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アマルフィ この町の誇りは、レモンと紙と陣内センセである
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Amalfi〜アマルフィに初めて来たのは、世界遺産になる少し前のこと。
今の賑わいぶりが信じられないほど閑散としていた冬のある日であった。

それでもプルマンを降り、ひと筋抜けて、目前にDuomo di Amalfi〜ドゥオーモが現れた時、
たまらず唸ったことを、今再びその姿を見て思い出した。

王冠のように輝く黄金のモザイクに、シマシマのポルティコ。
タカラヅカ顔負けの大階段なアプローチ。
そんな素晴らしくダイナミックで美しいドゥオーモが、なんて窮屈そうに鎮座してるんだろう…と(笑)

まるで、岩陰にひっそり隠された宝石箱みたい。
お陰で、数ある伊国のドゥオーモの中でも、特に印象に残るソレとなった。




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独特な様式美は、ロマネスクをはじめ、バロック、イスラム、ロココ、ゴシック、ビザンチンなど、
まぁ〜よくこんだけ「合体」させましわね!な、チャンコ鍋状態!(笑)

中世イタリアにおいて、ヴェネツィアより、ジェノバより、ピサより、
海洋貿易都市として栄華を極めたアマルフィ。
異国の文化や芸術、技術がとめどなく流れ込んでは熟成されていったのだろう。

何ひとつケンカすることなく融合してるのは見事!というしかなく、
どこ見ても、いつまで見てても飽きない。
ディテール好きにはホントたまらない建物だと思う♪♪




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夜からイベントがあるらしく、ドゥオーモ前に大がかりなステージがセッティングされ、出入りが制限。
大階段に立つ事も、天国の回廊にも入れなかったのは至極残念だったけど、
その分(?!) ショッピングでウサを晴らしましょう♪♪

よって、ドゥオーモな写真ばっかになってマス (^^ゞ




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アマルフィコーストの中で一番大きく、人が集まる街だからお店も充実♪
ピンキリまんべんなく物色するにはピッタリなんですvv

手描きの絵皿や名産のリモンチェロといった鉄板土産の他に、実は手漉きな紙も有名。
それは、イタリアに初めて手漉き紙の製法が伝わったのがアマルフィだからだ (と言われている)

農耕に適した平地に恵まれなかった代わりに、豊かな水源を利用して発展したアマルフィの製紙業は、
瞬く間に町の主要産業となり、一時は40近い工場があったらしい。

現在はというと、ご想像通り、工場がわずか1軒残るのみ。
しかし、伝統に裏付けられた品質は折り紙付きで、
今でも、最高級手漉き紙はアマルフィ産〜Carta a mano Amalfitana といわれるほど。

メインストリートを山の方へズンズン上がっていくと〈紙の博物館〜Museo della Carta〉 があるので、興味がある人は行ってみるとよいかと思います。

ちなみに、ユネスコ無形文化遺産にも選ばれている〈美濃和紙〉の産地、美濃市は、
手漉き紙繋がりで、アマルフィと姉妹都市関係を結んでいる。

*“うだつ”な家並みが残るとても感じの良い町だよ〜♪♪ 美濃市観光サイト




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製造過程を知ってると、ホンモノの和紙の高価さに納得するが、アマルフィ紙も決して安くない。
が、ぽってりとやわらかく、インクでも墨でも「黒々」と受け入れてくれそう。
手紙なんてここ数年書いた事ないのに、思わず誰かに一筆したためたくなってくる。

と、物思いにふけってたら、店のマダムが声をかけてきた。

「ねえねえ あなた日本人よね?」
「ええ、そうですが?」
「じゃあ〜ジンナイを知ってるかしら?」

こんな場所で聞かれる「ジンナイ」といえば、イタリアの都市研究者である陣内センセに間違いない!!

「ええ、ええ、もちろん!本も読んだ事ありますよ!」
「ンまぁ〜すばらしい〜!!!! 彼が街の歴史を調べてにきてなんたらかんたらやんたらほんたら・・・・・・・・

以下 タンクローリーが制限速度完全無視で爆走するがごとくエンドレストークがはじまり、
アテクシ、跳ね飛ばされて複雑骨折!

ウッウッウッ……と意識が遠のくなか

うわ〜〜っと、たんまたんまシニョーラ!!!
そんな爆裂専門トークついていけませんっ!!

氏への愛をとうとうと語りたいマダムは、しかし、アタシの伊語が3歳児以下なのがわかると、
スイッチが切れたようにトークを終了(笑) 無言で微笑んで見送ってくれました。チ〜ン!
口惜しいけど、わかりやすいな、その反応 ( ✧Д✧)// チッ




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今でこそ南イタリアの小都市が雑誌の特集を飾るほどになったが、
これらの地域に最初に光を当て、世に知らしめたのは陣内センセじゃないかと思う。

10年以上前、プーリアの白い町に初めて飛んだ時、センセの著書がどんだけ役にたったことか。
それほど当時は彼の地の情報がなぁ〜んもなかったのです。

アマルフィについても10年近く研究を尽くした陣内センセ。その功績を称え、2011年、
アマルフィ名誉市民〜La Cittadinanza Onoraria di Amalfi の称号が贈られた vv

コレって、す、スゴイよね〜〜!!!!!

そら、マダムも話したかっただろうしアタシも拝聴したかった。
スイマセン、またいつか出直してきます。。。


*陣内 秀信 著書一覧





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さてショッピングの続き……(笑)

え”っっ?! ソレ買うんですかい?! 

だってね、アマルフィのレモンはソフトボールサイズ。とにかくデカイ!!
物欲より、重量やカサにビビってしまうアタシには目もくれず 1個2個3個と手に取る友人に目を剥く。
アンタってば………スゲ〜というより…尊敬するね、もぅ。うん。

でもでもいいですか。製品の原産地を厳格に定めた
〈 I.G.P. 〜 Indicazione Geografica Protetta 原産地名称保護制度〉 に、
アマルフィコースト産のレモンが入っているのだ。いうなれば、国が認めたブランドレモンなんである!

わかった、わかった。アンタはエライ! 好きなだけ買いなはれ!!!
でもって、美味しいリモンチェッロを作りなはれ (๑•̀ㅂ•́)و✧

→ 実際すごくおいしいチェッロができたよ♪♪

伊国内で I.G.P.認定レモンはカンパーニャとプーリアの計3つだけ。

*Limone Costa d'Amalfi
*Limone di Sorrento
*Limone femminello del Gargano

だから、例えばローマやミラノ、その他世界各地、日本でリモンチェッロを買う時は、
もぅ〜もぅ〜絶対、アマルフィかソレント産を選んでくださいvv
ってか、それ以外はリモンチェッロと言ってはいけません!ハイ。 (注:自家製除く (笑)

それとこちらは、、、、
レモン栽培の歴史や見学ツアー、レモンを使ってフルコースができるレシピが載っておりますvv

IConsorzio di Tutela Limone Costa d'Amalfi I.G.P.




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せっかくのアマルフィで夕食をとりたい所だが、
今日のお宿は明るいうちに着いておきたいので、ピッツァや総菜を買ってホテルで部屋食にしよう。

必ずしもドルチェ女子じゃないけど、お疲れモードには甘い物!
ドゥオーモわきにある老舗Pasticceria 〈Andrea Pansa〉 で三種の神器も購入♪

さぁて、無事ホテルに着けるかな。



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Città di Amalfi
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by 21giova | 2015-10-16 23:38 | ├ アマルフィ | Comments(0)
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