でハンブルクからやって来たという彼と、
ハンブルクといえばハンバーガーにビートルズだね〜♪と、盛り上がっちゃったが、
トレッキングツアーも同じ組で、彼のカワイイ子どもたちと一緒に…
いや…厳密にはアタシが早々に脱落したから途中まで?!登ることにもなった。

という出会い?!の船中を過ごしながらの船旅3時間。
今日は1日、移動の日だったなぁ〜。
で、しつこいようだがもう1度言うと「これから」山に登るのである(笑)


*エオリエ諸島へのアクセス(主要船会社)
オンシーズンは他にもたくさん船が出てるが、その分混むので予約した方がベターです。

・USTICA LINES  ・Siremar ・N.G.I.




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ストロンボリ島にやってくる観光客は、ズバリ100%、火山トレッキング目当て。
港の周辺にはホテルやBAR、土産物屋が並びそれなりに賑やかだが、
基本的にはたいへん素朴な島で、住民が暮らすのは島の北東部と西側のみ。

どちらも海岸線沿いのわずかな平地に住居を設けており、
西にあるジノストラという集落には、ほんの数十年前まで電気が通っていなかったほどである。

四輪車が走れる道も、港の前を走るこの1本だけ。
なぜなら、島の暮らしに「クルマ」は不要だからだ。




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よって住民の足は、懐かしのオート三輪になる。

昔?!は、結構フツ〜に伊国のどの街でも見かけたもんだが、
こんな風にオート三輪が並んでると、なんだか、とんでもなくノスタルジックな気持になってくる。
それっくらい伊国の町並みに「合う」ンです。コイツらは…。

そして、我々のお出迎えも、ポレポレ三輪車でやってきました(๑˃̵ᴗ˂̵)و


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実は旅行前、エオリエ諸島の情報収集をしていたところ、な、な、なんとっ!!
友人の友人…の弟が、ストロンボリに住んでいるから泊まっていったら?と言ってくれたのだvv

ミラノやローマといった街ならともかく、
まさかのストロンボリ島で、これって天の思し召し?!って思ってしまったくらいスゴイ偶然!!!
トレッキングして町に降りてくるのは23時を回り、絶対島に泊まらなければならないので、
ありがたく、ホントにありがたく、その申し出を受けることにしたのだ。

ゴトゴトガタガタ グィングィン。

オート三輪の荷台に乗るなんて、もちろんはぢめて!
左右に家々の壁が迫る狭い路地を疾走するソレはスリル満点で、
たとえこれが真っ赤なフェラーリだったとしても、
こんなに楽しくはなかっただろう♪ってくらい楽しかったvv

オマケに迎えに来てくれた弟〜マルコは、
すこぶるつきの美男子でジェントルマンだったのである(//∇//)
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by 21giova | 2016-07-05 23:06 | ├ ストロンボリ島 | Comments(0)