リパリ島7. 島を去る前に風景を切り取ってみました
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長らく、長らく引っ張ってきましたが、
クラゲの4本線を土産に(笑)エオリエ諸島ともサヨナラです。
アップできなかった写真と共に〆ていきやしょう。

も〜なんだろ。
他愛のない通りのひとコマなのに「絵」になるのだ。

ゴボウのように黒く細い姿は、
ベンチでたむろってるオヤジたちとは明らかに一線を画する。
長年海と共に戦い、生きてきた矜持が、
その背中からヒシヒシと伝わってくるのでありました。


〜リパリ島にて〜




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伊国にある多くの世界遺産表示。
あ、ココにあったのね?!と、見つけて初めてその存在を知る。

そのうち中国に抜かされる可能性大だが (チッ!!)
現在、その数51。世界遺産保有国世界第1位の国、イタリア。

取り付けるのに必死な日本とは事情が違うとばかりに、
勲章は、あくまで秘やかに掲げているのである。


〜サリーナ島にて〜





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陽光まぶしい南の島では、
アンビリバ〜ボ〜な配色が不思議とよく似合う。
暑苦しい色なのに暑くないフシギ。
ケンカばっかしてるけど、仲の良い恋人たちのようにしっくり馴染んでいる。

それはきっと、閑散としたオフシーズンの空気を
やさしくあたためてくれるに違いない。

〜サリーナ島にて〜





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伊国の南ではお約束の手描きの絵皿。

欲しいけど重い。
重いけど欲しい。

永遠に答えの出ない不毛な問いに悶々とするのも、
やっぱりお約束なんであります( ̄o ̄)

〜リパリ島にて〜





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4日間でボーリングができるほど玉石混交、いろいろ空けたけど、
ジモティの食卓にも並んでいるような、
気取らぬ地元のワインが1番良いと結論づいた。

部屋のテラスでオリーブをつまみながら、おしゃべりしながら、夜風にあたりながら。
そこにさりげなく寄り添ってくれるのは、
ブランドスーツじゃなく、日焼けが似合う真っ白なTシャツ着た島っ子の方が気楽ってこと。

時々やんちゃもしたけれど、
毎夜、楽しくアタシたちを酔わせてくれたのでありました。

〜リパリ島のお宿にて〜





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味のある壁面も…だが、チビッコ椅子が撮りたくて…。

かわいく並んだ2つの椅子。
きっと同じ時間、同じ時間だけ、同じ人が座るのだろう。

と、想像するのも、また楽しいのであります。

〜リパリ島 ある通りにて〜





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夜になるとリゾート地らしく、開放感に溢れるリパリ島。

「ちょっと飲んでいく?」
「ノンノン、早く部屋帰ってシャワー浴びて寝転びたい」
「だな〜」

まっ昼間に海に出るわ、泳ぐわ、オマケに日焼けで背中が火事だわ…で、
広場の楽しげな喧噪を横目にお宿に戻るアタシたち(笑)

賢いオトナはこんなバカはせず、午睡を取って、ちょっとお洒落もして、
アペリティーボ取りにいく…というスマートな過ごし方をオススメします(^^ゞ

〜リパリ島 海帰りの夜の港にて〜






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SNSはもちろん、インターネットなんてなかったその昔。
初めての町に来たら、絵ハガキと切手をしこたま買っては、
公園で、BARで、宿のベッドの上で、時には昼食のトマトソースを飛ばしながら、
日記のようなとりとめのないことを書いては、友人たちに送りつけていた。

1人が淋しかったワケじゃなく、旅の高揚感を伝えたくて仕方なかったのだ。
汚ったない字のひと言ひと言は、しかし今よりずっと熱かったはず。

そんな事をしなくなって、どれくらい経つのだろう。
郵便局と同じくらい仲良しだったポストを見つけて、ふとそう思うのであった。


〜リパリ島 ある通りにて〜





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シチリアで、ブリオッシュにジェラートをサンドして食べてるのを初めて見た時、
彼が超〜オトコ前だったことを差し引いても、仰天したものだ(笑)

そ、そんな事してもイイのか〜?!と。
で、食べてみて納得。
そんな事してもイイのだ〜〜!!!と。

島を去る朝に選んだ Brioche con gelato.
厳密には、生クリームをたっぷり添えたカッフェのグラニータだったんだけど、
美味しさに変わりはなく、これぞ甘ぁ〜く美味なるザ・南イタリア式朝食を頂き、
旅の終盤、メッシーナへ向かうのであった。





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# by 21giova | 2017-11-02 23:57 | ├ リパリ島 | Comments(0)
サリーナ島3. か弱き大和撫子、メドゥーサに襲われるの巻
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旅の初っぱなにスマホがどっかいったのが、数億万年前の事のよう(爆)
事情を知ってる人は、今頃その話するんでっか〜?! と呆れるだろうが(再爆)
知らない人のために……実はもぅ1つ、えれぇ〜事件があった。

最後のバーニョタイム。洞窟に向かってみんながワシャワシャ泳いでいく中、
待ってくれ〜と1人追いかけていたアタシ…の情けない図↑(笑)
と、突然、ビリリ!!と足に電気が走った。なになに今の?!
激痛ってワケじゃない。足がつったワケでもない。
しかし気になるので船に上がって見てみると……

な、なんじゃこりゃあぁ〜〜!!! (優作アニキ風に読むこと)

太ってぇ〜ミミズ腫れが、左のふくらはぎに1本2本……4本〜〜っ!!(0д0)!!

