オクレ3. 狂乱の「羊の会」中編
2009年 05月 11日
2500m超の山々が連なり、3つの大きな国立公園を持つアブルッツオの主要産業というと、
夏は避暑に海。冬はスキーという自然を活かしたアクティビティと農業である。
ワインの Montepulciano D'Abruzzo は言わずもがな。
もうひとつ、地元の人びとが誇りにしてるのが「羊」なんだそうだ。
豊かな自然環境の中で放牧しながら育てる羊は、
絶品の肉となりチーズとなり、昔から人々の糧となってきた。
で、その「アブルッツォの羊」を守り、伝え、広めていこう♪というのが、
今回の「羊の会」の趣旨らしい。
うぅむ。後継者不足なのかな?若者離れは、何処の地も一緒のようだ。
「まま、ココに座ってて。1時間くらいで終わるし、それから食事だから」
そう言われ、一番後列に座り、その会とやらを拝聴する。
といっても、全然わからなかったけど(笑)
始まったのが9時前くらい。10時にはメシにありつけるだろう…と思ってたのだが、
そこはイタリア。シャキン!と予定通りに終わるはずがない。絶対に!
A氏の話だかスピーチだかが、やっと終わり…と思ったら、
poi 〜それからぁ)だの、anche 〜でもってぇ)だの così〜であるからしてぇ) だの
「接続詞」がドンドコ出てきて、一向に話が終わらない!!!
それを受けて周囲がオレもオレも!ってしゃべり出すからたまらない(TOT)//
嗚呼〜こぅなることはわかっていたのに……
もちろん議論?!が白熱するのはイイことだ。
この暑苦しいまでの自己主張を、控えめな日本人もちょいと見習えばイイとさえ思う。
が、あたしゃ〜「ハラが減った!!」ンでありマス!!(血糖値残高ゼロ)
白熱してるのは、前列の年配者が多く、
あたしたちと同じ後列に陣取った発言権の薄い若いメンツも、
きっと同じ心境だったに違いない。
けだるく座ったその背中がこう言ってマス。わかります。
「早く終われ〜終われ〜ハラ減った〜減った〜〜」
ウンウン!全くそのとぉお〜〜りっ!!!
腹減りまくりのアタシたちをそれでも気遣ってくれたのだろう。
ジャンルーカ君がコソコソ寄ってきて、1枚の紙を見せてきた。
「ねえねえ、どれがイイか意見聞かせてよ」
おおぅう!ちゃんと「ロゴ案」まで用意されてるんだ?ヤル気やなぁ〜vv
なんで英語なんかは置いといてぇ〜
漢字だとこぅかな〜と書くと、とっても喜んでました♪
まさか漢字にはなってないだろうが(笑)
どのロゴになったのか是非とも知りたいところである。
結局、食事が始まったのが11時過ぎ…(TOT)//
が、ディナーのためのメニュー表が配られた時、アテクシ、胸が躍りましたvv
ウワォウ♪ちゃんとしたフルコース(こんな時間から?!(笑)
そしてっ!スローフードのカタツムリマーク♪
そっかあ〜羊を守るってことは、羊を食べる伝統も残していくって事なんだな。
それからはじまった羊づくしのディナーの話はまた次回……
すてきなブログですね!アブルッツォいってみたいです。
linkもどうもありがとうございました。
コメントありがとうございます。
そうです!チコリじゃなくてアンディーヴでした(赤っ恥!)
こんなおっちょこちょいな私ですが(無知とも言う…)
これからもよろしくお願いします。
さっそくのコメントありがとうございます!
ご主人の実家はプーリアなんですね?!
アブルッツォ記が終わったら、去年行ったプーリア記をしようかと…
って、そんな事を今言ってる場合ではないのですが(^^ゞ
確かに山岳地帯は涼しいですし、避暑には格好の地なんでしょうね。
海もキレイですし、もっと日本でも認知されてもイイと思います(地震以外で…苦笑)
そして…こちらこそ、これからもよろしくお願いします♪
右上に出てる黄色い「+」マークがソレです♪