オートラント 3. 皆が恋に落ちたプーリア風炊き込みご飯♪
2010年 11月 07日
シャワーを浴び、スッキリ着替えてお待ちかねの夕食デス♪
母屋にあるリストランテは、
宿泊客以外にも、既に大勢の人たちが来ており賑わっている。
天上が高く、アーチが連なる重厚な造りで、雰囲気グ〜グ〜vv 我々の腹もグ〜グ〜vv
でも。。。Tクン、ちくと顔色が冴えない。
カメラを向けても目が泳いでる (TOT)/
思えば、毎日走り回っては、1日ごとに宿が変わるハードスケジュール。
車もぶつけるし(笑) そらぁ〜いろいろ疲れも溜まるわな。
4人の中で一番繊細…と思われる彼…よしよし…
カワイチョだけど…だからね、ホラ、食べよう、飲もう♪
したら元気になる?から (強引…(笑)
「日本人が来るのは初めてだよ♪」と、ご機嫌な様子でテーブルにやってきた
オーナー(?) 氏に任せて持ってきてもらった白でカンパ〜イ♪
Corte Valesio Salento bianco I.G.P.
Agricole Vallone
薄くスライスされた青リンゴが乗ってる、見た目もオサレ〜な前菜_イカのマリネ。
ピリッ♪と効いた酸味がまた絶妙で、
ソーヴィニオン・ブラン100%の、スッキリ爽やかな白と相性バツグン♪
コッテリ肉ニクしい前菜も大好きだけど、
こぅいったキリッと酸味系も、スゴク食欲を呼び起こす。
熱い陽射しを浴び続けた1日の後だし、疲れも癒される感じデス。
だぅよTクン?ちょっと食欲出てきた?
コキュコキュと白が進み、あぁ〜もぅ無くなっちゃうよね?という時、
ナイスタイミングで持ってきてくれたのが、こちらのマッセリーアで作ってるという赤。
う〜む。エチケットまでオサレではないか。
プーリア、サレント地方の赤とくれば Primitivo〜プリミティーヴォ。
まったり柔らかく広がる果実味が、この地の穏やかさを現してるよね〜
ってか、地のワインを地のモノと一緒に口にするって、ホントに美味しくシアワセ♪
しかもっ!!
プリモとして出てきた鍋 (!) がまた絶品だったの〜!!(叫)
フタをするように覆ってるのは、こんがりチーズの衣をまとったジャガイモスライス。
ソレをそぉお〜〜っとめくってみると。。。。。
米だコメ〜♪ メシだ〜メシ〜♪
毎日パスタでも全く平気だけど、
日本人だもの。コメが出てきたら、やっぱウレシ〜じゃあ〜ないですか。
特に「干しイモ・白米・藤沢周平」を愛するヨメのMちゃん、狂喜乱舞♪(笑)
昨日の夕食でも出てきた土鍋料理。
マッセリーアのサイトには「Tajedda salentina」と出てるけど、
jが出てくるとか、細かい言い方はわからんから放っといて(笑)
つまりは Tiella di riso というこの地方の郷土料理の1つなんだそうだ。
*陶製のオーブン皿〜Teglia の方言が Tiella となる。
で、こんな風に、米とムール貝、ジャガイモを入れ、オーブンで炊きあげる。
いぅたら、炊き込みご飯?焼きリゾット?
まぁ〜この際、呼び名もどうでもいい(^^ゞ
白米だって土鍋で炊い方が絶対ウマイ。
ムール貝のエキスがジュワワ〜としみ込んだ米と、
ホクホクじゃがいもを潰して口に入れると、、、昇天ギャボ〜〜!!なウマさvv
イタリアの米料理といえば、後にも先にもリゾット!って認識があるが、
まさか南のプーリアに、こんな美味しい米料理があったとは目からウロコ(TOT)/
魚貝のフリットがメインに、デザートはも1つだったが (×)
みんなが、プーリア風炊き込みご飯に〈フォ〜リンラブ♪〉した夕食だった。
食後、テラスで、ヴィエステで買った茶色い (!) モスカートを楽しむ。
通りに出てた市場で買ったモノで、ほのぼの甘い、手作りの味がしたよ♪
旅も残りわずかになってきたから、重たい荷物は減らしていかないとね(笑)
朝食のバイキングもたっぷり豪華で、
なんだがヴィエステの朝食に飛び跳ね喜んでいたのがウソみたい(^^ゞ
慣れってコワイ…(笑)
いやでも、あっこのブルスケッタは大金星!!だったけど。
今旅行中、一番リッチなお宿ではあったが、
それでも大都市のソレに比べるとウソみたく安く、
お部屋も食事もロケーションも大満足!の、たいへんステキなマッセリーアでござんしたvv