アマトリーチェ6. Benni 女史の料理教室 前編
2009年 10月 01日
あたしたちが「コックじゃなくて残念」だったかどうかわかんないけど(笑)
そこはアネゴなBenni 女史
「さ、今から作るわよ。あなたたちも一緒にする?」
え?いいの?もちろん よろこんで〜!!
広々としたキッチンは見るからに使い勝手が良さそうで、
ここなら美味しい料理ができるはず!!という「匂い」がふんぷんとしている。
「ホラ、エプロンしてっ」
と、チャッ!と2枚でてくる、その用意の良さに驚き笑いつつ、
暖炉前で話してたイタリア人夫婦も、なんだなんだ?と駆けつけ、
「Benni の料理教室」が賑やかにはじまりました!拍手♪
「この〈グアンチャーレ〉が入らないと〈アマトリチャーナ〉とは言えないのよ!」
「タマネギもニンニクも入れないの」
「でもって、これっくらい細かく刻んでね」(写真参照(笑)
「ハイあなた、じゃあ〜コレ全部切って」
有無を言わせない指示がどんとこ飛び、包丁を渡される。
脂で滑るから…とゴム手袋をはめて、あたくし〈グアンチャーレ〉を刻みます。
その間、Benni は、かたわらにあるブツ切りの肉を
オリーブオイルを引いた鍋に放り込み、炒めはじめる。
「ねえねえ〜ソレなんの肉?」
「ウサギよ。食べれる?」
「うんうん、大好き〜!!」
ウサギなんて久しく食べてないから小躍りするあたしたち(幸)
次いで彼女は、窓からヨイショ!と、身を乗り出し、
庭に生えてるローズマリーの葉っぱをむしりとり、
ニンニクひとかけ、アンチョビと一緒にぐぉ〜りぐぉ〜りと潰しはじめる。
その潰す容器?…が、ほら、エスニック料理でスパイス潰す石臼みたいのがあるじゃない?
ソレの木製版…ってなヤツで、ミルでガガガ〜!ってしないとこに、ちょっとカンド〜するあたし(^^ゞ
で、調味料が潰れると、プリプリのウサギのレバーを入れ、
再度、軽く潰してソースの出来上がり♪
ギャボ〜!これは一体どんな料理になるのん??
あ!Benni グアンチャーレ切れたよ♪
次はどないすんの??
づづく >>