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ヴェスーヴィオ山 2. 火の山には霧隠才蔵サマが君臨しておりました(^^ゞ

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いざ出発!と、登山口に立ったところで…
アレレ…もしかしてあれに見えるは頂上?既に見えてる?と、ちょっと拍子抜け(笑)

といっても、箱根駅伝「山の5区」のように、
くの字くの字を繰り返し、結構歩かなければならない。

ふぅふぅふぅ… 身体、温まってきましたvv

てっぺんまで小一時間ってとこだろうか。
距離があるが傾斜はゆるい。くっちゃべりながら歩いていたらアッという間でもある。

但しご覧のような砂利道なのでサンダルが滑るし、小石が入りこんでイタイイタイ(TOT)//
防寒着と共に、できればココはスニーカーで歩くとよいと思う。




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名は知らねど、高山植物って、可憐でキレイなモノが多いよね。
小さいな花をめいっぱい咲かしてるところが健気である。

それと対を成す荒々しい岩は、火山がビョンビョン吹っ飛ばした成れの果て。
気泡がいっぱい入っており、見た目よりずっと軽いそうだ。





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てっぺん着いたよ〜〜♪♪ と思ったら…
アヤヤ! 当たり一面真っ白け〜〜〜!!!

先を行く人影が、そろそろと白いモヤの中に消えていき、まんま霧隠才蔵状態でアル(笑)

え〜ん!! これじゃあ〜見えないじゃん!! だが、心配召されるな(๑•̀ㅂ•́)و✧

風神サマのひと吹きで、ブワ〜〜〜っと白いヴェールが晴れると、、、、




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うぉおぉおう〜!!!! 火口が見えましたっ!!!

この期に及んで、あれ〜マグマはないんだね?!と、アホな事言ってるお連れサマは放っといて…
(だいだいグツグツしてたら、こんなイージーに登れないでしょうが!!!!! )

すり鉢だね〜〜アリ地獄だね〜
直径は約600mほどらしいが、それよりずっと大きく感じます。

それと「深いっ!」の。地獄が!!





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対人物比:青Tのお兄ちゃん、左手から登場〜!! 見える??わかる?

確か宍戸開が何かの番組で、クライミングしながら特別に「下まで」降りてたけど、
それっくらい深くえぐれてるのだ。恐るべし噴火の威力!




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Google Map で見るとこんな感じ。
そう…これをついうっかり見てしまったから、登ってしまったのだ(笑)

でも…いやぁ〜〜〜あんなとこ歩いたんだね!! 立ってたんだね〜と、ちょっと感動♪♪
ストリートビューって旅の「前」に見る事が多いけど、帰ってからまた見直してみるのも一興だと思った。

現地でガイドが同行。尾根づたいをを歩くコースもあるそうなので、興味がある方は是非!
アタシも時間あったら歩いてみたかったわ〜 (おいおい!!)

>>詳細はコチラ






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1944年を最後として沈黙を守り続けているヴェスーヴィオ。

今は、コノ人生きてるの?ってくらい穏やかだけど、
深さ数キロほどにマグマ溜まりがあり、ガスや水蒸気が立ち上ってる場所もあるのだとか。
ナポリの街までわずか数十キロ。
地図上で見ると、ビックリするほど山と街は近い。

もし大噴火でもしたら、ナポリは第二のポンペイになりかねない。
実際、地球環境がどんどんおかしくなってるし、いつそうなっても不思議じゃないよね。

「ナポリを見て死ね」とはあまりにも有名な言葉だが、最近はこうも言われてるそうだ。

「ナポリが死ぬ前に見ろ」 と。

全然全く笑えないジョークだが、
当のナポリっ子たちは、コイツが一緒じゃないとナポリじゃない!と、一蹴しそう。
良くも悪くもやっぱナポリの象徴なのだ。ヴェスーヴィオ山って。

それでもマリアさま。どうぞこの山と街と人々を、お守りください。。。









ほんのちょっとだが、珍しく?! 動画撮ってたのでご覧くだされ。

風の音スゴイでしょ? 吹き飛ばされそうだったよ〜。
ただし、霧(雲)もなく晴天なら、最後パンした場所から、カプリ島をも臨むことができるそうだ。
う〜!! 島も写真も…この天気!残念だったな〜(>_<)//

正直、登るンだ…と、お付き合い気分だったけど、楽しくよか体験ができたvv
ちょっとだけ格好に気をつければ、ハイキング気分でラクラク登れるし、
「あの」ヴェスーヴィオ山に登った!って、この国を愛する者としてちょっとウレシイ。
外国人が富士山登る…みたいな…ね(笑)




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チェッチェッ!! 晴れてるや〜ん!!
登山後、クルマで少し降りただけで、空模様がこんなにも違う。
山の天気はやっぱ侮れない。

ナポリ湾を挟み、ヴェスーヴィオ山をバック従えたナポリの街を見下ろした事があるが、今度はまんま反対。
自分がヴェスーヴィオ山にいて、そっからナポリの街を見てるんだな。
左手奥、うっすら見えてる島影は、明日行く予定のイスキア島だ。

ああ〜ここにも「ナポリを見て死ね」な、絶景があったのである。
ナポリよ、永遠なれ!!
by 21giova | 2016-01-15 23:23 | ├ヴェスーヴィオ山 | Comments(0)

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