慌ててクルーに見せると、彼はアタシを一顧だにせず、
やおらデッキに駆け上がり、海に向かってこぅ〜叫んだ。

みんなぁあ〜〜メドゥーサ が出たから早く海から上がるんだ〜!!!

メ、メドゥーサ????
メドゥーサとくれば、かの有名なカラヴァッジオだろ?!
ってことはウミヘビの大軍に襲われたのか、アタシ?

じゃなくて…その正体はクラゲ!!

medusa クラゲ(水母・海月)
[女][メドゥーサ][英:medusa,jellyfish]

へえ〜クラゲってイタ語で medusaって言うんだ♪ メモメモ…。

・・・・・・・・・・

ちゃうちゃう、ちゃうがな〜〜!!!! ٩(๑`^´๑)۶

この足、一体ど〜したらいいの?!
クルーはみんなを引き上げるに必死で、アテクシ完全に放ったらかし(>_<)
仕方ないから水で洗い、手持ちの唯一の薬を塗り塗り、自己治療。

伊国の蚊って、日本のムヒがなんか効かないので、
友人の薦めでミラッツォで買っておいたんだけど、これがあってホント〜によかった!
もちろんクラゲ用じゃなく虫刺され用だけど、
何もしないよりマシだし、心なしか効いていたような気がする。

やれやれ……イタ旅武勇伝には事欠かないアタシだが、人身事故…ってか、ケガははぢめて!!
みんなが物珍しそうに見にくるわ、気の毒がられるわで、
か弱い(?!)大和撫子、身体を張って危険を知らせたのであります!!ってな気分になりました。

OMG!!! 水で洗うと浸透圧で毒が回る可能性があるのでNGらしい(海水で洗うが正解)
とりあえず(?!) はムヒでよいみたいなので、これはOKだったかな(^^ゞ




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それにしてもお盆じゃあるまいし、今頃クラゲがでるか?
幸いプク〜〜っと腫れてイタ痒いくらいで、大事にならなかったのはよかったけど、
クラゲ❤️初体験なアタシ。その経過を興味深く見守っていたんだが、
クッキリハッキリ、長い4本線。もう1本あったら人間五線譜な「クラゲ跡」がヒドすぎる!!!

痛みや痒み以前に、これって消えるんだろうか?ってむっさ不安になってきた。。。
病院とは無縁の健康体なアタシだけど、帰国後すぐ!皮膚科に行った。

「あららぁ〜これまた酷くやられましたね〜」

のほほん世間話のように言う女医さん。
お医者さんってホント、冷徹なまでに客観的(笑)

「この跡って “いつか” 取れます?」
「そうねえ〜半年…ううん、1年はかかるかも」
「・・・・・・」
「気になるならファンデーション塗ったらいいわよ♪」
「!!!!!!」

その時は、足用のコンシーラーやファンデがあるなんて知らなかったので(あるんです!)
ンなもん、あるかいな〜!!!と、心の中で毒づいてしまったけど(笑)
生まれて始めてステロイド系の薬を外から内からとって10日ほど。
腫れは完全に引いたが、ヒグマにひっかかれたような4本線はクッキリ残ったまま。

腕や顔じゃなくてよかったや〜ん♪とは、
その時たまたま海に入らなかった旅の相方の言葉だが、
こんなん腕についてたらDVやん!かないまへんで〜全くっ!!!!

そのうち関西人らしく「ネタ」として、ホレホレホレ〜!と見せまくってるうちに(バカ)
いつの間にか消えたけど(それでも確かに1年近くかかった)
クラゲにやられたと言うと、同情されずに大笑いされたのはナゼだろう( ̄o ̄)

とにかく…だ。エオリエのクラゲが強烈なこと。
そしてなんといっても「クラゲはメデューサ」
これは未来永劫、一生忘れへんわ!!!





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# by 21giova | 2017-10-04 23:52 | ├ サリーナ島 | Comments(0)
サリーナ島2. 究極のグラニータとリコッタマウンテンを食べずしてこの島を去るべからず!
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その後船は進み、サリーナ島の南東端、Lingua〜リングアで停まる。

置物のように動かないカモメの後に見えるのはリパリ島だ。
その距離、5キロほど。
どの島からもなんらかの島影が見えることに“諸島”の意味を今さらながら実感する。





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ここでランチタイムを含む長めの休憩時間が設けられる。
サリーナ島で、リングアで、行く所といえばただ1つ! Da Alfredo だ。
みんな迷うことなくゾロゾロと店に向かっていく(笑)

この店には名物が2つある。
その1つが、巨大で平べったい円形のパンを水平に切り、軽くトースト。
その上にさまざまな具材をのっけた Il Pane Cunzato 〜パーネ・クンツァート
シチリア式オープンサンド、超巨大ブルスケッタといったところだろうか。

せっかくなので、島の名を冠した一押しメニュー、SALINAをオーダーしてみよう(๑•̀ㅂ•́)و✧
パンにはケッパーとアーモンドのペーストが塗られており、
その上にナスにトマトにククンチ…などなど…島の幸がてんこモリ盛り乗っかっている。
周囲の人の皿を見てある程度「覚悟」してたけど、これがスゴかった〜〜!!!





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ひえええ〜〜!! トマト?ナス?一体どこにいますねん?!
ってくらいすさまじい量のリリ、リコッタ〜〜!!!! (Ricotta al forno)
気前のよいお好み焼き店のカツオ節でも、こんなに乗っかってないわ(違!!)
ってか、リコッタの山ね、山!コレ。

ちなみに、これ1人前の半分です。
予め切って持ってきてもらったけど、1人前は伊国のピッツァサイズ〜直径30cm強はある。
ピッツァはペロリと1枚いけるけど、この1枚は多分、一生ムリだわ(断言!!)






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キコキコカットすると、やっと息ができたよ〜とばかりにナスもトマトも「発掘」できる(笑)
だいたいだな〜高さも優に10センチは超えている。
リコッタ集めたら、ゲンコツ1個分くらいはあるんじゃないかな。

が、問題なのはサイズだけで、お味の方は間違いナッシングv
ケッパーの酸味、アーモンドの甘みがいい具合にしみ込んだパンと一緒に口に放り込むと、
得も言われぬハーモニーが生まれて、思わずニッコリ♪
盛り過ぎやろ〜!とひるんだリコッタも燻製香が効いてイイ仕事してマス♪

うんうん、ビールが進むね!
うんうん、でも…リコッタが多すぎてちょっと飽きてくるのも事実…(^^ゞ
美味しく食べるためにもノーマルな胃袋の人は「半分」でいいと思うよ。






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なぜならもぅ1つの名物も食べなきゃダメだから(๑˃̵ᴗ˂̵)و

むしろこっちの方が有名かも…というグラニータ〜〜〜!!!!
なんなら Cunzato 食べなくてもいい。
これだけは有り金全部費やしてまでも ゼッタイ絶対食べるべし〜!!!

なんでもシチリアいちウマイと言われている Da Alfredo のグラニータ。
しかしそう言われるのもダテではない。一口食べればすぐわかる。
これがホンモノのグラニータというなら、今まで食べたグラニータはただのカキ氷なんだと。

なんちゅうか…果実っ!果肉っ!なのだ。
シャクシャク半氷になったジャムみたいで、果実本来の甘みがとろけそうに美味♪♪
濃厚でいながら後口爽やか。一瞬で暑さが吹き飛ぶ。

うへえ〜〜〜!!! こいは間違いなく今まで食べたグラニータの1等賞だわ!!!






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ヴルカーノで食べた大好きピスタッキオも、十分すぎるほど美味しかった。
しかし、しかしだ。見てくれが、色が、味が、全然違うのだ。なで?!
まんまピスタッキオを食べてるのね〜という幸せビームが口から発射できそうなほど。
濃い!恋!濃ぉ〜〜〜〜い!(笑) たっぷりのっけてくれる極上パンナとダンス踊ってます。

チョコやカッフェ、ヘーゼルナッツなどのフレーバーもあるけど、
こんだけ果実味を感じられるなら、季節のフルーツがマストでオススメ!
シチリアならではのピスタッキオ、アーモンド、イチジクも後悔させません(笑)
とにかくホントに、お腹が許すなら全種類食べたかったほどオイシカッタ〜(//∇//)

Tripadvisor によると、Pane Cunzato SALINAは 12→14€ 席料は10→15%と、
我々が行った時からずいぶんと値上げされててビックリ!
元はといえば島民が余り物をのっけて食べてたPane Cunzato.
今や、すっかり観光客目当ての観光値段になってしまったようだ。
が、ジモティも食べにくるグラニータは2.6→2.7€ と、上げ幅全然穏やか(笑) 安心してくださいv

それはさておき、リパリ島からどの島に行こうか迷ったら、
イル・ポスティーノの舞台と(もち映画は事前に見てくること!)
値上げはともかく一食の価値はあるリコッタマウンテンなCunzatoと、
絶品グラニータが待ってるサリーナ島にまず行ったらイイんじゃないかな。
とにかく何度も言うが、グラニータだけは這ってでも食べてくること!これはもぅ〜絶対デス!!





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# by 21giova | 2017-09-02 23:26 | ├ サリーナ島 | Comments(0)